取材レポート

赤福の限定餅「朔日餅」とは?購入・予約方法や月ごとのお餅を紹介します。

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三重県の定番土産「赤福」で、毎月1日しか販売されていない「朔日餅」の購入・予約方法、朔日餅の種類、人気の朔日餅などを紹介します。

記事制作 / 観光三重 編集部

朔日餅

▼ 目次

「朔日餅(ついたちもち)」とは?

毎月1日のみに販売される限定の餅菓子

八朔餅

伊勢では、毎月1日に伊勢神宮へお参りする朔日参り(ついたちまいり)という風習があります。

これは、月の初めに早起きをして、ひと月無事に過ごせたことを感謝し、新しい月の無事をお祈りするもの。

その朔日参りをする人を季節にちなんだ餅菓子でもてなすために、1978(昭和53)年に赤福で発売されたのが「朔日餅(ついたちもち)」で、元日を除く毎月1日のみに月替わりの餅菓子が販売されるため、早朝から大変にぎわいます。

ちなみに、元日に販売がないのは、年の初めは赤福餅を味わってもらいたいという想いからだそうです。

「朔日餅」を買える場所や予約方法について

お店で味わいたい場合は赤福本店へ!

赤福本店

せっかくなのでお店で味わいたい!という方は、伊勢神宮 内宮の宇治橋から歩いて5分、おはらい町の中ほどにある「おかげ横丁」の入口の目の前にある赤福本店へ販売当日にいきましょう。4時45分に開店次第、来店順に案内していただけます。

なお、朔日餅を購入するには整理券いるんじゃないの?と思うかもしれませんが、お店で食べるだけなら整理券は不要です!

※売り切れ次第終了です。

※お土産として持ち帰る場合は、以下に記載の整理券が必要です。

持ち帰りの場合は整理券が必要!

販売当日に赤福本店で持ち帰りを購入したいという方は、赤福本店前にて前日17時から配布される「整理券(時間指定券)」を手に入れましょう!

この整理券は、あくまで購入が可能な時間を知らせるもので、購入引き換え券ではありません。ですので、整理券を持っていても、商品がなくなれば販売終了となるため、注意が必要です。

整理券

ちなみに、当日は4時45分からの開店となりますが、整理券にかかれた指定時間に赤福本店に行けば大丈夫です!

当日に赤福本店へ買いにいけない場合は予約も可能!

知ってましたか?当日早朝に赤福本店へ行けない人は、なんと朔日餅予約専用電話で予約ができるんです。

気になる予約の方法ですが、販売月の前月10日より予約が可能で、受け取り時間は9時から15時までの間で予約時に指定できちゃいます。

予約ができたら、後日引換券(案内状)が郵送されますので、引換券と代金を持って、当日指定した時間にいきましょう。

なお、購入できる場所は赤福本店ではなく、以下の朔日餅予約購入場所になりますので注意!

【朔日餅予約専用電話】0596-22-2200(8時~17時)

【朔日餅予約購入場所】伊勢市中村町225-55

※生産数には限りがあり、予定数に達すると予約終了となります。

※予約購入場所は引換券にも地図が記載されています。

デパートなどでも予約・購入できる!

実は、近鉄百貨店四日市店、名古屋や大阪・兵庫のデパートにある赤福直営店などでも予約することができるんです!

販売月の前月1日より店頭にて予約受付がスタート。予約時に引換券が発行されますので、販売当日は、引換券、代金と引き換えに朔日餅を購入することができます。

受け取りの時間は11時からで、受け取り終了時間は店舗ごとに異なります。ちなみに、2月の「立春大吉餅」のみ、前々月の12月1日から受付となっています。

一部店舗ではWeb予約が可能で、予約をするために一度お店にいく手間が省けるので、ぜひ利用してみてください。


取り扱い店舗

・近鉄百貨店四日市店【三重県・四日市市】

・EXPASA御在所上り線赤福茶屋【三重県・四日市市】

・ジェイアール名古屋タカシマヤ店【愛知県・名古屋市】 【Web予約あり】

・松坂屋名古屋店【愛知県・名古屋市】 【Web予約あり】

・名古屋三越栄店【愛知県・名古屋市】

・名鉄百貨店本店【愛知県・名古屋市】

・近鉄あべのハルカス店【大阪府・大阪市】

・高島屋大阪店【大阪府・大阪市】

・阪急うめだ本店【大阪府・大阪市】 【Web予約あり】

・阪神梅田本店【大阪府・大阪市】【Web予約あり】

・神戸阪急店【兵庫県・神戸市】 【Web予約あり】


次はお待ちかね、1年に1回しか食べられない各月の朔日餅を一挙に紹介していきます。

「朔日餅」を一挙にご紹介!

2月「立春大吉餅」

一年の邪気を打ちはらう豆大福

「立春」(2月4日)は、二十四節気の“元日”。

前日の“大晦日”には、豆をまいて一年の邪気を打ちはらい、また新しい年を健康に過ごせるよう黒豆をたべるのが風習で、これが「節分」です。

立春大吉餅

2月の朔日餅は、「立春大吉餅」で、黒大豆と大豆を使った二種類の豆大福です。

一つは、大粒の黒大豆とつぶ餡を餅生地で包み、もう一つは、こし餡と大豆を包んだ餅生地にきな粉をまぶしたもの。お餅と豆の食感をお楽しみください!

3月「よもぎ餅」

よもぎの色と香りを楽しむ上巳の節句

古来、よもぎは「魔除草」と呼ばれ、久しく食されてきました。

3月3日に蓬(よもぎ)餅をお雛様にお供えしたのは、香り高く繁殖力の強いよもぎを餅にして子孫繁栄・無病息災を祈るため。

よもぎ餅

3月の朔日餅は「よもぎ餅」で、よもぎの持つ色と香りをそのまま練り込んだ餅生地で、つぶ餡を包んであります。

女児のすこやかな成長を祈る上巳(じょうし)の節句(桃の節句)にちなんだ餅菓子です!

4月「さくら餅」

春の気ただよう ほのかな桜色

4月、百花の女王、桜の季節です。桜にちなんだお菓子の中でも素朴で親しまれているのは、なんと言ってもさくら餅!

さくら餅

4月の朔日餅は「さくら餅」で、ほのかな桜色に染めたもち米で、こし餡を包んであります。

選び抜かれた桜の葉で包んであるので、桜葉とともにいただきましょう!

5月「かしわ餅」

子々孫々の繁栄を祈るかしわ餅

新緑の5月。子供の成長を祝う端午の節句にかかせないのは「かしわ餅」。

柏の葉は新葉が育つまで枯れ落ちず、代ゆずりをします。また、葉の形が、神参りのときに打つ柏手に似ていることから、子々孫々の繁栄を祈るという縁起があります。

かしわ餅

5月の朔日餅は「かしわ餅」で、こし餡の入った餅を柏葉で包んであります。

ふわっと香る柏の葉の香りとともにいただきましょう!

6月「麦手餅」

麦秋の豊作感謝の麦手餅

6月は麦刈りの季節なので、「麦秋」とも呼ばれています。

農家にとっては風水害のシーズン前に収穫できる麦はありがたい穀物で、田植え、麦刈りと繁忙期を終えた人々が、豊作感謝のお祝いにつくったのが「麦手餅」です。

麦手餅

6月の朔日餅は「麦手餅」で、季節菓子としてながい歴史をもちます。

もち麦粉が入った餅生地で黒糖味の餡を包み、上から香ばしい麦粉をまぶした素朴なお餅で、麦の香ばしさが楽しめますよ!

7月「竹流し」

青竹に入った自然の涼味

夏至も過ぎ、猛暑の7月。よく冷えた水ようかんの口あたりはまた格別!

昔は、夏祭や縁日でよくみかけたもので、青竹を口にしたなつかしい思い出のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

竹流し

7月の朔日餅「竹流し」で、赤福の餡で特製した水ようかんを青竹に流し込み、笹の葉でふたをしてあります。

よく冷やして食べて自然の涼味を楽しみましょう!

8月「八朔粟餅」

豊穣の祈り 八朔参宮の風習を味わう

「八朔」(はっさく)とは、旧暦八月朔日(ついたち)のこと。そして古来、新穀を贈答して祝う習わしです。

稲(田の実)を祝い、頼みごとをしたので、「たのもの節句」とも呼ばれ、今日のお中元のはじまりとも言われています。

古く伊勢では五穀のうち、米や粟のお初穂を神前にお供えし豊穣を祈りました。

また、「朔日参り」の中でも8月1日は特に「八朔参宮」と呼び、参拝者も多く、あわ餅を食べる習わしで、このような風習を受け継ぎ、毎年八朔のあわ餅はつくられています。

八朔粟餅

8月の朔日餅「八朔粟餅」で、粒を残して作ったあわ餅に、昔ながらの黒糖味の餡をのせたもの。

粟の粒感と黒糖の風味を楽しみましょう!

9月「萩の餅」

収穫のよろこびを祝う 馴染みの深いおはぎ

みのりの秋。収穫のよろこびを、古人はおはぎをつくって祝いました。

秋の七草の一つである萩は草かんむりに秋と書き、古来、親しまれる草花です。

小豆のつぶつぶとしたつぶ餡の色や形を、咲きほこる萩の花に見たてたのがおはぎの由来です。

萩の餅

9月の朔日餅は「萩の餅」で、季節菓子としてなじみ深いおはぎです。

ほんのり塩味をきかせた「萩の餅」は、あたたかいお茶がよく合いますよ。

10月「栗餅」

重陽の節句

今の10月、旧暦の9月9日は、五節句の中でも最も大切な「重陽の節句」。

この日、人々は菊花を浮かべた酒をくみ、栗飯や栗菓子を食べ節句を祝い、不老長寿を祈りました。

栗餅

このような風習にならい、10月の朔日餅は「栗餅」。

もち米の食感を程よく残した生地で、風味豊かな栗餡(あん)を包み、栗の甘露煮を載せたもの。

選び抜かれた栗の味と薫りで、秋を味わいましょう!

11月「ゑびす餅」(えびす餅)

商売繁盛を願う打ち出の小槌

11月は、商売繁盛を祝うまつり「ゑびす講」のある月で、商人(あきんど)にとって大切な“ゑびす月”です。

えびす餅

そこで11月の朔日餅は、商いの神ゑびす様にちなみ「ゑびす餅」です。

打ち出の小槌に見立てた餅は、餡も生地も黒糖の味わいで、黄金色の小判に見立てた餅は、さっぱりとした柚子風味です。

12月「雪餅」

大雪の雪化粧

12月は、暦の上では「大雪」で、暖かな伊勢路にも冬将軍が到来し、寒さ厳しくなる季節です。

雪餅

12月の朔日餅は、この季節にちなみ、「雪餅」。

もろこし粉入りの餅生地でこし餡を包み、もち粉をまぶしたもので、うっすらと雪化粧した大地に見立てたお餅です。

朔日餅の人気ランキングは?

人によって味の好みもありますし、どの朔日餅も毎月売り切れますので、すべて人気と言えるかと思います。一般的に評判が高いと言われているのは、8月の「八朔粟餅」、10月の「栗餅」です。

朔日餅は、どれもその月ならではのストーリーがありますので、季節の移り変わりも楽しみながら味わってみるのがおすすめです。

いかがでしたでしょうか?

毎月朔日(ついたち)だけ、しかも月ごとに変わるため1年に1回しか購入できない「朔日餅」の紹介、購入・予約方法、人気の朔日餅などを紹介させていただきました。

ぜひ、全部食べてみて、お気に入りの朔日餅をみつけてくださいね!

カテゴリー
食&グルメ
季節
オールシーズン

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