梅雨の季節は紫陽花を求めて!!2026年は三重県北中部の紫陽花スポット(4選)を紹介します!【三重県いなべ市・津市・松阪市・伊勢市の紫陽花スポット】
掲載日:2026.05.27
梅雨の季節ならではの花として日本中で愛される紫陽花。雨に濡れ、時間とともに表情を変えるその姿は梅雨シーズンにもぴったりで、訪れる人々に幻想的なひとときを提供します。昨年2025年は亀山市、鈴鹿市、東員町のスポット【5選】を紹介いたしましたが、昨年に続いて2026年は、いなべ市・津市・松阪市・伊勢市の紫陽花スポット【4選】を紹介いたします。
記事制作 / みえ旅アンバサダー Takuya Kiriyama
▼ 目次
- 紫陽花について
- スポット①:いなべ市北勢町「万葉の里公園」の紫陽花
- スポット②:津市丸之内「津城跡」の紫陽花
- スポット③:松阪市外五曲町「鈴の森公園」の紫陽花
- スポット④:伊勢市二見町「太江寺」の紫陽花
見頃の時期は各スポットで異なり多少前後します。
※みんながまた訪れたいと思えるよう、マナーを守って楽しい観光をお楽しみください。
※記事内の写真は2025年以前のものです。
紫陽花について
梅雨の訪れとともに咲く紫陽花は、しっとりとした空気の中で赤~ピンク~紫~青色などの様々なグラデーションを見せてくれる美しい花です。その変わりゆく彩りや、雨粒をまとった花びらは、よく似合っていて、その美しさは観る人の感動を呼び起こします。
その紫陽花、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、普段、目にする紫陽花の「花」は上のような写真ですが、正確に言うと「花」ではなくて「がく(装飾花)」になります。
がくの中に「真花」というものがあって、それが紫陽花の「花(真花)」になります。
※このレポートでは、目にする装飾花を含めて紫陽花の花と表記します。
また、紫陽花の花の形は大きく分けて、「ボタン種」と「レースキャップ種」の2つの品種に分けられます。
ボタン種(上の写真)は、全体的に花びらでいっぱいに咲いた、丸くふっくらとした花房が特徴で、一つの塊がまるで大きなボタンのような形をしており、どの方向から見ても花で覆われているように見えます。
レースキャップ種(上の写真)は、花の中心が控えめな小花や蕾のようになっており、その周囲に大きな花びらが広がるタイプです。中央部分が少しシンプルで、そこから外側に向かって大きな花びらが取り巻くように咲いています。まるで細かなレース模様のような印象ですね。
このような特徴も含めて紫陽花を観賞するとより楽しめると思います。
それでは、次に各スポットを紹介します。
スポット①:いなべ市北勢町「万葉の里公園」の紫陽花
1つめのスポットはいなべ市北勢町「万葉の里公園」の紫陽花です。
名前のとおり、万葉集に登場する万葉植物が数多く植えられている公園で、散策しながら四季折々の植物を楽しむことができます。
そのうちの一つが「紫陽花」、初夏の訪れとともに色とりどりの紫陽花が園内を彩り、人気のスポットとなっています。
公園入口付近には、案内図があります。
(少し古いため、現在はローラースライダーはありませんが)案内図を見ると、紫陽花が多く植えられていることが分かります。
「万葉の里公園」は北勢市民会館と併設した位置にありますが、まず、目を惹かれるのが公園入口付近(駐車場周辺)です。
上の写真は駐車場前に入る手前、通路沿いに紫陽花が広がっています。
この紫陽花の垣根の向こう側(裏側)が駐車場ですが、駐車場に入った後も・・・
駐車場の南側に紫陽花が広がっていて、
色とりどりで鮮やか、思わず見入ってしまいます。
また、先ほどの駐車場西側の芝生広場にも紫陽花がひろがっていて・・・
開放的な緑の雰囲気の中で、ご家族やお子様連れの方々も安心して楽しむことができます!
「紫陽花の八重咲く如く弥つ代にをいませわが背子見つつ偲ばむ」
こちらに紫陽花を詠んだ万葉和歌の立て札がありますね。
紫陽花が八重に咲き重なるように、あなたも末永くお元気でいてください。私はその姿を見ながら、いつもあなたを思い慕っています。という意味だそうです。
なお、芝生広場の北側にトイレがあり、その近くに「万葉の里公園」の看板があって、少し森のような雰囲気のある園内に紫陽花が広がっています。
紫陽花が咲いてる時は、紫陽花が目立ちますが、こちらの方にも万葉植物が植えられていて和歌の立て札がありますね!
園内を歩くと、紫陽花トンネルのような小径があったり、
休憩できるベンチがあってしばらくの間座っていると、森の中で時間が止まっているような雰囲気に包まれます。
公園入口(駐車場)と芝生広場、そして万葉の和歌に包まれた森の3つの雰囲気が楽しめる紫陽花スポットです。
ご興味がありましたら、足を運んでみてはいかがでしょうか?
万葉の里公園へのアクセス
ところ:三重県いなべ市北勢町阿下喜3083-1
公共交通機関でのアクセス:
三岐鉄道北勢線「阿下喜駅」から約1.4km、徒歩で約20分
車でのアクセス:
・東海環状自動車道「いなべIC」から約1.7km、車で約2分
・東名阪自動車道「桑名IC」から約16km、車で約30分
駐車場:隣接駐車場あり
※路上駐車等は迷惑になりますので、マナーを守って楽しい観光をお楽しみください。
問い合わせ先:いなべ市教育委員会 生涯学習課
スポット②:津市丸之内「津城跡」の紫陽花
2つめのスポットは津市丸之内「津城跡」の紫陽花です。
津城跡は、織田信包が築き藤堂高虎が整えた城跡で、現在は石垣と堀が美しい公園として親しまれ、5月下旬~6月中旬になると紫陽花が色鮮やかに彩られます。
津城跡西側(市役所側)には、「アジサイロード」と呼ばれる紫陽花の垣根が続く散策路があります。
青や紫の紫陽花が落ち着いた雰囲気の散策路を色鮮やかに彩り、訪れる人の目を楽しませてくれます。
城跡の石垣と紫陽花が重なる風景や・・・
城跡内に進むと、紫陽花とお堀が重なる風景も見ることができてとても風情があります。
城跡ならでは、といった風景ですね!
津城の本丸跡にあたる城跡中央部は開けた広場になっていて、立派な藤堂高虎公の騎馬像が立っています。
本丸跡の周りにも紫陽花など多く植えられていて、
ベンチに座って休憩しながら紫陽花を眺めることができたり、
本丸跡の南西に位置する天守台では、石垣と紫陽花の見事なコラボレーションを見ることができます。
また、本丸と東之丸を隔てていた内堀の名残でしょうか、本丸跡の東側にある細い水路の両側も紫陽花が植えられていて、水のある紫陽花の風景も魅力です。
この水路では、紫陽花と同じ時期に一面に水草でぎっしりと埋め尽くされた年が以前にありました。この風景を初めて観た時は感動した記憶があります。
昨年は観ることはできませんでしたが、この景色に再び出会えることを密かに期待しています。
津城跡の本丸東側の石垣上には、かつて北側の石垣上にあった三重櫓をイメージして戦後に建築された鉄筋コンクリート造りの「模擬櫓」があります。
この下の入口(虎口)にも紫陽花が咲いていて、こちらは模擬櫓と石垣と紫陽花が一緒に楽しめる場所となっています。
続日本百名城にも指定されている津城跡。
お城好きな方はもちろん、城跡ならではの風景と紫陽花が一緒に楽しめますので、ご興味がありましたら足を運んでみてはいかがでしょうか?
津城跡へのアクセス
ところ:津市丸之内5-1
公共交通機関でのアクセス:
JR・近鉄「津駅」から三重交通バス「三重会館前」下車 徒歩で約8分
車でのアクセス:
・伊勢自動車道「津IC」から約4km、車で約10分
駐車場:近隣に津市営お城東駐車場あり
※路上駐車等は迷惑になりますので、マナーを守って楽しい観光をお楽しみください。
問い合わせ先:津市役所生涯学習課・観光振興課
スポット③:松阪市外五曲町「鈴の森公園」の紫陽花
3つめのスポットは松阪市外五曲町「鈴の森公園」の紫陽花です。
(所在地は外五曲町になっていますが、公園敷地は地図上では外五曲町、西之庄町、川井町にまたがっています)
「鈴の森公園」は、かつて錦糸工場の跡地を活用してつくられた公園で、木々の緑が広がり、また、噴水や遊具、工場遺産の赤レンガ建物の景観も美しく、市民憩いの場となっています。
公園の中央には大きな芝生とケヤキの木があり、上の写真でいうとケヤキの木の奥(阪内川にほど近い公園の南東側)のエリアに紫陽花が植えられていて、
散策路に沿ってずらりと並んで咲いている様子は目を惹きます。
また、紫陽花を挟んで散策路の反対側には水路があって、さらに水路を挟むように紫陽花が咲いているところもあります。
散策路側からは紫陽花を間近でじっくりと眺めることができる一方、
水路側からは、水路を挟んで両側の紫陽花が折り重なるように見ることができ、違った角度から楽しむことができるのは面白いですね。
また、ここまでの掲載写真で気づかれている方もいらっしゃるかもしれませんが、鈴の森公園の紫陽花は、青・紫・ピンクの色とりどりの紫陽花が連なっているのに混ざって・・・
花の形が違う紫陽花が混ざっています。
記事の最初の「紫陽花とは」の項で説明させていただきました「ボタン種」と
「レースキャップ種」ですね!
紫陽花がずらりと群生している中で、色だけでなく花の形が違う紫陽花が一度に楽しめるのは、こちらの見どころの一つといえますね!
鈴の森公園の紫陽花、ご興味がありましたら足を運んでみてはいかがでしょうか?
鈴の森公園へのアクセス
ところ:松阪市外五曲町1-1
公共交通機関でのアクセス:
JR・近鉄「松阪駅」から、
・三重交通バス(松阪中央病院行き)「文化会館」下車、徒歩で約6分
・三重交通バス(阿坂小野線)「文化会館南口」下車、徒歩で約4分
・鈴の音バス(市街地循環線)「クラギ文化ホール」下車、徒歩で約3分
車でのアクセス:
・伊勢自動車道「松阪IC」から約5km、車で約8分
駐車場:隣接駐車場あり
※路上駐車等は迷惑になりますので、マナーを守って楽しい観光をお楽しみください。
問い合わせ先:松阪市役所土木課公園係
スポット④:伊勢市二見町「太江寺」の紫陽花
4つめのスポットは伊勢市二見町「太江寺」の紫陽花です。
太江寺は、行基が開いたと伝わる真言宗醍醐派の歴史ある寺院で号は潮音山、藤や紫陽花が咲く”花の寺”としても知られています。
太江寺は音無山の東側に位置し、麓から坂道(石段)を上がった場所にありますが、山門(仁王門)に至るまでの坂の脇にも紫陽花が咲いています。
ちなみに、坂を上る前には杖が置かれています。
杖を使って上ると負担が軽くなっていいですね!
お気遣いが嬉しく、ありがたいですね!
山門(仁王門)に近いところにも紫陽花が咲いています。
美しく立派な門ですので、この頃は新緑とも相まって美しさが引き立ちますね。
山門(仁王門)をくぐった先には静かな空間が広がり、随所で紫陽花が見られます。
筆者のおすすめの紫陽花の場所は2つあります。
境内案内図でいうと、まず一つ目は、山門(仁王門)の右側の藤棚や池のあるエリアから本堂へ向かう参道沿いです。
こちらでは、本堂への落ち着いた雰囲気の中、白いボタン種の紫陽花と、
白いレースキャップ種の紫陽花が咲いています。
木陰の多いこの場所は静かな寺の空間とともに白い紫陽花が映えます。
紫陽花といえば、青・紫・ピンクの紫陽花を思いがちですが、白い紫陽花って素敵ですよね。
上の写真は本堂ですが・・・
本堂からペット霊園の方に回って山門(仁王門)の方へと戻る道沿いに咲く紫陽花、これが二つ目です。
こちらは、青や紫・ピンクの紫陽花が続き、密度の濃い紫陽花が楽しめます。
境内を回ると紫陽花巡りもできる、“花の寺”らしい静かな彩りが深まるといった感じです。
5月~6月は紫陽花が見頃となる太江寺ですが、4月中旬頃には藤が見頃を迎え、藤の名所としても人々が多く訪れます。
❝花のお寺❞とも呼ばれる太江寺、ご興味がありましたら足を運んでみてはいかがでしょうか?
また、太江寺では来る7月7日(火)には下記の行事が予定されています。
ご興味がありましたら、こちらの方もいかがでしょうか?
『七夕特別祈願』
・伊勢前峯千日瀧行大満行記念の太江寺と二見興玉神社の巡拝(16時30分~)
・伊勢前峯千日瀧行大満行記念法会(18時~)
・本尊千手観音特別開帳及び七夕特別祈願法会(19時~)
1日~7日は、山門のライトアップをします。
詳細は太江寺ホームページを参照してください。
太江寺へのアクセス
ところ:三重県伊勢市二見町江1659
公共交通機関でのアクセス:
JR・近鉄「伊勢市駅」、近鉄「宇治山田駅」から三重交通バス(二見・鳥羽方面行き)「夫婦岩東口バス停」下車、徒歩で7分
※タクシーで約30分
車でのアクセス:
伊勢二見鳥羽ライン「二見IC」から約3km、車で約5分
※山門へ向かう坂道の手前にある数台の駐車スペースあり
※路上駐車等は迷惑になりますので、マナーを守って楽しい観光をお楽しみください。
お問い合わせ先:太江寺
いかがでしたでしょうか?
梅雨の時期を彩る紫陽花巡りとして、昨年2025年のレポート記事『三重県北部の亀山市&鈴鹿市&東員町のスポット【5選】』に続き、今年2026年は『三重県いなべ市&津市&松阪市&伊勢市のスポット【4選】』を紹介しました。
今回も紫陽花に焦点を当てての記事でしたが、いずれのスポットも他の花や景色や施設などがあって、紫陽花以外にも魅力があるスポットでもあります。こちらの方面にお出かけしようとされる方がいらっしゃいましたら、参考にしていただけると嬉しく思います。
なお、よろしければ、昨年2025年紹介しましたレポート記事『“2025年梅雨の紫陽花を求めて!”【三重県亀山市・鈴鹿市・東員町 彩る紫陽花スポット巡り(5選)】』の各スポットも、もちろん今年2026年も観ることができますので、ご覧いただけましたら幸いです。
レポート記事『“2025年梅雨の紫陽花を求めて!”【三重県亀山市・鈴鹿市・東員町 彩る紫陽花スポット巡り(5選)】』
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※みんながまた訪れたいと思えるよう、マナーを守って楽しい観光をお楽しみください。