【絢爛豪華な平安絵巻を再現!2026年6月6日(土)に『第43回斎王まつり』が三重県明和町で開催されます!!】

掲載日:2026.05.22

斎王まつりは、三重県明和町で毎年開催されるおまつりで、平安時代の王朝絵巻を再現する厳かで雅な行事です。斎王役をはじめ美しい平安装束を身に付けた参加者たちが行列を作り厳かに練り歩く「斎王群行」はおまつりの見どころとなっています。また、ライブイベントやマーケットも開催され、毎年たくさんの方が楽しまれています。そんな斎王まつりの見どころや魅力、アクセス情報など徹底解説いたします。

記事制作 / みえ旅アンバサダー Takuya Kiriyama
写真提供協力 / 斎王まつり実行委員会

▼目次

※みんながまた訪れたいと思えるよう、マナーを守って楽しい観光をお楽しみください。

※記事内の斎王まつり催行中の写真は2025年以前のものです。斎王まつり資料および2026年3月の斎王まつり配役選考会の写真については、運営主催の斎王まつり実行委員会様より提供のご協力をいただきました。

▼斎王まつりとは?

斎王まつりは、三重県明和町で毎年開催される、平安時代の風景を総勢100人超の参加者が再現する絢爛豪華なおまつりです。

見どころは、斎王が京の都から伊勢へと群行された様子を再現した「出発式(禊の儀・発遣の儀)、斎王群行、社頭の儀」で、平安時代の王朝絵巻を彷彿とさせる様子は目を見張るものがあります。

また、多くの出店やキッチンカー、盛りだくさんのライブイベントなどで賑わい、子供から大人まで楽しむことができる盛大なおまつりです。

なお、斎王まつりは「斎王まつり実行委員会」が運営・企画を行っていて、皆がボランティアで活動をしています。斎王役をはじめ斎王群行の参加者についても一般公募で選出されるという、いわば「みんなで作り上げる参加型のおまつり」ということも大きな特徴です。

▼斎王まつりの歴史

三重県明和町斎宮は、かつて伊勢神宮に奉仕した斎王が住んでいた場所で、宮殿や神を奉る場所や、斎宮を管理する役人の建物などが存在しており、1970年から斎宮跡遺跡発掘調査が行われていました。

このように斎王と関わりが深い斎宮の地において、遺跡発掘調査が始まっていた1983年に「斎王をお祀り」しようと地元婦人会が中心になって始まったのが「斎王まつり」です

斎王とは、天皇に代わって伊勢神宮に仕えるために選ばれた未婚の皇女のことです。

天皇が代わるごとに京の都から伊勢(斎宮)に派遣されていました。

 斎宮、斎王については、観光三重のこちらのページでも紹介しています!!

 『斎宮・斎王とは?博物館・体験施設・史跡を巡ってご紹介!』

『国指定史跡斎宮跡』

斎王が京の都から伊勢へ派遣された様子を再現した「斎王群行」が行われるようになったのは3回(1985年)からで、現在のように平安装束を身に纏った群行になったのは7回(1989年)からとのことです。

当初は、斎王役や女官役は明和町内から選出されていましたが、第13回(1995年)からは町内外からの一般公募となり、第18回(2000年)からは書類選考を通過した応募者の中から斎王役が決定する選考会が行われるようになりました。

2020~2021年は世界的に流行したコロナウイルスによる感染の影響により、2020年は檜扇継承のみの開催、2021年は完全中止となりましたが、2022年からは再開され、今年の2026年で第43回目を迎えます。

先日の3月に第43回斎王まつりの配役選考会がいつきのみや歴史体験館で行われ、斎王役(第41代斎王役)をはじめ、群行出演者が決定しました。

前斎王役から引き継ぎも行われ、今年はどのような斎王まつりになるか楽しみですね。

▼斎王まつりの見どころ

斎王まつりは、斎王が京の都から伊勢(斎宮)へと群行された様子を再現した「出発式(禊の儀・発遣の儀)、斎王群行、社頭の儀」が大きな見どころです。

日本遺産・国指定史跡となっている斎宮跡という地が舞台で、平安時代の絢爛豪華な衣装を身に纏って王朝絵巻を繰り広げる様は、平安時代へタイムスリップしたかのようでまさに圧巻です!

今年の第43回斎王まつりは、下記の予定となっています。

  • 第43回斎王まつり開催日 令和8年6月6日(土)※雨天中止
  • 開催時間 10時~18時
  • 開催場所 三重県多気郡明和町 斎王の森周辺~さいくう平安の杜会場 

 

  • 11時頃 ライブイベント(さいくう平安の杜)
  • 15時頃 出発式・斎王群行(斎王の森)
  • 16時頃 社頭の儀・フィナーレ(さいくう平安の杜)
  • 10時から いつきのみやMARKET(斎宮駅北側周辺)

運営主体の斎王まつり実行委員会が発信されている『斎王まつり公式サイト』はこちらになります。

当日のタイムスケジュール他、斎王まつりに関することが掲載されていますのでご覧ください。
『斎王まつり公式サイト』ホームページ

 

続いて、斎王まつりの見どころを紹介していきます。

見どころ①:出発式

 上の写真は第42回斎王まつりの様子ですが、出発式は「斎王の森」で行われます。
 まずは、
公募の中から選考を通過した斎王群行の出演者がそれぞれの配役紹介とともに登場します。

 それぞれの配役に応じた平安装束を纏っての登場はとても華やかで見応えがあります。

  そして、十二単を纏った斎王役の登場。

 厳かな雰囲気の中、誰もが息をのんでこの瞬間を逃さまいと注目の的となります。

 続いて前斎王役が登場し、前回から今回への引継ぎの儀式が行われます。

 『檜扇承継』、斎王役の象徴となる檜扇が前斎王役から新斎王役に渡されます。
 檜扇承継は、最大の見どころの一つといっても過言ではありません。この瞬間をカメラに収めようとシャッター音が響きわたります。

 さらに続いて『禊の儀』、京の都から伊勢への群行を前に斎王が身を清める儀式です。

 こちらもカメラのシャッター音が響きわたる、見どころの一つです。

 そして『発遣の儀』、斎王が京の都から伊勢(斎宮)へ向かうため、旅立つ思い(発遣の書)を読み上げます。
 群行を共にする出演者も、斎王の思いとともに見守ります。

 今年の第43回斎王まつりの出発式(檜扇継承・禊の儀・発遣の儀)は、「斎王の森」の東側で6/6(土)15時頃から行われる予定です。

見どころ②:斎王群行

 出発式の後は『斎王群行』に移ります。

 京の都から伊勢(斎宮)への5泊6日の斎王群行を再現し、「斎王の森」から「さいくう平安の杜」へ向かいます

 (出発点の「斎王の森」が京の都で、到着点の「さいくう平安の杜」が伊勢(斎宮)ということになります)

 白丁姿の先導役に続いて、華やかな斎王群行が練り歩きます

 沿道には群行を見ようと多くの方々がいらっしゃいます。

 昨年の第42回斎王まつりの斎王群行では、「斎王の森」から伊勢街道・竹神社前を経由して、「さいくう平安の杜」へ向かいました(今年も昨年と同じルートの予定です)。

見どころ③:社頭の儀

 斎王一行が伊勢(斎宮)の国に無事に到着したことを報告する儀式『社頭の儀』。

 再現した斎宮寮正殿を背景に伊勢の国司および斎宮寮長官が迎え、斎王一行全員が勢揃いする様子は壮大で豪華絢爛です。 

 斎王まつり実行委員会代表からの挨拶と、フォトセッションの時間が設けられます。

 こちらも大きな見どころの一つで、正面、右、左へと向きを変えてくださいますので、シャッターチャンスを見逃さないようにしたいですね。

その他の見どころ:いつきのみやマーケット&ライブイベント

 斎王まつりでは、斎王群行出演者によるイベント以外の見どころもあります。

 その一つは『いつきのみやMARKET』、斎王まつり開催当日は10時から斎宮駅北側で開催されます。

 地元の特産品や飲食ブース、キッチンカーの出店などがあり、おまつりを盛り上げてくれます。

 美味しいものを食べて、お好みの買い物をしながら斎王まつりを楽しんでみてはいかがでしょうか?

 会場地図および斎王群行ルートは下記の通りですが、各会場は徒歩で移動可能な距離です。

 そして、もう一つは「ステージイベント」、斎王群行の到着点となる「さいくう平安の杜」会場で11時から行われます。

 こちらの会場でステージのイベントを楽しんで、群行の到着をゆっくり待ってみるのもいいかもしれませんね。

 和太鼓演奏やよさこい、ダンスチームの披露などがあり、「さいくう平安の杜」会場のステージを盛り上げてくれます。

▼斎王まつりのスケジュール(いつ開催?・何時から?)

 第43回斎王まつりは、三重県明和町斎宮で2026年6月6日(土)に開催されます(雨天の場合は中止)。

 会場は、斎宮駅北側周辺の各会場でイベントの内容によって会場が異なりますが、主なスケジュールは下記のとおりで行われる予定です(進行の具合で多少前後することがあります)。

 なお、おまつり当日は、道路や入口が混み合いますので時間に余裕をもってご移動ください。

 注)斎王まつりは、雨天の場合は中止になります。

   荒天等で中止の場合は当日午前7時にこちらのホームページにて掲載予定ですのでご確認ください。

   『斎王まつり公式サイト』ホームページ

▼斎王まつりへのアクセス・駐車場について

ところ:三重県多気郡明和町斎宮(近鉄斎宮駅北側周辺、斎王の森~さいくう平安の杜)

電車でのアクセス:

・近鉄「斎宮駅」から徒歩で約5分

 ※斎宮駅は普通列車のみの停車です。

  特急や急行をご利用の場合は、近鉄「松阪駅」や「伊勢市駅」から普通列車に乗り換えが必要ですのでご注意ください。

車でのアクセス:

伊勢自動車道「玉城IC」から約8km、車で約15分

・伊勢自動車道「松阪IC」から約18km、車で約35分

 ※駐車場については、上園芝生広場、斎宮歴史博物館に臨時駐車場が設けられますが大変混雑が予想されます。

 さいくう平安の杜・いつきのみや地域交流センター周辺の駐車場は使用できません。)

 ※また今年はシャトルバスの運行は無いとのことですので、公共交通機関(電車)でのご利用をおすすめします。

いかがでしたか?

この記事では、第43回斎王まつりについて、過去の斎王まつりの写真を交えて紹介させていただきました。

斎王まつりは企画から運営までボランティアで構成の「みんなで作り上げるおまつり」で、筆者も群行出演者として参加させていただく予定です。

ご興味がありましたら、6月6日(土)は絢爛豪華な斎王まつりにぜひ足を運んでいただければと思います!

斎王まつり出演経験者から

また、斎王まつりに出演された方に、①斎王まつりの魅力と②斎王まつりに出演してよかったことをお聞きすることができました。

毎年12月頃から翌年の1月頃になると斎王まつり公式サイト』次回の斎王まつり出演者の公募が始まりますので、「出演してみたい!」と思われる方がいらっしゃいましたら参考にしていただければと思います。

 

斎王まつりの魅力

・柔軟に毎年少しずつ形を変えながら続いていることでしょうか。 観客として、出演者として、そして斎王役として、さまざまな立場で斎王まつりを楽しませていただいておりますが、毎年違った目玉があるのが魅力だと思っています。 今年は群行が一回のみとなりますので、どのようになるのか今から楽しみにしています。

魅力はやっぱり毎年パワーアップしている所です!実行委員の皆さんボランティアにもかかわらず一生懸命アイデアを出して準備をしてくださっていて、伝統を受け継ぎながらも少しずつ変わっていっているのがすごいと思います

斎王まつりに出演してよかったこと

・出演して良かったことは数えきれないほどありますが、まず挙げられるのは、地元・三重県との繋がりを強く感じられたことです。 斎王役に選んでいただいた当時、すでに三重を離れて東京で生活していたため、帰省は年に数回ほどでした。しかしこの一年間は、金曜日になるとキャリーケースを手に東京から新幹線に乗り、週末を明和町で過ごす日々が続きました。 そんな生活をしている中で、東京で出会ったたくさんの方々が斎王まつりに関心を持ってくださり、足を運び、応援してくださいました。 離れていても生まれ育った三重県に愛着と誇りを持つことができた大切な経験になりました。

出演して良かったのは、明和町はじめ地元のたくさんの方と出会えたことです!年代が全く違う方々とたくさんお話できてすごく勉強にもなりました。やっぱり地元が好きだと再確認できる良い機会でした!

周辺のスポット情報

また、斎王まつりが開催の頃になると、斎宮跡にはノハナショウブの美しい濃紫色の花が咲いている時期と思いますので、斎宮のお花も楽しめそうです。

最後に、斎宮周辺のスポットも幾つか紹介いたしますので、三重県明和町を訪れる際の参考にしてください。

さいくう平安の杜

斎宮跡に復元された「斎宮寮庁」(正殿、東脇殿、西脇殿)です

斎王まつりの会場にもなっています。

名称

さいくう平安の杜

住所
〒515-0321 多気郡明和町斎宮2800
電話番号
0596-52-3890 (いつきのみや歴史体験館)
料金

見学無料

営業時間

3月~10月は、9時30分~17時00分(入園は16時30分まで)
11月~2月は、9時30分~16時00分(入園は15時30分まで)

休日

月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始

駐車場

有り

公共交通機関でのアクセス

近鉄斎宮駅史跡公園口より徒歩約5分

車でのアクセス

伊勢自動車道「玉城IC」より車で約20分

竹神社

花手水が綺麗で、満月の夜にはライトアップもあります(満月参り)。

斎王まつりの催行前には、こちらの神社で安全祈願が行われます。

名称

竹神社

住所
多気郡明和町斎宮2757-2
電話番号
0596-52-7138 (日本遺産活用推進協議会)
営業時間

毎週土曜日・日曜日
10:00~15:00

駐車場

あり(10台程度)

公共交通機関でのアクセス

近鉄斎宮駅下車徒歩8分

車でのアクセス

伊勢自動車道・玉城ICより車20分

いつきのみや歴史体験館

平安時代の年中行事や技術・文化を学べる体験講座、装束体験や古代の遊びも体験ができます。斎王まつり群行出演者の選考会もこちらで行われます。

名称

いつきのみや歴史体験館

住所
多気郡明和町斎宮3046-25
電話番号
0596-52-3890 (いつきのみや歴史体験館)
料金

入館無料、講座体験および装束の試着は有料。

営業時間

9:30~17:00(入館は16:30まで)

休日

月曜日(休日の場合は翌日)

公共交通機関でのアクセス

近鉄斎宮駅下車すぐ

車でのアクセス

伊勢自動車道玉城ICより車20分

国指定史跡斎宮跡休憩所 いつき茶屋

いつきのみや歴史体験館の向かいにあります。明和町のお土産販売、お食事もできます。店内には歴代の斎王役の写真が飾られています。

名称

国史跡斎宮跡休憩所 いつき茶屋

住所
〒515-0321 多気郡明和町斎宮2969-4
電話番号
0596-52-7805
営業時間

9:30~17:00(飲食コーナーは9:30~16:30)

休日

月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/29~1/3)

駐車場

あり(30台・無料)

斎宮のハナショウブ群落

斎宮跡から約2キロ離れたところにあり、6月上旬頃になると濃紫色の花が咲きます。国指定の天然記念物になっています。

名称

斎宮のハナショウブ群落(開花情報も掲載)

住所
〒515-0321 多気郡明和町斎宮蛭ノ沢1817
電話番号
0596-63-5315 (明和町斎宮跡・文化観光課)
公共交通機関でのアクセス

・近鉄山田線「斎宮駅」から車で約15分

車でのアクセス

・伊勢自動車道「玉城IC」から車で約30分

Takuya Kiriyamaの画像

Takuya Kiriyama

三重県が大好き。休日は自然,風景,花やイベントの撮影に出かけて、時にはイベントへの出演やボランティアスタッフとして参加させていただいたりと、色んな形で三重県を応援しつつ、楽しんでいます。
このような経験を活かして、「行きたい!!」と思っていただけるような四季折々の花や名所,風景等、魅力ある三重を発信したいと思います。

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