松阪牛、玉城豚、ゴールドキウイ…自然と歴史に満ちた玉城町のふるさと納税に注目! 宣伝
南北に長い三重県の中ほどに位置し、温暖で自然豊かな環境にある度会郡玉城町。今からおよそ2000年前、伊勢神宮の鎮座とともに始まった長い歴史を持つ、農業が盛んな土地です。松阪牛、玉城豚、米、果物、伝統工芸品など、玉城町の歴史や文化、産業を反映したふるさと納税が、今注目を集めています。新しい産業の創出にも意欲的な玉城町に目を向けてみましょう!
記事制作 / みえ旅アンバサダー 家田美央
▼ 目次
自然豊かでアクセスも便利!玉城町ってこんなところ
三重県の伊勢湾側に広がる伊勢平野の南にあり、伊勢市と松阪市の間に位置する「度会郡玉城町」。町内には伊勢自動車道の玉城ICがあるため、伊勢神宮やヴィソンへ来た際などに気軽に立ち寄れる場所にあります。
緑豊かな自然環境に恵まれているため、昔から農業が盛んに行われています。生産される作物は、水稲をはじめ、野菜、果樹など実に様々。
畜産業も精力的に行われており、名産の「松阪牛」や町の名を関した「玉城豚」など、味、品質共に上質な畜産物を生産しています。
四季折々の表情を見せる町のシンボル「田丸城跡」
玉城町を代表する場所といえば「田丸城跡」です。
南北朝時代に築かれた田丸城の遺構で、現在も天守台や石垣、堀などが当時の姿のまま残されています。「続・日本100名城」や「三重県指定文化財・史跡」にも登録されている、町のシンボルです。
春には桜が咲き誇り、夏には古代蓮として知られる大賀蓮、秋には紅葉が楽しめるなど、四季折々に美しい姿を見せてくれます。
桜や紅葉の時期にはライトアップされることから、町内外から大勢の観覧客が訪れ、思い思いに散策を楽しんでいます。
茶室「玄甲舎」や伊勢神宮の摂社・末社など歴史と文化が息づく
玉城町指定文化財である「玄甲舎」も近年注目を集める施設のひとつ。
これは弘化4(1847)年建設の、田丸城主の家老で、表千家茶道の免許皆伝をうけた金森得水の茶室兼別邸です。
平成29年に建物の修復作業が完了し、令和2年より建物の見学や施設の貸し出しを行っています。
また町内には伊勢神宮内宮の摂社・末社が13社鎮座しており、伊勢神宮とのつながりが強い土地でもあります。
そのうちのいくつかは、およそ2000年前に伊勢へと天照大神を導いた倭姫命(やまとひめのみこと)が定めたものだと言われています。
田野の農耕神をまつり、古来雨乞いが行われた神社や、農耕灌漑の守り神をまつる神社など、人々の生活と深く関わり合いを持つ神社が多く、今も厚い信仰を集めています。
「ふるさと味工房アグリ」で特産品を手に入れて
玉城町の名産・特産品を手に入れたい人におすすめなのが「ふるさと味工房アグリ」です。
米や野菜、果物などの農作物をはじめ、玉城豚や豚肉加工食品、松阪牛など玉城町で生産される安心安全な品々を販売しています。
花の名所としても知られており、冬から春にかけては菜の花、春は桜、夏はひまわり、秋はコスモスなどが楽しめ、買い物と合わせて地元民に大人気のスポットです。
隣接する「アスピア玉城 ふれあいの館」では玉城弘法温泉水を活用した天然温泉も楽しめます。
伊勢神宮の鎮座とともに始まった玉城町の歴史
玉城町の歴史は古く、今から約2000年前、伊勢神宮の鎮座とともに神領となりました。倭姫命に随行し、皇大神宮(内宮)の祢宜となった荒木田氏により開拓され、農業の町として発展してきました。
南北朝時代の延元元(1336)年、南朝方の拠点として北畠親房によって田丸城が築かれました。織田氏、稲葉氏、藤堂氏などに治められたのち、明治維新までは紀州領となりました。
明治時代の廃藩置県によって度会県から三重県の管轄となり、現在に至っています。
神宮の宿場町として、街道の要衝として文化を育む
古来より神領であったことから、伊勢参宮の参拝客が集まる宿場町として大変な賑わいをみせてきました。
また、熊野古道伊勢路や伊勢本街道(初瀬街道)が交わる交通の要衝であったことから、多くの人や文化がまじりあい、栄えてきました。現在でも歴史をしのぶ遺構が点在しており、街道筋の道標や旧家などを見ることができます。
玉城町を代表する偉人に、朝日新聞の創設者である村山龍平翁がいます。田丸城跡のそばには、氏の功績をたたえる「村山龍平記念館」があります。
他にも、柔軟オブラートを発明し、世界中に広げた医師・小林政太郎などの偉人を輩出しています。
豊かな自然環境を生かした農業のまち
松阪牛の名を広げた「牛追い道中」
実は玉城町内でも「松阪牛」が生産されていることをご存じでしょうか?
「松阪牛」と言えば、言わずと知れたブランド牛の代表格。レースのように美しい刺しが入った牛肉は、国内外から高い評価を集めています。
そんな松阪牛を全国に広げるきっかけとなったのが、玉城町出身の獣医師、山路徳三郎が行った「牛追い道中」です。
明治時代、東京での牛肉の需要拡大を受けて、玉城町の獣医師、山路徳三郎は農家に農耕用から食肉用への牛の肥育転換を迫ります。
食肉用の牛の販路拡大を目指す徳三郎は、鉄道網が未熟だったこの時代、徒歩で牛を出荷することに決めました。
玉城町から東京までの道のりを毎回百数十頭もの牛の大行列が、20日間かけて歩いていく様は、いつしか「牛追い道中」と言われるようになり、人々の注目を集めるようになりました。
明治5年からおよそ30年間、鉄道で輸送されるようになるまで、ほぼ隔月でこの行列が行われ、玉城町や松阪地域で育てられる牛の評判が知られるようになります。
町内の肥育業者が愛情をこめて松阪牛を飼育
玉城町の豊かな自然環境の中、国土交通省が行う「全国一級河川の水質現況」で何度も水質日本一になっている清流・宮川の水を使い、育てられる牛は、まさに「肉の芸術品」。
「松阪牛」を名乗るためには子牛の品種や生産地域など様々な定義を満たしていなければいけません。
独自配合の飼料を与えたりと、生産者ごとに様々な工夫を行っているのが松阪牛の特徴です。
「玉城町で育てられた松阪牛を、玉城町の肉屋が販売して、より玉城町らしさを出したい」
と語るのは、町内で精肉店「ミライエ牛肉店」を営む中山裕人さん。
本年7月より、「ふるさと味工房アグリ」運営会社の代表にもなった中山さんは、アグリでの松阪牛販売にも力を入れたいと話します。
肥育農家により愛情をこめて育てられる松阪牛。
ストレスのない環境で、すくすくと健康に育った松阪牛は、玉城町の誇りです。
実は養豚も盛ん。「玉城豚」は高品質の証
玉城町は養豚が盛んな場所であり、2025年現在、養豚農家が年間約2万頭もの豚を出荷しています。
しかし「玉城豚」を名乗れるのは、その中の1割にも満たない厳選された豚肉のみ。
独自配合した飼料と、徹底した衛生的な環境の中、ストレスなくのびのび育てられた豚肉が「玉城豚」となります。
玉城豚はすべてふるさと味工房アグリに買い取られ、そこで切り分けられたり、ハムやソーセージに加工されたりします。
新鮮で臭みがなく、ジューシーで柔らかい玉城豚は、ふるさと味工房アグリの目玉のひとつです。
交通の便が良く、一次産業と二次産業が発展
比較的温暖な気候の中、肥沃な土壌と宮川の水に恵まれる玉城町では、現在も米を筆頭に、キャベツやブロッコリー、ネギなどの野菜、柿やいちご、みかんなどの果樹、花き類など多種多様な農作物が栽培されています。
春には桜、秋には紅葉、手入れのされた田んぼに稲がそよぐのどかな自然環境や、長い歴史を持つ玉城町の歴史を知ると、そこに生きる人々の高い職業意識に頭が下がる思いです。
農業や畜産業以外にも、パナソニック株式会社、美和ロック株式会社、京セラドキュメントソリューションズ株式会社など大規模工場があり、玉城町だけでなく近隣市町からの多くの就業者が働いています。
玉城町のふるさと納税に大注目!
玉城町を手軽に体感していただくには、ふるさと納税を利用してもらうのが一番。
これまで紹介してきた松阪牛や玉城豚をはじめとする農産・畜産物を筆頭に、お伊勢参りの参拝客の土産となった「擬革紙(ぎかくし)」や、2022年より生産がはじめられた「ゴールドキウイ」など、種類豊富な返礼品を数多くそろえています。
そこでここからは、定番人気の品や、最近注目の品を紹介していきましょう。
おすすめの返礼品はこれだ!
・松阪牛
国内外にその名をとどろかせるネームバリュー抜群の「松阪牛」は返礼品として人気ナンバー1!
玉城町内で松阪牛を飼育する業者や町内の精肉店が出品する高品質の松阪牛の牛肉を、まずはお試し下さい。
飼育家たちが愛情をたっぷり込めて育てる牛は健康そのもの。
きめ細かく刺しが入った肉は、柔らかく、上品な香りと甘みがあり、口の中で溶ける上質の味わい。
焼肉、ステーキ、すき焼きなど用途に合わせた精肉や、味付けホルモン、松阪牛を使ったハンバーグなど、お好みのものを選んでいただけます。
家族のご褒美に、大切な人への贈り物に、様々なシーンでご利用いただけます。
・玉城豚
玉城の名を関するブランド豚「玉城豚」も、ぜひ味わっていただきたい逸品です。
その希少性ゆえ全国的に流通することがないので、ふるさと納税返礼品は遠く離れた人にもこの味を楽しんでいただける絶好の機会。
しゃぶしゃぶにぴったりな薄切り肉、生姜焼き用、スパイスとセットになったとんてき用など、こちらも用途に合わせて選んでいただけます。
増量剤・着色料・保存料を使用せず、本場ドイツ式で作られるハムやソーセージなどの豚肉加工品もおすすめです。
ジューシーで味わい豊かな玉城豚は伊勢神宮にも奉納されており、2016年のG7伊勢志摩サミットでは各国首脳にも味わっていただけた珠玉の豚肉です。
・米
ツヤ・香り・弾力が抜群だと高評価を受ける玉城町の米。
そのおいしさの秘訣は、国土交通省が行う「全国一級河川の水質現況」で水質日本一の清流・宮川の水で育てられるから。
粘りが強く、食感に優れる「コシヒカリ」、光沢がありモチモチとした食感に優れる「ミルキークイーン」、大粒でつややかな「虹のきらめき」といった種類から選べます。
昨年はあまりの人気の高さから、早々に品切れとなった米。
今年は返礼品用に出荷量を増やして準備しています。
・擬革紙(ぎかくし)
江戸時代、お伊勢参りの人々の土産物として人気を呼んだのが「擬革紙」です。
当時、貴重品であった皮革を真似て作られた和紙工芸品で、特に煙草入れが大流行。
和紙を柿渋で何枚も張り合わせ、染料や顔料で染色したのち、型紙に挟んだ和紙を万力を使って絞り上げます。再度彩色したり、表面を加工することで、まるで皮のような風合いを持つ擬革紙が出来上がります。
昭和初期には失われてしまった擬革紙の製造技術を、地元有志による「参宮ブランド擬革紙の会」が平成の世に再現しました。
現在では、名刺入れやトートバッグ、眼鏡ケース、ご朱印帳など様々な商品を擬革紙で作るように。
三重県指定伝統工芸品でもある粋な品々を、ぜひ手に入れてください。
新登場のキウイや秋限定の柿など、これからの季節おすすめの品々
これからの季節におすすめの返礼品もご紹介しましょう。
・国産ゴールドキウイ
令和4年から出荷を開始した、最新の玉城町名物が「国産ゴールドキウイ」です。
キウイフルーツで知られるニュージーランドの「ゼスプリ社」と、三重県の農業法人「株式会社あさい農園」が手を組み、珍しい国産キウイの農場を玉城町内に作りました。
日本最大級となるおよそ7haという広大な農場では本場ニュージーランド式の栽培法を取り入れ、ゴールドキウイ(品種・サンゴールド)を栽培しています。
「得られた知見をもとに多品目化や教育連携を進め、全国のモデルとなる次世代型農業の実現を目指しています。」
と、あさい農園の担当者は次世代を見据えた農業のあり方を実践。
初年度は100tだった収穫量が令和7年には200tまで倍増するなど、玉城町に根付いた名産品になりつつあります。
10月中旬ごろ収穫されたキウイは、1か月ほど追熟したのち、一般家庭へと届けられます。
安心安全な国産品ということもあり、青果店の店頭に並ぶと1か月ほどで売り切れてしまうという大人気の一品。
ビタミンCたっぷりでトロピカルな甘さが特徴の国産ゴールドキウイ、ぜひ一度ご賞味あれ。
・早生次郎柿
オレンジに色づく柿がなる風景がそこここに広がる、玉城町の秋。
富有柿と並ぶ代表的な甘柿で、適度な甘さを持つ「早生次郎柿」という品種が、玉城町の全域でおよそ60haにわたって栽培されています。
採れたばかりのころはシャキッとした歯ごたえが楽しめ、日にちが立つと追熟で柔らかくなるので、お好みの食感でお召し上がりください。
・しめ縄
伊勢志摩地方では一年中しめ縄を飾る風習があるため、頑丈なしめ縄が作られています。
昔ながらの稲わらで作られるしめ縄には、「笑門」や「蘇民将来子孫」と書かれた木製の護符がつけられています。
「蘇民将来子孫」とは伊勢地方に残る須佐之男命の神話に基づくもので、来福や厄除けを願う伊勢の伝統です。
玉城町には今も手作りでしめ縄を作る業者がおり、伊勢志摩地方の多くの家々の玄関を飾っています。
ふるさと納税寄付金はこのように活用されます
玉城町ではふるさと納税寄付金を下記の用途で活用しています。
ふるさと納税は納税先の使い道から選ぶことができるので、気になる使い道があればそれを選ぶのも選択方法のひとつ。
玉城町ではより良い町づくり、人材育成のために役立てています。
1.未来を担う子どもたちを応援する事業
子育て支援、青少年の健全育成、教育環境の充実、子どもの見守り活動、児童図書の充実、子どもたちのスポーツ・文化・芸術活動の支援などに活用されます。
2.地域で支え合う健康・福祉のまちづくりを応援する事業
町民の健康づくり及び高齢者の居場所づくりや介護予防などの高齢者福祉、障がい者支援、助け合いによる地域福祉の推進、スポーツ・レクリエーションなどを応援します。
3.ふるさとの景観や緑の保全など環境活動を応援する事業
花と緑のまちづくり、水辺の保全、ふるさと景観の継承、地球温暖化防止をはじめとした環境保全、省エネルギー、持続可能な循環型社会の推進など、玉城町の豊かな環境を守るために役立てます。
4.文化・芸術活動を応援する事業
田丸城跡の整備、有効活用、文化財、伝統文化・伝統行事の保護、表現・創作活動など、充実した文化・芸術活動を支援します。
5.活力に満ちたまちづくりを応援する事業
産業の振興、祭り・イベントの支援、ボランティア・市民活動の支援など地域の活性化に役立てます。
6.安心安全のまちづくりを応援する事業
交通安全の施設整備、消防、防災体制の整備のほか、自主防災組織の育成、子ども安全パトロールなど、安心安全を地域で支えるボランティア・市民活動を応援します。
7.玉城町を応援する事業(指定なし)
上記にあてはまらない町の事業・取組に使わせていただきます。
8.たまき水辺の楽校を応援する事業
「たまき水辺の楽校」は、自然体験・環境学習の場として利活用できるように、広さを確保した「アクティブスペース」・「せせらぎ水路」・「散策路」等が整備され、キャンプや水遊びの場として親しまれています。
快適に施設を利用いただくための除草やトイレの清掃費などの維持費に充てさせていただきます。
玉城町のふるさと納税に関するお問い合わせ先
玉城町役場産業振興課
〒519-0495 三重県度会郡玉城町田丸114-2
TEL:0596-58-8204
FAX:0596-58-4494
Eメール:hurusato-tamaki@town.tamaki.lg.jp
URL:https://kizuna.town.tamaki.mie.jp/chosei/furusato/index.html
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