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【2023年】伊勢神宮奉納全国花火大会とは?いつ開催?見どころやアクセスなどについて解説します。

伊勢神宮奉納全国花火大会は、その名の通り伊勢神宮に花火を奉納するとともに、日本三大競技花火大会の一つでもあります。全国から選りすぐりの花火師たちが伊勢の地に一堂に会して自慢の花火を競い合います。そんな伊勢神宮全国花火大会の見どころや魅力、アクセス情報など徹底解説いたします。

▼ 目次

伊勢神宮奉納全国花火大会とは?

伊勢神宮奉納全国花火大会とは、三重県伊勢市の度会橋上流側の宮川河畔で開催される花火大会で、伊勢神宮に花火を奉納するとともに、全国の名立たる花火師たちが花火の腕を競う日本三大競技花火大会の一つでもあります。

伊勢神宮(正式には「神宮」)は数多くある神社の中でも最高位の神社であることは、よく知られていると思います。花火師たちは大会の前に神宮を参拝し、腕に磨きをかけて作り上げた花火を奉納します。

伊勢神宮奉納全国花火大会は、日本三大競技花火大会の一つ。秋田県大仙市の「全国花火競技大会」、茨城県土浦市の「土浦全国花火競技大会」とともに、花火師が手塩にかけて作り上げた自慢の花火を競演を見ることができます。

 

また、この花火大会は例年7月中旬(今年は7月15日(土))の開催で、全国各地で夏の夜空を飾る数多くの花火大会の中でも比較的早い時期に行われるということもあり、これからの花火の季節の安全を祈願する場となっているのも特徴です。

伊勢神宮奉納全国花火大会の歴史

伊勢神宮奉納全国花火大会は、明治22(1889)年の第56回伊勢神宮式年遷宮を記念して開催された「奉祝競技花火大会」を前身として、昭和28(1953)年の戦後初の第59回伊勢神宮式年遷宮を奉祝して開催されたのが、第1回とされています。

その後、昭和39(1964)年東京オリンピック、昭和48(1973)年第60回伊勢神宮式年遷宮、昭和52(1977)年外宮御鎮座1500年、平成25(2013)年第62回神宮式年遷宮などの大きな行事が行われた際には記念大会として開催などの変遷を経て、今年の令和5(2023)年は第71回の大会となります。

なお、現在は、夜の部のみの開催ですが、昭和48(1973)年の第21回大会までは、昼花火の部もあったとのことです。

過去には幾度か順延や中止になったこともありますが、令和2(2020)年の新型コロナウイルスの蔓延で3年連続で中止となって以来、待ちに待った4年ぶりの開催となるため、楽しみですね。

伊勢神宮奉納全国花火大会はいつ開催?何時から?

今年の令和5(2023)年は7月15日(土)に開催で、時間は19時15分から20時50分までの予定です。

(悪天候時は、9月9日(土)に延期、9日も悪天候の場合は翌10日(日)が予備日となっています。)

開催の可否は、

https://www.city.ise.mie.jp/hanabi/osirase/index.html

(お知らせ一覧【伊勢神宮奉納全国花火大会】|伊勢市公式ホームページ (city.ise.mie.jp))

で確認できます。

 

伊勢神宮奉納全国花火大会の見どころ

全国各地から選りすぐりの花火師たちが集結して、自慢の花火を競い合います。そんな花火師たちの花火を一度に見ることができるのはとても贅沢ですよね!

迫力満点のオープニング

オープニングは前回の第67回の優勝者のスターマイン、約1時間30分の競技花火のあとの締めくくりは伊勢神宮式年遷宮イメージソングに併せて打ち上げられるワイドスターマインも迫力満点で見ものです。

職人の競演!競技花火

競技花火はスターマインの部と打ち上げ花火の部に分かれていて、それぞれ打ち上げる花火に大きさや数、時間などのルールがあり、その色彩や形、リズムなどテーマに合った表現力を競います。

それぞれの花火にどんな特徴があるのかを見るとより楽しめるのではないかと思います。

もっと花火を楽しみたいという花火通の方には、打ち上げられた花火が真円を描いているか、一斉に上がって一斉に消えるか、など良い花火とされるポイントを押さえておいて、各花火を採点してみると面白いと思います。

プログラムには各花火が採点できるようになっていますので、プログラムが入手できましたら採点をしてみて、自分が採点した結果と実際の大会結果と比較してみるとよいのではないでしょうか。

https://www.city.ise.mie.jp/hanabi/program/2023.html

(第71回伊勢神宮奉納全国花火大会(2023年)大会プログラム|伊勢市公式ホームページ (city.ise.mie.jp))

屋台などの出店と、もう一つの見どころについて

屋台などの出店についてですが、今年の伊勢神宮全国花火大会は屋台などの出店があります。

伊勢の夜空に舞う花火を鑑賞しながら、どんな屋台があるのか巡りながら、食べ物や飲み物を楽しむのもいいですね。

”日本一きれいな花火大会”の実現に向けて…

伊勢神宮奉納全国花火大会は、花火がきれいなだけではなく、ゴミの散らかりもない、名実ともに「日本一きれいな花火大会にしよう!」とゴミの持ち帰りやゴミの分別回収の推進活動を行っています。

この活動はNPO団体 ハローボランティア・ネットワークみえの「HANABI*きれいボランティア」の皆さんが取り組まれていて、今年は5つのエコステーションを設けてゴミの分別回収を呼びかけます。

この活動は平成14(2002)年から全国に先がけて活動し、効果が現れていることから、花火大会を行う各自治体から参考にしたいと視察が多い花火大会としても注目されています。

https://www.hello-v.net/hanabi/(外部リンクに遷移します)

(TOP of 「HANABI*きれいボランティア」募集特設ページ (hello-v.net))

みなさんも参加できます!

また、翌朝の6時から地域住民や企業ボランティアの皆さんにより会場の清掃を実施します。

伊勢神宮奉納全国花火大会は、花火はもちろん、会場にゴミの散らかりが少ない花火大会を作り上げることも見どころの一つではないでしょうか。

有料観覧席はあるの?会場内にトイレはあるの?

会場内には、有料観覧席も設けられています。トイレも各所に設けられています。

チケットの購入については

WEB(チケットぴあ:ぴあコード650-478)

コンビニ(ファミリーマート、セブンイレブン)

で購入可能ですが、人気があるため完売している可能性もあり、残席があるかどうかは確認ください。

また、有料観覧席券をお持ちでない方もご鑑賞いただけますがくれぐれも周りの方、住民の方に迷惑とならないよう、交通の妨げにならないよう十分配慮いただくようご協力をお願いします。

 

伊勢神宮奉納全国花火大会アクセス・交通規制・駐車場について

公共交通機関

当日会場周辺は混雑が予想されます。公共交通機関のご利用をおすすめします。

近鉄:宮町駅(度会橋まで約1,500メートル、徒歩約25分)

JR:山田上口駅(度会橋まで約900メートル、徒歩約15分)

JR・近鉄:伊勢市駅(度会橋まで約2,200メートル、徒歩約35分)

※伊勢市駅から花火大会会場へは臨時バスが運行します(会場までは10分程度)

各駅の行先、最終列車のお時間にはご注意ください。

公共交通機関でのアクセスはこちらをご参考にしてください。

会場周辺の駐車場は少なく、大渋滞が発生することから、お車での来場はおすすめできません。

交通規制

周辺の交通規制はこちらを参考にしてください。

いかがでしたか

いかがでしたか?この記事では日本三大競技花火大会の一つである、伊勢神宮奉納全国花火大会の見どころやアクセスなどについて徹底解説しました。

日本一きれいな花火大会を目指してゴミステーションの設置など環境に配慮した取り組みも大きな特徴です。

この記事を読んで伊勢神宮奉納全国花火大会の魅力を感じていただけたら幸いです。暑い夏も美しい花火を見て乗り越えましょう!

Takuya Kiriyamaの画像

Takuya Kiriyama

三重県が大好き。休日は自然,風景,花やイベントの撮影に出かけて、時にはイベントへの出演やボランティアスタッフとして参加させていただいたりと、色んな形で三重県を応援しつつ、楽しんでいます。
このような経験を活かして、「行きたい!!」と思っていただけるような四季折々の花や名所,風景等、魅力ある三重を発信したいと思います。

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