グランピングとは?キャンプとの違いや魅力を紹介
掲載日:2021.09.1433,873ビュー
グランピングとはグラマラス(豪華な)とキャンプを組み合わせた言葉で、キャンプ道具を用意しなくても気軽にキャンプを楽しめる体験のことです。グランピングのメリットや楽しみ方、オススメのグランピング施設をご紹介します。

グランピングとは
グランピングとはグラマラス(豪華な)とキャンピングを組み合わせた言葉で、テント設営やバーベキュー道具を準備しなくても気軽にキャンピングを楽しめる体験のことです。
キャンプに興味はあるけどテント設営が難しそう、どんな道具を揃えるのか分からない、雨風の対策が大変そう、など、キャンプ入門者が抱える悩みを解決してくれるのがグランピング施設です。
近年ではホテルやリゾート感覚で泊まれるグランピング施設も登場し、手ぶら感覚でキャンプやバーベキューを「豪華」に楽しめます。
この記事ではグランピングのメリットや楽しみ方、オススメのグランピング施設をご紹介します。あなたにピッタリのグランピングがきっと見つかるはず!
グランピングのメリット
手ぶら感覚でキャンプを楽しめる
グランピング最大のメリットは手ぶら感覚でバーベキューやテント泊を楽しめることです。キャンプに必要な設備が最初からすべて揃っており、後片付けが不要な施設もあります。
キャンプに興味のある方や、ホテル泊とは違った楽しみ方をしたい人にグランピングはおすすめです。
自然体験で遊ぶ
グランピング施設は大自然に恵まれたロケーションにあります。山の中なら森林浴、川が近いなら釣り・川遊び、海が近いなら海水浴やシーカヤックなどのマリンアクティビティを満喫できます。
各グランピング施設ごとに、どのような自然体験があるのかをチェックすると、グランピングをより楽しめます。
自然体験に必要な道具は有料でレンタルできるのが殆どで、宿泊プランに自然体験の料金が入っているケースもあります。
ペットと宿泊を楽しむ
プライベートドッグランや犬用のケージを完備したグランピング施設も増えてきており、ワンちゃんと快適にグランピングを楽しめるようになりました。中にはワンちゃんの入室が可能なキャビンやコテージもあります。
ワンちゃんを宿泊旅行へ連れていきたい方はグランピング施設での宿泊がおすすめです。
グランピングの料金
1泊2日の宿泊料金の相場としては大人1人あたり素泊まりタイプで1万5千円〜2万円前後、夕朝食付は2万〜3万円前後と、ホテルや旅館よりやや高めになります。
キャンプ用品を揃える必要が無い点や、体験やアクティビティがセットになったプランもあるので、ホテル泊とは違った楽しみ方を出来るのがグランピングの魅力です。
泊まる人数が多いと夕朝食付で1人1万円前後になる施設もあります。また、平日だとさらに宿泊料金が安くなる場所も。
グランピング施設の種類
全国のグランピング施設を分類すると、キャビン・コテージ(ヴィラ)・テント・トレーラーの4つに分類できます。それぞれの特徴を詳しく紹介していきます。
キャビン
木造の小屋でキャンプを楽しめるタイプをキャビンと呼びます。広さは6畳〜10畳ほどで、部屋が1室あるシンプルなキャビンが殆ど。木造なので雨風に強く、テントでは少し不安な方にオススメ。コテージより設備面では劣りますが、その分費用を抑えることが出来ます。
電源とマットレス(ベッド)を備え、バス・トイレは共有スペースという施設が多いです。
バス・トイレ・ベッド・BBQ設備を完備したコテージさながらのキャビンもあり、庭にプライベードドッグランを備えた施設もあります。
キャビンはこんな方にオススメ
◯ テントでの宿泊は不安
◯ コテージ・ヴィラよりも費用を抑えたい
コテージ(ヴィラ)
一戸建てを一棟貸し切るタイプをコテージ、もしくはヴィラと呼びます。部屋が複数あるタイプが多く、キッチン・バス・トイレ・ベッド・ソファーなど暮らしに必要な設備が一通り揃っているのでお子様連れでも安心してグランピングを楽しめます。
お食事(BBQ)は併設の庭やベランダで楽しむ施設が多く、天候を気にせずにグランピングを満喫できるのもコテージ・ヴィラの魅力です。
前述のキャビンはバス・トイレを完備してないタイプがあるので、水回りもプライベートで貸し切りたい場合はコテージ・ヴィラがオススメです。
コテージ・ヴィラはこんな方にオススメ
◯ ホテル同様の設備で泊まりたい
◯ 天候を気にせずに楽しみたい
テント
2〜6名が泊まれる大型のテントが全国のグランピング施設で主流になってきました。
テントでありながら冷暖房・ベッド・電源を完備し、ホテルの客室のような快適感があります。壁の一部が透明になって、外の景色や星空を眺められるテントもあります。
バス・トイレは共有スペースという施設が殆どですが、個室貸し切りシャワーを完備した施設もあります。
通常のテントよりも雨風に強いのでテント泊を気軽に・安全に・豪華に楽しみたい方にオススメです。
テントはこんな方にオススメ
◯ 本格キャンプを手ぶら感覚で楽しみたい
◯ ホテルとは違った宿泊をしたい
トレーラー
キャンピングカーに泊まるタイプをトレーラーと呼びます。ホテルさながらの豪華でオシャレな内装のトレーラーもあり、バス・トイレ・シャワー・ベッド・冷蔵庫・キッチンを完備した施設もあります。
設備面では前述のコテージ・ヴィラと変わりないことが多いので、部屋の広さにこだわりがなければトレーラーでのグランピングがオススメです。また、コテージ・ヴィラよりも宿泊費用が安くなることも!
トレーラーはこんな方にオススメ
◯ キャンピングカーに泊まってみたい
◯ コテージ・ヴィラよりも費用を抑えたい
グランピングの楽しみ方
グランピングはどのような楽しみ方が出来るのかを1泊2日の夕食付きプランを例にして解説します。※ラグナ伊勢志摩での宿泊例です。
宿泊1日目







宿泊2日目


いかがでしょうか。ホテルに宿泊するのと同じ感覚で、アウトドアやキャンピングも満喫できるのがグランピングの魅力です。
テントサイト型を例にして紹介しましたが、シャワールーム完備のキャビン型やペットと泊まれるヴィラ型など、いろんな種類のグランピング施設があります。
伊勢志摩のグランピング施設
ここからは三重県の伊勢志摩エリアにあるグランピング施設を紹介します。各施設ごとのおすすめポイントを分かりやすくまとめましたので、宿泊の参考になれましたら幸いです。
伊勢志摩エバーグレイズ
「アメリカン&アウトドアリゾート」をテーマにしたキャンプを楽しめるグランピング施設。キャビンの種類が豊富なので、少人数・グループ・ペットと一緒など、様々なスタイルでグランピングを楽しめます。




グランドーム伊勢賢島
2019年8月に東海エリア初のドーム型グランピング施設としてオープン。 約10,000㎡の広大な敷地に広がる芝生に15棟の白いドーム型テントが映え、彩りの美しい空間が待っています。



グランドッグ伊勢賢島
2021年7月にオープンした伊勢志摩エリア初のプライベートドッグラン付グランピング施設。プライベート感溢れるヴィラ型の客室に一歩入れば全室海に面したオーシャンフロントをお楽しみいただけます。




フィオーレ志摩
英虞湾を望む丘に建つ、貸切コテージのリゾート。ペットと泊まれるコテージやドッグランを完備し、豪華なBBQでグランピングも楽しめます。




Kabuku Resort(カブクリゾート)
トレーラーハウスとテント泊を満喫できるグランピング施設。サーファーに人気の市後浜(いちごはま)が近くにあり、マリンアクティビティも楽しめます。




ラグナ伊勢志摩
2021年7月にオープンしたテント型のグランピング施設。海と自然に囲まれた場所にあるため、大自然の中で充実したキャンプを楽しむことができます。





いかがでしたでしょうか
あなたにぴったりのグランピング施設は見つかりましたかでしょうか。グランピングはコロナ禍でも3密を回避できるアウトドアとして今ホットになりつつあります。新しい旅のエチケットを守って、グランピングをぜひ体験してみてくださいね。