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松阪を満喫できる日帰りモデルコース!松阪牛や松阪もめん、松阪商人の歴史に触れよう!

掲載日:2022.10.12

松阪市は、世界的知名度を誇るブランド牛「松阪牛」をはじめ、歴史的史跡や商人文化、櫛田川や香肌峡の豊かな自然など、多彩な魅力に溢れています。そんな松阪市を一日で満喫したい!ということで、ミス・ユニバース日本代表に輝いた経歴の持ち主であり、松阪市ブランド大使である加藤ゆうみさんと、松阪を満喫する日帰りモデルコースをご紹介します!

 

 

 

 

 

 

スタート地点は、JR・近鉄 松阪駅。周辺には、駅から徒歩圏内で楽しめるお店や観光施設がたくさんあります。

 

 

松阪もめんの着物でまち歩きスタート

 

 

 

松阪を旅するなら松阪らしい装いで!と、松阪まち歩きにピッタリな伝統衣装「松阪もめん」の着物を着て周辺観光が楽しめる「松阪もめんまち歩き」がおすすめ!
まず訪れたのは、伊勢街道沿いで110年以上の歴史がある着物店「和創館 八幡屋(やわたや)」。

 

 

松阪もめんは、落ち着いた藍色と豊富な縞模様のバリエーションが特徴です。
八幡屋では、男女合わせて約30種類と豊富な中からレンタルする着物を選べます。
帯や草履、髪飾りなどの小物までレンタルできるので、気軽に体験することができますよ♪

 

 

「着付けを知らない若年層にも着物文化に親しんでもらいたい」と独自に開発した八幡屋の松阪もめんの着物は、なんと洋服の上から着用できるようになっていて、着付け時間はわずか5分!
簡易帯のため締めつけ感が少なく、長時間歩いても着崩れしにくいのが特徴で、存分に食べ歩きを満喫できるのもうれしいですね。

 

● 松阪もめん街歩き
料金/1人 3時間 3,000円 1時間延長ごとに+500円
予約方法/電話またはホームページにて



和創館 八幡屋

 

住所
松阪市日野町589-1
営業時間
10:00〜19:00
定休日
月・木曜
電話番号
0598-21-0551
駐車場
あり
公共交通機関でのアクセス
JR・近鉄「松阪駅」から徒歩約5分
車でのアクセス
伊勢自動車道「松阪IC」から約15分
公式HP

https://kimono-yawataya.com/

 

 

松阪もめんの手織り体験に挑戦

 

 

 

松阪もめんの着物を纏い、次に訪れたのは、「松阪もめん手織りセンター」です。
倹約を言い渡され、庶民が着飾ることを禁じられていた江戸時代、飾らない粋な縞柄で一世を風靡し、老若男女に愛された「松阪もめん」。
松阪もめん手織りセンターは、そんな“松阪ブランド”  松阪もめんの伝統と技術を大切に伝えています。

 

 

今でこそ機械織りが主流となっていますが、すべての松阪もめんを手織りしていた江戸時代に想いを馳せ、昔ながらの機織り仕事の奥深さを学べるのが「プチ織姫体験」です。

 

 

体験では、織りたい柄と緯糸を選び、織り機を使って糸から11×20cm程度の小物敷き用の布を織っていきます。
手足を使い集中して布を織る作業に、昔の女性たちも夢中になっていたんだそう。

 

 

しばらくして動作に慣れてくると、ゆうみさんもすっかりお手の物!織った布は記念にお持ち帰りできます。一輪挿しや小物敷きに使うのがおすすめ。

 

 

他にも、服や帽子、バッグ、小物など、松阪もめんを使ったアイテムが多数あり、お土産にもおすすめです。

 

● 手織り体験
・プチ織姫体験(15×20cm程度の小物敷きを織るコース)
料金/1人 1,300円
所要時間/1時間程度(説明含む)
体験人数/1~4人
受付時間/9:00~15:00

・1日織姫体験(1m程度の反物を織るコース)
料金/1人 6,000円
所要時間/4~5時間程度
体験人数/1~2人
受付時間/9:00~11:00

予約方法/ホームページ(3日前まで)または電話にて

 

名称

松阪もめん手織りセンター

住所
〒515-0081 松阪市本町2176番地 松阪市産業振興センター1階
電話番号

0598-26-6355

料金

手織り体験(予約優先)
プチ織姫体験 【体験料金】1,300円(税込) 1 時間程度(説明含)
1日織姫体験 【体験料金】6,000円(税込) 4~5時間程度

営業時間

9:00~17:00
体験コースは9:00~15:00

休日

毎週火曜日定休日 (祝日の場合はその翌日が定休日) 、年末年始

駐車場

公共交通機関でのアクセス

JR・近鉄「松阪駅」から徒歩で約10分

車でのアクセス

伊勢自動車道「松阪IC」から約10分

 


老舗和菓子店の銘菓を味わう

 

 

 

まち歩きを楽しみながら、次は和菓子店「柳屋奉善(やなぎやほうぜん)」へ。
元は滋賀県にて創業、戦国武将「蒲生氏郷(がもううじさと)」とともに松阪に移り営業を始め、創業からの歴史はなんと440年以上!まさに老舗中の老舗です。

 

 

暑い日の食べ歩きにもぴったりなのが、夏季限定の「くずバー」(1本200円)。
くず粉を使ったアイスキャンディーのため、はじめはシャーベットのようですが、時間が経つと次第にプリプリとしたゼリーのような食感に!
栗あずきやフルーツミックスなど4種の味から選べます。

 

 

また、創業当初からの看板商品「老伴(おいのとも)」(1個175円)は、硬めの最中に餡ではなく紅羊羹を流し込み、表面に糖蜜を塗ってすりガラス状に固めた、お茶請けにぴったりの和菓子です。

老伴には、青梅の「老伴こかげ」、蜂蜜とレモンの「みつ最中」、朝顔と金魚がとじこめられた「花きんぎょ」が入った夏季限定「夏伴(なつのとも)」(3種類2個ずつ入り2,300円)もあり、季節の変化を感じる和の心をお菓子で表現し続けています。



柳屋奉善

 

住所
松阪市中町1877
営業時間
9:00〜18:00
定休日
火・水曜
電話番号
0598-21-0138
駐車場
なし
公共交通機関でのアクセス
JR・近鉄「松阪駅」から徒歩約5分
車でのアクセス
伊勢自動車道「松阪IC」から約10分
公式HP
https://www.oinotomo.com/

 

 

旧小津清左衛門家で歴史に触れる

 

 

 

江戸時代、松阪の商人たちが江戸や大阪へ進出し広まった「松阪商人」の文化。その中でも、江戸一番の紙問屋といわれ、三井家などとともに日本屈指の富商となった小津家の本宅が「旧小津清左衛門家(きゅうおづせいざえもんけ)」です。

現在の敷地は、全盛期の3分の1ほどですが、それでも約1,000㎡と広大!
建物には、畳やふすま、箱階段など、昔が偲ばれる造りが随所に見られます。

 

 

重厚な梁が渡された天井は天窓から自然光が入り、かつて目の前の参宮街道を通る旅人たちにお茶や食事をふるまっていた竃(かまど)や井戸などから当時の様子が伺えますね。

 

 

緑あふれる庭園も見どころで、新緑や紅葉など四季折々の表情を楽しめます。
晴れた日はもちろん、雨に濡れた緑も生き生きと美しく、季節の花が浮かべられた花手水にも日本らしい風情を感じられます。

 

名称

旧小津清左衛門家

住所
〒515-0081 松阪市本町2195番地
電話番号

0598-21-4331

料金

一般:個人200円 団体160円
6歳~18歳以下:個人100円 団体80円

営業時間

9:00~17:00(入館は16:30まで)

休日

水曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始

駐車場

松阪市駐車場(無料)

公共交通機関でのアクセス

・JR・近鉄「松阪駅」から徒歩で約10分
・松阪駅より三重交通バス松阪中央病院行きで「本町」下車徒歩約2分

車でのアクセス

・伊勢自動車道松阪ICから車で約10分(松阪市駐車場へ)徒歩8分

 

和田金の松阪牛すき焼きを堪能

 

 

 

そして、松阪市といえば外せないのが、松阪が誇るブランド肉「松阪牛」です!
松阪牛を味わいに訪れたのは、松阪肉すき焼きの元祖「和田金」。
1878(明治11)年に創業し、現在のすき焼きのスタイルを確立した由緒ある老舗です。

 

 

すき焼きは、輪島塗の朱い円卓が映える落ち着いた個室の空間で、焼き手の仲居さんによる出来立てをいただくことができます。

 

 

やぐら状に組んだ菊炭は、このために特別に焼いてもらうという特注品。次第に火が移るとほのかな炭の香りが漂います。

 

 

熱した南部鉄の鍋に一枚ずつ肉が広げられ、砂糖とたまり醤油、少しの昆布出汁で味付け。手際よく砂糖をまぶし、お肉を返す職人技に思わず見入ってしまいます。

 

 

松阪牛の脂が溶け出すことで立つ、甘く香ばしい「和牛香」に食欲がそそられます。
「いい香り!」と、ゆうみさんも焼けた肉を溶き卵に絡めて一口!
箸ですぐ切れるほどやわらかく、口に入れた瞬間に広がる旨味にこの表情です。

和田金で提供される肉は、すべて自社牧場において育った松阪牛。
噛めば噛むほど旨味の出る赤身に、良質な脂のサシが入り、大きなお肉であってもしつこくなくペロリと食べられるのが特徴です。

 

 

すき焼きには、青ネギや三つ葉、しいたけなどの野菜も一緒に。
コースではこの他、季節の野菜を使った上品なムースや彩りも美しいゼリー寄せ、赤ワインジュレが添えられた炙り焼なども楽しめます。

 

● 寿き焼コース 松 18,200円
和田金三種盛(そぼろ煮・季節のゼリー寄せ・野菜のムース)、かはり炙り焼、和田金肉すまし、寿き焼、御飯、香の物、デザート



和田金

 

 

住所
松阪市中町1878
営業時間
食事 11:30〜19:00最終入店(土、日曜、祝日は11:00~)
店頭販売  8:30〜18:00
定休日
第4火曜(月により変動あり)、1月1・2日
電話番号
0598-21-1188
駐車場
50台
公共交通機関でのアクセス
JR・近鉄「松阪駅」から徒歩 約8分
車でのアクセス
伊勢自動車道「松阪IC」から約15分
公式HP

http://e-wadakin.co.jp/

 

さらに松阪市の市街地から少し足を伸ばすと、山や川の自然豊かなエリアも楽しむことができます!

 

 

大自然に囲まれた道の駅 茶倉駅

 

 

 

松阪市街地から車で30〜40分ほどのところにある「道の駅 茶倉(ちゃくら)駅」は、国道166号と清流 櫛田川(くしだがわ)に挟まれた緑豊かなロケーションにあり、ドライブの休憩にもぴったりです。

 

 

茶倉駅のある飯南地域や、飯高地域をはじめ周辺地域の特産品やお土産、地場野菜などが買える物販コーナーや食事コーナー、2階には櫛田川を見下ろせるカフェがあります。

 

 

さらに茶倉駅のすぐそばにある「茶倉橋」もぜひ立ち寄りたいスポット!
山々の緑に映える真っ赤な橋で、橋の上から櫛田川を見下ろすことができますよ。

 

名称

道の駅「茶倉駅」

住所
松阪市飯南町粥見452-1
電話番号

0598-32-2555

営業時間

9時~17時
(トイレ・駐車場・公衆電話は24時間利用可)

休日

火曜日(祝日の場合は営業)、年末年始

駐車場

小型17台
大型2台
身障者用2台

車でのアクセス

伊勢自動車道「松阪IC」から国道166号経由車で約20km(約30分)
「勢和多気IC」から約10km(約20分)

 

香肌峡カヌーで自然体験

 

 

 

自然豊かな飯南町から飯高町にある渓谷「香肌峡(かはだきょう)」では、アウトドアアクティビティを楽しむこともできます!

そのひとつが、飯南地域や飯高地域でカヌーやトレッキング、サイクリングなどのさまざまなアウトドアプログラムを開催している「特定非営利活動法人 i sierra(アイシエラ)」の香肌峡カヌー。

 

 

 

香肌峡は、流れの急な渓流と穏やかなとろ場が交互に現れ、その強弱が楽しめることから三重県随一のカヌースポットといわれていますが、初心者には流れの緩やかなコースを選んでもらえるので安心です。

 

 

ライフジャケットを装着し、インストラクターさんからレクチャーを受けたら体験スタート!
水面から周囲に広がる山を眺めたり、岸辺に咲く花や小さな滝を見つけたり、澄んだ空気の中で自然の景観をめいっぱい体感することができます!

 

● 香肌峡カヌー体験
料金/大人(中学生以上)8,300円、子ども(小学生)6,800円、幼児4,500円(パドルなし)
※カヌー、パドル、ライフジャケット、傷害保険を含む
体験時間/2時間
体験人数/1組限定 2〜8人
開催時期/4〜11月
対象年齢/3〜80歳(幼児の場合は保護者と同乗)
ワンコと同乗可能(無料)ワンコ用ライフジャケットの貸出あり(サイズに限りあり)

 

特定非営利活動法人 i sierra

 

 

電話番号
080-3630-4396(太田)
公式HP

http://i-sierra.com/

 

 

松阪を代表する食、歴史や伝統文化、自然と、さまざまな松阪の魅力を一日にギュッと詰め込んだ日帰りモデルコース!ぜひ、松阪を旅する計画に役立ててくださいね♪



※金額は全て税込価格です。

記事制作:MSLP & 千巻印刷産業株式会社

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