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生産量日本一のかぶせ茶とは?四日市市水沢(すいざわ)でかぶせ茶が楽しめるスポットも紹介します

四日市といえば「工業地帯」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?海側のコンビナート夜景が注目されがちですが、実は市内西部の山側は自然が豊かで、茶畑の美しい風景が広がっています。その中でも水沢(すいざわ)地区は、かぶせ茶の主産地。このレポート記事では、かぶせ茶の美味しさの秘密と水沢の魅力についてレポートします!

▼ 目次

かぶせ茶とは?

みなさんは「かぶせ茶」について、どのようなものかご存じでしょうか?かぶせ茶とはお茶を収穫する前、茶の木の新芽に2週間ほど寒冷紗(かんれいしゃ)と呼ばれる黒い覆いを被せて刈り取ったお茶のことです。

覆って直射日光を遮ることで、渋み成分のカテキンの増加が抑えられ、旨み成分のテアニンが分解されにくくなります。そのため、かぶせ茶は旨みと甘みたっぷりのお茶になるんです。また、葉緑素も増えるので、茶葉は色鮮やかな緑色になります。

品種によっても異なりますが、新茶のゴールデンウィークの頃や二番茶の6月頃には、水沢周辺の茶畑は寒冷紗に覆われて一面黒色になります。

かぶせ茶生産量日本一は三重県なんです!

今回、かぶせ茶のことを初めて知った方も、「伊勢茶」という名前はどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか?「伊勢」という名がついているので伊勢周辺で作られたお茶だと勘違いされることがありますが、伊勢茶は三重県で生産されたお茶のことで、三重のお茶の統一ブランド名なんです。なので、水沢のかぶせ茶も伊勢茶の一つ。三重県では、かぶせ茶はいなべや鈴鹿、亀山などでも栽培されています。

三重県はお茶の生産量が全国第三位ですが、かぶせ茶については全国で一位の生産量を誇っています。(2023年現在)

水沢ってどこにあるの?

水沢地区は鈴鹿山脈の麓、四日市市の南西端にある自然が豊かなところです。

ちょうど湯の山温泉と椿大神社(つばきおおかみやしろ)の中間に位置しているので、この三ヶ所を一緒に周るのもおすすめです。

新名神高速道路の「菰野IC」と「鈴鹿PAスマートIC」からのアクセスも良いので、新名神の開通以来、京都や大阪、名古屋方面から訪れる方も増えています。

かぶせ茶について教えてくれたのは、四日市市茶業振興センター長の山田さん

四日市市茶業振興センターでは、より多くの人にかぶせ茶や水沢のことを知って頂くため、様々な活動をおこなっています。

8/26(土) 10:00〜15:00には、地元水沢の農産物やグルメなどが集まる「すいざわマルシェin茶業振興センター」が行われます。(雨天決行) 「このイベントは終了しました」

四日市市茶業振興センター

〇住所 三重県四日市市水沢町252-63
〇公式URL https://www.city.yokkaichi.mie.jp/farm/tea-industry-promotion-center/
〇電話番号 059-329-3367
〇営業時間 9:00~16:00
〇休館日 毎週月曜日 (月曜が祝日の場合は翌平日)、年末年始
〇車でのアクセス 新名神高速道路「鈴鹿PAスマートIC」より車で約10分、新名神高速道路「菰野IC」より車で約20分
〇公共交通機関でのアクセス JR・近鉄四日市駅から三重交通バス「宮妻口」行 バス停「少年自然の家口」より徒歩3分
〇駐車場 あり(30台程度)
〇トイレ あり

四日市市茶業振興センターのInstagramはこちら

MARUIKE TEA WORKS (マルイケティーワークス)

茶農家さんが営む、かぶせ茶が楽しめる2軒のお店をご紹介!        

 MARUIKE TEA WORKS (マルイケティーワークス)

茶畑に隣接する、茶農家さんが営む予約制の日本茶カフェ。(コーヒーの提供はありません)

店内はカウンター5席の、スタイリッシュで落ち着いた雰囲気のお店です。

お茶のプロによるおもてなし

日本茶インストラクターの資格を持つ店主さんはお茶のスペシャリスト。様々なお茶を求めて旅に出ることもあるそうです。カウンター席でお茶を淹れる姿は、まさにおもてなしそのもの。この日は作務衣を着ておられました。

MARUIKE TEA WORKSのメニューは、
「お茶と本日の茶菓子」(税込800円)、
煎茶席をカウンターで気軽に体験できる「カウンターでお茶席」(税込1,000円、2名以上から予約可能)、
かぶせ茶の淹れ方などを学べる「かぶせ茶ワークショップ」(税込2,000円、2名以上から予約可能)
の3種類。

予約はなるべくお早めに。

いずれも日本茶、和紅茶など2、3種類とその日のお菓子を頂くことができます。店主さんがその日の気分でお茶を選んでくれますが、お客さんの希望にも応えてくれますよ。

この日、私がお願いしたメニューは「カウンターでお茶席」。煎茶道に基づいた作法で淹れてくれます。選んだお茶はもちろんかぶせ茶。

「さえみどり」と「あさのか」という品種を頂きました。お茶は温かいですが、夏なのでガラスの湯呑みで出してくださいました。店主さんがいつも大事にしている事の一つは、季節感だそうです。かぶせ茶はうまみと甘みがあって本当においしい!

お菓子も絶品

この日のお菓子はみずまんじゅうで、作ったのはなんと店主さん!腕前はプロ級です。盛り付けも涼しげでなんとも美しい。網ですくってお皿に取って頂きました。

2つ目のお菓子はマフィン。こちらは店主の妹さんの手作り。お菓子は季節によって内容が変わります。茶器やお皿などにもセンスの良さとこだわりが感じられます。

店内では茶葉も販売されています。

今回私も頂いたかぶせ茶の「さえみどり」は、マルイケティーワークスの看板商品の一つ。

茶葉が置かれている棚の下からは茶畑が見えるようになっています。こういう工夫も素敵ですね。

MARUIKE TEA WORKSの営業日などの詳細はこちら

落ち着いた空間で、かぶせ茶と店主さんのおもてなしを心ゆくまで楽しむことができました。

店主さんは茶業をはじめ、他にもお茶に関する活動などもされています。そのため、マルイケティーワークスの営業日は7月末から3月末の間の金・土・日。その他臨時休業や内容が変更する場合もあります。予約する前に内容をサイトで必ず確認して下さいね!

〇住所        三重県四日市市水沢町1022-1
〇公式URL https://www.maruike.mie.jp/
〇電話番号 080-6947-7950 (店主携帯)
〇営業時間  金・土・日(10:00-17:00) 予約制のため、前日17:00までに要予約。
      かぶせ茶ワークショップについては、1週間前までに要予約(2名様より可能)。
〇車でのアクセス 新名神高速道路「鈴鹿PAスマートIC」より車で約10分、新名神高速道路「菰野IC」より車で約20分
〇公共交通機関でのアクセス JR・近鉄四日市駅から三重交通バス「宮妻口」行「三本松」バス停下車で徒歩1分
〇駐車場 あり(4台程度)

かぶせ茶カフェ

かぶせ茶カフェは、その名の通りかぶせ茶を中心にお茶を楽しむことができるお茶カフェです。(コーヒーの提供はありません)

築75年以上の古民家をそのまま利用し、お茶を知り尽くした茶農家さんによって営まれています。人によっては懐かしく、人によってはレトロな雰囲気が新鮮に感じるお店です。40代の私にとっては、子どもの頃に行ったおじいちゃんおばあちゃんの家にいるみたいで、懐かしくてとても落ち着きます。

品種を飲みくらべ

かぶせ茶カフェでは幾つかのお茶のメニューがありますが、私が特におすすめしたいのは、「のみくらべ膳」(税込1,200円)。かぶせ茶をはじめ、ほうじ茶や玄米茶、和紅茶などの中から3種類のお茶を選んで飲み比べることができます。お菓子とあられ茶漬けが付いた、見た目にも豪華なセットです。四日市とその近隣の名産品である萬古焼(ばんこやき)の茶器で出して頂けます。

今回選んだのは、もちろんかぶせ茶。単にかぶせ茶と言っても幾つか品種があり、こちらでは数種類の品種の中から気になるものを選ぶことができます。メニューにそれぞれの品種の特徴がわかりやすく説明されています。

私は、とうもろこしや枝豆のような甘い香りが特徴の「さえあかり」と、最初は甘みを感じ飲んだあと心地よい渋みが特徴の「つゆひかり」、そして、飲んだあとにほのかに花のような香りが鼻の奥に抜ける「そうふう」を試してみました。

飲みくらべ膳が運ばれてきた時には、すでに湯冷ましの中にお湯が入っていて、かぶせ茶を淹れるのにちょうど良い温度になっています。このまま急須にお湯を注ぎ、茶葉が開いたらゆっくりと最後の一滴まで湯呑みに注ぎきります。この最後の数滴に旨みがたっぷり含まれているんです。

実は、この飲みくらべはクイズ形式になっていて、湯呑みの下の紙の裏側には、それぞれ選んだ品種名が書かれています。

食べても美味しい

茶葉は味が出る限り二煎目、三煎目と飲めますが、飲むだけで終わりではありません。かぶせ茶カフェでは、飲んだ後の茶がらはポン酢をかけて頂くことができるんです!

かぶせ茶は上質なお茶なので、茶葉は柔らかくてほうれん草のおひたしのような食感。旨みも残っていて程よい苦味もあって美味しいです。茶葉に残る食物繊維やビタミン類などが摂取できるのも嬉しいですね。

茶農家さんならではのアイデア

かぶせ茶カフェでは、こちらのカフェを営むご家族の娘さんが制作しているアクセサリーを買うことができます。素敵なピアスやヘアピン、リングなどがあり、お値段もリーズナブル。

実は、中には本物のかぶせ茶の茶葉が入っているんです!普通なら思いつかないような発想は茶農家さんならでは。中に入っている茶葉の一つ一つが良いアクセントになっていてとても綺麗です。

かぶせ茶カフェの営業日などの詳細はこちら

かぶせ茶カフェは、茶農家さんが茶業をしながら経営されているため、カフェの営業日は木・金・土となっています。(8月中は日曜も営業)

店内では、茶葉はもちろん茶器などの販売もあります。9/30(土)までは、お茶をふんだんに使ったかぶせ茶氷やほうじ茶氷などのメニューもありますよ。

臨時休業やメニューの内容などが変更になる可能性もありますので、お出かけ前にサイト等で必ず確認してみて下さいね!

かぶせ茶カフェ (有限会社マルシゲ清水製茶)

〇住所        三重県四日市市水沢町998
〇公式URL https://marushige-cha.jp/
〇電話番号 059-329-2611
〇営業時間 木・金・土 (10:00~17:00) 8月中は日曜日も営業。
〇車でのアクセス 新名神高速道路「菰野IC」より車で約20分、新名神高速道路「鈴鹿PAスマートIC」より車で約10分
〇公共交通機関でのアクセス JR・近鉄四日市駅から三重交通バス「宮妻口」行「三本松」バス停下車で徒歩3分
〇駐車場 あり(10台程度) 
〇かぶせ茶氷・ほうじ茶氷(それぞれ税込900円)

かぶせ茶氷について紹介した記事はこちら👇

かぶせ茶カフェの夏の風物詩! お茶をふんだんに使ったかき氷がはじまりました!

周辺のおすすめスポット

四日市市ふれあい牧場

四日市市ふれあい牧場は、茶畑に面した高台にある乳牛育成の牧場です。ジャージー牛やヤギ、ポニー、小動物などがいて、とてもアットホームな雰囲気でお子さん連れにも人気のスポットです。

売店では、ふれあい牧場名物のソフトクリームが販売されています。(税込380円)  

大人から子どもまで大人気で、濃厚でありながらも甘さ控えめでさっぱりとしています。他にも乳製品をはじめ、地元水沢のお茶やクッキーなども買うことができます。多くの方が、売店の前で茶畑を眺めながらソフトクリームを食べています。天気が良い日は遠くに伊勢湾も見えますよ!

四日市市ふれあい牧場の詳細はこちら

〇住所       三重県四日市市水沢町1538
〇公式URL https://sites.google.com/site/fureaibokujyou/
〇電話番号 059-329-3711
〇売店営業時間 11:00〜15:00
〇売店休業日 水・木・雨などの悪天候時、冬季(12月〜3月末) 牧場自体は年中無休、入場無料
〇その他 牛舎見学は朝の掃除終了〜14時頃まで。(おすすめは12時前後)、天候や場合によっては見学できない場合があります。
現在は、動物ふれあい体験や搾乳体験、バター作り体験は行っていません。体験できるのは、ヤギのエサやり体験(数量限定)のみです。
〇ペットの入場不可
〇天候や状況により内容が変更になる場合があります。お出かけの際は、ふれあい牧場のサイト等で内容を確認することをお勧めします。
〇トイレ あり (外女性用トイレにベビーベッドあり、売店棟内に車椅子用トイレあり)
〇駐車場 あり(約60台、無料)、売店前におもいやり駐車場が2台分あり<
〇車でのアクセス 新名神高速道路「菰野IC」より車で約15分、新名神高速道路「鈴鹿PAスマートIC」より車で約15分

水沢もみじ谷

水沢もみじ谷は、水沢の代表的な観光名所で、三重県内でも人気の紅葉スポットの一つ。もみじに包まれた谷の中には、木の机といすの休息スペースがあり、美しいもみじの景色に風情を添えています。

谷の北から南へ下って行くと、赤色の橋もあります。春から夏頃にかけては、青もみじとのコントラストも綺麗です。

もみじ谷の紅葉は、谷の上(道路側)の方から先に色づき始めます。その年の気候にもよりますが、谷の中側が紅葉するのは、例年では12月初めから半ばにかけてと少し遅め。色づき具合もその年によって違うこともあります。

もみじ谷の規模はそれほど大きくはないので、30分くらいあれば全体を周ることができますよ。特に谷の北側は傾斜があるので足元には気をつけてくださいね!

駐車場については、もみじ谷の南側に数台分停められるスペース有り。

もみじ谷の東側に20台程駐車可能な、自然の地形を利用した駐車場有り。

また、紅葉の時期になったら、もみじ谷の情報を詳しくお伝えできればと思います。

紅葉の時期のもみじ谷についてはこちら

名称

水沢もみじ谷

住所
四日市市水沢町
電話番号

059-329-2001

公共交通機関でのアクセス

近鉄四日市駅から宮妻口行きバス45分終点下車すぐ

車でのアクセス

東名阪自動車道四日市インターから車で20分

いかがでしたか?

水沢は、美しいもみじ谷の紅葉で有名ですが、今回のこの記事で、かぶせ茶や水沢の美しい茶畑の風景を知っていただき、興味を持って頂けたら幸いです。三重県へお越しの際は、四日市市の水沢方面にもぜひお立ち寄りくださいね!最後まで読んで頂きましてありがとうございます!

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Mariko

三重県の北勢地域で生まれ育った三重人。観光協会で働いていた経験も活かし、穴場スポットや三重の産業や文化なども紹介していきます。

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