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青の洞窟が日本にも!遊覧船で行く絶景スポット&周辺の観光スポットをご紹介!

掲載日:2023.04.20

青の洞窟とは、海に面した洞窟で、太陽光線が海底に反射することで海面が青く輝くように見える場所のこと。イタリアのカプリ島にある青の洞窟が有名ですが、実は日本にもあるんです!今回は三重県にある青の洞窟や、その周辺の観光スポットについて、日本在住台湾人YouTuberのMaoさんとともにご紹介します!

青の洞窟というと、イタリアのカプリ島にあるものが有名ですね。(写真参照)
日本にも青の洞窟と呼ばれる絶景スポットがあり、北海道の「小樽青の洞窟」、岩手県の「八戸穴」、新潟県の「竜王洞」、静岡県の「堂ヶ島天窓洞」、石川県の「珠洲岬(聖域の岬)」、沖縄県の「真栄田岬」などが挙げられます。

そして!実は、青の洞窟は、三重県熊野市にもあるんです。

2.青の洞窟(ガマの口)

青の洞窟へ遊覧船で行こう

青の洞窟(ガマの口)には、観光遊覧船でアクセスできます。

Maoさん「風が気持ちいい!青の洞窟めがけて出発進行~!」

遊覧船の開放感を存分に味わいながら、楽しんじゃいましょう♪

遊覧船は鬼ヶ城→徐福の宮→青の洞窟(ガマの口)→楯ヶ崎→海金剛の順に、絶景スポットを巡っていきます。ちなみに青の洞窟以外は、陸地からもアクセス可能なスポットですが、海上から見るとまた違った景色で面白いんです。「それぞれのスポットに陸地から行ったことがある」という方も、次は遊覧船に乗って新たな視点で楽しんでみてください♪

バシャバシャと水しぶきをあげながら、どんどん進む遊覧船。もうすぐ青の洞窟に到着です!ワクワク。

青の洞窟(ガマの口)に着きました!

Maoさん「見てみて!綺麗な青色…!」

まるで海中に絵具を垂らしたような鮮やかな青色に、目を奪われます。

透明度が高いため、小さな魚が泳いでいる様子や、海底にある岩もはっきり見ることができます!ずっと見続けていても飽きない景色ですね。

観光遊覧船の乗船時にもらえるチラシによると、太陽光線の入り具合によって、海の色がコバルトブルーっぽくなったり、エメラルドグリーンっぽくなったり、色味が変化するそう。その日その日で違った景色を見れるので、何度来ても楽しめそうです♪

Maoさん「本当に、ガマ(カエル)が口を開けているみたいな形で面白い!」

まるで人工的に削られたように綺麗にぽっかり空いた洞窟、自然にできたとは思えない風景ですね。

遊覧船では楯ヶ崎(たてがさき)にも行ける

青の洞窟を見た後は、 無数の柱が連なったように見える柱状節理(ちゅうじょうせつり)で名高い楯ヶ崎へ。高さ約70メートル、周囲約600メートルに及ぶ、まさに「楯」のような形で海にそそり立つ楯ヶ崎は、大昔(約1400万年前)の大規模な火山活動により、大量のマグマが冷却固結され収縮して生じたもの。神武天皇(日本書紀や古事記により第一代の天皇・皇室の祖先とされている)が、上陸した地とも伝えられており、神話にゆかりのある場所としても有名です。神話との関わりも相まって、壮大さや、荘厳さを感じますね。

観光遊覧船で楯ヶ崎に近づいていくと、どどーんと広がる柱状節理の断崖絶壁を、さらに楽しむことができます。Maoさん、壮大な景色に感動しっぱなしです。

Maoさん「岩の柱が何重にも連なっていて、不思議な景色!」

近づいていくと、岩一つ一つの様子もしっかりと見えて、より迫力を感じますね。

観光遊覧船は、松崎港発着で所要時間約70分ほど。出発時刻は10時・12時・14時のいずれかとなります。
料金は(大人1人あたり税込)2人乗船:4,500円 3人乗船:4,000円 4人乗船:3,500円 5人以上乗船:3,000円となっています。

※詳細は公式サイトでご確認ください
※1名での乗船はできません
※小学生未満の幼児は乗船できません

名称

熊野海上観光遊覧サービス(楯ヶ崎観光遊覧船)

住所
熊野市井戸町654-1(熊野市駅前観光案内所内)
電話番号

0597-89-2229

料金

松崎港発着(熊野市大泊町)熊野市観光公社 0597-89-2229

休日

年末年始(12月30日~1月3日)
※荒天、高波時には中止します。

公共交通機関でのアクセス

JR大泊駅より徒歩15分(松崎港出発)
JR二木島駅より徒歩1分(二木島港出発)

車でのアクセス

①松崎港
紀勢自動車道~熊野尾鷲道路 熊野大泊ICを降りて約3分
②二木島港
紀勢自動車道~熊野尾鷲道路 熊野新鹿ICを降りて約15分

3.青の洞窟の周辺観光スポット

世界遺産・鬼ヶ城

 

三重県熊野市にも【青の洞窟】が!遊覧船で行く絶景スポット&周辺の観光スポットもご紹介!!

陸地の遊歩道を通って鬼ヶ城へ。鬼ヶ城は海風蝕と数回の大地震で隆起した凝灰岩の大岸壁。約1キロにわたり、熊野灘の荒波で削られた大小無数の洞窟が階段状に並んでいます。洞窟の中から外の景色を眺めると、海と空がボコボコした形でくり抜かれたような、不思議な景色を楽しめます。

鬼ヶ城には昔、鬼と恐れられた海賊・多娥丸(たがまる)が住み着き、熊野の一帯を荒らしまわっていたところを、今から約1200年前に征夷大将軍の坂上田村麻呂が天皇の命を受けて退治したという伝説が残っています。

Maoさん「鬼ヶ城に昔、鬼が住んでいたと言われたら、納得してしまうくらい雰囲気のある場所。 多娥丸が退治された時、どんな戦いがあったんだろう?と、お話の中身をついつい想像しちゃいます」

名称

鬼ヶ城(熊野市)

住所
〒519-4323 熊野市木本町
電話番号

0597-89-4111

駐車場

有 72台
大型バス 10台
大型バス 18台(鬼ヶ城センター第2駐車場)

公共交通機関でのアクセス

・JR紀勢本線「熊野市駅」から「大又大久保行き」バス約5分「鬼ヶ城東口」下車すぐ

車でのアクセス

・熊野尾鷲道路「熊野大泊IC」から南へ車で約1分

世界遺産・花の窟(はなのいわや)神社

 

三重県熊野市にも【青の洞窟】が!遊覧船で行く絶景スポット&周辺の観光スポットもご紹介!!

花の窟(はなのいわや)神社は、「日本書紀」にも記されており、「日本最古の神社」と言われています。「日本書紀」によると、花の窟神社には「伊弉冉尊(イザナミノミコト)」と、その子である「軻遇突智尊(カグツチノミコト)」が祀られています。

イザナミノミコトは「国生み」「神生み」の神でもあり、35の神々を生みますが、カグツチノミコトを生む際に火傷を負い、それが要因となって亡くなってしまいます。イザナミノミコトが葬られた墓所が「花の窟」であり、高さ約45メートルの磐座(いわくら)がご神体とされています。

 

神社を進んでいくと最奥にある磐座の存在感には、圧倒されます。花の窟という名前は、「花を供えて祀った岩屋」からきている、という説もあるそうです。

現在も、ご神体の前にはいくつかお花が供えられています。そびえ立つ大きな岩と、小さく彩りを添える花々の対比が、神秘的な雰囲気を一層引き立てます。

絵馬に「台日友好」と書いたMaoさん、「台湾の皆さんに、日本や三重県の魅力を沢山知ってもらえるよう、これからも発信していきます!」とのこと!

 

名称

花の窟神社

住所
熊野市有馬町 
電話番号

0597-89-0100

駐車場

あり

公共交通機関でのアクセス

JR熊野市駅から新宮駅行きバス4分「花の窟」下車

車でのアクセス

熊野大泊ICから約10分

七里御浜海岸

 

三重県熊野市にも【青の洞窟】が!遊覧船で行く絶景スポット&周辺の観光スポットもご紹介!!

花の窟神社の目の前には、熊野市から紀宝町まで約22キロ続く、「七里御浜」が広がっています。日本で一番長い砂礫(されき)海岸として、「日本の渚百選」や「21世紀に残したい自然百選」などに選ばれており、全国的にも有名なスポットです。

 

水面がキラキラと反射して、とっても綺麗…「川も海も山も楽しめる東紀州地域、本当に素敵です!すっかり虜になりました!」と、Maoさんが笑顔で話してくださいました。

波打ち際を散歩しながら、七里御浜海岸の美しさを満喫します。

 

名称

七里御浜海岸

住所
熊野市~紀宝町
電話番号

0597-89-0100

公共交通機関でのアクセス

JR熊野市駅から徒歩5分

車でのアクセス

熊野尾鷲道路 熊野大泊IC~国道42号
(熊野大泊ICから約5分)

熊野の2つの秘湯を結ぶトロッコに乗ろう!

 

三重県熊野市にも【青の洞窟】が!遊覧船で行く絶景スポット&周辺の観光スポットもご紹介!!

熊野市紀和町は1200年以上も昔から、鉱山の町として知られていました。昔、銅の採掘に使われていたトロッコは一度、その役目を終えて眠っていましたが、観光用トロッコとして復活!入鹿(いるか)温泉・ホテル瀞流荘と、湯元山荘・湯ノ口温泉を結ぶ1キロ(10分間)の道で乗車可能です。緑と白のカラーや、かまぼこ型のボディがカワイイ~!

小さなトロッコの扉をくぐり、中に入っていくと…

車両の中も、レトロでかわいらしい空間が広がっています!トロッコに乗って、10分間の小旅行を楽しみましょう♪

 

名称

【運休中(2023年4月20日現在)】トロッコ電車(坑内電車)

住所
〒519-5416 熊野市紀和町湯ノ口10
電話番号

0597-97-1126

料金

片道:大人 280円、小人150円
往復:大人550円・小人280円
入浴付き:880円・小人440円

営業時間

8:50~17:10
定期便あり

休日

年中無休
※施設安全点検に伴い当面の間運休といたします。(2023年4月20日現在)
※最新の情報は公式サイトでご確認ください。

駐車場

あり

公共交通機関でのアクセス

JR熊野市駅より 車35分又はバス50分瀞流荘下車
JR新宮駅より車40分

車でのアクセス

熊野大泊ICから国道42号、国道311号経由で約40分

厳選かけ流し!山の中の秘湯・湯ノ口温泉

 

三重県熊野市にも【青の洞窟】が!遊覧船で行く絶景スポット&周辺の観光スポットもご紹介!!

入鹿温泉・ホテル瀞流荘からトロッコに乗り、山に囲まれた秘湯感あふれる湯ノ口温泉に到着!湯ノ口温泉の建物や温泉設備には、高級木材として知られる「熊野材」が使用されています。木のぬくもりや香りを感じながら、温泉でぽかぽか温まりましょう♪

湯ノ口温泉は、加水・加温一切なしの源泉かけ流し。湯ノ口温泉周辺の地域は昔、銅の鉱山があった場所でもあり、鉄分やミネラルを豊富に含むお湯が湧きだしています。「杖忘れの湯(杖をつくことを忘れるくらい元気になれる)」ともいうそう。旅の疲れも一気に吹き飛びますね♪

Maoさん「体がぽかぽか温まって、気持ちもほぐれます♪」

温泉の癒し効果抜群の様子です。

名称

湯元山荘 湯ノ口温泉

住所
〒519-5416 熊野市紀和町湯ノ口10
電話番号

0597-97-1126

料金

大人550円、小人280円

営業時間

9:00~21:00(最終入場20:15まで)

休日

不定休

駐車場

あり

公共交通機関でのアクセス

JR「熊野市駅」から紀和町方面行きバス70分、小川口下車後トロッコ電車10分

車でのアクセス

熊野市から国道311号経由で約45分 https://www.seiryusou.com/yunokuchi/access.html 

今回は青の洞窟と、その周辺スポットをMaoさんとともに巡りました!遊覧船で絶景巡りに、世界遺産に、トロッコに、温泉に...見所がギュッと詰まった青の洞窟と、その周辺スポットはいかがでしたか?

前編記事「絶景!抜群の透明度を誇る【銚子川】に行ってみた!周辺の観光スポットもご紹介!」もご覧くださいね♪

その他、もっと東紀州の観光情報を知りたい方は、「青の鼓動、感じる。東紀州観光手帖」をご覧ください!

※台湾人インフルエンサーMaoMaoTVのMaoさんにご出演いただき制作した東紀州地域の観光資源や体験メニューを盛り込んだ台湾向けプロモーション動画はこちら↓

 

 

記事制作:MSLP

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