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＜新収蔵品展＞大森素坡・坪島圡平二大コレクション受贈記念「川喜田半泥子とともにⅡ」展シンシュウゾウヒンテン　カワキタハンデイシトトモニ　

開催日：2024年04月13日(土)〜2024年06月23日(日) 10:00〜17:00

昨年（令和五年）、質量ともに充実した川(かわ)喜(き)田(た)半(はん)泥(でい)子(し)（一八七八～一九六三）の作品群二件が、石水博物館へ寄贈されました。「大森(おおもり)素坡(そば)コレクション」と「坪島(つぼしま)圡(ど)平(へい)コレクション」（寄贈順）です。
　大森素坡（本名：大森幸一郎氏・一九〇五～九五）は中部配電、のちに中部電力に勤務し、戦後間もなく半泥子が津市西郊の長谷(はせ)山(やま)の麓に開いた「廣永陶苑」に電気を通す、いわばインフラ整備に尽力しました。茶の湯を愛し、趣味でも半泥子と意気投合した素坡は、半泥子を中心とする趣味の会「陽炎会(かげろうかい)」のメンバーでもありました。「素坡」の号は半泥子からつけられたもので、あやうく「大森雲堂（うどん）」とされかけたところ自ら異議を申し立て、「素坡」となったエピソードが知られています。
　坪島圡平（本名：坪島一男氏・一九二九～二〇一三）は戦時中に半泥子と出会い、「廣永陶苑」の立ち上げとほぼ同時に半泥子の門に入った愛(まな)弟子(でし)で、師匠がアマチュアで弟子がプロというユニークな師弟関係でした。半泥子没後は廣永窯を主宰し、平成二十五年（二〇一三）までの五十年間、窯の火を守り続けてきた陶芸家です。「圡平」の号も半泥子がつけたもので、名字の「坪」の字のヘンとツクリを分解したものといいます。
　半泥子の身近な存在であった両氏のコレクションは、半泥子から直接譲られた作品群であり、思いが込められた名品が多数含まれています。本展では、新受贈の二大コレクションあわせて約八十点から、代表的な作品を中心にお披露目するとともに、半泥子の傍らで廣永窯草創期を支えた二人の活動を紹介します。

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詳細情報

開催期間

2024年04月13日(土)〜2024年06月23日(日) 10:00〜17:00

会場

石水博物館

住所

〒514-0821 津市垂水３０３２番地１８

電話番号

0592275677

公式URL

https://sekisui-museum.or.jp/

営業時間

午前10時〜午後5時（入館は午後4時30分まで）

休業日

月曜日（祝日の場合は翌日）、展示替期間、年末年始

利用料金

一般……500円
団体（２０名以上）……400円
学生（高校生以上）……300円
中学生以下……無　料
障害者手帳お持ちの方及び付添者１名……300円

公共交通でのアクセス情報

●JR・近鉄津駅東口より三重交通バス（久居駅方面行）にて15分、「青谷口」下車徒歩8分
●近鉄久居駅西口より三重交通バス（津駅方面行）にて10分、「青谷口」下車徒歩8分
●JR阿漕駅より徒歩12分

車でのアクセス情報

■津市街から
国道23号線「大倉」の交差点を県道776号線（久居方面）へ。JRの踏切を越え、約200ｍ先岩田池手前の細い道（角に看板あり）を左折、約300ｍ先左側。
■久居方面から
国道165号線の交差点を県道776号線（四日市・三重県運転免許センター方面）へ。岩田池を越えて細い道（角に看板あり）を右折、約300ｍ先左側。

駐車場

１５台

トイレ

あり

※ 2024年6月時点の情報です。日程、料金等が変更されている場合がありますので、お出かけの際は問い合わせ先にご確認ください。