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絶景を望む伊勢志摩スカイラインで伊勢から鳥羽へ!金剛證寺や足湯、料金に所要時間も紹介

掲載日:2017.01.26

「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」…と伊勢音頭の歌詞にも登場する標高555mの朝熊山。有料道路「伊勢志摩スカイライン」を通って頂上を目指します。道中にはどんな景色や名所、食べ物が待ち受けているやら。いざ出発!金剛證寺もご紹介します。

絶景を望む伊勢志摩スカイラインで伊勢から鳥羽へ!取材に行ってきました。

「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」…と伊勢音頭の歌詞にも登場する標高555mの朝熊山。有料道路「伊勢志摩スカイライン」を通って頂上を目指します。道中にはどんな景色や名所、食べ物が待ち受けているやら。いざ出発!料金所で通行料(軽・普通自動車1,250円、自動二輪880円)を支払うと、係の人からパンフレットと福引券、ドライブイン鳥羽の割引券をいただきました。うれしい!

カーブが続く道を5分ほど走り、一宇田展望台に到着。標高300mで、あべのハルカス展望台(大阪府)と同じ高さ。2016年開催の伊勢志摩サミットで、国際メディアセンターとして利用された「サンアリーナ」や伊勢湾などが眺望でき、運がよければ中部国際空港セントレアから飛び立つ飛行機が見られるかも。

昔から伊勢神宮の参拝者が参詣した「金剛證寺」の立派な門が目に飛び込んできました。

仁王門へと続く階段は歴史と風情を感じさせます。

境内に入ると蓮間の池に架かる太鼓橋が目の前に。インパクト大です。

本堂へ続く参道の途中にお地蔵様の石を発見。最初に持ち上げて、次に左へ3度回してご真言を唱え、祈念した後、再度持ち上げて最初より軽く感じたら願い事が叶うとか。早速チャレンジ!うーん、私の願いごとは叶わないみたい。残念。

三重の塔は、いつからあるのかな。

本堂左側には「福丑」の像が。説明板には「触れれば心清く、意志堅固となり、福徳知恵増進し身体健康の御利益が授けられます」と。願いを込めて、福丑をなでました

本堂は国の重要文化財建造物。かなり立派です。

あっ、竜宮城みたいな門が見えてきた。「極楽門」と書いてある。奥之院へ続く参道の入り口です。

左右には卒塔婆がびっしり。地上気温より約5℃低いためか、ひんやりとした空気が漂います。

奥之院に到着。天気の良い日は富士山が望めるみたい。

山頂の朝熊山展望台は、スカイツリー展望回廊より50m高い!伊勢湾に浮かぶ答志島や鳥羽の街並み、天気が良ければ南アルプスや富士山が望めます。

山上広苑で、ポツンと立つ郵便ポストを発見。恋人の聖地に選定された「天空のポスト」だ!絵葉書を買って投函しよう。

売店で絵葉書と切手を購入。福引にもチャレンジ。

展望足湯(大人100円、子ども50円)で旅の疲れを癒やしました。

最後に朝熊茶屋で、観光客に大人気の「志摩うどん(600円)」を注文しました。
伊勢うどんの麺に海藻アオサ・とろろ昆布、ちくわの磯部揚げなどを添えた一品。磯の香りが食欲をそそります。

伊勢志摩スカイラインの所要時間は、今回のように山頂と金剛證寺を回るとおおよそ2時間程度(伊勢志摩スカイラインの道路を通り抜ける時間が約30分、山頂周辺と金剛證寺の見学で90分)となります。
山頂周辺のみを見る場合は1時間程度でも可能です。
伊勢・鳥羽・志摩をドライブで回る方にはおススメのルートです!

○通行料金
 軽・小型・普通自動車:1,250円
 自動二輪車126cc以上:880円

○営業時間
 1~4月・9~12月:午前7時~午後7時
 5~8月:午前6時~午後8時

○住所:伊勢市宇治館町岩井田山677-1

○電話番号:059-226-6752

○HP:伊勢志摩スカイライン

※掲載されている内容は2017年1月の情報となります。

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天空のポスト

天空のポスト 伊勢志摩スカイライン

伊勢志摩

伊勢市

伊勢志摩スカイライン 朝熊頂展望台には昔懐かしいポストがあり、このポストは「天空のポスト」と呼ばれています。 正式名称は「1号丸型ポスト」といい、戦後から昭和30年代にかけて活躍したタイプで、ノスタルジックな佇まいは、自然と景観にとけこみます。 集配業務は日曜日以外、毎日行われており、山頂に立ち寄られた方が売店で切手と葉書をお買い求めいただき、投函されています。 この天空のポストが、NPO法人地域活性化支援センターの「恋人の聖地プロジェクト」より、三重県で3カ所目の恋人の聖地(サテライト)に選定されました。 SNSやメ ールなどではなく、極めて「アナログ」な方法で、「ラブレター」や「結婚報告」、「婚姻届」、「近況報告」などに、天空のポストをぜひ使ってみてください!

金剛證寺①

金剛證寺

伊勢志摩

伊勢市

朝熊山の山頂にある空海ゆかりの古刹で、伊勢神宮の鬼門を守る寺としても有名です。金剛證寺の創建は欽明時代の御代(6世紀後半)、暁台上人によって開かれたと伝えられています。 天長二年(825)弘法大師空海が真言密教の根本道場を建て本尊に福威知満虚空蔵菩薩を祀り勝峰山兜率院金剛證寺と称しました。弘法大師空海は当山において虚空蔵求聞持法を修したと伝えられています。その後、無住の時代が続き、明徳三年(1392)鎌倉建長寺71世(円覚寺61世)仏地禅師が入山し寺の再興に努めました。仏地禅師は中興の祖と仰がれ、真言宗から臨済宗に改宗され、臨済宗南禅寺派のお寺となりました。 慶長二年(1597)と慶長十三年(1609)にわたり火災にあいましたが、徳川家康は慶長十四年(1610)姫路城主池田輝政に命じ本堂摩尼殿を再興。その後もまた文化元年(1804)と明治二十年(1887)とに火災にあい、多くの堂宇を失いました。現存する建物は、江戸時代の摩尼殿、法務寮、求聞持堂、雨宝堂、望海院、与楽院、呑海院、孝源院等です。 創建年代:539~571

足湯からの眺望

伊勢志摩スカイライン

伊勢志摩

伊勢市

伊勢湾の雄大なパノラマは絶景!足湯に浸かりながら絶景を360度見渡すことが出来ます。 晴れた日には日本アルプスや富士山が見えることも。山頂の15万㎡の広大な苑地には朝熊七草や神宮つつじなどの季節の草花を楽しむことができ、ハンモックやさんぽ道も整備されております。 また、山頂展望台には、写真スポット「天空のポスト」も! 山頂近くには、昔から「お伊勢参らば朝熊をかけよ・・」と詠われた南禅寺派の名刹「金剛證寺」があります。このお寺は伊勢神宮の鬼門を守るお寺として神宮の奥の院とも言われています。本堂は国指定重要文化財に指定されており、日本3大虚空蔵菩薩の1つがおまつりしてあります。

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