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レッドヒルヒーサーの森に、藤のガーデンエリアが新規オープン! 見どころを徹底解説します♪

掲載日:2021.04.24

三重県津市にある里山「レッドヒル ヒーサーの森」は、四季折々の植物が楽しめる里山庭園。そんなレッドヒルヒーサーの森に、2021年4月24日から藤のガーデンエリアが新たにオープンします!今回は、特別に許可をいただき公開前に取材することができましたので、①見どころ を解説するとともに、②期間、③料金、④点灯時間、⑤アクセスなどの詳細情報も詳しくご紹介していきますね♪

※2023年はライトアップを実施していません。

藤のガーデンエリアの見どころ① 広大な敷地に植栽された10種22本の名木が鑑賞できる!

今回新たにオープンする「藤のガーデン」は広さ約5,000平方メートル、一般的な淡い紫色の藤だけでなく、白やピンクの花を咲かせるものなど、満開時には色鮮やかな名木・巨木が咲き誇ります。

辺り一帯には藤の花の甘い匂いがたちこめ、深呼吸をすると、普段は聴き逃してしまうような自然の音や風の存在に気が付くでしょう。

藤のガーデンのなかでもこの黄金葉の藤はとても珍しく、実は名前も判明していません。
それほどまでに珍しい種なんだとか。

こちらは「藤」に、「黄金葉の藤」を接ぎ木したもの。

垂れ下がる「長藤」に輝く「黄金葉の藤」、ひと手間ふた手間かけて造られたこの2つの藤の共演は、まさに他では見れない景色。見頃が待ち遠しいですね♪

写真好きの目線で、この「藤のガーデン」の魅力を語ると、ポイントとなるのが「逆光」であること。そのおかげで、まるで藤がキラキラと光り輝いているように撮影できます。

また、ガーデンの周囲が緑に囲まれていることも、花の色をよりいっそう映えさせています。
観賞を楽しみたい方はもちろん、撮影を楽しみたい方にもオススメできるスポットです!

こちらの藤も、「長藤」といわれる品種です。
その名のとおり、枝垂れる花が他の品種と較べて長く、下から見上げると圧巻の迫力です。

実はこれら園内にある22本の藤はすべて、遠く370km離れた富士山麓からやってきたそう。

「根を切られることを嫌う藤は移植することがとても難しく、今回のプロジェクトも様々な困難がありましたが、移植開始から丸4年の月日をかけてようやくきれいな花を咲かせてくれました。」と話してくれたのは、今回案内をしてくれた代々(だいだい)さん。

「多くの方の協力と、赤塚植物園の知識・技術の粋を集めて誕生したこの藤のガーデンを是非、楽しんでいただきたいです!」

藤のガーデンエリアの見どころ② 幻想的なライトアップ!

※2023年はライトアップを実施していません。


藤のガーデンエリアの魅力はまだまだあります。

開園期間中は毎日18時からライトアップを実施!光に照らされて浮かびあがる紫色の花房の、幻想的な景色に思わず魅入ってしまいそう。

ムードはもちろん◎
広々としたガーデン内にはあちこちにベンチが設置されているので、大切な人としっとりとしたひとときを過ごせそうですね。

明るいときに撮った写真と同じ画角で撮影した1枚!
見較べてみると、受ける印象の違いに気づきます。


Grapeflower

日中に藤を見たあとに、お買い物や夕食を楽しみ、夜はまたライトアップを。そんな一日もいいですね♪ ※ライトアップ時に再入場可

三色の藤がグラデーションを作る夢のような光景も…♪

ちなみに、ライトアップ入場口には売店も特設されています!
藤のサシェやオイルなどのアロマグッズも品揃え盛りたくさんなので、是非ご愛用ください♪

4月24日からオープンする「藤のガーデン」いかがだったでしょうか。
見ごたえあるスポットなので、この機会にぜひ遊びにきてくださいね!



バラを楽しむレッドヒルヒーサーの森

ここからは藤のガーデン以外にも魅力が溢れているレッドヒルヒーサーの森をご紹介します♪

レッドヒルヒーサーの魅力① 1500株のバラの香りと彩りに包まれるローズガーデン

藤が終わりを迎えた後、5月中旬頃からはローズガーデンが見頃を迎えます。

広さ約2,500㎡を誇るこのローズガーデンでは、約400品種、1500株のバラが集められていて、イギリスのバラ育種家デビッド・オースチンが作出したイングリッシュローズをはじめ、多種多様なバラが楽しめます。

レッドヒルヒーサーの森のなかでも一二を争う人気のガーデンなので、藤を逃してしまった方も、もちろんそうでない方にもおすすめです!

時期:5月中旬頃~6月中旬頃まで




アジサイガーデン

レッドヒルヒーサーの魅力② 初夏を涼やかに彩るアジサイの庭園

梅雨の頃になると、大きく美しい花を涼やかに咲かせるアジサイガーデンが見頃を迎え、白やピンクのアナベルといったアメリカアジサイ、円錐状に花をつけるピラミッドアジサイ、ヤマアジサイなど、約100品種1,000株のアジサイが楽しめます。

アジサイガーデンは、レッドヒルヒーサーの森から車で3分ほどの場所にあり、シャクナゲガーデンと併設されています。県道沿いの平地にあるので、傘をさして雨の日散策もいいですね。

時期:6月5日~7月上旬頃まで




スイレンを楽しむ

レッドヒルヒーサーの魅力③ 水の妖精 スイレンに会いに行く

6月~8月には温帯スイレン、7月~10月には熱帯スイレンが見頃を迎え、水面を彩ります。

きらめく水面に涼しげに咲くスイレン。学名の「Nymphaea」は「ニンフ(妖精)」が由来とされ、その透明感のある魅惑的な美しさは、古くから多くの人の心を虜にしてきました。

時期:6月中旬~10月末頃まで




レッドウッドの森

レッドヒルヒーサーの魅力④ レッドウッドの森

レッドヒルの名前の由来になったセンぺルセコイアが植えられているエリアです。

暖かな日差しが降り注ぐ中で、圧倒的な存在感を誇るこの木々に出逢い、幹に触れたときの暖かなぬくもりに心が癒されます。

取材レポート:赤塚植物園の栽培見本農場「レッドヒルヒーサーの森」がオープン 場所やアクセス、入園料金をご紹介




赤塚FFCパビリオン

関連施設もご紹介♪① 赤塚FFCパビリオン

赤塚植物園直営の園芸専門店であるアカツカFFCパビリオンは、三重県内最大級のガーデンセンター。

売り場は店内だけでなく、屋外や温室にもあり、とても広々。季節の鉢花や観葉植物、ガーデニング用の草花、花木、野菜苗、種など品揃えの豊富さはもちろん、植物の特性に合わせてスタッフが育て方の相談に乗ってくれるので、ガーデニングデビューしたい方にもおすすめ!




朝津味

関連施設もご紹介♪② 高野尾花街道 朝津味

レッドヒルヒーサーの森に隣接する三重県最大級のファーマーズマーケットがこの朝津味!

400軒以上の地元農家さんたちから届く新鮮な野菜や果物、地元の特産品やお土産などが売場に並ぶほか、地域食材を使った店内自家製の和菓子やとうふ、お惣菜も人気の商品です♪

取材レポート:津市に出来た県下最大級の農産物直売所「朝津味(あさつみ)」へ行ってきました!





鈴鹿の森庭園

関連施設もご紹介♪③ 鈴鹿の森庭園

樹齢推定100年以上の日本最古と思われる「天の龍」など日本各地から約200本の梅の名木が集められた「鈴鹿の森庭園」は、今や全国的な知名度を誇る人気スポット!

鈴鹿山脈を背景に名木が立ち並ぶ姿は圧巻で、開花期間中は夜間ライトアップも開催されています。

開花時期:2月下旬~3月下旬頃

取材レポート:鈴鹿の森庭園の「しだれ梅まつり」!

いかがだったでしょうか?

新たにオープンする「藤のガーデン」はもちろん、四季折々の自然の魅力が楽しめる「レッドヒルヒーサーの森」や、産地直送の食品が購入出来る「朝津味」など色々な楽しみ方できるので、気になった方はこの機会にぜひ遊びにきてくださいね!

名称

「藤のガーデン」開園 レッドヒルヒーサーの森

開催期間(表示用)

2024年4月12日(金)~5月上旬

会場名

レッドヒルヒーサーの森

住所
〒514-2221 津市高野尾町2877番地
電話番号

059‐230‐7789

料金

里山維持協力費 1,200円(4月~6月15日)
        中高生…半額 (学生証をご提示ください)
        小学生以下…無料

※里山維持協力費は季節により変動します。
※お支払いにはPayPay(ペイペイ)をお使いいただけます。

営業時間

9:30 ~ 17:00
※最終入場は営業終了時刻の30分前まで

休日

毎週木曜日

駐車場

隣接する朝津味の駐車場をご利用ください
・普通乗用車323台、大型バス25台(無料)

公共交通機関でのアクセス

津駅からバスをご利用の場合
津駅東口4番乗り場
「豊が丘」行き乗車・・・「F北山」降車 徒歩5分
「椋本」行き乗車・・・「高野尾クラブ前」降車 徒歩約8分

★土日祝のみ、レッドヒルヒーサーの森・朝津味へ乗り入れ
 詳しくは、レッドヒルヒーサーの森 公式WEBページ アクセスをご覧ください。

車でのアクセス

・伊勢自動車道「芸濃IC」から車で約5分
・津駅から車で約20分
カーナビ検索 マップコード「213 175 858」

記事作成:三重県観光連盟職員
写真撮影:ふがまるちゃん

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