三重県多気町「ごかつら池どうぶつパーク」徹底解説!動物ファーストの新しい動物園を120%満喫する方法

2024年6月にリニューアルした三重県多気郡多気町の「ごかつら池どうぶつパーク」は、動物福祉を一番に考えた動物園。今回は、動物たちが生き生きと暮らす「ごかつら池どうぶつパーク」を120%満喫する方法ついて、動物大好き!みえ旅アンバサダー・キャスターマミが徹底解説していきます。

記事制作 / みえ旅アンバサダー キャスターマミ
撮影協力 / みえ旅アンバサダー さんぺい

▼目次

「ごかつら池どうぶつパーク」とは

三重県多気町の複合レジャー施設「ごかつら池ふるさと村」は、グルメ、ショッピング、宿泊、様々な遊び体験ができる観光拠点です。

そんなごかつら池ふるさと村の中にある動物園が、「ごかつら池どうぶつパーク」です。

リニューアル一周年の新しい動物園

ごかつら池どうぶつパークは、開園から30年を迎えたごかつら池ふるさと村「花と動物のふれあい広場」が、2024年6月にリニューアルした動物園です。

新園長に就任したのは、「よこはま動物園ズーラシア」の立ち上げメンバーだった髙橋文彦さん。

「ワンヘルス~人と動物、生態系の健康はひとつ~」をコンセプトに、人と動物との共生を学ぶことができる動物園として、様々な催しを開催しながら多くの来園者を迎えています。

三重県で3施設目、日本動物園水族館協会に加盟

2025年4月には、動物園として三重県で初めてとなる「日本動物園水族館協会(JAZA)」に加盟。

国際的な視野で自然や貴重な動物を保護する日本動物園水族館協会は、全国140施設の動物園と水族館で組織されます。

三重県内においてごかつら池どうぶつパークは、鳥羽水族館、伊勢シーパラダイスに次ぐ、3つ目の加盟施設となります。

ごかつら池どうぶつパークのエリア別動物一覧

6つのゾーンで構成されるごかつら池どうぶつパーク。それぞれのエリアにいる動物たちの一部を紹介します。

おいないぞーん

入園後にまず出迎えてくれるのが、屋根のある「おいないゾーン」です。

“おいない”は、松阪市や多気町周辺の方言で「おいで」「いらっしゃい」という意味を持つ言葉。

机と椅子が設置されていたり、動物に関する本が並んでいたり、小さなお子様が靴を脱いで上がれるスペース、授乳室のある「ほこほこるーむ」もあり、おもてなしの心が感じられる「おいないゾーン」。

カラカル、ニホンキジ、オオサンショウウオ、カピバラ、オグロプレーリードッグ、ミーアキャット、ワオキツネザルが過ごします。

 

▼オオサンショウウオ

▼カピバラ

▼ワオキツネザル

もーぶーるーむ

「おいないぞーん」から中央の広場へ進み、右手側に広がる「もーぶーるーむ」。

ミニブタと三重県の動物園ではここだけで飼育されているベネットワラビーに会うことができます。

 

▼ミニブタ

くりふぞーん

北米から南米の熱帯・亜熱帯地域に分布するクビワペッカリーが、高原を再現した園内の斜面でのびのびと暮らします。

群れを作って生活するクビワペッカリー。国内での展示は珍しく、希少です。

「くりふぞーん」では、人懐っこい4頭が近くに寄ってきてくれることもありますよ。

 

▼クビワペッカリー

きゅんきゅんるーむ

「おいないぞーん」の左手側にある建物「きゅんきゅんるーむ」には、その名の通りキュンキュンしちゃうような小さくてかわいい動物たちが生活しています。

カイウサギ、モルモット、フクロモモンガ、ヒメテンレックがいます。

 

▼モルモット

▼フクロモモンガ

どきどきるーむ

園内中央にある「わいわいスロープ」入り口の右側に建つ展示室「どきどきるーむ」。

何だか入るのに勇気がいるような名前のお部屋です。

中にいるのは、爬虫類や両生類。

温暖な地域に生息するインパクトある生き物たちを、驚きの近さで観察することができます。

 

▼コーンスネーク、ボールパイソン、カーペットニシキヘビなどのヘビ

▼フトアゴヒゲトカゲ、アオジタトカゲ、ニシオニプレートトカゲなどのトカゲ

▼ケズメリクガメ、アカアシガメ、ギリシャリクガメ、二ホンイシガメ、クサガメなどのカメ

ほかに、カエルやイモリ、サソリもいます。

めーべーぞーん

10頭を超えるヤギたちが、天然の環境に近い斜面広がるエリアでのびのびと暮らしています。

丸太に軽やかに飛び乗ったり、木陰で休んだりと、思い思いに過ごす姿からは、リラックスした様子が伝わってきてほっこりした気持ちになります。

 

▼ヤギ

もこもこぞーん

ふわふわの毛並みが愛らしいアルパカとヒツジがいる「もこもこぞーん」。

陽だまりの中で気持ちよさそうに草を食べたり、寄り添うようにのんびり歩き回ったり。

2頭のアルパカは人懐っこく、こちらに寄ってきてくれることもあり、穏やかな時間が流れます。

 

▼アルパカ

▼ヒツジ

あんないじょ

髙橋園長が抱っこしているのは、ごかつら池どうぶつパークがリニューアルされる前に保護されたネコ、その名も「らいおん」です。

入り口の総合受付「あんないじょ」で、スタッフのみなさんと一緒に来園するお客様をお出迎え。

らいおんは、リニューアル前からの知る人ぞ知る人気者です。

わくわくぞーん&にこにこひろば

小さなお子様が楽しめる遊具、走り回れる広場、屋根のある休憩スペースもあります。

飲み物、お弁当の持ち込みもOKなので、どうぶつパークに隣接するごかつら池ふるさと村「マルシェグランマ」でテイクアウトグルメをゲットして、まるっと一日楽しむのもいいですね。

動物の最新情報

2025年12月には、マヌルネコ、スナネコ、フェネック、キボシイワハイラックスの4種類が新たに来園する予定なのだとか。

今後のごかつら池どうぶつパークの進化にもさらに注目していきたいですね!

ごかつら池どうぶつパークで体験できるふれあいイベント一覧

ごかつら池どうぶつパークでは、動物たちとふれあえたり、飼育員さんから話を聞けたりする様々なイベントが開催されています。

園内で行われる人気イベントを紹介します。

動物へのエサやり体験「おやつタイム」

ヒツジやヤギ、ウサギにエサを与えることができる「おやつタイム」。

かわいい動物たちを間近に感じることができて、老若男女問わず人気です。

参加費は100円。

あんないじょ前の掲示板で開催時間を確認し、売店で引き換えチケットを購入しましょう。

ドキドキ体験「ヘビのふれあいタイム」

爬虫類と両生類のいる「どきどきるーむ」で開催されるのは、ヘビに触ることのできるふれあいタイム。

脱皮のサイクルなど、その日の体調によってイベントに挑戦するヘビの種類や個体は異なってきます。

飼育員さんからヘビのディープな生態が学べる、大人にも人気の体験です。

1グループ4人まで、参加費500円。

飼育員さんによる「スペシャルトーク」

写真は「クビワペッカリーのスペシャルトーク」の様子

この記事でもたっぷりと紹介してきたように、多くの動物たちが暮らすごかつら池どうぶつパーク

日々温かくお世話をする飼育員さんから、ナマの話を聞くことができる「スペシャルトーク」は、月替わりで動物が決まります。

参加費無料、開催時間に飼育場所へ集まればOK!イベントの内容は、公式ホームページで確認してください。

ごかつら池どうぶつパーク公式ホームページより

髙橋園長のバックヤードツアー

髙橋園長がごかつら池どうぶつパークの裏側を案内するバックヤードツアーは、内容盛りだくさんで満足度100%!

見えないところでエサがどのように仕込まれているのか、飼育員さんだけが入ることのできる「STAFF ONLY」の扉の先はどうなっているのか。

動物園の裏側を知ることができる、興味津々のツアーです。

また、ごかつら池どうぶつパークは、動物たちの福祉に配慮した飼育環境を一番に考えて設計されたため、実は敷地内の半分近い施設がまだリニューアルされず閉鎖されています。

バックヤードツアーでは、以前の姿のまま残る未改修エリアも案内されます。

ごかつら池どうぶつパークは、全エリアの改修と、野生動物の保全を目的とした新しい動物たちの受け入れを目指し、12月26日までクラウドファンディングに挑戦中!

楽しいツアーを通じて、髙橋園長から、動物を愛する熱い気持ちが伝えられます。

ほかにも月替わりのイベント盛りだくさん!

盛りだくさんのイベントは、毎月ごかつら池どうぶつパークの公式ホームページやSNSで発信されます。

髙橋園長のバックヤードツアーのみ、電話での事前予約が可能。

イベント内容をチェックしてから行けば、ごかつら池どうぶつパークを120%満喫できますよ。

お土産におすすめのオリジナルグッズ

売店には、ごかつら池どうぶつパークの人気者たちがプリントされたオリジナルクリアファイル、キーホルダー、イラストがかわいい地元の伊勢茶などがそろっています。

帰る前に立ち寄って、オリジナルグッズをゲットしてくださいね。

動物園を満喫した後は「ごかつら池ふるさと村」へ

ごかつら池どうぶつパークを含む「ごかつら池ふるさと村」には、三重県のお土産がずらりと並ぶ「マルシェグランマ」、多気町のグルメも楽しめる「マルシェグランマ キッチン」、ペダルボートなどの体験、ロッジとキャンプの宿泊施設があります。

ごかつら池どうぶつパークで動物たちとふれあった後は、ごかつら池ふるさと村を巡って三重県多気町の魅力にも触れてみてくだい。

名称

ごかつら池ふるさと村

住所
〒519-2174 多気郡多気町五桂956
電話番号
0598-67-6196 (ごかつら池ふるさと村)
料金

◆ロッジ1棟1泊(14:00~10:00)
宿泊4,500円~
会議・休憩1,500円~
※人数・日数により追加料金が発生しますので詳しくはお問い合わせください。

◆バーベキュー コンロ1台3,000円~、手ぶらバーベキューセット(4人前)12,000円~

営業時間

9:00~17:00

休日

マルシェグランマキッチン、毎週火曜定休

駐車場

あり400台

公共交通機関でのアクセス

JR紀勢本線「佐奈」駅下車徒歩20分
JR「多気」駅から「VISON」行きバス16分「五桂池ふるさと村」

車でのアクセス

伊勢自動車道勢和多気ICから東へ車で7分

ごかつら池どうぶつパークの魅力を120%満喫しよう!

今回は、2024年6月にリニューアルしたごかつら池どうぶつパークを120%満喫する方法ついて、徹底解説していきました。

動物ファーストで運営されるごかつら池どうぶつパーク。

生き生きと暮らすかわいい動物たちと、日々動物たちを守るスタッフのみなさんに、ぜひ会いに行ってみてくださいね。

名称

ごかつら池どうぶつパーク

住所
〒519-2174 多気郡多気町多気町五桂992
電話番号
0598-67-5973
料金

◆基本料金◆
・おとな(中学生以上):900円
・こども(4歳~小学生):500円

◆各種割引◆
多気町民は身分証明書提示で100円引き
障がい者手帳提示で本人様のみ半額
20名以上のご利用で各チケット料金から50円引き※障がい者割引と併用不可

Webチケット購入も可能です!詳細は公式HP(https://gokatsura.jp/)をご覧ください。

営業時間

10:00~16:30※最終入園16:00まで

休日

毎週火曜日※祝日の場合は翌平日

駐車場

約200台(無料)

公共交通機関でのアクセス

町営エリアタクシー(でん多)で約15分

車でのアクセス

勢和I.C.から約10分

キャスターマミの画像

キャスターマミ

イベント盛りだくさん、魅力たっぷりのごかつら池どうぶつパーク!
動物たちを一番に考えるスタッフのみなさんとの距離が近いことも楽しさのひとつです。
私のInstagramでは、観光スポットやグルメ、MCを担当したイベントについてリールで紹介しています。
フォロー&DMでの質問をお待ちしております♪

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