熊野のおすすめご当地グルメ・名物をご紹介!周辺の観光スポットも紹介します!
掲載日:2022.12.02
熊野古道、鬼ヶ城、獅子岩、花の窟など、数多くの世界遺産に出会える街、三重県熊野市。実は、海鮮、焼肉、干物など熊野ならではのご当地グルメ・名物がたくさんあるんです。この記事では、そんな「熊野グルメ」について紹介します!
記事制作 / 観光三重 編集部
この記事では熊野ならではの「熊野グルメ」についてご紹介するとともに、合わせて訪れたい世界遺産などの観光スポットも紹介していきます!
※この記事は2022年12月2日放送の中京テレビ「キャッチ!」の「今だからアレが見たい!熊野編」をもとに記事を作成しております。
【熊野グルメ】目次
01素材・製法にこだわり!「干物」
はじめに紹介する熊野の特産品は、「干物」。
三重県熊野市は熊野灘に面しており漁業が盛んですが、気候も温暖で干物をつくるのに適しているんです!
そんな三重県熊野市で50年以上続く「浜峰商店」は、四季折々に水揚げされた旬の厳選素材を、先代から受け継いできた伝統的なこだわりの製法により、干物に仕上げて販売しています。
浜峰商店の直営店では、お土産用として干物を購入することが可能!
おすすめは、旬の時期に水揚げされた素材だけを厳選し、一塩で仕上げられた「あじのひらき」(2枚:税込648円~)。脂のりが最高で、身の旨味・甘味を十分に楽しめる人気の逸品です♪
その他のおすすめは、人気 No.1の「カジキステーキ」(100g税込1,188円)
カジキのお腹の部分だけを贅沢に使用してたまり醤油に漬け込んでから干しあげた一品で、骨もなく、身も柔らかいので販売当初からのロングセラー商品!
そのほかにも様々な干物があります(写真は一例です。左上:天然ぶりたまり干し、右上:かますひらき、下:のど黒ひらき)。オンラインでも購入可能なので、お店に行けない方はお試しあれ!
実は、「さんま寿司」発祥の地とも言われる熊野市。この地方で獲れるさんまは脂が少なく、風土、気候が丸干しづくりに適していたことから、丸干し作りが盛んになったとか。
近年ではさんま漁が不漁のためこの風景が見られなくなりましたが、冬になると浜にさんまが一気に丸干しされる風景は、この地の風物詩でした。
またこの風景がこの地で見れますように!
浜峰商店
住所 | 三重県熊野市有馬町羽市木124-17 |
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電話番号 | 0597-85-3804(FAX兼用) |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | あり(5台 大型車やバスなど駐車可) |
02高品質!「熊野産本まぐろ」
次の熊野グルメの紹介は「本マグロ」。
知らない方も多いと思いますが、実は熊野市では本マグロ養殖もしているんです!
熊野本マグロの特徴は、上品な色合いの赤身と、ほんのり甘みを感じる口どけの良い脂身。成長に合わせて吟味された餌で飼育されているから高品質なマグロで、天然とは違う一番おいしい状態のマグロが楽しめます。
熊野市にある「赤ちょうちん てんまる」では、本マグロを、刺身、握り、竜田揚げなどいろいろな調理方法で食べることができますよ。ん~見るからに脂が乗りまくってておいしそう!
※画像は「まぐろのお造り(大トロ・中トロ)」1,500円~
※画像は「まぐろの握り(甘タレ)」300円~(1貫)。値段は部位によって異なります。
※画像は「まぐろ血合いの竜田揚げ」400円
皮ポン酢はあまり知られていない食べ方ですが、食感はモチモチ、皮と身の間にはうまみが多く含まれていて噛めば噛むほど味が広がります!(380円)
赤ちょうちん てんまる
住所 | 三重県熊野市木本町696−79 |
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電話番号 | 0597-70-4190 |
営業時間 | 16:00~21:00 |
定休日 | 日・祝日 |
駐車場 | あり(軽4台) |
03希少和牛!「美熊野牛」
次に紹介する熊野グルメは、「美熊野牛」。
創業明治33年の岡田精肉店が育てる「美熊野牛」は、未経産の雌の黒毛和牛に限られ、自社農場だけで生産されています。
年間出荷頭数約100頭あまりの希少和牛「美熊野牛」の特徴は、脂の口溶けがよく、柔らかな肉質と濃厚な味、『昔の肉の味』といわれる旨味が詰まった牛肉。
熊野市にある竹屋では、そんな「美熊野牛」を贅沢に食べることができるんです!
美熊野牛ロースは脂がとにかく甘く、肉質はしっかりとしていて、肉汁が口の中で広がります(「美熊野牛ロースステーキ」4,000円)。そのほかにもヒウチ(3,500円)、ミスジ(4,000円)もあり。
もともとお好み焼き屋をやっていて、その後焼肉を始めたので、鉄板も網もあります。
美熊野牛のホルモン焼きそばは、味噌ベースの味で大きなホルモンがゴロゴロ入っていて、濃い目の味付けで食欲が進みます。〆にピッタリ!
※画像は「美熊野牛のホルモン焼きそば」1,300円
竹屋
住所 | 三重県熊野市有馬町羽市木129-4 |
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電話番号 | 0597-89-3355 |
営業時間 | 17:00~22:00 |
定休日 | 月・火曜 |
駐車場 | あり |
043年ぶりに開催!「熊野大花火」
熊野大花火大会は、世界遺産 鬼ヶ城を背景に、大海原に向って豪快な花火絵巻をくりひろげるもので、毎年8月17日に開催されます。
熊野最大の夏の風物詩で、約10,000発の花火が世界遺産を美しく染め上げる光景が特徴の、三重県内でも高い人気を誇る花火大会です。
熊野大花火大会は三百余年の長い歴史を持ち、例年全国から約17万人の花火ファンが訪れることから名実ともに三重県下屈指の花火大会ですが、今夏中止となってしまった代替として、花火のまち熊野観光PR花火(11月4日、11月11日)、伝統花火存続のための打上花火(11月18日)と3週連続で花火大会が実施されました。
来年こそは通常開催されますように!
05グルメを楽しんだあとは!熊野世界遺産旅へ
熊野古道伊勢路はもちろん、花の窟、鬼ヶ城など世界遺産が満載。グルメを楽しんだあとは、世界遺産を満喫しましょう♪
以下で紹介するスポットは、車で20分以内でいけちゃいますよ!
鬼ヶ城
熊野市の観光で絶対に欠かすことのできないスポットが「鬼ヶ城」。
長年にわたる厳しい自然環境が生み出した壮大な造形美は、見る者をただただ圧倒します。
吉野熊野国立公園の一角を占め、ユネスコの世界遺産に登録され、今や県外だけではなく、世界中から注目を浴びる「鬼ヶ城」を↓のページで紹介しています!
熊野古道伊勢路 松本峠
日本には古くから「伊勢に7度、熊野に3度」という言葉がありますが、伊勢神宮から熊野への「熊野古道伊勢路」にある「松本峠」は初心者でも楽しめるコースで、世界遺産にも登録されています。
↓のページでは、「熊野古道伊勢路松本峠」を紹介しています!
獅子岩
巨大な獅子が海に向かって咆哮するような姿をした高さ25mの奇岩。こちらも世界遺産!
そばを流れる井戸川の上流に鎮座する大馬神社の狛犬として、隣の神仙洞と共に位置付けられています。
花の窟神社
「花の窟神社」は日本最古の神社と言われ、こちらも世界遺産!
よみがえりの聖地・熊野の中でも特にこの花の窟は「黄泉の国と接する場所」と強く信じられ、パワースポットとしても有名。
↓のページでは、お守りや駐車場の情報の他、隣接する道の駅にある「お綱茶屋」の情報も紹介しています♪
06いかがでしたでしょうか
この記事では、熊野市ならではのご当地グルメと熊野花火、周辺の世界遺産のスポットを紹介させていただきました!
おいしいものを食べて、世界遺産を満喫できる熊野市にぜひ行ってみてください!
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