さんま寿司特集!名物郷土料理を楽しめる7店舗を紹介します

掲載日:2019.03.15

さんま寿司特集!名物郷土料理を楽しめる7店舗を紹介します

三重県の志摩半島から和歌山県に至る熊野灘沿岸一帯に伝わり、主に祝いの席や祭事などで食べられる郷土料理。地元の名物になればと昭和50年尾鷲の三紀産業が販売を開始して以来様々なお店で楽しめるようになり、今では立派な名物料理に。
お店ごとに多種多様な味を楽しめる、さんま寿司。是非食べ比べをしてお好みのさんま寿司を見つけてみてください。

※掲載されている情報は2019年4月時点のものです。料金・営業時間等の店舗情報は、変更されている可能性がありますので、最新の情報につきましては、公式サイトでご確認ください。

与太呂寿司 (紀北町) 「さんま寿し」

与太呂寿司

2代目が先代の味を引き継ぐ「与太呂寿司」の『さんま寿司(600円)』は、さんまを漬け込む漬け酢に季節の柑橘系を利用した独自のお酢。浅漬けにすることでほんのりと柑橘系の香りが広がり、さんまの嫌な生臭みを感じさせません。
また、酢飯の中にゴマが入っているのもこのお店ならでは。ゴマの香りと食感が一層食欲をそそります。
夏季の2か月間限定で味わえる幻のウニとも呼ばれる赤ウニをたっぷり使った『赤うに丼』も時期が合えば食べてみたい一品。天候により漁に出ていない場合もあるので、事前に電話確認を。
お店の隣には珍しい海水池である片上池があり、周囲が遊歩道として整備されているので、お食事後に景色を楽しみながらのんびり散歩してみては。

【基本情報】
住所 紀北町東長島415−9
営業時間 11:00~LO14:00 16:00~LO20:00
定休日  水曜
電話番号 0597-47-0850
駐車場 あり(乗用車:6台、バス:小型のみ可)
公共交通機関でのアクセス 「JR紀伊長島駅」から徒歩約10分、三重交通 南紀特急バス「道の駅紀伊長島マンボウ」下車 徒歩約3分
車でのアクセス 「紀伊長島IC」から約3分
クレジットカード 不可
電子マネー 不可

万両寿し (紀北町) 「さんま寿司」「焼きさんま寿司」

JR紀勢本線 紀伊長島駅目の前にある「万両寿し」。3代目の明るく楽しい店主とご家族が暖かく出迎えてくれます。
朝一、さんまを開くところからはじめ、塩で臭みを抜き、生臭くならないよう酢洗いし丁寧に下ごしらえをしてから甘酢につけて作る『さんま寿し(470円)』。
下り電車は30分・上り電車は1時間半と長い停車時間があるため、電車の待ち時間に店内で食べた後、あまりの美味しさにお土産用も購入なんて方も多数。また、一度食べられた方が遠方からはるばる『さんま寿し』を買うためだけに来店することもしばしば。毎月、近隣の人たちの分までまとめて注文し、お店まで取りに来る常連様もいるほどの人気ぶりです。
お持ち帰りのお客様が多いため、シャリは関西風のしっかり味。北海道産の脂ののったサンマを使用。サンマの旨味とご飯がなじみ、時間がたってからも変わらない味が楽しめる。
自家製のタレを塗って表面を炙った『焼きさんま寿し(580円)』もさんまの香ばしい香りが食欲をそそるおすすめの一品。
両方食べ比べてみたいと言う方にはうれしい『味くらべ(580円)』も。

【基本情報】
住所 紀北町東長島200−4
営業時間 7:00~18:00
定休日  無休
電話番号 0597-47-0394
駐車場 あり(乗用車2台)
公共交通機関でのアクセス 「JR紀伊長島駅」目の前
車でのアクセス 「紀伊長島IC」を降り、国道751号線をJR方面へ約4分
クレジットカード 不可
電子マネー 不可

吉野寿司 (紀北町) 「さんまずし」「握り盛り合せ」

常連様に愛され続けている「吉野寿司」は名古屋で修行を重ねた大将が23歳で開業。夫婦二人でお店を切り盛りしています。
朝の3時からさんまの下処理をはじめ、一つ一つ丁寧に作る『さんま寿司(600円)』は。道の駅まんぼうの売れ筋No.1商品。
地元で水揚げされたブリを使った『ブリ丼(1,500円)』や『鰹のたたき丼(1,400円)』もお値打ちで、季節限定のメニューです。地元の新鮮な魚介を使った握り盛り合わせは10貫で2,000円。地元だからこそ出来るお値段。
漁の状況により提供出来ない時もあるそうですので、ご来店の際は事前に電話連絡でご確認を。

【基本情報】
住所 紀北町東長島198-1
営業時間 11:00~21:00  要予約
定休日  火曜(祝日の場合は翌日)
電話番号 0597-47-1647
駐車場 あり(乗用車:6台)
公共交通機関でのアクセス 「JR紀伊長島駅」徒歩1分
車でのアクセス 「紀伊長島IC」を降り、国道751号線をJR方面へ約4分
クレジットカード 不可
電子マネー 不可

杉寿し (紀北町) 「さんま棒寿し」

海山区相賀の中心部にある総桧造りのお店。
頭と尾と肉厚の違うサンマ。皆で1本のサンマ寿司を分け合うとどうしてもサンマの身の量に違いが出来てしまう。その不平等さを無くせないか、子供からお年寄りまでもっと気軽に美味しく食べていただく方法はないだろうか、と試行錯誤の上作り出されたのが、実用新案も取得したこの店の『さんま棒寿し(800円)』。
三枚におろしたサンマを利用して作る『さんま棒寿し』は骨やヒレが無く、食いちぎること無く食べられるので食べやすく、どこを食べても同じ厚み。昆布と青じそを引いてあるのも特徴的です。
伊勢神宮にも奉納されている『さんま棒寿し』、是非一度お試しください。
これを目当てに遠方から訪れるファンも多いと言う華やかな『上ちらし(2,100円)』もおすすめの一品です。

【基本情報】
住所 紀北町相賀824-12
営業時間 11:00~20:00(LO19:30)
定休日  木曜
電話番号 0597-32-0314
駐車場 あり(乗用車:15台、大型バス:可)
公共交通機関でのアクセス 「JR相賀駅」から徒歩約7分 (スーパー主婦の店相賀店となり)
車でのアクセス 「海山IC」を降り国道42号線を尾鷲方面へ 交差点相賀北を左折 約2分
クレジットカード 不可
電子マネー 不可
杉寿しの公式サイトはコチラ

一冨士 (紀北町) 「さんま寿司」「カマスのバッテラ」「かき寿司」

昭和30年創業。2代目がのれんを守る「一富士」の『さんま寿し(箱入り660円)』は酢や塩をあまりきかせない生に近い状態のサンマを使い、本来の魚のうまみが味わえる一品です。
また、小さな汽水湖・白石湖で育った幻の牡蠣と言われる渡利牡蠣を使った『牡蠣寿司(箱入り1,320円)』や渡利牡蠣のフルコースを味わえるのもこの店ならでは。遠方から毎年通う常連様も多数いるほど。※渡利牡蠣は冬季限定メニューです。
先代から受け継いだ料理の味・おもてなしの心を守り、日々努力を続けている大将と話を弾ませ熊野灘の新鮮な鮮魚をお楽しみください。
最大60名までOKの宴会場も有ります。※コース料理は要予約

【基本情報】
住所 紀北町相賀1992-8
営業時間 11:00~14:00 16:00~22:00 (LO21:30)
定休日  月曜
電話番号 0597-32-0250
駐車場 あり(乗用車:50台、バス:可)
公共交通機関でのアクセス 「JR相賀駅」下車 徒歩7~8分   三重交通 南紀特急バス「海山営業所」下車 徒歩約15分 バス停までの送迎有(要事前予約)
車でのアクセス 「海山IC」から車で3~4分 
クレジットカード 可
電子マネー 不可
一冨士の公式サイトはコチラ

おわせお魚いちば おとと (尾鷲市) 「さんま寿し」「良栄丸の山盛りどっかんまぐろ丼」

尾鷲の水産会社直営の産直市場。熊野灘で獲れた新鮮な魚介類が楽しめる「おわせお魚いちば おとと」。朝一で水揚げされた新鮮な魚介類を買うだけでなく、店内の食堂「おわせ魚食堂」で食べることもできます。
昔ながらのシンプルな『さんま寿司(500円)』は食堂手作り。他にも自社養殖のブリや地魚などを使った海鮮丼のネタは驚きのサイズです。自社近海まぐろ延縄船良栄丸の水揚時にだけ食べられる『良栄丸の山盛りどっかんまぐろ丼(970円)』もおすすめ。店頭に大漁旗が揚がっているのが水揚げの目印。
尾鷲では県内唯一の底引き網漁や定置網漁、海女さんによる素潜り漁などたくさんの漁法があり、水揚げされる魚介類の種類も豊富。ここでしか見ることのできない珍しい魚が並ぶこともあります。
見て楽しい・食べて美味しい「おわせお魚いちば おとと」、尾鷲に行ったら是非立ち寄りたいお店です。

【基本情報】
住所 尾鷲市古戸野町2-10
営業時間 【店舗】10:00~18:00【食堂】11:00~14:00頃
定休日  年中無休
電話番号 0597-23-2100
駐車場 あり (乗用車:40台、バス:可)
公共交通機関でのアクセス 三重交通 南紀特急バス 松阪熊野線(熊野古道ライン)「尾鷲市病院前バス停」目の前、「JR尾鷲駅」下車 徒歩約10分
車でのアクセス 伊勢道「勢和多気JCT」を勢和多気出口・紀勢道尾鷲方面へ → 紀勢道「尾鷲北IC」 → 国道42号尾鷲方面へ
クレジットカード 可
電子マネー 不可
おわせお魚いちば おととの公式サイトはコチラ

喜楽 (熊野市) 「さんま寿し」

JR熊野市駅。目の前にぽつんと佇む昔ながらの食堂、地元の方の憩いの場でもある「喜楽」。喫茶店のような雰囲気の店内はいつも地元の常連様で賑わっています。
大衆食堂として地元の方のお腹を満たすため、メニューも様々。そんな中でも人気なのが『さんま寿司』。さんま寿司発祥の地熊野で70年以上愛され続けている味です。
尾頭付きの背開き・さんまのつかり具合も昔ながらのやり方でよく漬かっていて、これぞ元祖さんま寿司という感じです。さんまの漬け酢にはミカン酢を利用し、香り付にゆずも利用しているので、よく漬かってはいるけれど、嫌なお酢の強さは感じられません。
熊野まで来たら是非立ち寄っていただきたいお店です。

【基本情報】
住所 熊野市井戸町653-14
営業時間 11:00~20:00
定休日  7、17、27定休(日曜、祝日振替)
電話番号 0597-85-2336
駐車場 あり(乗用車3台)
公共交通機関でのアクセス 「JR 熊野市駅」から徒歩約2分、三重交通 南紀特急バス「熊野市役所前」下車徒歩約3分
車でのアクセス 熊野尾鷲道路 「熊野大泊IC」より 約5分
クレジットカード 不可
電子マネー 不可

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