納豆ファンは「まちの駅たぬみせ 納豆工房」に行くべし!!昔ながらの「納豆づくり」にチャレンジ♪

掲載日:2019.02.04

「納豆ファン」必見!松阪市の「奥野食品」が運営する「まちの駅たぬみせ 納豆工房」は、できたての納豆を食べることができるだけでなく、納豆づくり体験や工場見学を楽しむことができ、「納豆ファン」にはたまらないスポット。苦手な人も、ここの納豆を食べれば、一気に好物に変わるかも!

松阪市で昭和25年に創業した「奥野食品」は、輸入大豆が大半となった納豆業界の中で、「全商品、国産大豆100%」にこだわり続ける老舗の納豆専門店。

同社が運営する「まちの駅たぬみせ 納豆工房」は、できたての納豆を食べることができるだけでなく、納豆づくり体験や工場見学を楽しむことができ、「納豆ファン」にはたまらないスポット。

国道42号沿いにあり、大きな看板が出ているのでわかりやすい場所にありました!
今日は大好きな納豆づくりに挑戦したいと思います!!

(取材:2019年2月)

体験を行う場所まで行く途中に、「工場見学」ができるスペースが!!

大豆の蒸し上げからパック詰めまで、熟練したスタッフさんの手と、専用の機械によって、スムーズに行われていきます。

どんな工夫があるのか、どんな機械を使っているのが、ついついじっくり見てしまいます。

いよいよ「納豆手づくり教室」スタート!

スタッフさんが「さっき蒸し上がった大豆ですよ!」と見せてくれました。
一粒一粒が輝いています。この大豆を使って納豆をつくれると思うと、テンションが上がります!

まずは、「納豆菌」を大豆の全体にいきわたるようにかけていきます。

納豆菌をこんなにたくさんかけることにびっくり!

納豆菌が大豆にまんべんなくかかっているかを確認したら、納豆菌を切るように大豆を持ち上げ、別のお皿に移します。

量りの上に、ビニールの被膜を敷き、その上に大豆を載せます。大豆が呼吸できるように、被膜には小さな穴がたくさんあいています。

今回の体験の大豆の重さは、100g。でも、量りに載せるのは、105g。
なぜ?
「納豆菌は大豆が大好きなので、大豆を食べてしまうんです。それによって、大豆の重さが減るので、少し多めに量っておきます」とスタッフさん。

ヘ〜、初めて知った豆知識。勉強になります。

ここでついに登場!納豆の藁。

正確には「藁苞(わらづと)」と言うそう。この藁苞を使って、「納豆づくり」をしてみたかったんです!
ここからどうするのでしょう。

藁苞は固いので、簡単に広げることができません。半分ほどの長さに折り、藁をほぐしてから、広げます。

2人1組になって、1人は藁苞を広げ、もう1人は納豆を藁苞の中に入れ込みます。ここで大豆を落としてしまったら、大変!慎重に、丁寧に。

しっかり大豆が藁苞の中に入ったことを確認したら、ビニールの被膜の両端を「キャンディの包み紙のように」ねじっていきます。

しっかり大豆が藁苞の中に入ったことを確認したら、ビニールの被膜の両端を「キャンディの包み紙のように」ねじっていきます。

手づくり納豆、完成しました!これから工場の発酵室で、発酵してもらい、3〜5日後に発送してくださるとのことなので、名札を付けました。届くのが楽しみ〜!

今回の体験で指導してくださった「納豆インストラクター」の久世さん。
説明はわかりやすく、作業に手間取った時は助けてくださり、楽しく体験できました。ありがとうございました!

ちなみに、「たぬみせ」という名前についてお聞きすると、「前社長が『たぬきコレクション』を所有していた」ことに由来しているとのこと。納得。

【納豆手づくり教室】
〈体験ガイド料金〉大人(中学生以上)300円、子ども(小学生から)200円
〈納豆代金〉1家族(1グループ)につき、納豆10本から。1本324円(税・送料込)
〈体験営業時間〉11:00〜(応相談)
〈所要時間〉1〜2時間
※4日前までに要予約。レストラン利用の方は、体験料金はいただきません。

体験が終わった後は、「工場レストラン 健食たぬみせ」へ。
メインディッシュを注文すると、バイキング(食べ放題)が付いてくる、とってもおトクなレストランとして好評です。

バイキングコーナーには、肉じゃがやサラダ、酢の物など、約10種類のお惣菜が並びます。どれもヘルシーさが売りです。

もちろん、納豆も食べ放題!

注文したメインディッシュは、「納豆揚げランチ」(880円/税込)。

納豆・ニラ・ちくわ・ゴマといった栄養のある食材を米粉生地に練り込み、海苔に乗せて素揚げした「納豆揚げ」。プレーン味・カレー味・ピリ辛味の3種類があり、納豆がいいアクセントになっています。
三重県のスーパーでよく見かける、奥野食品の納豆。
大粒タイプは、一粒一粒がしっかりしていて、風味と旨みがあり、食べ応え十分。

多彩なお惣菜の中で、目を引いたのが、この「蒸し大豆」。
工場から「できたて」が届き、ふっくらとした食感。栗のような甘さを感じることに驚きました!
おいしすぎて、おかわり!

奥野食品の納豆は、バリエーション豊か。看板商品の「東京納豆」(142円/税込/写真下段右)の名前は、創業者が「東京に住む親戚の納豆屋さん」から納豆づくりを学んだことに由来していることのこと。

独特の旨みを逃さない製法でつくられた「ひきわり納豆」(120円/税込/写真上段)、伊勢の地で親しまれてきた「藁納豆」を食べやすいトレイに再構成した「伊勢納豆」(171円/税込/写真下段左)も、安定した人気を誇っています。

ほかにも「黒豆」「えだまめ」「ひじき」を使った商品や、健康に良いとされるアミノ酸の一種「ギャバ」入りのタレ付き商品など、選ぶのに時間がかかるくらい魅力的な商品ばかり。

その珍しさに惹かれ、「えだまめ納豆」(324円/税込/写真上段右)、「伊勢ひじき納豆」(324円/税込/写真下段右)を購入。

さらに、松阪肉すき焼き煮と赤豆納豆をバランスよく組み合わせた「松阪牛納豆」(1,350円/税込)や、松阪牛の脂身と三重県産の米味噌と合わせてオリジナルの味つけで煮込み、ひきわり納豆を漬け込んだ「松阪牛あぶら味噌」(870円/税込)などのビン詰め商品もあります。

日持ちする商品なので、お土産としてもおすすめ!体験と工場見学、食事と、「納豆ファン」にはもってこいの「まちの駅たぬみせ 納豆工房」。
納豆づくりを体験したことによって、「日本の国民食」としての納豆の魅力を改めて感じることができました。家族や友だちに教えたくなる豆知識もゲット。

こだわりが詰まった「奥野食品」の納豆に注目してみてください!

【まちの駅たぬみせ 納豆工房】
住所 松阪市大黒田町698–3
電話番号 0598-21-2096
公式URL  http://www.nattouya.com
休業日 水曜日 ※土曜日・日曜日は不定休あり。
アクセス 伊勢自動車道「松阪」ICより約15分
駐車場 あり(無料/7台・第2駐車場:10台)

※2019年2月時点の情報です。営業時間・金額等は変更されていることがありますので、最新の情報は施設までお問い合わせください。

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