贅沢な松阪牛のすき焼きづくりや農業も体験できる!自然いっぱいの大紀町で農泊してみよう!

掲載日:2018.10.23

三重県の誇る松阪牛のすき焼きづくりも体験できる三重県度会郡大紀町の「大紀町 日本一のふるさと村」では、様々な体験を行えます。野菜収穫・農業体験や餅づくり等の体験から釣りや座禅まで、楽しく自然に触れ合い学べる、ふるさと村の民宿で農泊してみませんか?毎日貸し切り1組様限定なので、ファミリーや海外の団体様もゆったりとくつろぎながら田舎の空気を満喫できます。田舎ならではの魅力がいっぱい詰まった施設を体験レポートしました!

今回ご紹介するのは、松阪牛のすき焼きづくりから農業体験など、多種多様な体験ができる「大紀町 日本一のふるさと村」。
古民家を改築して作られたこちらの民宿は、1日1グループ限定の貸切り。
たっぷりと広いお宿で、大人から子供までゆったりと過ごすことができます。

「ふるさと村」では野菜収穫の農業体験のほか、この地方の郷土料理“なべ餅”やパンづくり体験、川遊びやお寺で座禅体験など、オーナー夫婦が宿泊者のやりたいことを叶えてくれます。
大自然の空気のなか、環境や農業を学べるだけでなく遊びながら楽しく過ごす工夫が盛りだくさん!
海外からの宿泊客も多く、日本の田舎ならではの楽しみ方をたくさん教えていただけると好評です。

山々に囲まれた宮川の清流、あごなし地蔵様を通り抜けるとふるさと村へ到着。玄関では、オーナー夫婦が笑顔で出迎えてくれます。
はじめましての方には「いらっしゃい」、何度も来てくれる方には「おかえりなさい」と声をかけてくれる姿はまるで、もう一つの故郷に帰ってきたような懐かしい雰囲気。

ふるさと村でできる体験を紹介していきます。
まずは野菜の収穫にチャレンジです!落花生やきゅうりなど、大紀町のおいしい空気の中で育まれた季節の野菜の収穫が出来ます。
もちろん、手ぶらでOK。こちらの収穫体験は、子供達にも人気で、野菜が苦手な子も食べてくれるようになるのだそう。

一生懸命引き抜いて、ぷくっと大きな落花生が収穫できました。
落花生がこんな風に実っていることはご存知でしたか?普段何気なく食べている野菜も、自分で手に取って収穫することで、野菜への学びが深まります。
そして、よりいっそう美味しく食べられます!

収穫した野菜は、もちろん食べることができます!
落花生以外の他の食材も食事の時に料理をして楽しくいただくことができます。採れたての野菜を新鮮なままその場で食べられるのはなかなか贅沢な時間!

茹でたての落花生は、ちょうどいい塩加減!香ばしくてホクホクしていて美味しく、つまむ手が止まりません。
ほかほかの湯気につつまれた香り高い落花生を食べて、思わず笑顔がこぼれます。
夕食のお酒のつまみにもよさそうですね!

食事体験は、オーナー夫婦にサポートをしてもらいながらご飯を自分たちで作ります。
釜戸で炊くご飯は、なんと薪(まき)を割るところから!
割り方を丁寧に教えてもらい、薪割りを実際にやってみます。釜焚きで使う薪は女性でも簡単に割れやすい木なので、トントンとテンポよく割って行くことができます。

火を入れたら時々空気を吹き込み、火の加減を調整してお米が炊き上がるのを待ちましょう。
息を吹き込むコツを教えてもらいながら、吸わないように気を付けて吹いていきます。
本格的なお米の炊き方をすることで、炊き上がりがさらに待ち遠しくてワクワク!

ふるさと村では、なんといっても「田舎の民宿で三重県自慢の松阪牛が食べられる」ということに大注目!
大紀町で肥育されている松阪牛は「七保牛(ななほうし)」と呼ばれ、肉の芸術品とも称される松阪牛の中でもランクの高い純高級食材です。
七保牛は出荷されると「松阪牛」という名前になるため、この名前で食べられるのは大紀町限定。
この七保牛をたっぷりすき焼きにして満喫できる体験プランは、食べたらわかる贅沢さ!
(写真は2人前です。)

鉄鍋があたたまったところで牛脂を鍋に馴染ませ、まずはお肉、続いて鍋に地元の野菜などを入れていきます。

ジュージューと焼けるお肉の音が食欲をそそります!

すき焼きの完成を待つ間に、ご飯も炊き上がりました。
オーナー夫婦自慢のお米と大紀町のおいしいお水を使って釜戸で炊くご飯はふっくらつやつや、普段食べているご飯とはうまみが格段の差!
お待ちかねの松阪牛すき焼きとの相性も抜群です。

お腹がすいてきたところで、お待ちかねのすき焼きが完成しました!
口の中でとろけるようなやわらかなお肉は、鍋にするとさらに美味しさが倍増。松阪牛特有の脂が鍋の味に染み込み、お箸が止まりません!

この食事体験は大人お一人様3,980円からと、とってもリーズナブル。また、七保牛以外の松阪牛のプランもあります。食材の持ち込みも自由なので好きな具材ですき焼きを楽しみましょう。

高級な松阪牛を民宿で食べるのは、高級料理店で食べるのとはまた一味違って格別です!

松阪牛のホルモンのすき焼きもあり、煮ることで柔らかく食べやすくなるため女性にも人気です。なかなか噛み切れないイメージのホルモンですが、とろりと口の中でとろけていく食感はさすが、高級牛!

食後のデザートは別腹!ということで、今度はなべ餅づくりの体験をしてみました!
なべ餅づくりは石うすに大豆を入れ、きな粉にするところから始まります。
本格的な重い石うすですが、仲間たちと盛り上がりながらぐるぐる回してたくさんきな粉を集めましょう!

三重県の郷土菓子でもあるなべ餅は、もともとは鍋の中でつついて作るのでなべ餅と言われています。
よもぎを入れてまぜていくと、新緑のようないい香り。

あんこを入れ丸く形を作ったら、先ほど作ったきな粉もしっかりまぶして完成です!
自分たちで作った、出来立ての香り高いきな粉でお餅を作るなんて、なかなかできない体験ですね!
 なべ餅は、1つ1つがとっても大きく、よもぎの風味が優しいお味。お子様やお年寄りにも食べやすく、大自然の田舎を感じることができる美味しい郷土菓子です。
ぜひ体験で作って食べてみてください!

たくさん体験したり遊んだりしたあとは、広いお部屋でのんびり過ごすのも良し!田舎のほっとするような空間に、日々の疲れも癒されます。
火鉢や、障子、かぎ網のクッションなど…まるで田舎のおばあちゃんの家に帰ったような懐かしい匂いを感じる方も多いかもしれません。大人数での宿泊も可能なので、団体様にも人気です。
夜はお布団を敷いてゆっくりと。ベッドと布団の部屋が自由に選べます。色々な部屋があるので探検してみるのも楽しいかも?

寝る前には町内の阿曽温泉へ行って大浴場を満喫することができます!
廃校になった小学校を利用した、懐かしい雰囲気ただよう温泉です。

また、こちらの阿曽温泉などの廃校を利用した教室で、学生服(学ラン・セーラー服)を着て楽しめる体験もありますよ!
旅の記念に、ユニークな思い出も作ってみませんか?詳しくは大紀町地域活性化協議会までお問い合わせください。

翌朝、名残惜しい気持ちを残しながら、オーナー夫婦がお見送り。
「またきてね」と優しい笑顔で手を振られると、自分の第二の故郷のようで、また訪れたくなります。何度も通ってくださるお客様も多いとか。

自然の中であったかいオーナー夫婦のもと、たくさんの学びや遊び、楽しめる魅力が詰まったふるさと村へ、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?



大紀町 日本一のふるさと村
住所:〒519-2733 三重県度会郡大紀町金輪974-2
TEL:0598-87-1500
FAX:0598-87-1369

宿泊料金
大人 お一人様 5,000円(税別)
小学生 お一人様 3,000円(税別)
幼児(3歳以上)お一人様 2,000円(税別)
※体験は各体験に料金がかかります。
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