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亀山7座「三子山とは?」見所や駐車場、登山コースを紹介します

掲載日:2022.02.19

三子山は北峰・中峰・南峰の3つの山からなり、一度の登山で3つの山を登るような楽しみ方ができます。この記事では三子山の駐車場や登山コースをご紹介!

みえ旅カメラ部のふがまるちゃんが三重をもっと好きになる情報をお届け!今回は亀山7座の1つ「三子山」をテーマにした内容です。

目次

三子山とは?

三子山(みつごやま)は北峰・中峰・南峰からなり、山という漢字のモデルのような見た目が特徴です。国道1号から三子山を眺めると、3つの山が並ぶ姿を見ることができます。

3つの峰の標高は南峰<中峰<北峰の順に高く、最も高い北峰は標高568mです。

三子山の見所や特徴

3つの峰を縦走できる

亀山7座の中では最も低い山になるのですが、一度の登山で3つの峰を登れるのが三子山の魅力です。

鈴鹿峠からの登山コースなら片道1時間ほどで縦走でき、登山道が整備されているので登山初級者でも登りやすい山です。

※縦走とは・・・尾根道を伝って、山々を渡り歩くこと。
※亀山7座・・・亀山市域にある700m前後の山を認定したもの。

亀山7座の山々を一望

南峰の登山道からは亀山7座の仙ヶ岳(せんがたけ)・臼杵ヶ岳(うすきねがたけ)・野登山(ののぼりやま)を眺めることができます。

鈴鹿峠の登山口から徒歩30分ほどで見られる景色なので、手軽に眺望を楽しめるのが三子山の魅力の1つです。

四方草山へ縦走できる

亀山7座の四方草山(しおそやま)と三子山は尾根道で繋がっており、三子山の北峰から約70分で四方草山の山頂(北峰)へ縦走できます。

道中は足場の細い尾根道やザレ場があるため注意して進む必要がありますが、四方草山と三子山を縦走することでバリエーション豊かな登山を楽しめます。

 登山コースの概要

この記事では亀山7座トレイルマップのルートに沿った登山コースをご紹介!

コースタイムは約2時間、休憩時間は1時間、合計で約3時間の登山コースになります。

登りのコースプラン

万人講常夜燈(まんにんこうじょうやとう)の駐車場からスタートし、鈴鹿峠の三子山北峰の登山口に入って南峰・中峰・北峰を目指します。

3つの峰を縦走するので、3回のアップダウンを繰り返す登山を楽しめますよ。

【登りのルート】 万人講常夜燈 駐車場(7:56) ➞ 東海自然歩道分岐点(8:16) ➞ 三子山 南峰(8:30) ➞ 三子山 中峰(8:40) ➞ 三子山 北峰(9:00)

下りのコースプラン

三子山の北峰で昼食休憩を取ったあとは来た道を下山して、万人講常夜燈の駐車場に戻ってゴールです。

【下りのルート】三子山 北峰(10:00)➞ 万人講常夜燈 駐車場(11:00)

コース難易度:初級クラス

三子山の登山道は整備された箇所が多く、片道1時間ほどで3つの峰を縦走できるので登山初心者にもオススメです。

登山の注意点・心得
① 登山をする際は時間に余裕をもって行動し、自分の経験や体力に見合った山を選んで出かけましょう。
② 事前に登山計画を立て、当日までに最寄りの警察署か登山ポストに登山届を出しましょう。
③ 事前に気象情報をしっかり確認した上で行動しましょう。
④ 雨具をはじめ、急な気温の変化にも対応できる服装を用意しましょう。
⑤ 水分や携帯食を持参し、熱中症対策と適度な休憩を心がけましょう。
⑥ 冬場に登頂する際はアイゼンなどの雪山の登山道具を必ず持参しましょう。麓に雪が無くても山頂付近に雪や氷が残っている可能性があります。

駐車場の場所

今回の登山コースでは万人講常夜燈にある駐車場を利用します。写真は駐車場の一部しか写っておりませんが、10台ほど停められるスペースがあります。

ここから山頂まで片道1時間ほど歩くので、駐車場の近くにある公衆トイレで用を済ませておくと安心です。

万人講常夜燈は今から約270年前、鈴鹿峠に建てられた常夜燈です。現在は鈴鹿トンネル入口の上に移設され、駐車場のすぐ近くでその姿を見ることができます。

駐車場への行き方

滋賀県側の鈴鹿峠バイパスから東海道に入ることで、万人講常夜燈と駐車場に辿り着けます。

登山コースの解説

この登山コースは2021年10月20日に撮影した写真を使用して解説しております。コースタイムはあくまでも目安としてご覧ください。

万人講常夜燈 駐車場(7:56)
万人講常夜燈の駐車場に停めて登山スタート!ここから東海道を歩いて登山口を目指します。

徒歩:約4分

鈴鹿峠の分岐点(8:00)
鈴鹿峠の分岐点に到着しました。ここには様々な標識が立っており、初めての方は迷ってしまうポイントかもしれません。三子山の登山口は山女原(あけびはら)の方面にあります。

徒歩:約2分

茶畑(8:02)
登山口までの道中には茶畑が広がります。

徒歩:約4分

東海自然歩道(8:06)
三子山の登山口に入ると、東海自然歩道を歩くルートになります。とても整備された登山道なので、ハイキングのような感覚で楽しめますよ。

徒歩:約10分

東海自然歩道 分岐点(8:16)
三子山・山女原・鈴鹿峠の3方向に分かれる分岐点に到着。ベンチがあるので小休止できるポイントでもあります。

徒歩:約2分

登山道からの眺め(8:18)
東海自然歩道の分岐点から南峰までの道中は眺望が良いポイントです。この日は澄み切った天候だったので、仙ヶ岳・野登山・臼杵ヶ岳が見えました。

徒歩:約12分

三子山 南峰(8:30)
登山口から25分ほど歩いて南峰に到着。木々に囲まれているので眺望はありませんが、名物の山名看板がありますよ。

徒歩:約10分

三子山 中峰(8:40)
南峰から約10分歩くと中峰に到着します。道中は穏やかな登山道なので手軽にアップダウンの登山を楽しめますよ。

徒歩:約10分

三子山 中峰〜北峰の登山道(8:50)
中峰〜北峰の登山道も穏やかな道が続きます。足場が安定した登山道なので小休止せずに3つの峰を縦走できると思います。

徒歩:約10分

三子山 北峰(9:00)
中峰から約10分歩いて北峰に到着。標高568mの標識が立っており、3峰の中では一番見晴らしが良好です。四方草山へ縦走される方はここで小休止してから向かうといいでしょう。

食事休憩

三子山 北峰(9:00〜10:00)
北峰は足場が広いので食事休憩にオススメの場所です。私はここで食事休憩を取ってから、来た道を戻って下山しました。

徒歩:約1時間で下山

いかがでしたでしょうか

三子山の魅力を登山コースの紹介と共にお届けしました。

整備された登山道が多く、亀山7座の中でも手軽に登山を楽しめるのが三子山の魅力です。

3峰の縦走も手軽に出来るので、縦走経験のない方も三子山でぜひチャレンジしてみてくださいね♫

亀山7座トレイルを楽しもう

観光三重では、亀山7座の魅力や各山の登山コースを紹介する亀山7座トレイルの特設サイトを公開しております。

また、みえ旅カメラ部のASOBISIAさんが亀山7座トレイルの魅力を記事で発信しております。各山の魅力が1ページで全て分かりますので合わせてご覧ください。

亀山7座トレイルの最新情報

亀山市の公式ホームページでは、亀山7座トレイルへの取り組みやイベントなどの最新情報を発信されています。

登山届のダウンロードや登山届の提出先が明記されていますので、亀山7座へ行かれる方は目を通しましょう。亀山7座トレイルマップのダウンロードも出来ますよ。

記事の製作者について

ふがまるちゃん(記事制作)

観光三重のみえ旅カメラ部に所属し、三重を撮る写真家としてTwitterinstagramを中心に活動中。三重の風景を無料配布する三重フォトギャラリーと三重の旬な情報を発信する三重のええとこ巡りを運営。

kazenami(写真撮影)

ふがまるちゃんの父親。三重県内のあらゆる山を登頂し、トレッキングだけでなくロッククライミングやアイスクライミング、シャワークライミングもこなす山男。これまでの山行記録をヤマレコで公開中。

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