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夏らしさが魅力的!鳥羽城跡周辺の散歩写真映えスポットを紹介

掲載日:2021.07.27

こんにちは、Yutoです。
三重県で写真家をやっています。日常風景を撮るのが得意です。

鳥羽といえば思い浮かべるものはなんですか?
水族館、真珠、海女、いろいろありますよね。
そんな鳥羽ですが、今回はド定番から少し外れて、中之郷駅~鳥羽城跡周辺をぶらぶら散歩して写真を撮ってきました。
「夏」らしい風景がたくさんありそうなので、今回の撮影テーマは「夏」です。

普段、住んでいる街以外を歩くことってそれほどないと思いますが、ぶらっと歩いてみると思いがけない良い場所やお店、地元の人たちとの交流ができるかもですよ。

鳥羽市とは

鳥羽市は人口約1.7万人(令和3年6月現在)の市で、伊勢市と志摩市の間に位置しており、伊勢志摩国立公園にも指定されている地域です。

飼育種類数が日本一な「鳥羽水族館」や、真珠の養殖に世界で初めて成功した「ミキモト真珠島」などがあります。

 散歩撮影の心得

今回は、街中の散歩ということで、これだけは注意してほしいということが2つあります。

生活している人がたくさんいるので、そこにお邪魔させてもらっているという心構えだと良いです。

①むやみに通行人を撮影しない

写真に写りたい人もいれば、写りたくない人もいます。

特に正面からの撮影は極力避けたいもの。

もし撮影中に人が前から来た場合は、いったんカメラを下げて軽く会釈をして、通り過ぎてから撮影を再開すると良いです。

②私有地に侵入しない

たとえ魅力的なものがあっても個人の家の庭など、私有地には入っていかないようにしましょう。

鳥羽で散歩撮影する時のコツ

今回は夏らしさを求めて、散歩撮影をしてきました。

夏らしさとは、鮮やかな色(空の青と植物の緑)や、強い日差しなどが感じられる写真です。

散歩撮影は「夏」や「海」などといったテーマを持って撮影すると良いでしょう。

鳥羽散歩でおすすめの撮影場所

鳥羽城跡

岩崎通り

国道42号線沿いの海

中之郷駅

今回は4つの撮影場所をまわってきました。
1つずつ写真とともにご紹介します。

実際に歩いて写真を撮ってみた

今回は中之郷駅前の駐車場に停めて、鳥羽の街を散策してみました。

前払いで300円とリーズナブル価格なのが嬉しいですね。

公共交通機関で来られた方は、中之郷駅で下車してください。

駐車場からしばらく歩いていくと、アニメに出てきそうな雰囲気のトンネルがあります。

トンネルって徒歩だとなんだか新鮮ですね。

とはいえ短いトンネルなので、すぐに出口です。

トンネルを出ると目の前に出てくるのが鳥羽城跡です。

今は建物が残っておらず、石垣のみとなっています。

公園として整備されており、階段で上まで上がっていくことができます。

今回は鳥羽城三ノ丸広場から行きました。

階段を上った先は芝生公園となっていて、♡TOBAのオブジェや、トイレがあります。

ちなみにトイレはめちゃくちゃ綺麗だったので、安心してご利用ください。

鳥羽城跡は石垣がとにかく立派です。

関ヶ原の戦い以前に造られた石垣だという説が有力だそうです。

ただの石垣といってしまえばそれまでですが、今から400年以上前から同じような姿で残っていると考えると、なんだか神秘的な気分になります。

更に石垣の上に行くと本丸跡となってます。

ここも芝生公園として整備されています。

鳥羽の街並みや海が一望できて、綺麗な眺望が魅力的ですね。

鳥羽城跡には、旧鳥羽小学校の建物が残っており、登録有形文化財に指定されています。

今は使われていないので、廃墟として残っています。

写真のように正面から入ることはできませんでしたが…

裏側から校舎の様子を見ることができました。

中の様子も気になりますが、これ以上は近寄ることができません。

さて、鳥羽城跡を後にします。

鳥羽は海と山が近い街です。

このような地形の場所は「夏らしさ」を感じやすいので、そういった景色も探しながら歩いてみます。

たとえば坂道・電柱・里山の組み合わせはどことなく夏っぽいですよね。

林の中の道や

大きな木を見上げて、木漏れ日を感じるのも夏らしい雰囲気になります。

強い光や、鮮やかな緑は夏といったイメージです。

坂道から街並みが見えるのも良いですよね。

ここに入道雲などがあればさらに夏らしくなります。

ぜひこういったところも探してみてください。

踏切も青空と組み合わせると、黄色と青色の対比が綺麗に映えます。

中之郷駅~鳥羽駅の国道42号線(特に中之郷駅より)は歩道と線路が並走しているので、走っている近鉄線の電車をかなり近くから撮ることができます。
近鉄は車両のバリエーションが多いので、さまざまな電車を撮ることができます。

タイミングが合えばしまかぜも走っていきます。

1日3本が1往復しています。

時刻表は変わる可能性があるので、鳥羽駅の時刻表を見てタイミングを合わせると確実です。

「国道42号線沿い」は海もあります。
ミキモト真珠島を目指していくと海沿いに出ます。
途中、真珠のアクセサリー・雑貨・宝石を扱っている鳥羽パールタウンがあるので、真珠に興味のある方は、そちらもお見逃しなく。

鳥羽の街は線路をはさんで海側と山側で表情が違うのも面白いですね。

海側はいかにも港町といった雰囲気です。

この日は暑い日でしたが、海沿いは涼しかったです。

線路を渡って「岩崎通り」へ。
鳥羽市歴史文化ガイドセンターのある交差点から入っていきます。

こちらは山側ですね。

レトロな雰囲気が今も残っています。

雑貨屋さんやカフェがありました。

普段、住んでいない街歩きをすると案外新しい発見がたくさんあるかもしれませんよ。

散歩の後は冷たいものを飲んで休憩

街歩きの途中で、冷たいものが欲しくなったので、チーズケーキ専門店「FROM」というお店に立ち寄りました。

お店の方は2人でお若い方です。

場所は岩崎通り沿いです。
鳥羽駅と中之郷駅のちょうど中間ぐらいに位置しています。



店内はおしゃれな雰囲気。
訪れた午後3時前だとすでに完売しているものも多かったです!
できれば午前中に行くのが良いかもですね。

FROMの名物は「飲むチーズケーキ」ということで、こちらのプレーンを注文。

注文からすぐに出していただきました。
おいしそう!

ちなみに、FROMはテイクアウトのみとなっています。
お店の裏側にある川沿いにベンチがあるので、そこに座って飲みました。

気になるお味は…

チーズケーキをあっさりした感じで飲みやすいです!

味と食感は、チーズケーキと牛乳の間ぐらいですね。

シェイクのような感覚で飲めます。

この日は本当に暑かったのですが、飲むチーズケーキのおかげでクールダウンできました。


今回は飲むチーズケーキだけでしたが、食べられるチーズケーキもたくさんあるので、チーズケーキが大好きな方はぜひ行ってみてください。

まとめ

以上が、中之郷駅〜鳥羽城跡周辺の様子でした。
夏らしさは感じていただけたでしょうか?
名所だけじゃなくて、街中でも散歩や観光が楽しめるのが鳥羽の魅力かなと感じています。

1人でマイペースに行くもよし、誰かと一緒に行ってわいわいしながら散歩をするもよしな鳥羽。
車でも公共交通機関でもアクセスしやすいので、ぜひ行ってみてください!

◆記事作成:Yuto Nakase #みえ旅カメラ部

三重県在住の写真家。

写真教室「ゆーと写真教室オンライン」や、ブログ「Nippon Photo Net」にて写真に関する情報発信をしています。
三重県で撮影した写真も多く公開しているので、興味のある方はぜひお越しください。


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