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クライミングジム キャニオンの岩場体験会で、はじめての岩登り!非日常の世界でスリルと素晴らしい達成感!

掲載日:2020.12.25

東京五輪の追加種目にも採用されたことから最近注目されているクライミング。朝日町にあるクライミングジム キャニオンでは、インドアでのボルダリングはもちろん、岩場スポットへ出かけての岩場体験など、アウトドアでのクライミングの楽しさも教えてくれます。今回は人生初の岩場体験に挑戦してきました!

三重県の北部、朝日町にあるクライミングジム キャニオン。
初心者から中級者へのサポートが特に手厚いこの施設では、屋内で行うクライミングだけでなく、屋外でのクライミングの楽しさも知ってもらいたいと、月に数回、鈴鹿市の椿岩(つばきいわ)や大紀町の白嵓(しらくら)など県内の岩場スポットで「岩場体験会」を開催しています!

「岩場なんて、上級者じゃないと登れないでしょ?」と思っていませんか?
いいえ、実は、初心者からでも楽しめるスポーツなんです!
ということで、さっそく挑戦してきました!

今回のクライミングポイントは、鈴鹿市の椿岩。椿岩は御在所岳の南、入道ヶ岳(にゆうどうがたけ)の麓にある岩場です。

集合場所の小岐須(おぎす)溪谷山の家へ到着!
ロッジ風のトイレもあるので、トイレはここで済ませておきましょう。

岩場は、これまでのクライマーたちが長い月日をかけて開拓してきた場所。
使用にあたってルールやマナーがあるので、事前に確認し、しっかりと守りましょう。
ゴミを捨てない、火気厳禁、近隣へ迷惑をかけないなど、みんなでルールを守っていくことで、岩場を継続して使用することができます。

先駆者に感謝の気持ちを抱きつつ、目的地の岩場まで山を登ること15分。最後に、少々急な山道を登り到着!

目の前に巨大な椿岩が現れました!

「えっここを登るの・・・?」と唖然としていると、クライミングジム キャニオンの清水さんが、クライミングについての説明を始めてくれました。

「もちろん一回のミス(滑落)も許されないスポーツですから、安全確保は徹底しています!」と清水さん。
ロープクライミングは、クライマー(登る人)と同じロープで体を繋いだビレイヤー(下でロープを確保する人)がペアになって、はじめて登ることができるスポーツ。
ビレイヤーも、パートナーの墜落を止める確保技術の習得が必要となる重要な役割を担っています。
クライマーが登る様子を常に見ていなければならず、非常に集中力を要するので、ビレイ中に話しかけたりするのはNG!

外岩を登るクライミングには、岩壁にいくつもある支点に自分でロープを通しながら登る「リードクライミング」と、あらかじめロープの支点が上部に確保された状態で、下にいるビレイヤーに支えてもらいながら登る「トップロープクライミング」という2つのクライミングスタイルがあります。

今回は、初心者でも安全に楽しめるトップロープクライミングで行います!
もし岩から手が離れてしまったり、途中で体力に限界が来て岩から手を離したりしても、落ちることはありません。

まずは準備のために、清水さんがロープを張ってくれます。
スルスルと登っていく清水さん。ただただすごい!

ちなみにロープクライミングに必要なものは、クライミングシューズやロープ、ハーネス(安全ベルト)、ビレイグローブ、チョークバッグなど。これらはレンタルすることが出来ます。
あとは登山をするための服装やシューズ、安全のためヘルメットを準備していきます。

椿岩は、日本100岩場のひとつにもなっており、あらかじめ開拓者によりルートが作られています。岩にはいくつものボルトが打ち込まれ、レベルごとにコースが作られていました。

今回は、初級のコースに挑戦!
登る直前にハーネスにしっかりとロープを装着し、シューズを履いて準備完了!

清水さんから登り方のコツや注意するポイントを教わり、クライミングスタート!
ボルダリングジムでの経験はありますが(2年ほどブランクあり)外岩ははじめてというモデルさんが挑戦します!

登っていく時は、わずかな岩の突起やくぼみ(=ホールド)に手や足をかけて登ります。

椿岩の岩質は石灰岩。長い年月をかけて浸食された、変化に富んだホールドが特徴的です。

クライミングには相当な腕力が必要なんだろうと思っていましたが、同時に頭も使うスポーツ。体の使い方やバランスを考え、“全集中”で登っていきます!

今回チャレンジしているモデルさんは、ボルダリングジムでの経験はあるものの、ボルダリングジムの要領と同じようにはいきません。生の岩は、ジムとは感覚が違い苦戦する場面も。
どうしたら登れるか・・・と考えている時間にも、どんどん体力が奪われていきます。

ビレイヤーの清水さんが常に声かけやアドバイスをくれ、周りも応援モード!

途中でどうしても登れないポイントがあり、「くやしい〜!」と思わず声が出ます。

休憩を挟みながら、登れない悔しさをバネにもう一踏ん張り!
なんとか1回目の課題クリア!

降りる時は、ビレイヤーがロープをコントロールして下まで降ろしてくれるので、岩を歩くように、ゆっくりと下を確認しながら降りていきます。

1回の挑戦で約15分。降りた時にはかなりの体力を消耗し、回復に1時間以上はかかるといいます。それだけ、一回にかける集中力や体力が自分の限界を超えているという証!

「休憩している間に、他のクライマーの登り方を見てみるといいよ」と清水さん。自分が苦戦した場所をどのように登っているのか、足の置く位置は?体の使い方は?など。これも研究です!

休憩を終えて、2回目のトライ!
1回目よりもはるかに早いスピードで達成することができました!クライミングジムでは、ここまでの高さには登れないので、登った時の達成感はひとしおです!

清水さんに岩場体験会をはじめた理由を聞いてみました!
「この岩場を登れと言われても、みんな『そんなのでできるわけない!』
って思うでしょ!?でもやってみるとできるんですよ!その達成感をもっと多くの人に体験してもらえるような環境にしたいからですね!」と話してくれました。

まだ岩登りがそれほど広まっていない頃、清水さん自身も岩を登りたくても登れない環境にあり、相方(ビレイヤー)を探すのが大変だったこともあったのだそう。今は、クライミングブームもあり、クライミングジム キャニオンのような岩場体験会に参加すれば、誰でもチャレンジできる環境が整っています。
こんな岩場を一度登ってみたかった!1回チャレンジしたい!そんな方はぜひ清水さんを頼ってみると良いでしょう。

クライミング未経験の方や、いきなり岩場に挑戦するのは不安な方には、まずクライミングジムで練習してみるのがおすすめ!
自分のレベルをしっかりと知ることで、外岩で自分のレベルに合ったコースを探す目安にもなります。

クライミングジム キャニオンでは、初めての人でも安心して挑戦してもらえるよう、体験クライミングも実施しています。

※コロナ禍に対応し、貸し切り利用も可能。
家族だけ(仲間だけ)で貸し切りなら感染リスクを最小化できます。
予約制で、平日9時~16時30分の範囲で指定することができます。
料金 1時間4,000円~、2時間6,000円~

今回はじめて体験した岩場体験。
日常では体験することのできないスリルと、自分の限界ギリギリに挑戦して、それを乗り越える経験と達成感を味わうことができました!

クライミングジム キャニオン
住所 〒510-8103 三重県三重郡朝日町大字柿468-1
電話番号 059-377-2322
公式URL https://www.climbingcanyon.com/
営業時間  平日:17:00~22:00 土・日・祝日:10:00~20:00
定休日 火曜日
料金 
ボルダリングジム  500円から体験可能
岩場体験会   2000円+交通費
公共交通機関でのアクセス
・関西本線朝日駅/近鉄名古屋線伊勢朝日駅から徒歩15分


 

 

 
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