伊勢志摩スカイダイビングで地上10000フィートからフリーフォール体験!

掲載日:2020.11.25

三重県伊勢志摩地域のリアス式海岸では、数多くの島々と英虞湾の入り江によって信じられないほど美しい景色を見ることができます。あなたに冒険心があるなら、10000フィートの高さからこの自然の美しさを俯瞰することもできます。伊勢志摩スカイダイビングクラブに行けば、熟練のインストラクターと共に空へ飛び出して感動的な自由落下体験ができ、最高の景色を臨むことができます。

※この記事は、英語サイト「MIE, Once in Your Lifetime」用に外国人ライターが英語で書いたレポートを日本人向けにリライトした記事です。

英語を使う外国の方向けに三重県の魅力を紹介している記事ですので、少し目線が異なるかもしれませんが、そういった点もあわせてお楽しみください。

今回、スカイダイビングに行くことが決まった時、この体験はきっと忘れられないものになるだろうという予感がありました。

正直にいうと、決心がついていない所もありましたが、伊勢志摩スカイダイビングに行き、地上10000フィートまで行って、ヘリコプターから飛び降りる。
この体験によって、きっと私の世界の見方は変わることでしょう。

私が、ここ伊勢志摩スカイダイビングを選んだ理由は2つあります。

一つは、伊勢志摩スカイダイビングクラブが、世界でも数少ない「ヘリコプターからの」スカイダイビング体験であること。
そしてもう1つは、壮観な英虞湾とその美しい島々のすべてが織りなす景色を空高くから見るのは、間違いなく素晴らしいものであると確信していたからです。



私が、現地に着いたとき、最初に目に入ったのはヘリポートに止まっているヘリコプターでした。

このヘリコプターに乗ってしまえばすぐにダイビングポイントまで到着することを知っていたので、鼓動が早くなるのを感じました。

深呼吸をしてから本館に入ると、熟練インストラクターのリース・ブレディが迎えてくれました。

彼は父親の後を追ってこの職業に就き、長年スカイダイビングを経験してきた人懐っこいニュージーランド人。14年の経験と300回以上のジャンプを行ってきた彼の経歴は、私に大きな安心感を与えてくれました。

簡単なアイスブレイクでおしゃべりをした後の最初のステップは、必要な同意書にサインをすることでした。
次に、小さなソファーに座りながら、ビデオでジャンプについての基本的な勉強をしました。
英虞湾の上空を飛んで、自由落下をする姿は、ビデオで見ているだけでもワクワクしてきます。

最後に、ジャンプ用のスーツとハーネスを装着します。
これらの装備は、私たちの安全を保障するためのもので、しっかりとした説明と明確な指示をしてくれました。
今回使用した4点式ハーネスの重量は約3㎏、これでもずっしりとした重みがありますが、リースの装着しているパックはなんと約25㎏!! メインパラシュートとリザーブパラシュートが入っています。

導入、説明、準備は、全体で30分程度。

いよいよ、ヘリコプターに乗り込む時間がやってきました。
リースと話すことに夢中で、心の準備をすっかり忘れていた私は、彼に「飛ぶ時間が来た!」と言われ、急にその現実が私を襲い、緊張してきました。

しかしありがたいことに、そのことをずっと考えている時間もなく、すぐにヘリポートへ向かいます。

後部座席に乗り込み、パイロットが私たちの頭上のプロペラを回し始めます。
すると、数秒で離陸し、田曽白浜からどんどん離れ、海の上の青い空へと急速に上昇していきました。

飛び立った直後から、周囲の景色は素晴らしく、ヘリコプターに乗っているだけでスリルは抜群です!

約7分間飛行したあと、高度5000フィートに到達すると、リースは私のハーネスを彼のものと固定するために膝に乗るよう指示しました。
飛び降りる時間が近づくごとに、ワクワクと緊張が混ざった気持ちが高まりましたが、リースはずっと私に話しかけてくれて、彼の冗談と自信に満ちた様子が、私を安心させてくれました。

9000フィートに到達すると、ジャンプをする場所まであと1分。
ドアをスライドさせて開けると、目の前には今までのみたことのないような素晴らしい光景が広がっていました。

10000フィートに達すると、両手でハーネスをつかみ、開いたドアに向かいリースの足の間に足を入れました。

「準備はいいか? 」




「レッツゴー!!」
私たちはドアから飛び降りて、自由落下が始まりました。

落下の時間は30秒でしたが、体感ではずっと長く、時速250kmほどの速さで落ちる勢いは、驚くべきものでした。この感覚を理解するには、実際に体験する以外にないでしょう。


パラシュートを開くと、自由落下は終わり、地球上で最も美しい場所の上空で気持ちよく浮かんでいました。
独特の形をした島々や、広大な海、そして絵に描いたような美しさの海岸線が眼前に広っていて、思わず息を飲みました。

田曽白浜ビーチの砂浜に帰ってきました。

この体験は、私にとって忘れられないものとなり、ずっとサポートしてくれた素晴らしいインストラクターに感謝を伝えました。

そして私は、リースがその日の最初に言っていた「鳥が鳴く理由は、スカイダイバーしか知らない。」という言葉の意味を、理解することが出来たのです。

田曽白浜ビーチでは、他にも魅力的な体験がたくさんあります。

欧米風の豪快な食事が楽しめるWOOD FIRE MEAT BEERや

室内ボルダリング場

山道でのバギー体験に

夏はもちろん、マリンレジャーも!
楽しいアクティビティが盛りだくさんな田曽白浜ビーチを是非楽しんでみてください。

↓スカイダイビング以外の魅力もたっぷりと取材した記事はこちら↓
山、海、空を独り占め!?自然豊かな南伊勢町田曽で最高にアクティブで非日常な体験を楽しんできました!


名称

田曽白浜ビーチ

住所
〒516-0222 度会郡南伊勢町田曽浦124 田曽白浜センターハウス
電話番号

0599-77-6208

料金

公式サイトの各アクティビティをご覧ください。

営業時間

8:00〜17:00

休日

水曜

駐車場

無料駐車スペースあり

公共交通機関でのアクセス

近鉄「鵜方駅」〜田曽白浜〜宿浦・田曽浦地区 無料シャトルバス運行

車でのアクセス

近鉄「鵜方駅」から車で約20分
伊勢神宮から車で約50分
名古屋から車で約2時間
京都から車で約2時間15分
大阪から車で約2時間45分

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