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熊野古道ツヅラト峠へ~伊勢路号に乗って~

掲載日:2011.06.12

爽やかな秋晴れの中、熊野古道 伊勢路号に乗って、世界遺産の熊野古道「ツヅラト峠」を歩いてきました。温泉にさんま寿司に盛りだくさんでした☆(2010年9月)

 JRの快速「熊野古道 伊勢路号」を利用して、熊野古道を歩いてきました。
 伊勢路号は、9月~11月の第4土・日曜日に、多気駅と賀田駅間を1往復する臨時列車で、その名のとおり、熊野古道を歩く際にはもってこいの交通手段。
 秋らしいステキなヘッドマークが秋晴れに映えていました。蟻さんマークが「蟻の熊野詣」をかわいく表現♪

 桑名から快速みえに乗って多気で伊勢路号に乗り換え、梅ケ谷まで行きました。のんびりと、いー気分♪
 また、多気駅では、売り子さんが松阪名物「モー太郎弁当」などを売っていました。駅弁売りを見たのは初めてなので、貴重な光景でした。

 駅弁のあら竹
  松阪市日野町729-1(JR松阪駅前通)
  電話 0598-21-4350
  http://www.ekiben-aratake.com/

 この列車のいいところは、「三瀬坂峠」「ツヅラト峠」「始神峠」「馬越峠」の最寄駅を結ぶ快速で、多気駅にも快速みえが連絡しているので、特急並みに速いこと。
 それなのに、普通乗車券で利用できちゃうので、「青空フリーパス」を使った今回、往復2,500円と、とってもお得でした☆

青空フリーパス:土曜・休日・年末年始に、フリー区間内の快速・普通列車普通車自由席に乗り降り自由の1日フリーパス。名古屋はもちろん、米原、下呂、飯田、二川から乗っても大人2,500円(子供1,250円)。

 梅ケ谷駅から登り口まで(約70分)。大内山川の支流沿いの林道を入ると、ツヅラト峠登り口の石柱が見えてきます。
 ここから古道に入ります。せせらぎの心地よい音を聞きながら、間伐されて手入れされた杉を見ながら古道を歩きます。爽やかな秋晴れの中、とっても清々しい気分でした♪

 こうして30分ほど歩くと、目の前にぱーっと視界が開け、標高約350mの見晴らし台に到着。
 太陽の光を浴びてきらきらと輝く熊野灘、紀北町の町並みや田畑を望む景色は最高でした。遠くには八鬼山も見えました。

 動画はこちら:  
  http://www.youtube.com/watch?v=wqhdDARM4wA&feature=youtube_gdata_player&rel=0

 見晴らし台では、古道を歩く人たちとしばし団欒。話がはずんで、自家製のところてんまでいただきました。天草の海の香りと、黒砂糖の甘さがたまりませんでした。ごちそうさまでした。心もお腹も満たされ、シアワセな気分。

 山頂からは、ツヅラト峠の名のとおり、九十九折りの少し急な坂道を、ゆっくり下っていきました。
 途中、古道の斜面を石積みしてあるところ、最後の方は、石畳が残る古道が続き、とっても趣がありました。40分ほどで登山口に到着。

 通常は、ここから紀伊長島駅まで約70分を歩きます。
 でも、今回JRさんが企画した昼食に申し込んでいたので、迎えに来てくれたバスに乗って、ホテル「季の座」へ。ここは、熊野灘の恵みを満喫できる、リゾートホテルです。

 ホテル「季の座」(ときのざ)
  北牟婁郡紀北町紀伊長島区東長島城ノ浜
  電話 0597-46-2111
  http://www.1000kodo.com/

 お昼は、その日とれたカレイを使った日替わりランチをいただきました。サラダ、スイーツ、飲み物はバイキングになって2,100円。
 その後、出発までの時間を使って、季の座の温泉につかって疲れを癒しました。翌日、筋肉痛にならなかったのも、このおかげかも?とても気持ちよかったです(写真は足湯)。

 日帰り入浴:1,050円 貸切露天風呂:2,100円・50分(予約制)

 紀伊長島駅で出発時間まで10分ほどあったので、駅前にある万両寿しへ行って、名物のさんま寿司を買って帰りました。
 甘酢のさんま寿司で、なんと400円とお値打ちでした。これも旅の醍醐味。おいしかったです。

 万両寿し:紀北町紀伊長島区東長島200-4
      電話 0597-47-0394 6:00-18:00 無休 
 さんま寿司マップ:
  
http://higashikishu.org/info/index.php?itemid=499

※掲載されている内容は2010年9月の情報となります
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