【後編】「素敵なおひなさまに会いに行こう!」2026年桃の節句 三重県北中部のおひなさまスポット巡り(5選)

桃の節句が近づくと、まだ冷たい空気の中にも春の気配を少しずつ感じる中、街のあちこちにおひな様が飾られ、ふと足を止めたくなるような温かさを覚えます。三重県では古い宿場町や歴史施設、商店街などで、それぞれの土地に受け継がれるおひなさま、早春の風物詩として親しまれています。後編では、亀山市(亀山宿&関宿)の【おひなさまスポット】をご紹介します。

記事制作 / みえ旅アンバサダー Takuya Kiriyama

▼ 目次

展示の時期は各スポットで異なりますが、後編では、亀山市の亀山宿、関宿―それぞれの地で出会えるおひな様を紹介します。

※みんながまた訪れたいと思えるよう、マナーを守って楽しい観光をお楽しみください。

※記事内の写真は2025年以前のものです。

  年によって展示の規模や内容が異なることがありますのでご注意ください。

スポット④:亀山市「東海道のおひなさまー1(亀山宿)」

4つめのスポットは亀山市の「東海道のおひなさま」の亀山宿のおひなさまです。

「東海道のおひなさま」は東海道五十三次46番目と47番目の宿場町、亀山宿と関宿のそれぞれの亀山市の2つの宿場町で江戸時代から現代までの多彩なおひなさまが展示されるひなまつりイベントです。

この項では、亀山宿のおひなさまを「東海道のおひなさまー1」として、いくつかの展示スポットを紹介します。

 ※年によって展示の規模や内容が異なることがありますのでご注意ください。

亀山宿のおひなさまは、城下町として栄えた歴史を感じる町並みの中、商店街や民家など生活の中に溶け込む展示と文化財建造物での豪華な展示との共存が特徴といえます。

東町商店街は亀山市の中心的な商店街で、商店・民家・施設が立ち並び、店先のショーウィンドウや軒下におひなさまが飾られます。

 

期間中は歩くだけで次々とひな人形に出会えて、まち歩きの楽しさを演出します。

東町商店街の中心に位置する「市民協働センター  みらい」は主要展示スポットの一つとなっていて、館内に多彩なおひなさまが並びます。

こちらは市民活動の拠点として日頃から多くの人が集う場所で、華やかなおひなさまのほか、市民団体による手作りの人形や絵画など、創作的な展示が並んでいます。

市民活動の拠点ならではの温かみのある華やかなひな飾りを楽しめる「市民活動センター  みらい」は、まち歩きの途中に立ち寄りたい場所ですね。

亀山宿のもう一つの主要展示スポットとして挙げられるのが「旧舘家住宅」で、こちらは明治初期の豪商・舘家(屋号:枡屋)の商家で市の文化財建造物に指定されていて、 亀山宿を代表する大規模な町家建築でとなっています。

「旧舘家住宅」でのおひなさまの展示は「東海道のおひなさま」開催期間中の土日祝のみの開館となっていますが、貴重なひな人形が多数展示されていて文化財にも指定されている建物の雰囲気とも相まって人気のスポットとなっています。

部屋一面に敷き詰められた緋毛氈と、部屋の端から縁側までずらりと並ぶ雛壇はまさに圧巻で目を見張るものがあります。

貴重なおひなさまが多く飾られていますが、その中でも筆者が目を引いたのが男性の姿のひな人形です。

一般的なひな飾りにも男性のお内裏様がいらっしゃいますが、その隣には女性のおひなさまがいらっしゃいますよね。

でも、こちらはおひなさまはいらっしゃらず、男性お一人です!

 

「天神雛」というそうですが、三月三日のひな祭りには男児も同時に祝う風習がある地域があるとのことで、学問の神・菅原道真公をかたどったおひな様で子どもの成長や学業成就を願う雛人形とのことです。

ひな祭りは女の子の節句が風習という地域の人々にとっては興味深いですね。

他にも吊るし雛も飾られていて、旧舘家では内裏雛だけでなく多様な雛文化を一度に味わえます。

開館日が限られているからこそ、貴重な開館中を狙って訪れる方も多いのではないかと思います。

「東海道のおひなさま-1(亀山宿)」を巡る際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

 

 

亀山宿のおひなさまへのアクセス

ところ:亀山市亀山宿旧東海道沿い一帯

   (展示スポットの一つ「市民協働センター  みらい」:亀山市東町1-8-7)

   (展示スポットの一つ「旧舘家住宅」:亀山市西町410)

交通公共機関でのアクセス:JR関西本線「亀山駅」下車

   (展示スポットの一つ「市民協働センター  みらい」までは約0.9km 徒歩で約15分)

   (展示スポットの一つ「旧舘家住宅」までは約0.6km 徒歩で約10分)

車でのアクセス:

 駐車場:JR関西本線「亀山駅」周辺に一日200~400円で停められる有料駐車場あり

 東名阪自動車道「亀山IC」から約7km(約8分)

※路上駐車等は迷惑になりますので、マナーを守って楽しい観光をお楽しみください。

 年によって展示の規模や内容が異なりますのでご注意ください。

問い合わせ先:亀山市観光協会 0595-97-8877

スポット⑤:亀山市「東海道のおひなさまー2(関宿)」

5つめのスポットは、亀山宿に続いて「東海道のおひなさま」の関宿のおひなさまです。

関宿と亀山宿とは約6km離れた位置しする東海道五十三次47番目の宿場町で、現在も江戸時代の町並みが1.8kmにわたって残る国の重要伝統的建造物群保存地区になっています。

歴史情緒あふれる町並みの軒先や資料館、格子窓越しに見える雛飾りと、関宿ならではの風情を楽しめるのが特徴といえます。

この項では、亀山宿に続いて関宿のおひなさまを「東海道のおひなさまー2」として、いくつかの展示スポットを紹介します。

 年によって展示の規模や内容が異なりますのでご注意ください。

関宿の中央のあたりに主要展示スポットの一つ「橋爪家」があります。

こちらは江戸時代初期から両替商を営んだ豪商の町家で、関宿の展示の中でも歴史的価値の高いひな人形を見ることができます。

江戸時代の貴重な雛壇に、

他にも大正・昭和、

そして平成の雛壇が並び、見比べてみると違いがよく分かります。

雛壇を通じても時代の移り変わりを感じることができるの非常に興味深く、「橋爪家」は必ず立ち寄りたいスポットといえるのではないでしょうか。

関宿の町並みとおひなさま巡りを楽しむ中で、「旧落合家住宅」も是非とも立ち寄りたいところとしておすすめです。

「旧落合家住宅」は伝統的な造りの町家で、「東海道のおひなさま」の期間中は無料休憩所として開放されていて、ふるまいのお茶を入れて下さったりと一息つける場所です。

もちろん、豪華なおひなさまも飾られています。

こちらの雛壇は御殿のようで、屋根に鯱(しゃちほこ)が付いているのが分かります。
このように屋根の上に鯱(しゃちほこ)が載っているタイプの雛壇は「御殿雛」と呼ばれ、豪華で歴史的価値の高い雛壇といえます。

また、関宿では毎年7月の関宿祇園夏祭りというお祭りがあり、そのお祭りで見どころの山車の巡行が開催されますが、こちらでは、この関宿ならではともいえる「関の山車」のおひなさまも飾られていた年もあります。

一息つきながらこのようなおひなさまが観られるなんて贅沢ですね!

他にも関宿観光駐車場の近くにある足湯交流施設にある関宿散策案内休憩所でもおひなさま展示を楽しめます。

こちらは前述の関宿の通り沿い(町並み沿い)とは違いますが、こちらも主要展示スポットの一つとなっているところで、顔出しパネルや豪華な雛壇が飾られていて、駐車場にも近いこともあって、車で訪れた際には、最初に立ち寄りやすいところでもあります。

また、足湯交流施設ということもあって足湯を無料で利用することができますので、関宿のおひなさまめぐりを楽しんだ後の締めくくりにも足湯に浸かって疲れを癒すことができます。

美しく残る歴史的な町並み散策とともに楽しめる「東海道のおひなさまー2(関宿)」、ぜひ訪れてみてください。

関宿のおひなさまへのアクセス

ところ:亀山市関宿旧東海道沿い一帯

   (展示スポットの一つ「足湯交流施設 関宿散策案内所」:亀山市関町新所1973-1)

交通公共機関でのアクセス:JR関西本線「関駅」下車

   (展示スポットの一つ「橋爪家」までは約0.5km 徒歩で約8分)

   (展示スポットの一つ「足湯交流施設 関宿散策案内所」までは約0.9km 徒歩で約15分)

車でのアクセス:

 駐車場:関宿観光駐車場(亀山市関宿新所1974)

      臨時駐車場が設置される場合あり

 名阪国道「関IC」から約3km(約10分)

 東名阪自動車道「亀山IC」から約3km(約10分)

※路上駐車等は迷惑になりますので、マナーを守って楽しい観光をお楽しみください。

 年によって展示の規模や内容が異なりますのでご注意ください。

問い合わせ先:亀山市観光協会 0595-97-8877

いかがでしたでしょうか?

いかがでしたでしょうか?

後編では、亀山市(亀山宿&関宿)のおひなさまめぐり2スポットを紹介しました。

各地のおひなさまには、それぞれの特色があって非常に興味深いと思います。

今回紹介しました以外にもおひなさまの展示スポットはありますが、こちらの方面にお出かけされる際や、おひなさま巡りにお出かけしようとされる方がいらっしゃいましたら、参考にしていただけると嬉しく思います。

※みんながまた訪れたいと思えるよう、マナーを守って楽しい観光をお楽しみください。

Takuya Kiriyamaの画像

Takuya Kiriyama

三重県が大好き。休日は自然,風景,花やイベントの撮影に出かけて、時にはイベントへの出演やボランティアスタッフとして参加させていただいたりと、色んな形で三重県を応援しつつ、楽しんでいます。
このような経験を活かして、「行きたい!!」と思っていただけるような四季折々の花や名所,風景等、魅力ある三重を発信したいと思います。

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