GENERATIONS小森隼さんが鳥羽水族館を楽しみ、伊勢志摩の郷土料理「てこね寿司」作りに挑戦!
掲載日:2025.11.06
今回は飼育種類数日本一の鳥羽水族館と、伊勢志摩の郷土料理である「てこね寿司」作りの体験をご紹介。三重県出身の小森隼さんが巡り、楽しみます!
小森隼さんプロフィール

GENERATIONS from EXILE TRIBEパフォーマー。
2020年4月より、こもり教頭としてTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」でパーソナリティーを担当し、2021年10月からは校長に就任。
2024年7月からは「ラヴィット!」に金曜シーズンレギュラーとして出演、10月から放送開始のCTV新番組「ぐ~たくさん」ではサブMC“ぐ~たくファミリー”として出演する等、多数のTV番組で活躍している。 2021年より自身のライフワークとして開催しているトークライブ「小森隼の小盛りのハナシ」を5年連続で開催。 また、AMAZING COFFEE AICHI NAGOYAのプロデューサーに就任するなど、アーティストだけでなく、ラジオパーソナリティー・タレント・プロデューサーなどマルチに活動を行っている。
現在開催中の『GENERATIONS LIVE TOUR 2025 “6IX SENSE”』では2025年11月15日(土)16日(日)三重県営サンアリーナ(三重県)2デイズ公演が控えている(https://www.ldh-liveschedule.jp/sys/tour/33700/)。
飼育種類数日本一の「⿃⽻⽔族館」へ!

まず最初に訪れたのは、日本一の飼育種類数を誇る巨大水族館「鳥羽水族館」です。
小森さんが見ているのは、鳥羽水族館の中でも一番大きな「コーラルリーフ・ダイビング」の大水槽。
コーラルリーフ・ダイビングの大水槽は2か所から見れるようになっており、記事冒頭の写真は、水槽の正面側で撮影したもの。裏側は頭上までぐるっと囲まれた構造になっていて、ダイビングしているような感覚に浸りながら、海の生きものを観察することができます。

続いて、ラッコのメイちゃん&キラちゃんがいる水槽へ!
メイちゃんとキラちゃんを前に、 「ラッコってこんなに可愛いの?! 元々可愛い生きものだとは思っていたけど、想像以上だった…!」と、感嘆する小森さん。
ラッコを観察していると、ぷかぷかと水面を漂ったり、せわしなく泳ぎ回ったり、せっせと毛づくろいをしたりと、様々な仕草を見せてくれます。また、1日に3回あるお食事タイムでは、貝やイカなどをお腹の上に乗せながら食べたり、飼育係さんと触れ合ったりと、お食事タイムならではの様子も見学できるため、何度も訪れて様々な姿を見てみたくなります。

小森さん、ラッコたちの愛らしい姿を微笑ましく眺めています。
2025年9月現在、国内でラッコが飼育されている水族館は鳥羽水族館のみとなりました。ラッコは絶滅危惧種にも指定されており、大変希少な動物です。鳥羽水族館にて元気に過ごすラッコたちの姿を、ぜひ一度見に来てみてください。

ラッコの観覧方法が2025年3月から変更となり、指定の待機列に並んだうえで水槽前の観覧スペースで1分間見学を行う形式になりました。詳細は【こちらのリンク】よりご確認のうえ、ルールを守ってご見学ください。

館内は、他にも見所盛りだくさん! ラッコだけでなく、ジュゴンに会える水族館も、国内では鳥羽水族館だけです。世界でみてもジュゴンを飼育している水族館は少なく、鳥羽水族館、オーストラリアのシー・ライフ・シドニー・アクアリウム、そしてアラブ首長国連邦のアブダビにあるシーワールドに1頭ずつと、世界で合計3頭のみだそう。
鳥羽水族館にいるジュゴンの名前は「セレナ」ちゃんといいます。小森さんが水槽を見学し始めてから少し経った頃、セレナちゃんが、すい~っと小森さんの前にやってきました。お腹を向けたポーズがなんとも可愛らしいですね。

「近くまで来てくれてありがとうね!」とセレナちゃんに話しかける小森さん。セレナちゃんも小森さんに視線を送っているような仕草をしており、不思議と会話が成立しているようでした。

じぃ~…っとこちらを見ているのは、バイカルアザラシさんです。
実は、鳥羽水族館は「バイカルアザラシの長期飼育記録日本一」という偉業を達成しており、現在も記録更新中。その年数は、なんと44年だそうです!
さらに鳥羽水族館は、「ジュゴンの長期飼育記録【世界一】」も保持しており、2025年4月に入館から39年目へと突入したそう。日本一だけでなく、世界一の記録も保持している鳥羽水族館、本当に凄いです!

小森さん 「鳥羽水族館には昔来たことがあるものの、記憶も残っていないくらい幼い頃だったので、改めて来れて良かったな。見所が沢山あって楽しかったです!」
鳥羽水族館
大人 2,800円、小人(小・中学生) 1,600円、幼児(3才以上)800円
9:30~17:00(入館は閉館の1時間前まで)※時期により変動あり
年中無休
500台(有料)※駐車場料金1000円
JR・近鉄鳥羽駅から徒歩約10分
伊勢二見鳥羽ライン・鳥羽終点から約5分
志摩の磯体験施設「海ほおずき」で「てこね寿司」作り!

続いて小森さんが訪れたのは、志摩市浜島町にある体験施設「海ほおずき」。海ほおずきは、志摩の漁村の暮らしや文化、漁業について楽しく体験・学習できる施設です。
屋外には、海の生きものと触れ合える「磯体験」ができる「わんぱく磯」があり、夏はたくさんの子どもたちでにぎわっています。わんぱく磯には大きな屋根がついており、暑い日でも日陰で遊べるので安心ですね。
そのほか、アジを釣った後、フライにして食べられる「アジ釣り」体験や、「伊勢えび釣り」体験に加え、屋内でできる体験も様々。伊勢志摩の郷土料理である「てこね寿司作り」体験や、「干物作り」体験など、大人も子どもも楽しめる体験が揃っています。
※時期によっては、休止されている体験もあります。詳しくは【公式サイト】をご確認ください。
伊勢志摩の郷土料理「てこね寿司」作りに挑戦!

今回小森さんは、てこね寿司作りを体験していきます!
てこね寿司は、カツオやマグロなどの刺身をタレに漬け込んで酢飯に乗せて食べる、伊勢志摩を代表する郷土料理です。手軽に作れる一品であり、海ほおずきで体験する際はレシピが書かれた紙ももらえるため、作り方を学んだ後は自宅でもてこね寿司作りを楽しめます。

今回、てこね寿司の具材にする魚はカツオです。まずは生のカツオを3~4ミリの厚さに切っていきます。
小森さんは三重県に住んでいた幼少の頃、てこね寿司をよく食べていたそう。
小森さん 「母によく作ってもらっていました。 『ほんま、これしか食べへんなあ』と母に言われるくらい、てこね寿司を好んで食べていた思い出があります。今でも無性に食べたくなる時があるんですよ。まさか、自分で作れるようになる日が来るとは...。美味しくできるように頑張ります!」

小森さん、丁寧な包丁さばきでカツオを切っていきます。
ちなみに、「てこね寿司」という名前は、漁師が漁の合間に獲れたての魚(カツオやマグロなど)を船上でさばき、手でこねて混ぜあわせたことが由来といわれています。元は漁師たちが船上で食べる料理でしたが、地元の郷土料理として定着し、広く親しまれるようになりました。

体験時は、海ほおずきのスタッフの方に作り方をわかりやすく教えてもらえるため安心です。
カツオを切った後は、砂糖と醤油を煮て作ったタレに15分ほど漬け込んでいきます。

ここでスタッフの方にお話を伺ったところ、てこね寿司の味付けは、地域ごとに少しずつ異なるということを教えてもらいました。酢飯が甘めだったり、タレが甘めだったり、どの味付けも美味しそうで心惹かれますね。

カツオをタレに漬けこんでいる間に、錦糸卵を作っていきます。
「錦糸卵をまぶすのは珍しいかも」と小森さん。てこね寿司に錦糸卵を入れるのは、海ほおずきオリジナルのレシピだそう。小森さんは「どんな感じになるんだろう?」と仕上がりに期待を膨らませている様子でした。

しっかり冷ました酢飯にゴマを和えて、具材を盛り付けていきます。
赤く照りのあるカツオの漬けに錦糸卵やシソが美しく映えて、とっても美味しそう!

最後に紅しょうがものせて、てこね寿司の完成です!
※今回小森さんが体験したのは、レギュラー桶(4~5人前 / 税込4,500円)の分量となります。

作ったてこね寿司を食べる小森さん。「うまーっ!!!」と、大満足な出来上がりだったようです。
甘辛いタレの味が染み込んだカツオと、酢飯の相性は抜群。酢飯に混ざったゴマがぷちぷちとした食感で美味しく、シソや紅ショウガが良いアクセントになって、どんどん食が進みます。
小森さん 「タレの甘辛さがちょうど良くて『まさにこれ!』と言いたくなる味付け。レシピを持って帰ってまた作りたいです!」
てこね寿司作りを体験する際は、希望日の4日前までに仮予約が必要となります。詳細は【公式サイト】をご確認ください。
志摩市浜島磯体験施設「海ほおずき」
入場料(「わんぱく磯」利用料含む) ・小学生以上1,000円
・3歳以上小学生未満 500円 ・3歳未満 無料
その他は内容により異なりますので、リンク先でご確認ください
「わんぱく磯」
4月中旬~10月31日(営業時間9:30~16:00、7月1日~8月31日は17:00まで)
「学習体験棟」
通年営業(9:30~16:30)
火曜日(祝日の場合は翌日)、12/28~1/3
※夏休み期間は無休
「わんぱく磯」11/1~4月中旬
70台収容(大型バス、身障者用含む)
近鉄鵜方駅から宿浦行きバス浜島下車徒歩20分
・伊勢自動車道「玉城IC」よりサニーロード経由約45分
・第二伊勢道路「白木IC」から約35分
写真 : 鈴木規仁
文 : 駒田早紀(MSLP by new end. Inc.)
ヘアメイク:大貫希代美
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