GENERATIONS小森隼さんが便石山 「象の背」の絶景や、尾鷲の新鮮&絶品海鮮グルメを堪能!
掲載日:2025.07.25
三重県出身の小森隼さんが、便石山の山頂付近にある絶景スポット「象の背」や、「おわせお魚いちば おとと」の鮮度抜群な海鮮丼、熊野古道について学べる「熊野古道センター」を巡り、楽しみます!
小森隼さんプロフィール

GENERATIONS from EXILE TRIBE パフォーマー。
2020年4月より、こもり教頭としてTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」でパーソナリティーを担当し、2021年10月からは校長に就任。
2024年7月からは「ラヴィット!」に金曜シーズンレギュラーとして出演、10月から放送開始のCTV新番組「ぐ~たくさん」ではサブMC“ぐ~たくファミリー”として出演する等、多数のTV番組で活躍している。
2021 年より自身のライフワークとして開催しているトークライブ「小森隼の小盛りのハナ シ」を 4 年連続で開催。
また、AMAZING COFFEE AICHI NAGOYAのプロデューサーに就任するなど、アーティストだけでなく、ラジオパーソナリティー・タレント・プロデューサーなどマルチに活動を行っている。
「便石山 象の背」を目指して出発!

「便石山(びんしやま)」は、三重県紀北町にある標高約600mの山。 便石山の山頂付近には、巨大な岩が山からせり出す「象の背」があり、絶景スポットとして人気を博しています。
便石山を登るには、①キャンプinn海山(みやま)近くの登り口から行くコースと、②熊野古道伊勢路「馬越峠(まごせとうげ)」登り口から行くコースの2コースがあります。 今回は①キャンプinn海山近くの登り口からのコースで、象の背を目指します!
・①のルートで便石山に登る際は「種まき権兵衛の里」の無料駐車場を利用すると便利です
(※夏期は有料となります)
・登山道にはトイレがありません。休憩時間を含め往復4時間ほどのコースとなるため、種まき権兵衛の里で済ませておくのがお勧めです
(※月曜日は休園のためトイレは使えません)
・詳しい登山ルートは、紀北町「銚子川エリアトレッキングMAP」をご覧ください
・お勧めの服装は、速乾性のある長袖と長ズボン、くるぶしまで覆う登山靴です
(日除け防止、枝や岩でのひっかき傷防止、転倒時のケガ軽減、ハチやマダニなどの虫対策)
・疲労を軽減するために、リュックは体にフィットするものを用意したり、足の負担軽減のために、自分に合った杖(ストック)を用意しておくと、より快適に登山を楽しめます!

いざ、山登りスタート!
象の背までは無理のないペースで登ると、休憩を含めて2時間ほどの道のりとなります。小森さん、「よし、行くぞ!」と気合十分です!

道中には300mごとに目印が設置されており、自分の現在地を知ることができます。(キャンプinn海山側登り口から、便石山、馬越峠、天狗倉山(てんぐらさん)、オチョボ岩、猪ノ鼻水平道まで設置されています)
救助や通報の際に位置情報を伝える目印でもあるため、登山中は目印を意識して歩くようにしましょう!

道中には、急な勾配の登り道も待ち構えています。
なかなか大変な道のりではありますが、小森さんは「めっちゃ楽しい! ここから先はどんな道なんだろう? 『未知』なる『道』だ...!」とユーモアも交えつつ、興味津々な様子でどんどん登り進めていきます。

小森さんの出身地である多気郡大台町は、紀北町と同様に、山や川などの自然に溢れた地域です。
小森さん 「三重県に来て豊かな自然に触れると、『地元の三重県に帰ってきた』という感覚をしっかり味わえて、嬉しくなります」

登り始めて80分。山頂まで後30分ほどとされるポイントで、大きな鉄塔に遭遇!(予定よりも速いペースで進んでいます!)
様々な景色を楽しみながら、さらに山道を登っていきます。

小森さん 「綺麗な山道ですね。そして、空気が美味しい!」
頂上まで後15分ほどのポイントまでやってきました。木漏れ日が差し込む美しい山道で、澄みわたった空気を堪能しながら進んでいきます。

頂上と書かれた看板を発見しました。ゴールはもう目前です!

ついに、便石山の頂上に到達しました!
小森さんの軽快な足取りによって、登り始めてから2時間かからずに頂上までやってくることができました。
象の背までは頂上から1〜2分ほど。いよいよ、絶景スポットのお出ましです!
絶景スポット「象の背」に到着!

小森さん 「これは凄い景色...!」
象の背の先端に立つ小森さん、眼前に広がる景色に圧倒されます。

せり出した巨岩はゴツゴツとした岩肌で丸みを帯びており、まさに象の背中のよう。
岩に腰掛けて絶景とともに記念撮影。この上ない開放感をたっぷり味わいます!

小森さん 「急な登り道もあったけど、不思議と疲れは感じていません。地元の三重県に来てエネルギーをもらったのかも。景色も本当に最高で、便石山を登ることができて良かったです!」
便石山
銚子川河川敷駐車場、種まき権兵衛の里などに駐車
※便石山含む登山の際は無理なく安全に心がけましょう!
「おわせお魚いちば おとと」で新鮮な魚介を味わう

次に訪れたのは、尾鷲市内にある「おわせお魚いちば おとと」です。おわせお魚いちば おととは、鮮度抜群の魚介類や地物野菜のほか、ご当地のお土産品を取り揃えた地場産品直売所です。
施設内にある「おわせ魚食堂」では、近海で養殖されているマグロのほか、尾鷲漁港で揚がる様々な魚介類や、地物の野菜を使用した美味しいお食事が楽しめます!

「何を食べようかな~?」とワクワクな様子の小森さん。
トレイを持ってカウンターに並び、好きな日替わりメニューを選んで、どんぶりなどのメニューはレジでオーダーします。

日替わりのメニューは、種類がとっても豊富! マグロ料理だけでも、唐揚げ、大根おろしソースがけ、甘酢がけ、トマト和えと、盛り沢山です。
どれを食べようか...どれも食べたいっ!と、ついつい迷ってしまいそうですね。

小森さん 「三重県ならではのグルメというと沢山ありますが、やっぱり、新鮮な魚介類は外せません! 三重県に住んでいた頃は日々、新鮮で美味しい魚介類を食べていて、それが当たり前の日常でした。地元を離れてから、三重県の食材の美味しさや魅力に改めて惹かれています」

小森さんがオーダーした「地魚どんDX」(税込1260円)は、近海で養殖された本マグロのほか、その日揚がった新鮮な地魚を数種味わえるどんぶりです。この日は、本マグロとビンチョウマグロ、三重県で養殖されたブリと真鯛、尾鷲で獲れたアカカマスの盛り合わせでした。
口の中で脂がとろける本マグロと、さっぱりとした美味しさのビンチョウマグロを贅沢に食べ比べ。真鯛とアカカマスは旨味をしっかりと感じられる味わいです。おわせ魚食堂自慢の、脂がたっぷりのった養殖ブリも絶品です!

おわせ魚食堂のお食事に加え、地場産品直売所も魅力たっぷりです。鮮度抜群のお刺身や、お寿司のほか、干物などの加工品や、尾鷲漁港で揚がったがすえびを香ばしく焼いてまぶした「がすえびポテトチップス」といったご当地スナックも販売されています。
地物の野菜や果物、スイーツも多数揃っており、お土産選びにうってつけのスポットとなっています。
おわせお魚いちば おとと
10:00~18:00(店舗)
11:00~14:00(食堂)
年中無休
普通車40台、バス6台
紀勢本線『尾鷲駅』下車、徒歩10分
紀勢道『尾鷲北IC』より車で5分
「熊野古道センター」で学ぶ

最後に立ち寄ったのは、尾鷲市内にある「熊野古道センター」です。
熊野古道センターは、熊野古道伊勢路や、熊野古道周辺の地域の自然や歴史文化などを深く学べるビジターセンターで、館内には分かりやすい解説とともに、美しい写真や映像、多数の実物資料やレプリカが展示されています。
展示内容は多岐にわたり、世界遺産としての熊野古道の魅力や、温暖で多雨である熊野古道周辺の気候、そこに生きる動植物、伝統産業や祭といった人々の営み、連綿と刻まれ語り継がれてきた歴史など、様々な視点で、熊野古道にまつわるものごとについて学ぶことができます。

熊野古道センターの建物にも注目したいところ。尾鷲ヒノキの無垢材をふんだんに用いた木造建築で、美しくあたたかみのある造りとなっています。

大きな窓から望む、山々が広がる景色は、時間を忘れて眺めていたくなる美しさです。

今回の旅について「便石山から見た絶景、新鮮で美味しいお魚、人々の歴史や文化が詰まった熊野古道についての学びなど、魅力的なものにたくさん出会えた1日でした」と、振り返る小森さん。
小森さん 「僕の出身地である大台町もそうなのですが、今回訪れた場所には、山や川、海などの自然と調和するように、人の生活が息づいている。幼少期、自然に囲まれて暮らしていた頃は『何もない場所』だと思っていましたが、自然こそ『ここにしかないもの』で、それが魅力の一つなんだなと。まだまだ僕の知らない三重県の魅力があって、これからもっと知りたいと思う、そんな素敵な機会になりました!」
三重県立熊野古道センター
無料
9:00~17:00
12月31日・1月1日(その他メンテナンス等により休館の場合あり)
60台
別に大型バス4台分
・JR「尾鷲駅」から路線バス「紀伊松本行き」約10分で「熊野古道センター前」
・紀勢自動車道「尾鷲北IC」から車で約10分

