三重県南部にある知られざる絶景のお店4軒をご紹介していきます!
掲載日:2025.07.22
南北に長く、山海の自然豊かな三重県は素晴らしい景観を楽しめることが多い土地です。
そんな景観を気軽に楽しんでもらえるような飲食店をご紹介します。
今回紹介するのは伊勢から熊野にある知る人ぞ知る絶景のお店4軒。
夏休みになったら、ぜひ足を運んでみて!
潮かけ祭りの会場でもある大島を沖合に臨む手作り料理とスイーツの小さな食堂
1軒目は、志摩町和具のメインストリートから少し入った場所にある小さな食堂「トッポリーノ」です。
海側に開いた大きな窓からは海が広がり、志摩町で800年前から続く潮かけ祭りの会場となる大島が見えるため、海を見慣れた地元民でもこの光景に驚く人が多いそう。
店主の伊藤夫妻による手作りの料理とスイーツを求めてやってくる人も多くいます。
料理は、人気のスパゲティをはじめ洋食メニューが豊富ですが、ルーロー飯などの台湾料理や、スンドゥブチゲなどの韓国料理も取りそろえています。
また、食後はプレートに描かれるイラストの可愛さにも注目の自家製ケーキのご注文を。
大阪の珈琲焙煎研究所のコーヒーも注文を受けてからハンドドリップでいれてくれます。
店内には、店名の「トッポリーノ(イタリア語で「小さなネズミ」)」にちなんだ仕掛けがあるので、訪れた際はぜひ探してみてください。
歴史や伝説が残るロマンあふれる熊野市波田須町にある住民運営のカフェ
「徐福伝説」が今も息づき、熊野古道伊勢路で最も古い石畳の道が残る「波田須の道」がある熊野市波田須町にある「徐福茶屋」。
地域住民によって建てられ、運営されているカフェで、月4~5日の不定期営業を行っています。
営業日には地域の常連客が訪れており、80歳代の常連客も足しげく通っています。
提供されるのはこだわりのハンドドリップコーヒーと、季節によりみかんの種類が変わる地元産みかんジュース。
徐福の宮を望む木製テラスから、のどかな波田須の町と熊野灘の絶景を楽しんでください。
海外でも活動する音楽家が作り上げた熊野市波田須町の音楽ホール&カフェ&ゲストハウス
2軒目の「徐福茶屋」からほど近い場所にある「天女座」も素晴らしい景観が楽しめるスポットです。
音楽家の矢吹紫帆さんと矢中鷹光さんが理想の音楽ホールを作りたいとたどり着いたのが、熊野市波田須町にあった自動車部品工場でした。
カフェの窓からは遮るもののない絶景が広がっており、緑と太平洋の美しさに心が洗われます。
カフェは週末と祝日のみの営業で、名物のカレーや押し寿司(要予約)などの手作り料理が味わえます。
また、ペットのミミズクが宙を舞いながら、矢吹さんの即興音楽が楽しめる、ここでしかできない音楽体験も。
朝日をバックにした音楽配信も行っているので、まずは手軽に配信から見てみてはいかがでしょうか?
夫婦岩や海水浴場から近く、SNSで人気のオリジナル料理が味わえるカフェ
目に前には海水浴場があり、砂浜と海がお店の窓に広がるのが、伊勢市二見町にある「まるかふぇ」です。
景勝地である夫婦岩からもほど近いため、観光客の利用も多くあるようです。
景色が人気なのはもちろん、SNSで話題を呼んでいるのがオリジナルの「カダイフ海老フライ」。
他にも各種定食やスイーツ、ドリンクなどがそろっており、いずれも手作りの手間暇かけたもの。
6月からはお子様メニューも登場し、家族連れがさらに楽しめるように。
景色が楽しめる窓際の席は人気が高いので、できるだけ早めに予約をするのがおすすめです。