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【2024年_津市芸濃町の桜スポット③】『桜と伝説の名刹』普門寺の桜

掲載日:2024.03.25

三重県津市芸濃町林にある普門寺は、桜と伝説の名刹として知られています。

伝説『幽霊の片袖』で知られるこの寺院は、春には境内いっぱいに桜が咲き乱れ、夜は灯りに照らされて幻想的な光景に変わり、贅沢なひと時を堪能できます。 

まもなく三重県各地においても桜の見頃の時期を迎えますが、この記事では津市芸濃町の普門寺の桜を紹介いたします。

※みんながまた訪れたいと思えるよう、マナーを守って楽しい観光をお楽しみください。

※記事内の写真は2023年以前に撮影したものです。

普門寺とは

普門寺は津市芸濃町林にある真言宗のお寺で、開創は大同元年(806年)と伝えられています。

この寺には多くの寺宝があり、本尊の十一面観音と共に大日如来や不動明王などの仏像群が保管されています。

春の桜まつりの時期に合わせて御開帳日(2024年は3月31日)が設けられ、これらの寺宝はその日には拝観することができます

また、普門寺は桜の木が多く、開花時には地元の方々によって境内に桜まつりの幟や提灯が設置され、満開の頃は境内が桜で彩られます。

境内に桜がいっぱい

普門寺は、境内に多くの桜が咲き、満開時にはお寺の塀の外まで桜が広がります。

中門前の中庭にもたくさんの桜が植えられ、花が散る頃にはピンク色の絨毯が広がります。

 

本堂を中心に枝垂れ桜や大きな桜の木が境内を彩り、特に「ポトマックの桜」と呼ばれる由緒ある桜に注目です。この桜は明治45年(1912年)当時の東京市長尾崎行雄からワシントンD.C.に寄贈された桜と同じ苗木のもので、普門寺の桜としては一番大きな桜です。

夜桜は圧巻!

夜になると、桜が幻想的な光景に変わります。

提灯からのピンク~赤色の灯りが桜を照らし、鮮やかで妖艶な雰囲気を醸し出します。昼と夜で異なる顔を持っているようで筆者はお気に入りのスポットです。普段はこのお寺は静かですので、ゆっくりと眺めたい方にはおすすめです。

筆者の特におすすめは日没後のマジックアワーの時間帯で、青みが残った空との赤い光に照らされた桜とのコントラストは特に鮮やかで、写真も映えます。

アクセス・駐車場

ところ:三重県津市芸濃町林1264

アクセス:

JR関西本線「関駅」から約4.5km、車で約10分

JR関西本線,紀勢本線「亀山駅」から約6km、車で約15分

・名阪国道「関IC」から約3.2km、車で約5分

  関IC方面からですと、県道10号線(津関線)沿い、「林」交差点に看板が立っています。

・伊勢道「芸濃IC」から約4.5km、車で約10分

 津市街地、伊勢道「芸濃IC」方面からですと、県道10号線(津関線)沿い、ファミリーマート芸濃町林店がある交差点に看板が立っています。

駐車場:

有(外門横に数台駐車可能。桜まつりの時期は、状況によって臨時駐車場が設けられます。)

※近隣には住宅があり、路上駐車はご迷惑となりますので、ご遠慮ください。

いかがでしたか?

こちらのトピックス記事では、普門寺の桜について紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

『桜と伝説の名刹』の名の通り、見事な桜が迎えてくれる普門寺に、この春は足を運んでみてください。

また、普門寺には、津市指定有形文化財の仏像群や幽霊が残したとされる伝説の『幽霊の片袖』が保管されていて、桜まつりの時期に合わせて御開帳日(2024年は3月31日)があり、これらの寺宝を拝見できます。こちらの方については、桜の見どころと併せて詳細はレポート記事にしておりますので、ご興味がありましたら、レポート記事の方もご覧ください。

Takuya Kiriyamaの画像

Takuya Kiriyama

三重県が大好き。休日は自然,風景,花やイベントの撮影に出かけて、時にはイベントへの出演やボランティアスタッフとして参加させていただいたりと、色んな形で三重県を応援しつつ、楽しんでいます。

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