道瀬歩道トンネル(旧海野隧道)
(どうぜほどうとんねんる(きゅうどうぜずいどう))
明治40年度から20ケ年の継続事業で行われた熊野街道(現在の国道42号)改修事業の一環で建設された6基の隧道のうち、北側に位置する3基の煉瓦造隧道である。
最北端に位置するのが、江の浦トンネル(旧 長島隧道)、その南に古里歩道トンネル(旧 海野隧道)、道瀬歩道トンネル(旧 道瀬隧道)と続く。
設計は県技師の岩井藤太郎、監督は県技手の天野久が担当した。
上部を盾状の迫り石で半円状に型どられた坑口に、笠石を載せた煉瓦造坑門を両端に構える意匠は3基ともほぼ同一である。
内部は煉瓦造部分と素掘部分が混在する。
古里・道瀬歩道トンネルには、当初想定していたガス灯照明の道具を収納するため、鋸歯飾付煉瓦造ニッチ(格納庫)が備えられている。
現在も、町道・歩道トンネルとして活用されている。
【三重県の文化財情報】
道瀬歩道トンネル(旧海野隧道) = 国登 2001/05/15(H13) 国土交通省 (外部リンク)
最北端に位置するのが、江の浦トンネル(旧 長島隧道)、その南に古里歩道トンネル(旧 海野隧道)、道瀬歩道トンネル(旧 道瀬隧道)と続く。
設計は県技師の岩井藤太郎、監督は県技手の天野久が担当した。
上部を盾状の迫り石で半円状に型どられた坑口に、笠石を載せた煉瓦造坑門を両端に構える意匠は3基ともほぼ同一である。
内部は煉瓦造部分と素掘部分が混在する。
古里・道瀬歩道トンネルには、当初想定していたガス灯照明の道具を収納するため、鋸歯飾付煉瓦造ニッチ(格納庫)が備えられている。
現在も、町道・歩道トンネルとして活用されている。
【三重県の文化財情報】
道瀬歩道トンネル(旧海野隧道) = 国登 2001/05/15(H13) 国土交通省 (外部リンク)
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※お出かけの際は感染防止対策を徹底し、「新しい旅のエチケット」を守っていただき、新型コロナウイルス等の感染リスクを避ける行動を心がけてください。
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- 住所
- 北牟婁郡紀北町道瀬~三浦
- 電話番号
- 0597-32-0234(紀北町教育委員会 生涯学習課)
- 公共交通機関でのアクセス
- ・JR紀勢本線「三野瀬駅」から徒歩で約25分
- 車でのアクセス
- ・紀勢自動車道「紀勢大内山IC」から南へ車で約30分
※料金等については変更されている場合がありますので、お出かけの際は問い合わせ先にご確認ください。