夏見廃寺跡・夏見廃寺展示館
(なつみはいじあと・なつみはいじてんじかん)
夏見廃寺は、7世紀末から8世紀前半に建立され、10世紀末頃に焼失した寺院です。丘陵斜面にある地形的制約から講堂が金堂南西部に位置するなど他に例のない変則的な伽藍配置となっています。
発掘調査で金堂建物が奈良県桜井市の特別史跡山田寺跡と同じ身舎(もや)と廂(ひさし)がともに間口3間、奥行き2間という特異な建物であることや、金堂跡を中心に各種のせん仏が多量に出土したことで、大和の中央勢力との深い結びつきを物語る貴重な寺院跡であるとして、平成2年3月8日付で国の史跡に指定されました。
奈良薬師寺縁起に天武天皇の皇女、大来皇女が、父の菩提を弔うために伊賀国名張郡に昌福寺を建立したことが記されていて、「夏見廃寺」がこの昌福寺ではないかとも言われています。
隣接する夏見廃寺展示館では、金堂建物の特異な柱配置や復元金堂、せん仏壁を中心に実物大に復元した復元金堂やせん仏や軒瓦など出土品を展示するとともに、アニメーションビデオによって夏見廃寺の歴史的な概要を説明しています。
発掘調査で金堂建物が奈良県桜井市の特別史跡山田寺跡と同じ身舎(もや)と廂(ひさし)がともに間口3間、奥行き2間という特異な建物であることや、金堂跡を中心に各種のせん仏が多量に出土したことで、大和の中央勢力との深い結びつきを物語る貴重な寺院跡であるとして、平成2年3月8日付で国の史跡に指定されました。
奈良薬師寺縁起に天武天皇の皇女、大来皇女が、父の菩提を弔うために伊賀国名張郡に昌福寺を建立したことが記されていて、「夏見廃寺」がこの昌福寺ではないかとも言われています。
隣接する夏見廃寺展示館では、金堂建物の特異な柱配置や復元金堂、せん仏壁を中心に実物大に復元した復元金堂やせん仏や軒瓦など出土品を展示するとともに、アニメーションビデオによって夏見廃寺の歴史的な概要を説明しています。
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※お出かけの際は感染防止対策を徹底し、「新しい旅のエチケット」を守っていただき、新型コロナウイルス等の感染リスクを避ける行動を心がけてください。
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- 住所
- 〒518-0441 名張市夏見2759
- 電話番号
- 0595-64-9156(夏見廃寺展示館)
- 公式URL
- http://www.kankou-nabari.jp/
- 営業時間
- 午前9時から午後5時まで
- 休業日
- 【夏見廃寺展示館】
(1)月曜日及び木曜日(ただし、祝日の場合は開館しその翌日を休館)
(2)12/29-1/3
- 料金
- ・一般 200円
・高校生 100円
・小中学生 無料 - 公共交通機関でのアクセス
- 近鉄大阪線「名張駅」からバス4分「夏見」下車・徒歩約7分
- 車でのアクセス
- 名阪国道「上野IC」から南へ車で約30分
※料金等については変更されている場合がありますので、お出かけの際は問い合わせ先にご確認ください。
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このスポットを案内できる観光ボランティアガイド
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なばりボランティアガイド 「おきつも」
藤堂高吉が町造りした旧家、郊外の美旗古墳群、赤目四十八滝、大来皇女が建立した夏見廃寺等の史跡や自然を、来訪者の身になってご案内しています。
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