取材レポート

【ミツマタ&淡墨桜】写真家がオススメする春の美杉

掲載日:2021.04.01

こんにちは、写真家のYuto Nakaseです。

今回は、森の中に一面に広がる黄金の絨毯「ミツマタ」と、華燐さと力強さを同時に感じられる「淡墨桜」の魅力を、写真家の目線でお伝えしようと思います。

行くタイミングは例年3月下旬です。
どちらも近いので、2個セットで行くことをオススメします。

この記事では撮影地の紹介と、かんたんな撮影テクニックを紹介するので、こちらへ行く際はぜひ参考にしてください。


ミツマタの群生

「森の中の撮影は早朝,夕方か曇りの日がオススメ」

森の中で写真を撮る時は、太陽の光が直接入ってこない状態がオススメです。

たとえば曇りの日や、まだ太陽が低い位置にある早朝や夕方などです。

理由としては光がない状態のほうが、ミツマタや森の木々の色が綺麗に出るからです。
実はカメラというのは我々の目ほど明暗差(光と影の明るさの差)を区別する能力が高くありません。

自分たちは明るいところも暗いところも見えますが、カメラはどちらか一つしか見れないのです。
しかし、曇りの日のように明暗差が弱い日だと、明るいところも暗いところもカメラが区別できるようになり、結果としてミツマタや森の色をはっきり出すことができます。

撮影テクニック

 1.曇り・早朝・夕方のいずれかで撮影
 2.標準レンズがあればOK
 3.撮影はAモード
 4.露出補正は 0.0 〜 -0.7 にする
 5.F値はF5.6〜F13ぐらいで撮影する
 6.ISOは100にする
 7.三脚を使う時はむやみにミツマタ群生に脚を突っ込まない

「晴れの日はミツマタにクローズアップして撮ってみよう」

晴れの日は、ミツマタにぐっと寄って撮影するのがオススメです。

コツは日陰のミツマタに近寄って、背景は光の当たっているミツマタにすることです。
このようにして撮影すると、背景がキラキラ輝くのでめちゃくちゃ綺麗な写真になります。

撮影テクニック

 1.中望遠〜望遠(85mm〜135mm相当)レンズを使う
 2.Aモードで撮影する
 3.F値は数字が一番小さいもの(開放)に設定する

「歩きやすい靴・汚れてもいい靴で行こう」

駐車場からミツマタ群生地までは20分ほど歩きます。
*駐車場は下垣内東集会所の目の前に臨時駐車場が用意されています。

群生地までの道は整備されているので比較的歩きやすいですが、舗装されていない部分もあります。
歩きやすい靴で、汚れてもいい靴で来るようにしましょう。

名称

ミツマタ群生地

住所
〒515-3533 津市美杉町石名原
電話番号

059-272-8080

料金

鑑賞無料


竹原の淡墨桜



竹原の淡墨桜は一本桜です。
ソメイヨシノとは品種が違うので、開花時期は一週間ほど早く、幹の太さや花の形なども違います。
この桜の魅力は花弁の華燐さと幹の力強さがひとつとなっているところです。

「小道とのコラボが美しい」

一本桜に向かって小道が伸びています。
人が歩けるほどの細さになっており、小道ならではの味が出ています。
道は手前から奥の桜に向かっているように撮ることで、写真に奥行き感を出せます。

地面の入れ方は画面を三分割して下からちょうど三分の一ぐらいのところにすると、構図が安定します。
これを三分割構図といいます。
写真を撮るうえで三分割構図はとても役立つので、ぜひ覚えておいてください!

撮影テクニック

 1.三分割構図を使う
 2.小道と桜を入れてストーリー性を出す

「午後の光が美しい」

午後になると西日が横から射し込んできます。
光が当たっているところと、影になっているところがあると、写真に立体感を持たせることができます。
このような状況になるのは朝早くか、夕方が多いので写真を撮る時はこれらの時間帯がオススメです。


撮影テクニック

 1.午後がおすすめ
 2.被写体に光が当たっているところと影があるところを写す



今回は津市美杉町のミツマタと淡墨桜の撮影テクニックを紹介しました。

今後も、三重県各地で私の撮影テクニックを紹介していきますので、綺麗な写真を撮りたい方は、是非参考にしてくださいね!


◆記事作成:Yuto Nakase #みえ旅カメラ部

三重県在住の写真家。

写真教室「ゆーと写真教室オンライン」や、ブログにて写真に関する情報発信をしています。
三重県で撮影した写真も多く公開しているので、興味のある方はぜひお越しください。

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