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取材レポート

花の窟神社で御朱印をもらってきました!日本最古のパワースポット!?でスピリチュアルな神社の魅力や、お綱茶屋を紹介します

掲載日:2018.09.26
花の窟神社(三重県熊野市)

国や神を産んだ伊弉冉尊(イザナミノミコト)が葬られたとされ、黄泉の国と接する場所と伝えられている日本最古の神社「花の窟(はなのいわや)神社」を徹底取材。
よみがえりの聖地・熊野の中でも特にこの花の窟神社は「黄泉の国と接する場所」と強く信じられ、パワースポットとしても有名です。
隣接する道の駅「熊野花の窟」や御朱印の情報も紹介します♪

花の窟神社(三重県熊野市)

尾鷲市方面から熊野市へ入り、国道42号沿いを鬼ヶ城や獅子巌(ししいわ)を過ぎて南へ進むと、世界遺産「花の窟(いわや)」があります。進行方向右手に大きな看板が出ているので入口もわかりやすいですよ。
熊野市駅からは徒歩20分程度。目の前の美しい七里御浜を眺めながら歩いているうちにあっという間に到着します。
花の窟神社への参拝客は隣接する「道の駅 熊野花の窟」に車を停められます。駐車場は30台分ありますが、観光シーズンはかなり混み合うこともあり、警備員さんが立っていることもあります。
駐車場の奥にはEV充電施設もありますよ。

花の窟神社(三重県熊野市)

「道の駅 熊野花の窟」の駐車場に車を停めたあとは、道の駅にある「お綱茶屋」の中の通路を通り、その奥にある花の窟神社へ行くことになります。
「花の窟神社 ちかみち」などという張り紙があるので、迷うことはないでしょう。

花の窟神社(三重県熊野市)

また、「お綱茶屋」の中だけではなくその裏手にも花の窟までの通路があります。
今回は「行きは裏手の静かな通路、帰りはお綱茶屋の中」というルートにしてみました。

花の窟神社(三重県熊野市)

花の窟神社の入り口がこちら。
花の窟については奈良時代に編纂された歴史書『日本書紀』にも記載があり、「日本最古の神社」ともいわれています。
木が茂っており、参道が曲がっているためここからは奥が見えません。この時点で非常に神秘的な雰囲気が漂ってきます。

花の窟神社(三重県熊野市)

この花の窟神社に祀られているのは「国産み」「神産み」をしたといわれる「伊弉冉尊(イザナミノミコト)とその子「軻遇突智尊(カグツチノミコト)」。
イザナミは火の神であるカグツチを産んだ際、火傷を負って死んでしまいます。そのイザナミが葬られた墓所がこの「花の窟」であるとされています。

また、イザナミの死後、イザナミの夫である伊弉諾尊(イザナギノミコト)は妻に会いたい一心で黄泉の国まで行った、という伝説もあります。そのような背景もあり、ここは「黄泉の国と接する場所」と信じられているのですね。
まさに「よみがえり」の聖地といっても過言ではないでしょう。

ちなみにイザナミとイザナギの間に子どもはたくさん産まれましたが、一番有名なのは「天照大神(アマテラスオオミカミ)」。
花の窟神社に祀られている神様は、伊勢神宮に祀られている神様のお母さんだったんですね!

花の窟神社(三重県熊野市)

参道の様子です。
鳥居をくぐる前にあるお綱茶屋の明るい雰囲気とは真逆で、厳かな空気が流れています。ご神体まではほんの少しの距離ですが、木々の間を歩いているうちに空気が澄んでくるような気さえします。

花の窟神社(三重県熊野市)

参道をすこし歩くとすぐに社務所のある参籠殿(さんろうでん)が見えてきますが、その手前に手水舎(ちょうずや)があります。
手水舎は参拝前に手や口を漱いで清めるためにある場所。一般的に「手水舎」自体はどこの神社にもありますが、ここでひときわ目を引くのが、手水舎のすぐ横にある大きな丸い石。
直径1メートルほどで、注連縄(しめなわ)がかけてあります。

花の窟神社(三重県熊野市)

実はこの丸石は「ご神体である磐座(いわくら)から落ちてきた」と伝えられているご神体。
宮司さん曰く、「痛いところをさすってからこの石に触れると悪いところが治る」などともいわれており、地元の人も熱心に石に触れている、とのことでした。

また、熊野市は最近ソフトボールの試合やチーム合宿などを積極的に誘致しています。この石がボールのように丸いということもあり、試合や合宿のために熊野市を訪れたソフトボールの選手が、ご利益を求めて参拝に訪れることもあるそう。
今年(2018年)の夏は高校総体(インターハイ)が三重県で開催されたのですが、そのうちソフトボールの大会は熊野市で開催されました。インターハイのソフトボール関係の方々も訪れたかもしれませんね。

花の窟神社(三重県熊野市)

花の窟神社ではこの丸石にちなんだお守り「玉石力守」を授かることもできます(500円)。
いかにも力が湧いてきそうなデザインで頼もしいです。球技を頑張っている人へのお土産にしても喜ばれるでしょう。

花の窟神社(三重県熊野市)

玉石のそばの手水舎で手と口を清めたあとは、この参籠殿を通ってご神体に参拝することになります。
手前には目力の強い狛犬。通路の右手が社務所となっていて、お守りや御朱印はここで授けていただけます。

花の窟神社(三重県熊野市)

参籠殿を通りすぎると、目の前にはイザナミが祀られている大きな大きな岩(磐座)が視界に入りきらないほど大きくそびえたっていることに気づくでしょう。

花の窟神社には社殿がなく、その代わりにこの大きな岩がご神体とされているのです。磐座の下部、ひょうたん状の穴があるところの前に拝所が設けられ、そこで参拝するという形です。

花の窟神社(三重県熊野市)

拝所から見上げた風景がこちら。
非常に大きな岩で、とにかく圧巻というほかありません。目の前に立つと、日本のみならず世界各地で古くから「自然信仰」が発展してきた意味を感じることができるでしょう。
このスピリチュアルな空気感は、ぜひ現地で体感して頂きたいです。

花の窟神社(三重県熊野市)

花の窟神社では、毎年2月2日と10月2日に例大祭である「お綱かけ神事」を行っています。これは磐座の上部から目の前の七里御浜まで170メートルほどの綱を渡して引っ張り、その後境内の南側にあるご神木にくくり付ける、というもの。周囲の交通が規制されたりする大きなイベントです。参拝客も参加することができる神事なので、タイミングが合えばぜひ参加してみて下さい。

今年2月にかけた綱は6月に切れてしまったそうで、取材時に綱はかかっていませんでした。神事のあとは写真右手(磐座の上部)から左手(境内の南側)にかけて長い綱がかかり、その綱には「旗綱」と呼ばれる綱も下がっている見事な風景を見ることができますよ。

ちなみに、新しい綱をかける際、古い綱が残っていても撤去などはしないそうです。タイミングによっては綱が2本かかっているのを見ることができるかもしれません。

花の窟神社(三重県熊野市)

これは参籠殿内にある「お綱かけ神事」の説明文書。

イザナミが産んだ7つの自然神(風、海、木、草、火、土、水)を表す7本の綱をひとまとめにし、170メートルもの長い一本の綱を作ります。そしてその綱をイザナミのご神体である岩と境内の南側にある神木の間に渡します。

ただの長い綱だけを渡すのではなく、磐座の前には3つの旗縄や扇などをぶら下げます。この3つの旗縄はイザナミが産んだ3人の神(太陽の神:天照大神、月野神:月読尊(ツクヨミノミコト)、暗黒の神:素戔嗚尊(スサノオノミコト))、をそれぞれ表しています。

花の窟神社(三重県熊野市)

イザナミのご神体である磐座の斜め前には、イザナミの子である火の神・カグツチの拝所もあります。
妻を失ったイザナギは、悲しみのあまり妻の死の原因となった我が子・カグツチを殺してしまいます。花の窟においてはイザナミのほうが大きく語られがちですが、生まれてすぐに父に殺されてしまったカグツチもここに祀られているのです。
イザナミのご神体である磐座はもちろん、このカグツチの拝所も「よみがえり」を語るには外せないスポットですね。

花の窟神社(三重県熊野市)

日本最古の神社ともいわれる花の窟神社。そしてそこで古くから行われていた「お綱かけ神事」。この神社および神事については多くの人が古くから歌に詠んでいます。

神社の境内(鳥居を入ってすぐ右手)には本居宣長が詠んだ

「木の国や 花のいは屋に 引縄の 長くたえせぬ 里の神わざ」

という歌が刻まれた碑が置かれています。

花の窟神社(三重県熊野市)

なお、鳥居をくぐって参道を歩いて行くと、左手に赤い鳥居がある脇道があり、その先には稲荷神社と龍神神社もあります。
手前に稲荷神社・龍神神社のための手水場も設置されていますよ。

花の窟神社(三重県熊野市)

そして、お目当てである花の窟神社の御朱印を頂いてきました!(300円)
花の窟神社では2キロほど離れたところにある「産田神社(うぶたじんじゃ)」の御朱印も頂くことができます。
花の窟はイザナミとカグツチが葬られた墓所ですが、産田神社はイザナミがカグツチを産んだ場所(=灼かれて亡くなった場所)であるといわれています。

時間に余裕があれば花の窟神社と産田神社、両方とも訪れたいものです。さらに古代日本神話の世界に浸ることができるでしょう。

花の窟神社(三重県熊野市)

お参りを終えたら、お隣の「お綱茶屋」で一休み。
お土産などのほか、軽食やドリンクなども楽しめますし、観光案内のパンフレットなども複数置いてあります。
写真は熊野市の特産柑橘「新姫」のドリンクと、同じく特産の古代米「いざなみ米」を使ったみたらし団子。
お団子は古代米の風味が香ばしく、注文してから焼いてくれるので、焼きたてを食べることができます。
新姫ドリンクはすっきりした柑橘の香りと独特の苦みが同居していて、散策で歩き疲れた身体に染み渡るおいしさです。

〇お綱茶屋について、詳しくはコチラ→道の駅「熊野花の窟:お綱茶屋」に行ってきました!人気のお土産・グルメ・周辺情報など詳しくご紹介!

花の窟神社からたくさんのパワーをいただき、お綱茶屋でゆっくりすることで、とても癒されました。
神社好きな方にはとてもオススメなので、ぜひ訪れてみてくださいね。

【花の窟神社:基本情報】

・住所:〒519-4325 三重県熊野市有馬町130

・電話番号:0597-89-2881

・駐車場
普通車30台/バス3台 EV充電施設有
※「道の駅 熊野花の窟」の駐車場を利用

・アクセス
公共交通機関:JR紀勢線「熊野市駅」から徒歩約20分
車:紀勢自動車道「大泊インター」から約5分

・公式URL  http://hananoiwaya.com/

※記事の内容は、2018年9月時点です。

カテゴリー
花・自然・絶景
エリア
東紀州

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