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年中みかんのとれる御浜町のかきうち農園へ行ってきました！

掲載日：2020.06.26

年中みかんのとれる町御浜町で、生産から販売まで自社で行うかきうち農園。新鮮みかんのしぼりたて「みかんジュース」をご紹介。

「かきうち農園みかんジュース７２０ml 3本入り」

みかんをそのまましぼった１００％みかんのストレートジュース。樹上完熟のみかんにこだわった１００％のストレートジュースです。糖度が高くて酸っぱくない、子供からご年配の方まで飲みやすいストレートジュース。

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畑でとれるもぎたてみかんのおいしさをお届けしたい

かきうち農園のある御浜町は、三重県のほぼ南端に位置する風光明媚で一年を通して温暖な町。かきうち農園は、そんな御浜町でなんと東京ドーム約3個分、約１３ヘクタールの広大な土地でみかん畑を栽培しているんですよ。
農業は夏の暑い日、冬の寒い日も、台風の日も大雨の日もあり大変なお仕事。でも、大切なのは自然とどううまく付き合っていくかということ。かきうち農園のスタッフは、いつも収穫の日まで一生懸命みかんと向き合って頑張ってます！

もぎたて樹上完熟にこだわるかきうち農園のみかん

かきうち農園の大きな特徴、それは「樹上完熟」のみかんを出荷していること。
通常、みかんの出荷は、完熟する前に収穫し出荷される流通が主流。ご存知でしたか？
甘夏などの中晩柑は、1月中旬に収穫し貯蔵庫などで保存され、３月～５月に出荷されます。だから、お店にならんでいるみかんは、いつ収穫されたかわからないということですね。
かきうち農園では、熟する前のミカンは収穫せず、木の上で熟したものひとつひとつ適熟（ちょうど良く熟した具合）を見極めて収穫。

本当に手間はかかるけど「美味しい」の言葉と笑顔のためにリスクをかけても「樹上完熟」のみかんづくりにこだわってます。

とれたてみかんを国内はもとより海外までお届けしています

かきうち農園は、生産から販売までの一貫体制を確立。樹上完熟したみかんを、有名百貨店、高級食品スーパー、そして有名ホテル、レストラン、県内の観光施設、そしてTV・ラジオショッピング、また大手上場企業の職域販売などに販売。
また、海外は東南アジアを中心に、積極的に展開しているそうです。JALの機内食にも、かきうち農園の「みかんジュース」が使われています。

かきうち農園のみかんジュースとみかん加工品

かきうち農園では、生の果実だけでなく、樹上完熟みかんを使ったみかんジュース、みかん加工品を製造、販売しています。
様々な種類のみかんを、一番おいしい時期にまるごとぎゅっとしぼっただけの１００％ストレートジュース。ストレートジュースは７２０mlと、残さず飲みきれるちょうどいいサイズ２００mlの2サイズ。
種類もたくさんあって、温州みかん、文旦、セミノール、木成り甘夏、せとか、熊野デコ、そしてカラ・マンダリ、不知火、甘夏みかん（サンフルーツ）盛りだくさん！これだけあると迷ってしまいますね。

かきうち農園垣内清明社長

今回取材の対応をしてくださいました株式会社かきうち農園　垣内清明社長。
垣内社長は御浜町の出身ですが、最初から農業を行っていた訳ではありません。学校を卒業後、京都の上場企業でサラリーマンを約10年勤務されていたそうです。
ご実家も今ほどの大規模な農家ではなく、お父様が会社勤めをしながら兼業農家としてみかんの栽培を行っていたそうです。そんな垣内社長の転機は今から２０年ほど前に訪れました。お父様が亡くなられたのをきっかけに、地元御浜町にＵターン。それが、今のかきうち農園のはじまりです。

次世代の農業従事者を育てる

現在は、みかんを通じてたくさんの方にこの御浜町を知っていただく、来ていただく、そして御浜のファンになっていただく。それが、垣内社長の想い。地域のみんなが潤う御浜町にしてゆきたいと、地域活性の活動に力を入れていらっしゃいます。
御浜町は毎年人口が減少し、過疎地域となりつつありますが、地元三重大学、皇學館大學、近畿大学等からのインターンシップを積極的に受け入れ、未来の農業従事者を育てていらっしゃいます。産業としての農業を確立し、たくさんの若い方々が生きがい、やりがいを持って働ける環境づくりをしてゆきたいとおっしゃってみえました。
そして近い将来、すっごく美味しくてどこにもないような「農家」だからできる贅沢なスィーツを開発することが、今の目標だそうです。どんなステキなスィーツが出来上がるか楽しみですね！