「かざはやの里 梅まつり」で梅香る春を満喫。園内を詳しくご紹介します!

掲載日:2020.02.28

三重県津市にある、かっぱのふるさと『かざはやの里』は、障がいのある方と施設職員が力を合わせて園芸福祉に取り組んでいる全国でも初めての『福祉と環境を融合した花園』。初春は「梅」、春は「藤」、夏は「紫陽花」を楽しむことが出来ます。
今回は、春の訪れをいち早く教えてくれる『梅』を楽しむため、『梅まつり』に行ってきました。

三重県津市にある、かっぱのふるさと『かざはやの里』は、久居ICから車で約10分弱。周囲3.8kmに及ぶ風早池のほとり、約7万平米の丘陵地「伊勢温泉ゴルフクラブ」内にあります。

運営しているのは、社会福祉法人「正寿会」。
日本で初めて『園芸福祉』を取り入れた花園として、福祉と環境の融合に取組んでおり、障がいのある方と施設職員が力を合わせて「梅500本、藤1,800本、あじさい75,000株」を管理しているんです。

今回は、春の訪れをいち早く教えてくれる『梅』を楽しむ『梅まつり』をご紹介します。
2020年は暖冬の影響もあり、平年より約2週間ほど早く、約2万平米の敷地に45種500本の梅が見頃を迎えていました。

※取材日:2020年2月18日

施設名の「かざはやの里」は、敷地内にある「風早(かざはや)池」が由来。
ちなみにこの「風早池」は、垂仁天皇が紀元35年、全国に作った800の灌漑池のひとつです。
戦国時代には津城藩主「藤堂高虎」が灌漑工事を手掛けた土地に「風早」とつけたことから「風早池」と名付けられ、現在も県内有数の田畑の水資源となっているとのこと。

河童のふるさとといわれている所以は、この「風早池」に、近くの雲出川に住んでいたカッパが移り住んだからと言われているそうですよ。

梅は、「百花魁」(ひゃっかさきがけ)という呼び方もあって、1年のなかで最も早く咲く花として知られています。

雪景色や寒空のなか美しい花をつける梅は、生命力の強さを感じることから縁起の良い花とされ、正月の飾りとしても重宝されてきました。9世紀半ばの平安時代中期までは、「花」と言えば桜ではなく梅のことを指しているほど、「梅」は花の中の主役だったのです。

かざはやの里の梅はカメラマンにも大人気で、InstagramやTwitterでもたくさん投稿されています。


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 普通自動車300台・大型バス20台を停めることが出来る無料の駐車場に車を停め、【花園入口】の看板横の道を下りていくと、風に乗って梅の香りが漂ってきます。

こちらの受付で入園料一人500円(高校生以下・福祉施設利用者無料)を払い、メイン広場へ向かいます。
受付も、障がいのある方のお仕事。笑顔で迎えてくれていました。

梅・藤・紫陽花と1回ずつ来るだけでも元は取れてしまう大変お得な年間パスポート(1,000円)もあります。

お子様向けのスタンプラリーも開催されていて、スタンプラリーの台紙は受付に置いてあります。

全部コンプリートすると、プレゼントがもらえます。何がもらえるかはコンプリートしてからのお楽しみ。

メイン広場で向かう中、ひときわ目を引いたのが、こちら養老梅。

樹齢100年を超える『かざはやの里』のシンボルともいえる木です。
年月を重ねた風格と風情を兼ね備えた幹と枝付き、しばらく足を止めてじっと見入ってしまいます。

こちらがメイン広場の紅白のしだれ梅。

しだれ梅は繋ぎ木のため、植樹の際に紅白バランスよくなるように基樹を計算しながら植樹されたそうです。
紅白のしだれ梅に青空。インスタ映え間違いなしのポイントです。

青空の下、緑の芝生の絨毯に紅白のしだれ梅に囲まれ、優しい梅の香りに包まれていると時のたつのを忘れてしまいそうなくらい、穏やかでのんびりとした気持ちになります。

ドックランやワンちゃんを梅とかわいく撮影できるドックハウスや撮影台も用意されていて、季節を感じながら愛犬とのお散歩を楽しんでいただける愛犬家にもうれしいお散歩スポットでもあります。

ここからは、園内で見つけた梅をご紹介いたします。

こちらは、ひときわ鮮やかな紅色の梅。

紅梅の代表格で、中輪花で八重咲きのきれいな紅色の花梅、『鹿児島紅梅』(かごしまこうばい)です。
やや遅咲きの品種なのですが、今年は暖冬のためすでに見頃を迎えていました。

鹿児島紅梅の隣にあったのが、古くから一般的に広がっている『八重唐梅』(やえとうばい)。

花は下向きに咲くため、下から見上げると、陽に透けて花びらがより美しく見えます。

こちらは『思いのまま』。一つの木から白とピンクの花が咲きます。

枝ごとに違う色を付けるものもあれば、一つの枝で白とピンクが混ざって咲くものもあり、木によっては白だけ・ピンクだけというのもあるそう。

また、毎年同じ枝に同じ色の花が咲くというわけでもないそうで、まさに思いのままに花をつけるめずらしい梅です。

そんな木や枝によって異なる色の花を咲かせる『思いのまま』ですが、さらに珍しいのがこちら。

一つの花が白とピンクのハーフ&ハーフになっています。

園内に『思いのまま』だけでも数十本あるので、ハーフ&ハーフを探しながら散策するのも楽しいかもしれません。

このハーフ&ハーフ、ある年もあれば、無い年もあるそうなので、去年はここにあったのに…と『毎年記録をつけていく』という楽しみ方もできそうですね。

こちらは『青軸枝垂』(あおじくしだれ)。

緑白色の八重梅です。青軸性とは、枝が太めで枝やガクが緑色、蕾も緑白色のもののため、花色は白なのですが、全体として緑白色に見えます。

こちらは『紅千鳥』(べにちどり)。

明るく美しい紅色の丸弁一重咲きの花梅です。花付きがよく美しい紅色のため、1本でもパッと目を引く美しさです。

メイン広場手前にはバードウォッチングができるスポットもありました。

60種類以上の野鳥や動物が風早池に生息しています。双眼鏡が2台設置されていますので、足休めをかねて探してみてはいかがでしょう。

バードウォッチング場の向かえの『藤・近道健脚コース』を上っていくと、梅の絶景撮影ポイントがあります。

その先に待っていたのが、足湯。

絶景を楽しみながら、一休みにご利用いただけます。
タオルを持っていなくても、『かざはやの里』オリジナルタオルを販売していますので安心です。

こちらは中央にある東屋。中では炭火の暖炉があり、寒い日でもほっと一息つくことができます。

園内にある「かざはや茶屋」では、津のご当地グルメ『津餃子』・『あの津焼きそば』や、花見といえばの『みたらし団子』が楽しめますよ。

津のお土産で有名な『東洋軒のブラックカレー』『T2のチョコレート』『銘酒・寒紅梅』『野田あられ』が購入できる園内ショップもあります。

また、園内には理事長が陶器が好きということで、あちらこちらに置かれた信楽焼や石塔などを楽しむこともできます。

金運を呼ぶワニもいるので探してみてください。

歩くのが少し辛いと言う方は、駐車場左手にある東屋のところに、無料の送迎カートがありますのでそちらをご利用ください。さきほどの、花園中央にある東屋まで送迎していただけます。
定員は最大4名。

カートの後ろに車椅子も乗せることも出来ます。
帰りは「30分後で」などとおおよそのお時間を伝えていただければ、東屋まで迎えに来ていただくことも可能です。

こちらは園内にある、とても大きな藤棚。(写真は見頃の時期に撮影したものです)

藤棚は10,000平米の敷地に9つの様々な形の藤棚があります。
今まで見たことがないくらい大きな藤棚で、見頃の4月から5月は写真のように満開となり圧巻の絶景です。

あじさいも、負けず劣らずの絶景です!(写真は見頃の時期に撮影したものです。写真提供:mie_eetoko

75,000株もの紫陽花が咲き乱れる様子、ぜひシーズンになれば眺めていただきたいと思います。

清少納言が「枕草子」で “木の花は濃きも薄きも紅梅”があるように、昔は花といえば香りと花を楽しむことができる梅でした。
芝生の絨毯に500本もの梅。ゴルフ場内であることを忘れ、日本庭園を思わせる造りの中で梅の香りに包まれながら、紅白のかわいい梅の花を見ていると、昔の貴族の気持ちがわかる気がしました。紫陽花の時期になると、実梅から収穫した梅の販売も行われるそうです。

『かざはやの里』の入園料や梅の売上は障がいのある方・福祉施設利用者の給金となるそうなので、楽しみながら福祉に貢献できる場所となっています。
また、「伊勢神宮参拝」には国道23号線で70分と伊勢志摩観光の行き帰りの立ち寄りに最適の場所にありますので、三重にお越しの際はぜひ足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

梅まつりは毎年2月中旬から3月上旬で行われていますが、その年の天候により、花付きが違うため開園期間はお電話(059-255-5755)でお尋ねください。


※掲載している情報は2020年2月18日時点の情報です。最新の情報はお出かけの前に施設にお問い合わせください。
名称

福祉と環境を融合した花園「かざはやの里」~かっぱのふるさと~

住所
〒514-1138 津市戸木町4096伊勢温泉ゴルフクラブ内
電話番号

059-255-5755

料金

・大学生以上800円
・高校生以下・障がい手帳持参者(付添健常者有料)・ペット(花まつり期間)
※花が美頃で無い時は「もう1回入園可」のチケット発行、次回の花まつりに入園出来ます。
・花園はゴルフプレイに関係なくどなたでも入れます。
・伊勢温泉ゴルフクラブでコースプレイ、打席練習した方は無料で花園入園出来ます。
・花園終焉後わんちゃん入園料1頭500円・2頭700円・3頭以上800円(ドッグラン未使用も有料となります。)
・ドッグランドパスポート(3.6.12カ月)の提示(有効期限内)で大人4人迄花園入園出来ます。

営業時間

梅まつり8:00~17:00
藤まつり8:00~18:00
あじさいまつり8:00~18:30

休日

年中無休

駐車場

第1駐車場200台・第2駐車場100台・ゴルフ・第3駐車場50台・ゴルフ場駐車場100台・大型観光バス10台

公共交通機関でのアクセス

◆近鉄名古屋線久居駅西口下車
◆三重交通バス、近鉄久居駅西口、榊原車庫前行⇒戸木神社前下車、送迎車両有(JA三重中央↔伊勢温泉ゴルフクラブ)
※三重交通バス時刻表
◆久居交通タクシー、近鉄久居駅西口⇒伊勢温泉ゴルフクラブ¥1,690- 

車でのアクセス

※ナビ☎059-255-3433伊勢温泉ゴルフクラブ
伊勢自動車道久居IC右折→国道165号→「JA三重中央」「百五銀行」右折→「風早団地」→「久居交通」→駐車場看板右折
◆名古屋・四日市方面
中勢バイパス→ファミリーマート津市野田店→側道→高架下右折→県道658号線→社会福祉法人正寿会看板右折→風早池沿い→駐車場
◆大阪・伊賀方面
国道165号→「百五銀行」「JA三重中央」左折→「風早団地」「久居交通」→駐車場看板右折
◆伊勢方面
国道23号雲出本郷町交差点左折→国道165号→「JA三重中央」「百五銀行」右折→「風早団地」→「久居交通」→駐車場看板右折

関連スポット

かざはやの里の梅

福祉と環境を融合した花園「かざはやの里」~かっぱのふるさと~

中南勢

津市

 伊勢自動車道久居ICから5分の「かざはやの里~かっぱのふるさと~」は、日本最大級の商業リゾート「VISON(ヴィソン)」へは伊勢自動車道で32分、2017年国宝に指定された「専修寺」には中勢バイパスで25分「伊勢神宮参拝」には国道23号で70分「世界遺産の熊野古道女鬼峠登り口」へは伊勢自動車道で41分、「伊勢志摩サミット開催地」へは国道23号で75分、伊勢志摩観光の行き帰りの立ち寄りや昼食休憩に最適です。「かざはやの里」は周囲3.8kmに及ぶ「風早池」のほとり、約78,000㎡の丘陵地の「伊勢温泉ゴルフクラブ」の中にあります。    「風早池」は垂仁天皇が紀元35年冬10月、全国に作った800の灌漑池のひとつです。戦国時代には津城藩主「藤堂高虎」が灌漑工事を手掛けた土地に「風早」とつけたことから「風早池」と名付け、現在も県内有数の田畑の水資源となっています。    2004年より社会福祉法人「正寿会」障がい者施設の利用者と職員が協働して梅、藤、あじさいの剪定・追肥・除草・土壌改良、整備、運営管理をしています。日本で初めて園芸福祉を取り入れた花園として環境と福祉の融合に取組んでいます。SDGs「すべての人に健康と福祉を」「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」に取り組んでいます。    「梅」は「寒紅梅」「道しるべ」「白加賀」「鹿児島紅梅」「紅千鳥」「日光梅」「紅鶴」「豊後梅」「湊紅梅」「小梅」「南高梅」「思いのまま」「淋子梅」など65種類560本が2月上旬~3月下旬に25,000㎡の緑の芝生の絨毯の中に開花します。    「藤」は世界に1つしかないデザインが5つあります。「白甲比丹藤」「紫甲比丹藤」「紅藤」「口紅藤」「六尺藤」「九尺藤」「長崎一歳藤」「八重黒龍藤」「黒龍藤」「白野田藤」の10種類900本が10,000㎡の10種類の藤棚と58,000㎡の園内の立木に4月中旬~5月上旬に開花します。    「あじさい」は風早池のほとりの丘陵地にあじさいでデザインした癒しの世界を演出しています。33,000㎡のあじさいの花景をお楽しみください。 5月下旬~ 「セルマ」「シャローナ」「セリーナ」「サンドラ」「サブリナ」「ソラヤ」の「かざはやの里」でしか見ることの出来ない品種と「青てまり」「白てまり」「ピンクてまり」「すみだの花火」「スカイブルー」「マリンブルー」「ツカサブルー」「チャプリット」「サンガイア」「レッドセンセーション」「恋路が浜」「カスラリンピンク」「ウズ」「紅額」「青額」「白額」「七段花」「城ケ崎」「十二単」「姫あじさい」「アナベル」「ピンクアナベル」「銀河」「ダンスパーティー」「ハッピーフレンド」「ドルチェシック」「ソン」などデザインしたあじさい花壇と大斜面の33,000㎡に35種類、77,700株が6月上旬~7月下旬に色づきます。    キジやウグイス、メジロなど野鳥の鳴声の中、散策をして足湯で癒され、花園開園期間中は「かざはや茶屋」や「キッチンカー」の出店「持込み弁当」を芝生や藤棚にシートを敷いてお食事が出来きます。日常生活では見ることのできない「癒しの花景」の別世界を3世代のご家族お揃いでお楽しみ下さい。 ☆かざはやの里の楽しいアイテム「かっぴぃ記念写真」「眺めのいい足湯」「かざはやの里の地図クイズ」「新緑のハンモック」「ワンちゃんフォトスタンド」「全犬種OK天然芝のドッグラン」「ブランコ」「子供用ボルタリング」 ☆湖畔の郷.風早が制作している「かっぴぃグッズ」「かっぱのSara」「かっぱの結」「かっぱのお守り」「かっぱのリース」「かっぴいかざぐるま」「かっぴいタオル」「かっぴいハーバリウムボールペン」「かっぴいキーホルダー」「かっぴいのエコバッグ」「マスクストラップ」「かっぴいしいたけ」「ドッグトイ」 ☆かざはやの里の楽しいアイテム「Wellcomeかっぴぃと記念写真」「園内のビューポイントに東屋」「♥の花手水」「眺めのいい足湯」「新緑のハンモック」「ペット用フォトスタンド」「全犬種OK天然芝のドッグラン」「子供用アスレチック」「お子様スタンプラリー」「かざはやの里の地図クイズ」 ☆お土産や思い出に「湖畔の郷.風早」の利用者さんが作る「かっぱのSara」「かっぱのお守り」「かっぱの結コースター」「足湯タオル」「かっぱのリース」「かっぴぃキーホルダー」「かっぴぃフィギュア」「かっぴぃかざぐるま」「おぼろタオル製かっぴぃタオル」「かっぴいハーバリウムボールペン」「かっぴいエコバッグ」「マスクストラップ」「かっぴいしいたけ」「ドッグトイ」 ☆かざはや茶屋 『ペンギン』4/20~5/8、無休10時~16時「仙台牛タンつくね串」「涼風荘製津ぎょうざ」「梅うどん」「あのつ焼きそば」「そば」「からあげ」「揚げだこ」「みたらし団子」 『菓子工房f』4/23~5/5、10時半~15時半「ホットレモネード」「甘酒」「プリン」「チーズケーキ」「トルタカプレーゼ」 A fusion of welfare and the environment Garden KAZAHAYANOSATO ~Hometown of Kappa~ ‘ Kazahaya no Sato -Kappa’s home-‘ is located just 5 minutes from Hisai interchange of Ise highway and also 25 minutes on Chusei bypass from ‘ Senjuji ‘which was designated as a national treasure in 2017. Situated conveniently on the way to your sightseeing in Ise Shima is Kazahaya no Sato. It takes 5 minutes to reach us from the Hisai interchange and 70 minutes from The Ise Grand Shrine on Route 23. Located also just 40 minutes from Otokido Pass, a starting point for hiking part of the World Heritage Site of Kumano Kodo, an ancient pilgrimage route from before the Edo period. It is also 75 minutes on route 23 to the Ise Shima summit Venue. Kazahaya no Sato is the ideal spot to take a well-earned rest for lunch en-route to Ise Shima. Kazahaya no Sato is a hilly area of about 70,000 square meters located within the Ise-Onsen Golf Club beside the Kazahaya Pond, which is 3.8 km in circumference. Kazahaya pond is just one of the 800 irrigation ponds that the Emperor Suinin had made for Japan in the Winter of 35 AD. In the period of warring states the lord of Tsu castle, Lord Takatora Todo, named Kazehaya the land where irrigation work was to be completed. It has proudly been the water resource for our main rice fields in Mie prefecture ever since. From 2004 the Social Welfare Corporation Sei jyu kai worked alongside residents and staff of care homes to help us prune, fertilize, weed, improve and remedy soil as well as maintain and operate the management of plums, wisteria and hydrangea. We are happily the first garden in Japan to incorporate gardening welfare and are continually working on blending the environment with the welfare of our close knit community. We have 56 species of plants with 555 Plum trees including Kankoubai, Michisirube, Shi-rokaga, Kagoshimakoubai, Benichidori, Nikkobai, Benizuru, Bungoume, Minatokoubai, Koume, Nankoubai, and Omoinomama to name but a few. There are 500 different species and 45 different types such as Rinshibai. These bloom within the 58,000 square meter lawn from early February to late March. We have 10 types of Wisteria which are named Shirokapitan, Murasakikapitan, Benifuji, Kuchibenifuji, Rokusyakufuji, Kyusyakufuji, Nagasakiissaifuji, Yaekokuryufuji, Ko-kuryufuji and Shironodafuji. These bloom on 10 different types of wisteria trees in an 10 thousand square meter area from the end of April to early May. We have 35 kinds of Hydrangea such as Aotemari, Shirotemari, Pinktemari, Sumidanohanabi, Sky Blue, Marine Blue, Tsukasa Blue, Chaplit, San Gaia, Red Sensation, Koijigahama, Kas-urarin Pink, Uz, Benigaku, Aogaku, Shirogaku, Nanadanbana, Jogasaki, Jyunihitoe, Hime Ajisai and Annabel. Please take time to appreciate the special Hydrangea called Selma, Sharona, Serena, Sandra, Sabrina and Soraya which are blooming only in Kazahayanosato from early June to early July. Take an enjoyable stroll through the singing pheasants and Japanese warblers. Please enjoy the other-worldliness and "healing scenery" which cannot be noticed so often in our modern lives. We wish you to enjoy the gardens and atmosphere from a time some 3 generations past.☆ Amusement in Kazahaya no Sato ◇Kappi commemorative photo ◇Foot bath with a great view ◇Kazahaya Tea House 「Penguin」 「Kashi Kobo f」 ◇Kazahaya no Sato Map Quiz ◇Photo Platform of Dogs and Wisteria ◇Natural grass Dog run area ◇「Kappi items for sale」 made by Kohan no Sato Kazahaya 「Kappa Sara」「Kappa charm」 「Kappa YUI coaster」「Foot bath towel」「Kappa wreath」「Kappi towel」「Kappi key ring」 「Kappi doll」「Kappi windmill」

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