GENERATIONS小森隼さんと春の花いっぱいの「なばなの里」へ。 バリスタコンテストチャンピオンとのコーヒー談議も。
掲載日:2025.06.20
うららかな春の陽気に導かれて、GENERATIONS小森隼さんがやってきたのは、桑名市にあるテーマパーク「なばなの里」。 春の訪れとともに花や緑がいきいきと美しい姿を見せてくれていました。 さわやかな青空の下、小森さんとともに「なばなの里」を歩いてみましょう。※撮影は2025年3月下旬に行われました。
小森隼さんプロフィール
GENERATIONS from EXILE TRIBE パフォーマー。
2020年4月より、こもり教頭としてTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」でパーソナリティーを担当し、2021年10月からは校長に就任。
2024年7月からは「ラヴィット!」に金曜シーズンレギュラーとして出演、10月から放送開始のCTV新番組「ぐ~たくさん」ではサブMC“ぐ~たくファミリー”として出演する等、多数のTV番組で活躍している。
2021 年より自身のライフワークとして開催しているトークライブ「小森隼の小盛りのハナ シ」を 4 年連続で開催。
また、AMAZING COFFEE AICHI NAGOYAのプロデューサーに就任するなど、アーティストだけでなく、ラジオパーソナリティー・タレント・プロデューサーなどマルチに活動を行っている。
春の花爛漫の「なばなの里」へ
春は桜や梅、チューリップ、バラ、初夏になるとあじさいやホタル、秋にはコスモスやダリア、そして秋から春にかけては日本最大級のイルミネーションなど、四季折々に楽しめる花と緑と食のテーマパーク「なばなの里」。
訪れたこの日は気候も良く、絶好のお花見日和でした。
ベゴニアガーデンで夢心地
最初に向かったのが園内にある「ベゴニアガーデン」です。
約9,000㎡という広大な温室の中には、ベゴニアをはじめとする世界各国から集めた数百種、1万2千株もの花々が栽培されています。
入って驚くのがその種類の豊富さ。
まるでバラやボタンのような大輪の花がつくものもあれば、天井から吊るされ、小さな花が降り注ぐようなものもあり、花の色、形の多様さに感心するばかり。
最新の空調システムにより管理されているため、一年を通じてベゴニアの花が楽しめます。
写真が趣味だという小森さんも、スマートフォンを片手に撮影の手が止まりません。
温室は全部で4棟からなっており、ベゴニア以外にもこの地域では珍しい植物が数多く栽培されています。
見たこともないような大きな葉を茂らせ、枝を伸ばす木々に圧倒されます。
小森さん 「すごい! めっちゃ大きい!!」
自分の背丈の何倍もある木を見上げて驚く小森さん。
原産地ではどんな環境で、どのように育っているのか想像するのも楽しいです。
桜、梅、チューリップ…花いっぱいの園内を満喫
今年は春先に寒波に見舞われ、例年よりも梅の開花が遅れていたこともあり、しだれ梅が花開く梅苑も散策できました。
また、梅と河津桜が同時に見られるという嬉しい誤算も。
周囲にはほのかに梅の香り。
足元に咲く白い水仙の花も目を楽しませてくれています。
春は花の季節ということもあり、続いて、ソメイヨシノ、バラ、ネモフィラなどが次々に花を咲かせていきます。
小森さん 「今回はチューリップなど春の花がいっぱい見られましたが、他の花の季節も来てみたいですね。」
ぜひぜひ!
何度も訪れたご家族との思い出深い場所
撮影に訪れた3月下旬は園内では「チューリップまつり」が始まったばかり。
面積約43,000㎡(バンテリンドームナゴヤのフィールド約3.2個分)という国内最大級の花園「花ひろば」では、色とりどりのチューリップが花を咲かせていました。
「花ひろば」には約180万球のチューリップが植えられ、4月中旬ごろまで様々な種類のチューリップが楽しめます。
小森さん 「幼い頃、母に連れられて『なばなの里』へ来たことを思い出します。結構小さかったのですが、その時も色とりどりの花が咲いていたことを覚えています」
お母様とともにイルミネーションの時期にも「なばなの里」を訪れたことがあるという小森さん。
幼い頃のご家族との大切な思い出が残る場所を、懐かしそうに思い起こしていた姿が印象的でした。
次回はまた別の花が見られる時期に来たいと、再訪を誓っていました。
■なばなの里の営業案内・アクセス
【住所】 〒511-1144 桑名市長島町駒江漆畑270
【電話番号】 0594-41-0787 (なばなの里)
【営業時間】10:00~21:00
※季節・曜日により変動あり。詳しくはオフィシャルHPをご覧ください
【休業日】2025年7月7日(月)~11日(金)、7月14日(月)~18日(金)
※詳しくはオフィシャルHPをご覧ください
【料金】
・2025年6月2日(月)~10月17日(金)
1,700円(里内で利用できる1,000円分の金券&ベゴニアガーデン入館付) 小学生未満は無料
※7月第4土曜日の桑名水郷花火大会の日など除外日あり。詳しくはオフィシャルHPをご覧ください
【公共交通機関でのアクセス】
名古屋駅バスセンターから直通バスあり
初夏~秋(10月~5月イルミ期間以外):JR関西本線・近鉄名古屋線「桑名駅」から三重交通バスで約20分「なばなの里」下車
10月~5月イルミネーション期間:近鉄名古屋線「近鉄長島駅」から三重交通・直通アクセスバスで約10分「なばなの里」下車
※イルミネーション期間は桑名バス便は運休
【車でのアクセス】
東名阪自動車道「長島IC」から約10分
または伊勢湾岸自動車道「湾岸長島IC」より約15分
【駐車場】5,700台(無料)
【公式サイト】公式サイトはこちら
※料金等についての情報は2025年6月3日現在のものです。変更されている場合がありますので、詳しくはオフィシャルHPをご確認ください
★スポット情報はこちら→https://www.kankomie.or.jp/spot/3107
バリスタチャンピオンのお店「吉良屋珈琲」へ
続いて訪れたのは、桑名駅そばの桑名一番街の中にあるコーヒー店「吉良屋珈琲」。
店頭での自家焙煎コーヒーの他、コーヒー豆やコーヒー器具の販売も手掛けるコーヒ-スタンドです。
オーナーの吉良剛さんは、JAPAN BARISTA Championship 2005 サイフォン部門優勝、UCC Coffee Masters 2008 サイフォン部門優勝という輝かしい経歴を持つ凄腕のバリスタ。
「コーヒーについて気軽に話をしたり、疑問や質問に答えられる相談所のような場所を作りたかった」
と、このお店をオープンさせたんだそう。
商店街にあり気軽に入れる敷居の低さ、スタッフさんとの距離の近さを感じさせてくれるお店です。
コーヒー好きの小森さん待望の一杯
この日は特別にサイフォンでコーヒーを淹れていただきました。
小森さん 「最近、サイフォンでコーヒーを淹れてくれるお店は珍しいですね。僕も久しぶりに飲みます」
日本一になった吉良さんの技術を興味深く眺める小森さんです。
通常「吉良屋珈琲」で提供されるコーヒーは、ハンドドリップかエスプレッソのみ。
世界各地で栽培される生豆選びから始まり、焙煎の仕方、ブレンドの割合など、コーヒー豆の特徴やお店が目指す味を求めて、吉良さんの追及は止みません。
今後は生豆をワインやバーボンなどのアルコール飲料に漬ける「インフュージョンコーヒー」にも力を入れて行きたいと話します。
三重県ではまだまだ知られていないコーヒーの多面的な魅力を伝えてくれる場所となりそうです。
実は小森さん、自ら「SCAJコーヒーマイスター」の資格を取得するほどのコーヒー好き。
今回のお店への来訪も大変楽しみにされていました。
小森さん 「今回、淹れていただいたサイフォンコーヒーの独特な味の特徴や、ブレンドした豆についてなど、吉良さんとコーヒーの話をしました。吉良さんの狙っているところがとてもよくわかる美味しいコーヒーでした!」
お土産を手に入れた小森さん、東京に戻ってからも三重県での思い出をコーヒーの香りとともに思い出してくれることでしょう。
気軽なコーヒー相談所として町に存在
産地による豆の特徴や、ブレンドしてから焙煎するのか、焙煎した豆をブレンドするのかなどマニアックな話に花を咲かせるお二人。
コーヒーを愛する者同士、小森さんと吉良さんの間には話が尽きません。
日々の生活の中でコーヒーは欠かせないものだと語る小森さん。好きなものの話をしているときの嬉しそうな表情がとても印象的でした。
店頭ではオリジナルブレンドのコーヒー豆の他、手軽にその味が楽しめるドリップパック、カフェオレベースなどを販売しています。
またタンブラーなどのコーヒー器具や、手作りのコーヒーゼリーやプリンなどのスイーツもあり、カフェよりももっと気軽にコーヒーを楽しめる場所となっています。
■吉良屋珈琲の営業案内・アクセス
【住所】〒511-0009 桑名市桑名476−75
【電話番号】 0594−26-1734
【営業時間】12:00〜20:00
【定休日】 月曜日(祝日の場合は営業)
【公共交通機関でのアクセス】JR・近鉄「桑名駅」から徒歩約3分
【車でのアクセス】東名阪自動車道「桑名IC」から車で約8分
【駐車場】なし(付近に有料駐車場あり)
【公式サイト】公式サイトはこちら
【公式Instagram】公式Instagramはこちら
写真 : 鈴木規仁
文 : 家田美央
スタイリスト:吉田ケイスケ
ヘアメイク:大貫希代美