レッドヒルヒーサーの森の楽しみ方を紹介!料金や駐車場も解説します

掲載日:2022.09.01

津市高野尾にあるレッドヒルヒーサーの森は四季の花が咲く里山庭園で、赤塚植物園グループが運営しています。園内は外国のような雰囲気が漂い、写真映えするスポットが盛りだくさん!この記事ではレッドヒルヒーサーの森の楽しみ方や料金、駐車場を紹介します。

記事制作・撮影:みえ旅カメラ部 ふがまるちゃん

▼ 目次

レッドヒルヒーサーの森とは

津市高野尾にあるレッドヒルヒーサーの森は約1,000品種・10,000本以上の花木が植えられた里山庭園で、赤塚植物園グループが管理しています。

約13万㎡の広大な敷地には、ローズガーデンやスイレン池が魅力の「花のエリア」と野山をかけめぐる「森のエリア」があり、四季折々の景色が広がります。

園内には遊歩道が整備され、グルっと1周するだけでも約1時間のウォーキングを楽しめます♫

平坦で歩きやすい道や上り坂、広大な芝生エリアなど、多彩なルートが盛りだくさん!

バリアフリーに配慮した散策コースもあるので、車椅子でも安心して巡れますよ。

道中には飲食可能なスペースや自動販売機があるので、休憩しながら散策できる環境なのが嬉しいポイント!

トイレは園内に2箇所あり、ローズガーデン近くのトイレはお花に囲まれていて、とっても綺麗でした♫

新スポットが続々とオープン

2021年4月には富士山の麓からやってきた藤の名木が見られる「藤のガーデン」がオープンし、2022年2月には高さ3m以上の梅を鑑賞できる「梅のガーデン」がオープンしました!

2016年に開園してからどんどんパワーアップしているんです♫

そんなレッドヒルヒーサーの魅力を「森のエリア」と「花のエリア」に分けて、詳しく解説していきます。

レッドヒルの意味は?

園内には「世界一のっぽの木」として知られる「センペルセコイア」がたくさん植えられています。

2000年ミレニアムを記念して、1,000本の「センペルセコイア」が植えられました。その後シンボルツリーとして大事に管理されています。

このセンペルセコイアの別名「レッドウッド」から「レッドヒルヒーサーの森」と命名されました。

ふがまる 樹高が30m以上のレッドウッドが密集する「レッドウッドの森」は圧巻です!記事後半の「森のエリア」で詳しく解説します♫

料金や営業時間

入口エントランスにて里山維持協力費を納入することで入園でき、金額や営業時間はシーズンによって変動します。

里山維持協力費(入園券)の金額

赤塚植物園グループ60周年、レッドヒルヒーサーの森5周年を記念して、特別価格で入園することができます。

① 7月〜9月、11月16日〜1月:500円
② 2月〜3月、6月16日〜6月末、10月〜11月15日:800円
③ 4月〜6月15日:1,200円

中学生〜高校生は上記金額から半額となり、小学生以下は無料で入園できます。

①②はお得に入園できる期間なのでお見逃しなく♫

年間パスポートの特典

○ 特別園内ガイド
○ 園内イベントがお得に(入園に料金が掛かりません)
○ 森のコンサート 特別席のご用意
○ スイレン池をカヌーでご案内(予約制)など

※記載内容は一部です。今後さまざまなイベント企画が実施予定です。
※内容は変更になる場合がございます。

年間パスポートが1,700円OFF

赤塚植物園グループ60周年、レッドヒルヒーサーの森5周年を記念して、年間パスポートが1,700円OFFの3,800円(税込)で購入できます♫

駐車場の場所

レッドヒルヒーサーの森の隣にある農産物直売所「朝津味」の駐車場を無料で利用できます。

駐車台数は320台と広々としており、伊勢自動車道「芸濃 IC」から車で約5分の距離なのでアクセス良好です♫

車椅子対応の駐車スペースも完備し、スロープを渡れば階段なしで入園できますよ。

花のエリア

ここでは12スポットある花のエリアからおすすめの場所を厳選して紹介します。

入口エントランス

レッドヒルヒーサーの森の入口エントランスには今が旬のお花が飾られてます。

異国情緒を感じるレンガの門と色鮮やかお花は絵になる美しさ♫

取材日は8月上旬だったので、タイタンビカスやサンパチェンスなど夏のお花が満開でした。

ウェルカムガーデン

入口エントランスを通ってすぐのところにあるお花畑がウェルカムガーデン。

季節のお花で彩られた花壇がお出迎えしてくれます♫

広々としたエリアなので、グループでの記念撮影にもピッタリなポイントです。

スイレン池

モネの名画「睡蓮」を想像させるようなエリアが「スイレン池」。10品種、約1,000株のスイレンを見ることができます。

レッドヒルヒーサーの森の中でも大人気のスポットで、7月〜10月は色とりどりのスイレンを鑑賞できます。

8月上旬に訪れたときは黄色・赤・ピンクの可愛いスイレンが見頃でした。

スイレンは午後になると花を閉じる種類も多いので、満開の姿を鑑賞するなら開園してすぐの9時半〜10時がおすすめ♫

池の中まで続く桟橋を渡ればスイレンを間近で観賞できますよ。

遊歩道に設置された額縁からスイレン池を覗くと、まるで絵画を眺めるような気分に。

スイレン池にかかる「オリーブ橋」がいい雰囲気を出してます♫

オリーブ橋からスイレン池を眺めることも出来ますよ。

※額縁はスイレンが見頃のシーズンのみ設置されます

木漏れ日の小道

スイレン池から徒歩数分のところには緑に囲まれた「木漏れ日の小道」があり、晴れた日は心地よい木漏れ日を浴びれるポイント!

真夏の暑い日でも涼しく感じられる場所でした♫

ここをまっすぐ進んでいくと次で紹介するローズガーデンに到着します。

ローズガーデン

ローズガーデンは約400品種1,500株のバラを鑑賞できるエリアで、おとぎの国のようなメルヘンチックな雰囲気があります。

中央の噴水はバラに囲まれており、どこから鑑賞しても絵になる美しさ♫

春薔薇は5月中旬〜6月中旬にかけて溢れんばかりに咲き誇る姿が楽しめます。

秋の薔薇は10月中旬〜11月上旬に見頃を迎え、繊細な色と香りのバラをご覧頂けます。

1年で2シーズン違った趣きで楽しめるエリアです。

中でもレンガ一面をバラが彩る光景はとくに圧倒されるポイント!

密集して咲くバラを見られるのはローズガーデンならではの魅力です。

バラの甘い香りにも包まれて、とっても癒される空間でした♫

藤のガーデン

藤のガーデンは富士山の麓からやってきた藤の名木・巨木が22本植栽されており、2021年4月24日に新オープンしました。

房が100cm以上も垂れ下がる長藤や、まるでブドウのような形に見える八重黒龍藤など、よーく観察すると姿や形が異なる藤をたくさん鑑賞できます♫

藤の色は紫・赤・白など、彩り豊かなのも藤のガーデンの魅力です。

中でも黄金色の葉をもつ藤ははとてもめずらしい品種で、名前がまだ判明していないのだとか。

どこにあるかぜひ探してみてくださいね♫

藤のガーデンは4月下旬〜5月上旬に開園され、詳しい日付は公式サイトで確認できますよ。

梅のガーデン

梅のガーデンはしだれ梅や立性の梅が合計45本植えられたエリアで、2022年2月4日に新オープンしました。

約3,000㎡ある敷地には樹高3m以上の見応えある梅が勢揃いで、中には5m以上のしだれ梅もあるんです♫

樹高5m以上のしだれ梅には「照龍」という名前がつけられており、太い幹と無数に垂れ下がる梅の花が圧巻の美しさでした。

梅の木々の周辺には丸太のベンチが置かれているので、座りながら間近で梅を観賞できますよ♫

梅のガーデンは2月上旬〜3月上旬に開園され、詳しい日付は公式サイトで確認できます。

森のエリア

ここでは13スポットある森のエリアからおすすめの場所を厳選して紹介します。

こころの池

「心」という漢字をイメージして作られた池が「こころの池」。レッドヒルヒーサーの森を象徴するようなスポットで、周辺は緑美しい木々が広がります。

散策していると水の音や小鳥のさえずりが聞こえてくるので、日常の喧騒を忘れてリラックスできました♫

8月上旬に取材したときは綺麗なスイレンが池に咲いており、アメンボやトンボなどの昆虫観察も楽しめましたよ。

レッドウッドの森

「レッドウッドの森」はレッドヒルヒーサーの森の名前の由来になったセンペルセコイア(別名:レッドウッド)が広がるエリアです。

センペルセコイアは園内各所に植えられているのですが、レッドウッドの森では樹高30m以上のセンペルセコイアを鑑賞できます。

しかも、1本ではなく複数本が密集しているので見応え抜群なんです。

このような光景は日本国内でも珍しいので、まるで海外に来たような気分を味わえますよ。

水松の並木・もみじ谷

レッドウッドの森から歩いてすぐのところには「水松(すいしょう)の並木」があります。

ここは園内屈指の紅葉スポットで、燃えるように色づく水松を眺められるポイント!

すぐ近くにはヤマモミジやイロハモミジを鑑賞できる「もみじ谷」があり、緩やかな坂道を歩きながら紅葉狩りを楽しめます♫

風の門(展望台)

風の門は津市の町並みを見渡せる展望台で、晴れた日は伊勢湾を望める絶景ポイント!

双眼鏡を使えば海や町並みの鑑賞をより楽しめます♫

ベンチに座ってゆっくりと絶景を眺めてみてはいかが?

みはらし台

みはらし台はスイレン池周辺を見下ろせる高台で、遮るものが少ない見通しの良いエリアです。

晴れた日は青空がいっぱいに広がるので、山の上をハイキングするような気分になれるかも♫

春にはシャクナゲや桜、秋には紅葉で色づく園内を眼下に望めます。

さくらの広場

さくらの広場はいろんな品種の桜が咲くエリアで、八重咲きのショウゲツやカンザン、花弁が黄色をおびたウコン桜など、彩り豊かなお花見を楽しめます。

桜の周辺にはアンティークな木製のベンチやブランコがあるので記念撮影が捗るかも♫

夏場には緑美しい芝生が広がるので、お子様とかけっこして遊ぶのにもピッタリな場所です。

私は大の字になって寝っ転がってみました笑 木陰の下なら夏場でも涼しく感じましたよ。

お土産コーナー

レッドヒルヒーサーの森を満喫したあとは、入口のエントランスにあるショップでお土産物選びを楽しむのはいかが?

オシャレな食器、ドライフラーや造花のほか、アンティークな小物、赤塚植物園グループが開発したコスメなど、種類豊富です♫

ショップの外では花の苗がズラッと並んでおり、レッドヒルヒーサーの森で見かけたお花もありました。

園内の花を見て、気に入ったものがあればここで購入してお土産にするのはいかが?

入口エントランスの階段を降りてすぐのところには県下最大級の農産物直売所「朝津味(あさつみ)」があります。

朝津味ではこの地域で生産された野菜や果物のほか、伊勢茶や三重のブランド米などの特産品も購入できるので、併せて行ってみてください。

手作りの美味しい惣菜やお弁当も販売していますよ♫

いかがでしたでしょうか

レッドヒルヒーサーの魅力をたっぷりとお届けしました。ここでは紹介しきれなかったスポットがたくさんあるので、続きは現地に行って確かめてくださいね♫

レッドヒルヒーサーの森の園内ガイドのページでは、季節ごとの旬なスポットや園内全体のマップをご覧いただけますよ。

ふがまるちゃん(撮影・記事制作)

観光三重のみえ旅カメラ部に所属し、三重を撮る写真家としてTwitterInstagramを中心に活動中。三重の風景を無料配布する三重フォトギャラリーと三重の旬な情報を発信する三重のええとこ巡りを運営。

名称

レッドヒル ヒーサーの森(赤塚植物園)

住所
〒514-2221 津市高野尾町2877
電話番号

059-230-7789

料金

里山維持協力費 500円~1,200円

※季節により変動します
※中高生は半額、保護者1名につき小学生以下のお子様2名まで無料

営業時間

9:30 ~ 17:00
※最終入場は営業終了時刻の30分前まで
※閉園時間は季節により異なります
 冬季(11月中旬~)は閉園16:00、最終入場は15:30までです

休日

毎週木曜日

※木曜日が祝日の場合、開花状況等によって開園いたします
※夏季・冬季休業のほか、園内のメンテナンスや自然災害等のため休園日が発生する場合があります

駐車場

高野尾花街道「朝津味」の駐車場をご利用ください

公共交通機関でのアクセス

津駅からバスをご利用の場合
津駅東口4番乗り場
「豊が丘」行き乗車・・・「F北山」降車 徒歩5分
(土日祝のみ、レッドヒルヒーサーの森・朝津味へ乗り入れ)
「椋本」行き乗車・・・「高野尾クラブ前」降車 徒歩約8分

車でのアクセス

・伊勢自動車道「芸濃IC」から車で約5分
・津駅から車で約20分
カーナビ検索 マップコード「213 175 858」

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