三重県観光連盟NEWS vol.79をお送りします♪
2010年09月01日 配信
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三重県観光連盟NEWS vol.79 2010.9.1
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「HPかんこうみえ」はこちら → http://www.kankomie.or.jp/
●プレスリリース新着情報
●29市町・三重の歴史探訪
●マンスリーレビュー・観光三重
●三重県観光連盟こぼれ話
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■□■プレスリリース新着情報■□■
こちらは、観光連盟会員のプレスリリースをお伝えするコーナーです。
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●「大杉谷登山道の開通」(大台町)
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2004年に大台町(当時宮川村)を襲った豪雨災害によって、歩道や吊
り橋が壊れて通行止めとなっていた大杉谷登山道の一部、大杉谷登山道
入り口からシシ淵までの4.5㎞が、10月1日から、三重県側からも通行
できるようになりました。
大杉谷は、宮川上流の渓谷で、数百もの滝や原生林が生い茂る秘境で、
今回開通する部分は、奈良県側からの登山道をあわせて全体の約6割と
なり、清流宮川が織りなす美しい渓谷を縫うように進む登山道からは、
秋の紅葉も楽しむことができます。
なお、宮川は、過日国土交通省が発表した、2009年の一級河川の水質
ランキングで1位に輝き(全国計7河川)、これは11位に転落した豪雨
災害後から4年連続です。
お問い合わせ先:大台町観光協会 電話 0598-84-1050
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●「志摩ってこーね列車・ペンギン列車」(志摩市)
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近鉄は、10月1日から来年3月31日まで、毎月1回「志摩ってこーね
列車」(名古屋駅・賢島駅間の貸切列車。但し一部の列車を除く)を運
行します。10月はサイクルトレイン、11月はボージョレヌーボー列車、
12月は「御食つ国・志摩」年末海族市へ行く「海族列車」、1月は新春
利き酒「開運&福笑い」列車と、旬にあわせた楽しい列車です。
お問い合わせ先:近鉄名古屋輸送統括部事業課 電話 059-354-7009
http://www.kintetsu.jp/news/files/saikurutraintourdai2dan20100812.pdf
また、10月23日から来年3月27日まで、計5回運行する「ペンギン列
車」(鳥羽駅・賢島駅間の貸切列車)では、志摩マリンランドのフンボ
ルトペンギンが、愛らしく車内を行進します。また、10月10日から来年
3月20日までの期間中の日曜日の内、計12日、10時~11時には、特別駅
長のペンギンの「志摩ちゃん」が賢島駅の改札でお出迎えし、ペンギン
駅長特製名刺の配布や記念撮影を行います。
お問い合わせ先:近鉄名古屋営業所 電話 052-561-4986
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●「これ、喰わな(桑名)!くわなめしグランプリ」
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「その手は桑名の焼き蛤」という地口は有名ですね。蛤、しぐれ煮、
なばな、しらうおなどで有名な桑名市。10月に、新たな名物をつくる「
くわなめしグランプリ」が開かれます。特産品を使ったもの、桑名を連
想させるストーリーを持つものなど、乞うご期待!
【日時】平成22年10月10日(日)10時~16時
【場所】星川ショッピングタウンサンシティ駐車場(桑名市星川)
お問い合わせ先:くわなめしグランプリ実行委員会事務局
電話 0594-24-1231
http://www.city.kuwana.lg.jp/shirase.html?id=872
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■□■三重の歴史探訪~わがまち自慢~■□■
このコーナーは三重県内29市町の様々な「歴史・文化」にスポットを
あて、“わがまち”をご紹介していきます。今回は、御浜町です。
御浜町は、三重県南部に位置し、温暖な気候に恵まれ、「年中みかんのと
れるまち」として知られています。また、東部の熊野灘沿いには、町名の
語源にもなった「七里御浜」と呼ばれる美しい海岸が広がっています。
今回、紀州犬のふるさと、七里御浜、風伝おろしをご紹介します。
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<紀州犬のふるさと・弥九郎とマン>
江戸時代、阪本村(現御浜町)に、弥九郎という鉄砲名人がおり、ある
日山道を歩いていると、のどに骨が刺さって苦しむ狼にであいました。弥
九郎は、刺さった骨を抜いて助け、「もしよければ子どもを一匹くれない
か」と言って放しました。しばらくしてから、弥九郎の家の前に一匹の子
犬がおいてあったので、「マン」と名付けて大事に育てました。
ある時、新宮城主が狩猟をしていた時、1頭の猪が城主めがけて突進し
てきたところ、マンがその猪に襲いかかって見事に撃退し、それを機にマ
ンの名声が一気に上がりました。
紀州犬は、柴犬に次いでよく飼われている犬ですが、猪の狩猟犬として
も、何世紀にもわたって活躍してきた勇猛な犬です。この弥九郎の犬が、
紀州犬の先祖だと伝えられており、紀州犬は狼の血をひいているといわれ
ています。
なお、弥九郎は実在した人物で、阪本の岩洞院にお墓も残されています。
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<七里御浜>
七里御浜は、熊野市から御浜町の全域を通り、三重県南端の紀宝町まで
の約22㎞続く日本で一番長い砂礫海岸で、吉野熊野国立公園の一部になっ
ており、「日本の渚百選」「日本の白砂青松百選」「21世紀に残したい日
本の自然百選」にも選ばれています。
また、世界遺産熊野古道・伊勢路「浜街道」の一部をなし、険しい峠越
えの多い中、唯一平坦な道が続いています。
七里御浜の玉砂利は、熊野灘の荒波によって長い年月をかけて磨かれ、
丸みを帯びて滑らかです。「みはま小石」と言われる小石は、拾い子さん
によって一つひとつ手拾いされ、黒石や白石は庭園の高級まき石として、
その他の色石はアクセサリーに用いられます。
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<風伝おろし・風伝の朝霧>
御浜町と熊野市紀和町との境にある風伝峠は、地名の由来のとおり風が
よく通ることで知られ、米どころの尾呂志地区では、秋から冬にかけては
「風伝おろし」と言われる寒風が吹き、これに乗って、初秋から初春にか
けて峠を覆って滝のように流れる「朝霧」は、自然が織りなす幻想的な光
景として、必見の風物詩となっています。
【時期】初秋から初春 場所:御浜町尾呂志地区
お問い合わせ先:御浜町産業建設課 電話 05979-3-0517
http://www.town.mihama.mie.jp/gaiyou/sizen.html
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■□■マンスリーレビュー・観光三重■□■
このコーナーでは、先月(8月)にあった三重県の出来事をご紹介します
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<川体験・桑名市・紀北町>
連日猛暑が続き、例年にも増して、川遊び、海遊び、プール遊びが大人
気。観光三重ホームページでも、「川遊び」が、検索キーワードランキン
グ1位で、澄んだ川の流れで清潔に保たれ、水も冷たく格別な爽快感が好
評を得ています。
桑名市多度町の「多度峡」には、多度川をせき止めて作る、深さ0.8m、
広さ525㎡の名物「天然プール」が子ども達に大人気。金魚つかみイベント
も開かれました。
また、紀北町にある銚子川、特に「魚飛渓」は、約3mの天然石の滑り
台、テニスコートほどもある大きな岩などを使った川遊びが、子どもから
大人まで大人気。近くのキャンプinn海山では、カヌー、ウッディークラ
フト、ストーンクラフト、森林浴など、家族みんなでゆっくり楽しめます。
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<熊野大花火大会・客船寄港>
熊野市、三重県の夏の風物詩「熊野大花火大会」が、17日に七里御浜海
岸で行われました。16万人の観客が、熊野灘に広がる名物三尺玉の海上自
爆、反射音や響鳴音が大迫力の、奇岩・名勝「鬼ヶ城」での大仕掛けを楽
しみました。
恒例となった、にっぽん丸や飛鳥Ⅱなどの客船も、四日市港や鳥羽港に
寄港してから熊野灘に停泊し、乗客が洋上からこの大花火を優雅に満喫さ
れました。
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□□□ 三重県観光連盟 発 こぼれ話 □□□
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<津ぅキャラサミット開催>
21日、津市で活躍するご当地キャラクターが集合し、「津ぅキャラサミ
ット」が開かれ、「シロモチくん(藤堂高虎公の逸話から生まれた津市の
マスコットキャラクター)」「みすぎん(美杉森林セラピー基地)」「ゴ
ーちゃん(来年の大河ドラマ)」「津に来て戦隊ツヨインジャー(津市)」
などの人気キャラ、合併前の旧安濃(あのう)町、河芸(かわげ)町が生
んだ「アンちゃんとノンちゃん」「カームちゃん」などの幻のキャラなど、
総勢12組が参加しました。
サミットでは、キャラクターが拍手や体を揺らして賛意を示し、みんな
で協力して、津市を楽しく、元気に盛り上げることを決定したほか、出演
時の熱中症対策についての事務連絡も行われるなど、ゆる~いサミットで、
堅い結束を示して閉幕しました。
お問い合わせ先:津市商工観光部観光振興課 電話 059-229-3170
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※このご案内は、「平成22年三重県観光・記者発表会及び交流会」で
参加された方等を中心に配信しています。今後配信を希望されない方は、
お手数ですが事務局までご連絡をお願いします。
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