内宮近くにリニューアル!「お伊勢っと」が大人気。伊勢・三重のおいしいものを一度に味わえる「お食事処きくや」【おはらい町】
掲載日:2026.05.08
伊勢神宮・内宮近くでごはんを食べるなら、伊勢うどん、てこねずし、松阪牛…せっかくなら全部味わいたい。でも、「そんなに欲張ったら高くつきそう…」と思っちゃいませんか? おはらい町にリニューアルした「お食事処きくや」は、そんな願いをリーズナブルに叶えてくれるお店でした。人気の「お伊勢っと」をはじめ、伊勢市民でも感激した“特別な伊勢うどん”、さらに新登場の食べ歩きスイーツまで。気になる魅力を詳しくご紹介します!
内宮近くで、伊勢・三重のおいしいものを一度に味わえる
おはらい町に今年3月1日にリニューアルオープンした「お食事処きくや」。 内宮・宇治橋から徒歩5分もかからない立地にあり、参拝後に誰もが前を通るお店です。
新築の店舗がひときわ目を引きますが、店内に入ってみると、それ以上に心をつかまれたのは料理の充実ぶり。
ここでは、伊勢うどん、てこねずし、松阪牛といった、伊勢・三重で味わいたい名物を一度に楽しむことができます。
実際に訪れてみて感じたのは、ただ名物が並んでいるだけではないということ。 ここでしか食べられない特別なものになっていて、満足感があり、それでいて価格は驚くほどリーズナブル。
観光で訪れた方はもちろん、「今日何を食べよう」と迷っている参拝者にとっても、覚えておきたくなる一軒です。
人気の「お伊勢っと」は、“全部食べたい”を叶えるセット
数あるメニューの中でも大人気なのが、「お伊勢っと」(1,850円税込)。伊勢うどん、松阪牛、てこねずしがセットになっています。
この充実の内容で、この価格には驚きました。 伊勢の名物、三重の名物をあれこれ食べたいと思っても、別々に頼めばそれなりの金額になりますし、何軒も回るのは時間的にも大変です。
その点、「お伊勢っと」なら一度に楽しめて満足感もしっかり!観光で訪れた方には特にうれしいですよね。 “せっかく伊勢まで来たのだから、いろいろ味わいたい” そんな気持ちに、まっすぐ応えてくれる一品です。
喜久屋の生姜糖を生かした、“ここだけの伊勢うどん”
店名の「きくや」は、店主の阪田さんのご実家が生姜糖で有名な「喜久屋」であることに由来しているそう。(喜久屋もおはらい町のすぐ近くにあります)
そして、喜久屋の生姜糖がここの「伊勢うどんのたれ」に使われているんです!
この話を聞いた時点で気になっていたのですが、実際に食べてみると、この新しさには、思わず感激でいっぱいになりました。 伊勢市民として伊勢うどんは何度も食べてきましたが、これははじめて出会う味。
また伊勢うどんというと、たまり醤油ベースの濃い色のたれと、やわらかな太麺が特徴ですが、きくやの伊勢うどんは、その定番の魅力を大切にしながらも、ここならではの個性も感じられました。
やわらかすぎる麺はコシがなくて苦手という方も、ここの伊勢うどんは好き!というほど絶妙なやわらかさになっていますのでぜひ試してみてください。
“伊勢うどん”としての安心感がありつつ、他ではなかなか出会えない特別感もある一杯でした。
松阪牛は焼き石で。とろけるおいしさにうっとり
「お伊勢っと」の中でも、私が特に感動したのが松阪牛。 ただ盛り付けられているのではなく、自分で焼き石にのせて焼いていただくスタイルになっていて、特別感でいっぱい。一番おいしい瞬間にいただけます。
少し炙って食べた松阪牛は、本当にやわらかくて、口の中でとろけました。
岩塩でいただくと、余計なものを足さずとも、肉そのものの上質なうまみがしっかり感じられてオススメです。
観光地で「松阪牛」と聞くと少し身構えてしまうこともありますが、こうして気軽に楽しめるのはうれしいところ。 せっかく三重に来たのだから、松阪牛も食べたいという方にピッタリです。
ぶり、かつお、たい!「てこね三種丼」も人気
もうひとつ印象に残ったのが、「てこね三種丼のセット」(1,500円 税込)。 ぶり・かつお・たいの3種類の海鮮がのったてこねです。(仕入れによって違う魚の場合もあり)
てこねずしというと、かつおのイメージが強い方も多いと思います。 実際にいただいてみると、それぞれ魚の味わいの違いが楽しめて、これがまた最高においしい。食べ歩きの後だったとしても、お寿司なのでさっぱりといけちゃいます。
定番のかつおだけでなく、違ったおいしさにも出会えるのが魅力。 伊勢名物を楽しみながら、新しい発見もある。そんな一品でした。
きくや特製の新・食べ歩きスイーツも登場!
これから提供が始まるというきくや特製の新しいカップスイーツ(350円 税込)もいただきました。(現在名称考え中!)
こちらは食べ歩きにぴったりな手頃さで、お店の外からも注文できます。
店内で食事をしなくても、気軽に立ち寄って買えるので、おはらい町散策の途中にもぴったり。
こちらは、チュロスのような香ばしい揚げ菓子を、食べやすい大きさにカットし、紙コップに入れて提供するスタイル。完成までかなりの試行錯誤があったそうで、生地がかたくなったり、やわらかくなったりと、理想の食感に仕上げるのに苦労されたのだとか。 そうしてたどり着いたのが、外はカリッと、中はもちもちとした食感です。
特徴的なのが、仕上げにかかっているグレーズ。 一般的なチュロス系のお菓子ではシナモン系の味が多い印象ですが、こちらはなんと生姜糖を使ったグレーズ。
外は昔ながら、中は明るくモダン。子連れでも入りやすい!
外観は、おはらい町の雰囲気になじむ落ち着いた佇まいながら、通りを歩いていても自然と目に入ってくる新築の輝きを放っていました。
店内は、明るくモダンな雰囲気。 入りやすさがあり、観光の途中でもふらっと立ち寄りやすい空気感。
実際に行ってみると、ひとりでも入りやすく、子連れや家族連れでも利用しやすいと感じました。 (店内奥に6人のテーブルもあり)
伊勢の“おいしい”を、満足して持ち帰ってほしい
最後に、店主の阪田さんとお話をさせていただきました。
阪田さんは、以前はフレンチのシェフだったという経歴もお持ちです。
「伊勢に来てもらったからには、『伊勢よかったな』『全部おいしかったな』と満足して帰っていただきたいんです。でも、お肉も食べようと思うと、どうしても料金は高くなってしまう。そんな中でも、お財布のことをあまり気にせず、この『お伊勢っと』ひとつで満足して帰っていただけたら、本当にうれしいです」と話してくださいました。
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阪田 雅典さん 伊勢出身。親戚の結婚式で出会ったフレンチに感激したことをきっかけに、料理の道を志す。実家がおはらい町にあることから、いずれはこの地で店を継ぐことも見据え、高校生の頃には将来おはらい町で和食の店を営むことを決意。一方で、憧れだったフレンチへの思いも持ち続け、2010年には辻調理専門学校在学中にフランス・リヨンへ留学。料理を学んだのち、現地レストランでも修行を積んだ。 帰国後は東京(現在は南青山)のフレンチレストラン「FiGARO(フィガロ)」、さらに京都の「まんざら亭 NISHIKI」「まんざら亭 ぎをん」で日本料理の経験を重ね、2020年に伊勢へ戻る。現在は「お食事処きくや」を営み、2026年3月1日にリニューアルオープンを迎えた。 |
「お食事処きくや」は、伊勢うどん、てこねずし、松阪牛といった名物を一度に楽しめるだけでなく、生姜糖を生かした特別な伊勢うどんや、新登場の特製カップスイーツなど、ここでしか出会えない味があるのも大きな魅力でした。
定番の伊勢らしさをしっかり味わいたい方にも、少し新しいおいしさに出会いたい方にもおすすめしたくなるお店です。
内宮近くで食事処を探している方はもちろん、おはらい町でどこに入ろうか迷っている方も、ぜひ訪れてみてください。
お食事処きくや
※2026年4月現在の情報です。料金等については変更されている場合があります。