取材レポート

北伊勢地方の総氏神様 多度大社で幸せ祈願!「うまくいく守」とは?詳しくご紹介します。

掲載日:2019.10.08

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愛知県・岐阜県との県境に位置する三重県桑名市多度町多度にある多度大社。
三重県内だけでなく東海地方よりの多くの参拝者が訪れる神社です。
伊勢神宮との関係も深いため、「お伊勢参らばお多度もかけよ、お多度かけねば片参り」とも謡われています。

多度大社

伊勢神宮との関係も深いため、「お伊勢参らばお多度もかけよ、お多度かけねば片参り」とも謡われ、北伊勢大神宮と別名をもつ多度大社(たどたいしゃ)は、愛知県・岐阜県との県境に位置する三重県桑名市多度町多度にあります。

北伊勢地方の総氏神様として崇められ、三重県内をはじめ東海地方から多くの参拝者が訪れます。

古くより、神が坐します多度山(標高403メートル)を神体山と仰ぎ、神代の古より人々の信仰を集めていたと考えられています。社殿の創建は5世紀後半第21代天皇の雄略天皇の御代と伝えられています。

多度大社

多度大社は本宮である天津彦根命(あまつひこねのみこと)を主祭神とする『多度神社』をはじめ、天目一箇命(あめのまひとつのみこと)を祀る別宮『一目連神社(いちもくれんじんじゃ)』。市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)を祀る『美御前社(うつくしごぜんしゃ) 』をはじめとする3つの摂社・天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る『神明社(しんめいしゃ) 』はじめとする6つの末社と境内社の招魂社をわせた12の社の総称です。

多度大社

多度大社の正面階段を上り鳥居をくぐると、まず出迎えてくれるのが愛くるしい目をした白馬。

神馬『錦山(きんざん)』号です。生きた神馬がいる神社は全国的にも珍しいです。

多度大社では、神様のお使いとしてご奉仕しており『神馬舎(じんめしゃ)』で参拝者を出迎えてくれます。

多度大社

鳥居をくぐった右手にあるのが『神輿殿』。多度祭りの際に使用する神輿が納められています。

多度大社

その向いにあるのが摂社『新宮社(しんぐうしゃ)』。

江戸時代、多度大社が復興される際、美濃国赤坂山より、還御(かんぎょ)になられた折に、この社に祀られました。その故にご祭神は天津彦根命幸魂(あまつひこねのみことさきみたま)、天目一箇命幸魂(あめのまひとつのみことさきみたま)が祀られています。

※還御(かんぎょ)とは、天皇・上皇などの貴人が外出先から帰還すること。

多度大社

手水舎で身を清め、参道を進むと左手に見えてくるのは『宝物殿』。
国指定重要文化財 多度神宮寺伽藍縁起并資財帳(たどじんぐうじがらんえんぎならびにしざいちょう)、金銅五鈷鈴(こんどうごこれい)や銅鏡三十面など多数の宝物が展示収蔵されています。

歴史を感じられる貴重な宝物が多数、歴史好きの方は必見。


一般公開は不定期で行っております。


興味のある方は、神社までお問合せ下さい。


多度大社

宝物殿をすぎ、参道の階段を上がった右手には
俳聖松尾芭蕉が「野ざらし紀行」で多度大社を参拝し詠んだ句『宮人よ 我が名を散らせ 落葉川』の句碑があります。

多度大社

芭蕉句碑の横には白馬伝説にちなんだ神馬の白馬が納められている『白馬舎』。

馬はとても歯が丈夫な為、これにあやかった「歯ぎしりよけの豆」が置かれています。

白馬伝説は多度大社のオフィシャルサイトで。 
多度大社白馬伝説はこちら!

多度大社

さらに鳥居をくぐり進むと見えてくるのが、『於葺門(おぶきもん)』

ここから先はご本殿の神域。
深い緑に覆われ、これまでとは異なるひときわ荘厳な雰囲気に包まれています。

多度大社

於葺門手前にある華やかな社は女性にお勧めのスポット。

市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)を祀る美御前社(うつくしごぜんしゃ)。

古来より、耳・鼻・口の病気や女性特有の病に御加護を下さるとの信仰があり、穴のあいた石をお供えし、病気の快癒を願う方々が多く参拝されています。
また、美しくなりたいと、鼻や目に似た形の石をお供えされていく方も多いとか。

美御前というだけ有り、他の社とは違い丹塗りも鮮やかで、美しい社です。

多度大社

こちらは本宮すぐ手前にある神明社(しんめいしゃ)。
天津彦根命(あまつねひこ)の親神『天照皇大御神』が祀られています。

ひっそりと佇む社は、影から御子神の活躍を見守る母心を表しているように思えました。

多度大社

本宮の両脇には滝が流れており、水の流れ落ちる音と木漏れ日、風に揺れる木々の音、さすが神域、とても神聖で荘厳な空気で満ちあふれており、日常とは違う時間を体感することが出来ます。

多度大社

本宮並びにある別宮『一目連神社(いちもくれんじんじゃ)』。
金属工業の祖神『天目一箇命(あめのまひとつのみこと)』が祀られており、11月8日には鉄工関係者の作業安全、社運隆昌が祈願される「ふいご祭り」が行われます。

また、本宮・別宮(両宮)の神様が力を合わすことで天候を支配するといわれており、雨乞や日和乞の御祈願も行われます。尚、一目連神社の御本殿には扉が設けられていません。これもまた珍しいですね。

多度大社

帰り道の参道から脇を流れる落葉川に降りることが出来ます。こちらは昔からの御手洗所(みたらしじょ)で、透き通ったきれいな水が流れていてマイナスイオンを全身で吸収できます。

参拝後、さらに心安らぐスポットです。

多度大社

儀式殿(ぎしきでん)裏 豊明殿(ほうめいでん)の横にひっそりと佇む『一拳社(ひとこぶししゃ)』は、雄略天皇が大和(奈良県)葛城(かつらぎ)山中で出あった神様で「善事も悪事も一言でいいはなつ葛城の一言主の大神」と名乗ったと記されている『一言主命(ひとことぬしのみこと)』が祀られており、現在でも人々の願い事を一言で聞き届ける神と崇められています。

また、一拳社の脇には古くから清水が湧き出ていて、この水で目を洗うと眼病にご加護があると言われており、全国から多くの人が水を汲みに来ていたそうです。


多度大社

多度大社と言えば、昭和53年に、三重県無形民俗文化財に指定された『上げ馬神事』。

正面鳥居横にあるのが、馬が駆け上がる坂、坂というよりも壁。
人を乗せた馬が本当にここを駆け上がることができるのだろうか...と思えるほどです。

多度大社

この上げ馬神事は南北朝時代の暦応年間にこの地を分領する武家から始まったとされていますが、織田信長の兵火にかかり、詳しいことは明らかではありません。

御厨とよばれる地区の氏子のなかから神占によって選ばれた少年が騎手となり、この坂を駆け上がります。坂を越えることができた馬の数によって、その年の農作物の豊凶や景気の良し悪しを占うというものです。

5月4日は陣笠・袴姿、5月5日は頭に花笠など華麗な武者姿で馬に乗り、坂を一気に駆け上がる人馬一体となった迫力や緊張感は見る人の心を奪います。毎年、5月4日・5日に行われます。

多度大社

8月11日・12日は多度の夏の風物詩とも言われている提灯祭り。

数千灯の提灯の灯りが一斉に灯ると、境内は幻想的な世界になります。

多度大社

また、多度大社は馬に関わりの深い神社で、馬は古来より人を乗せる動物で「人を踏まない」という伝えがあり、乗り物が自動車に変わった今でも、この伝えにあやかって交通安全のご祈願に人気の神社でも有ります。

名古屋からも東名阪自動車道を利用で約35分と近いので、取材日も名古屋ナンバーの方が多数ご祈祷に訪れていました。

多度大社

勢い良く駆け上がる上げ馬神事、矢継ぎ早に的を射抜く躍動的な流鏑馬神事...本当に霊験著しい神さまが祀られている多度大社。

絵馬が9つ繋がっていて、それぞれに馬の絵が書かれている、馬が9頭でその名も「うまくいく絵馬」やお守りの袋に9頭の馬が描かれている「うまくいく守」等配布されており、沢山お願いしてもうまくいく!と全国から多数の参拝者が訪れています。

願い事を一つに絞りきれないときは多度大社を訪れてみてはいかがでしょうか。



多度大社(たどたいしゃ)
住所:桑名市多度町多度1681番地
TEL:0120-37-5381


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