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石神さん参道にオープンした海女の家「五左屋」と、新しくなった「鳥羽マリンターミナル」

掲載日:2011.06.12

 女性の願いを叶えてくれると言われる鳥羽市相差の「石神さん」への参道にオープンした海女の家「五左家」と、新しくなった鳥羽の海の玄関口「鳥羽マリンターミナル」を取材してきました!(2011年4月)

 全国で最も現役の海女さんが多く暮らすまち鳥羽市相差(おうさつ)。
 古くから、海女さんが危険な海での作業の安全や大漁を祈願し、「女性の願いなら必ず一つは叶えてくれる」と信仰されてきたのが、神明神社の手前に祀られている「石神さん」。
 全国からたくさんの方が参拝に訪れます。

 この石神さんの参道に、先月、海女の家「五左屋(ござや)」がオープンしました。 できたてほやほやの古民家のお休み処は洒落ていて、とってもいー雰囲気。海女さんの生活も垣間見ることができます。
 石神さんに参拝したら、ぜひ訪れたいですね♪

 ○時間:9:00~17:00 年末年始など休み
 ○住所:鳥羽市相差町神明神社参道1406(石神さんへの参道沿い)
 ○問い合わせ先:0599-33-6770

 店内に入ると、青い海に潜る白い磯着の海女さんを描いた大きな絵が飛び込んできます。とっても印象的☆ それにお香のいー香りも。
 テーブルには、しおり、あぶらとり紙、匂い袋、お香やお香皿、石いかり、ドーマン・セーマンのペンダント、クッキー、鳥羽特産・牡蠣醤油や牡蠣ぽん酢などが並べられていました。
 石いかりや匂い袋、クッキーが人気だそうです♪

 このほか、1階にはゆっくりとくつろげるスペースがあります。畳の部屋まであって、ちょっこし休憩するにはとってもうれしいですね。
 最近まで使われていたレトロな炊事場や囲炉裏スペースもありますよ☆

 動画「観光チャンネル三重」はこちら→
  
http://www.kankomie.or.jp/kankou_channel/

 2階はテーブル席の喫茶コーナーになっていて、のどを潤すことができます。海女さんに関する本などもおいてありますよ。
 また、曲がった木を上手に使った天井の梁は、見ごたえ十分!

 いー感じなのは店内だけではありません。外に出ると、海女さんが使う道具が並べられてあって、興味深い感じ。
 裏の畑にある古い道具もおもしろいですよ。
 運が良ければ、絵描きのお兄さんにも出会えるかも。

 五左屋を後にして、相差海女文化資料館へ。ここでは、もう少し詳しく海女さんのこと、相差のくらしや歴史について触れることができます。
 枝に手を当てて願いをすると叶うと言われる昇龍の松(開運の松)もありますよ♪

 ○時間:9:00~17:00(年末年始など休み)
 ○住所:鳥羽市相差町1238
 ○電話:0599-33-7453

 海女小屋でゆっくり食事もしたかったけれど、今回はぐっと我慢。
 石神さんへの参道でも見かけたドーマン・セーマンの入った石いかりのオブジェを見て、遊歩道を「鯨岬」へと歩きました。その昔、鯨に乗った観音様が現れたという伝説からこの名前がついたそうです。
 目の前に広がる太平洋は雄大でした。
 なお、海女文化資料館、海女小屋や相差漁港については、2007年の取材記事「海女のまち 相差」をご覧ください。
 
http://www.kankomie.or.jp/midokoro/index.php?act=dtl&id=28

 相差からの帰り、JR・近鉄鳥羽駅から徒歩約10分、佐田浜港に新しくオープンした「鳥羽マリンターミナル」に立ち寄りました。
 写真だと見づらくて恐縮ですが、ターミナルの外観は何をイメージしたものかわかりますか? 答えは、鳥羽の特産「真珠」のネックレスです!夜にはLEDライトが発光するそうです。
 ぜひ、近くのホテルや船から見てみてください♪

 ここからは、鳥羽湾を巡る観光船や、神島・答志島・菅島・坂手島への市営定期船が発着します。
 また、屋外にはのんびりできる緑地公園があるほか、ターミナル内には、観光情報コーナーやお土産売場、さらに2階にはカフェやデッキがあって、鳥羽湾を眺めながらくつろげます♪ ぜひこちらもどうぞ。

※掲載されている内容は2011年4月の情報となります
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