おうち時間に「火の谷温泉」の美味しいビールを飲んで 医療従事者にエールを送ろう!Yell for Japan

掲載日:2020.05.15

今、厳しい医療の現場で闘う医療従事者の方々に、感謝と応援の気持ちを届けたい。自社で製造する「Yell for Japan」ビールの売上金の30%を、医療従事者の方々に寄附するプロジェクトをスタートさせた津市美杉町の「火の谷温泉 美杉リゾート」。その取組のきっかけと想いを紹介します!

東海圏で初めて森林セラピー基地に認定された自然豊かな津市美杉町にある「火の谷温泉 美杉リゾート」。

現在(5/11時点)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、4月1日より日帰り温泉入浴及び宿泊を休業しています。

ある日、金曜日の正午に医療従事者の方々に応援の気持ちを拍手で送る「Friday Ovation」の取組の映像をテレビで見た美杉リゾート代表の中川さんご夫妻。

特に、ソーシャルイノベーション事業を担当する妻の果菜さんは、日本初のがん患者専用美容室を立ち上げるなど医療の分野に尽力していたこともあり、この話題に強く関心を寄せられたそうです。

“Yell for Japan”の取組を発案した
美杉リゾートソーシャル・イノベーション事業担当 
中川 果菜さん


二人は、自らの感染リスクもある医療現場の最前線で、今も懸命に闘っている医療従事者のみなさんに、何らかの形で感謝と応援の気持ちを届けたいと考えました。


そこで思いついたのが、この「Yell for Japan」の取組です。
全国の医療従事者の方々にエールを送りたい!との想いから、自社で製造する“エール”ビールの売上の30%を医療従事者の方々に寄附するというもの。


ネット通販でのビール販売であれば、休業中の今からでも始めることができる!との名案です。

美杉リゾート内「火の谷ビール工場」のビール製造の歴史は、約20年前に遡ります。
それは現在の代表・中川雄貴さんの先代にあたるオーナーが、渡米した際に出会ったビールの忘れられない味わいを再現するため、なんとアメリカのブルワリー施設をそのまま輸入、敷地内に自社のビール醸造所が造られました。

以来、美しい自然と澄んだ空気の中を流れる火の谷の湧き水と地元の農産物を使い、季節に合わせ常時3〜4種類のラインナップのビールを製造。

中川さんのビールづくりへの並々ならぬ熱意が伝わってきます。

撮影:加納準


「Yell for Japan」と名づけられたこのビールも、そんなこだわりのもとで作られます。
原料に、地元産の赤米と白米を使用しているのが一番の特徴!通常のビールは麦から作られますが、原料の一部にお米を使うことで、ライトな飲み口に仕上がります。苦み控えめで、華やかな香りの女性にも飲みやすいビールです。


「日本のビール醸造は原料を海外からの輸入に頼りがちですが、地域に貢献したい意味も込めて、三重県産の厳選した原料を一部に取り入れています。」と中川さん。

医療従事者の方々ばかりでなく、ビールの販売により地域の農業を支えることにも繋がっています。

撮影:加納準


4月28日から販売をスタートして以降、徐々に販売数を伸ばし、中川さん夫妻の想いに賛同した県内外さまざまな方から応援の声が届いているそうです。
売上の寄附先は、最初は三重県内を中心に、その後だんだんと全国へ拡大していきたいとのこと。


この「Yell for Japan」のビールは、美杉リゾートのホームページから購入することができます。


在宅で過ごす時間が増えた今、「Yell for Japan」のビールをおともにお家でくつろいだり、家族との食事中に楽しんだり、今は会えない大切な人に贈ったり…

購入する私たちにとっても、さまざまな活用方法が見出だせるこのプロジェクト。


だんだんと暑くなる季節、美味しいビールを飲んで、自分たちにできることから医療従事者の方たちにエールを届けられますよ!

Yell for Japan
容量/330ml(瓶)
6本セット 3,630円
12本セット 7,260円
24本セット 14,520円
※配送料別
賞味期限:製造日より冷蔵保存で3ヶ月




Yell for Japanの詳細・購入については

http://www.misugi.com/yell_for_japan.html をご覧下さい!



【5月18日追記】

4月28日よりスタートしたこの取り組みは、既に多くの方からご賛同をいただき、早くも40万円程の売上をあげています。

5月18日には、第1回目として「新型コロナ克服 みえ支援”愛”募金」へ寄付を行い、三重県知事より感謝状が授与されました。


県外の方からも多くのご支援をいただいているとのことで、第2回目の寄付先は県内に限らず検討中とのこと。今後も是非、この取り組みを応援してくださいね!



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