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新大仏寺は「穴場紅葉スポット」! 境内を美しく染め上げる紅葉を堪能してきました!【取材日:2018年11月12日】

掲載日:2018.11.20

三重県内には、紅葉スポットが目白押し。今回は、伊賀市にある「新大仏寺」に行ってきました。新大仏寺は「知る人ぞ知る」紅葉の穴場スポット。そこにはとても素敵な紅葉の風景があり、静かに流れる時間にも癒されました。紅葉の穴場スポット新大仏時の見どころなど詳しくご紹介します。

秋のお出かけといえば「紅葉」ですよね!
三重県にはたくさんの紅葉スポットがありますが、今回は穴場の紅葉スポット、伊賀市にある「新大仏寺」に行ってきました!

【取材日:2018年11月12日】

津市の市街地から「国道163号線」を使って、伊賀方面へ車を走らせること、約45分。

「東大寺伊賀別所 新大仏寺」という大きな看板が!!それを右折するとすぐ、趣のある門構えのお寺「新大仏寺」が見えてきました。

一説には、東大寺の大仏殿を復興する際に、モデルになったともいわれる歴史あるお寺です。

境内に入ると、さっそく、迫力のある景色が目に飛び込んできました!

大きなモミジの木が美しく色づいています。

びっくりしたのが、その境内の広さ!11棟の諸堂からなり、伽藍内には木造では類を見ない大きさの大仏様をはじめ、多数の重要文化財などが安置されているとのこと。

境内の奥につながる道を進みます。視点を変えると、また異なる表情の風景を楽しめますね。

周囲を見渡しながら歩いていると、各所に素敵な風景が!
このような細い道と美しい紅葉にも心惹かれます。

これが、市指定文化財の「大仏殿」。
間口6間半、奥行8間半の大仏様式の建物で、荘厳さを感じます!

大仏殿から、歩いてきた道を振り返ってみると、これもまた美しい風景が!!

左側にある赤い建物「鐘楼堂」(しょうろうどう)が景色のアクセントになっていて、見応え十分です。

敷地の一番奥に位置する「宝蔵庫」(ほうぞうこ)及び「新大仏殿」。
ここに「木造の大仏様」がお祀りされているということで、入ってみたいと思います!

4mを超える高さがある本尊の「木彫如来像」(もくちょうにょらいぞう)(快慶作)は、想像以上の大迫力!

この大仏様だけでも一見の価値がありますね。
地元では、「阿波の大仏さん」として親しまれています。

この「新大仏殿」には、もう一つ重要文化財「俊乗房重源上人座像」(しゅんじょうぼうちょうげんしょうにんざぞう)が安置されています。

俊乗房重源上人は、平安時代末期から鎌倉時代に活躍した僧で、東大寺 大勧進職(寺院建立を取り仕切る最高責任者)として、源平の争乱で焼失した奈良東大寺を復興させた人物です。

このお寺の「最大の見所」を堪能した後は、「インスタ映えする写真」を撮るために、周辺をゆっくり散策。

緩やかな坂道になっている遊歩道を歩いて、高台へ。
一際美しく色づいた木と、お寺がきれいに溶け合う風景を見つけることができました!

大仏殿の向かい側にある山を少し登って、モミジの木をより近くで楽しめる場所へ。

赤と黄、緑の色のバランスがきれいで、しばらく眺めていたくなる風景でした。

お寺を案内してくれた副住職の松本昇正さん。
丁寧な案内をしてくださったおかげで、お寺の歴史も学ぶことができました!

松本さんによると、例年11月中旬から下旬にかけて「紅葉の見頃」を迎え、このシーズンは写真好きの方で賑わうとのこと。
取材に伺った11月12日(月)時点でこれから色づき始める木もいくつかありましたので、11月25日(日)頃までは紅葉を楽しむ事ができそうです。

春は「桜」、梅雨の時期には「あじさい」、秋には紅葉だけでなく「秋明菊」(しゅうめいぎく)など、四季折々の花々が楽しめるそうです。
県外からも多くのお客さんが訪れるのも納得。季節を変えてまた訪れたくなる場所でした!

【新大仏寺】
住所 伊賀市富永1238
電話番号 0595-48-0211
公式URL http://www.shindaibutsu.or.jp
料金 【大仏様などを収蔵した宝蔵庫の拝観料(案内付)】一人300円
アクセス 伊勢自動車道「津IC」から約40分、JR関西本線「新堂駅」から車で約35分
駐車場 あり

※掲載している情報は2018年11月12日時点のものです。
※紅葉の状況はお出かけの前に確認されることをおススメします。

三重県の紅葉スポット特集はこちら!

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