観光三重便りバックナンバー

三重県観光連盟NEWS vol.82をお送りします♪

2010年12月01日 配信

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 三重県観光連盟NEWS vol.82  2010.12.1

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「HPかんこうみえ」はこちら → http://www.kankomie.or.jp/

 ●プレスリリース新着情報
 ●29市町・三重の歴史探訪
 ●マンスリーレビュー・観光三重
 ●三重県観光連盟こぼれ話

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■□■プレスリリース新着情報■□■
 こちらは、観光連盟会員のプレスリリースをお伝えするコーナーです。
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「江~姫たちの戦国~ 江姫ゆかりの地めぐり」(津市)
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 NHK大河ドラマ龍馬伝も最終回を迎え、来年からは、いよいよ第50作
目として、「江~姫たちの戦国~」がはじまります。津市には、お市の方
の三姉妹の末っ子・江が、越前に移るまでの幼少期に過ごしたゆかりの地
が残されています。
   
■伊勢上野城跡 
  伊勢上野城は、室町時代に築城されたと推定され、当時は織田信長の
 弟・信包が城主でした。小谷城が落城(1573年)した後、お市の方と三人
 の娘(茶々、初、江)がこの城に預けられ、信長と信包の生母・土田御
 前とともに暮らしました。
  現在は本城山青少年公園として整備され、資料室には江に関する年表
 や肖像画のレプリカなど約20点が展示され、展望台からは、伊勢湾を一
 望することができます。
 【場所】津市河芸町上野 【時間】9:00~16:30(月曜・年末年始休館)
 【問い合わせ先】津市河芸総合支所 電話 059-244-1700
   
■津城跡
  もともとは、織田信包が1580年に安濃津城として築城したもので、完
 成後、江らも伊勢上野城からここに移り、1582年越前に行くまで暮らし
 ました。
  関ヶ原の戦いの前哨戦で落城焼失した後、初代津藩主となった藤堂高
 虎が津城を築城しました。現在は、石垣と内堀の一部、復元された隅櫓
 が残されており、白壁と老松が苔むした石垣とともに風情な佇まいをみ
 せています。
 【場所】津市丸ノ内
 【問い合わせ先】津市観光協会 電話 059-246-9020
   
■四天王寺(塔世山四天王寺)
  推古天皇の勅願により、聖徳太子が建立したと伝えられています。曹
 洞宗の中本山で、平安時代には大変栄えました。薬師如来座像は、国の
 重要文化財に指定されています。
  信包のところに身を寄せていた土田御前はここに葬られ、今もその墓
 石があります。
 【場所】津市栄町1-892 
 【問い合わせ先】四天王寺 電話 059-228-6797
   
■江姫ゆかりの地周遊バス
  大河ドラマのスタートと合わせ、来年1月9日から、これらの江ゆか
 りの地と、真宗高田派本山の専修寺を、ガイドとともに巡るバスツアー
 が運行されます。予約制。
 【期間】平成23年1月9日(日)~3月31日(木)1名様から出発保証
 【時間】津駅11:10発・15:05着 
 【料金】大人1000円 小学生500円
 【問い合わせ先】(株)観光販売システムズ 電話 052-589-0200

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■□■三重の歴史探訪~わがまち自慢~■□■ 
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 このコーナーは三重県内29市町の様々な「歴史・文化」にスポットを
あて、“わがまち”をご紹介していきます。今回は、木曽岬町です。

 木曽岬町は、伊勢湾に面する木曽川河口域にあり、西は桑名市、東は愛
知県と接しており、河口の輪中を開拓、造成した水郷のまちです。かつて
竹棹1本で操る小舟が葭草生える美しい水郷地帯を行き来する様は、田園
の小ベニスともいわれるほどで、俳人の心をとらえて、俳聖松尾芭蕉によ
って句にも詠まれています。

 今回、東海道唯一の海上交通であった七里の渡し、松尾芭蕉と山口誓子
の句碑、木曽岬町立文化資料館をご紹介します。

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<七里の渡しと田園の小ベニス>
    
 東海道の宿場町、愛知県・熱田から三重県・桑名までは、東海道唯一の
海上交通であった、「七里の渡し」で結ばれていました。この渡しには、
沖を遠く迂回するコース、陸地寄りを通るコース、その中間を通るコース
の3つがあり、舟の大きさ、その日の天候や潮の干満によって、コースが
選ばれていました。

 このうち、陸地寄りのコースは、加路戸(かろと)輪中と源緑(げんろ
く)輪中の間を流れる白鷺(はくろ)川を通っていました。群生する葭の
間を舟で横切るこの航路は、田園の小ベニスといわれるほどの風情ある美
しいもので、人々を楽しませていました。

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<俳人の心をとらえた水郷風景>
    
 田園の小ベニスといわれるほど風情ある水郷・木曽岬を訪れた松尾芭蕉
は、「青柳の 泥にしたたる 汐いかな」と句を詠んでいます。

 白鷺川は、明治24年の河川改修で締め切られ、輪中も陸続きになりまし
た。それでも、いたるところに小川や池沼が残り、葭が生い茂っていまし
た。ここを訪れた山口誓子は、「青葭の 芭蕉の水路 なほ残る」と、芭蕉
が句にした風景に思いを馳せ、句を詠んでいます。

 芭蕉の句は「富田山源盛院(ふでんざんげんせいん)」(1758年建立)
に、誓子の句は「源緑輪中・白鷺川締切の地」(1981年建立)に、それぞ
れ句碑が建てられています。

 お問い合わせ先:木曽岬町産業建設課 電話 0567-68-6105
          http://www.town.kisosaki.mie.jp/

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<木曽岬町立文化資料館>
 
 木曽岬町のパノラマ模型や、民家の復元・ジオラマ模型、ビデオなど、
町の歴史や人々の生活を詳しく紹介しています。海抜0メートルのデルタ
地帯にある、美しくのどかな水郷の中で、時には厳しい自然と格闘しなが
ら、新田開発してきた人々の生活、低湿地帯農業の様子は一見の価値があ
ります。日曜 9:00~16:00開館。

 お問い合わせ先:木曽岬町立文化資料館 電話 0567-68-1617

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■□■マンスリーレビュー・観光三重■□■
このコーナーでは、先月(11月)にあった三重県の出来事をご紹介します
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<松坂城跡が国史跡指定へ>
  
 「松坂城跡」は、この度国の文化審議会で、国史跡に指定するよう文部
科学大臣に答申されました。指定対象は、本丸跡、二の丸跡、希代丸跡な
ど延べ47000平方メートルで、石垣などは織田・豊臣時代に完成された城
郭としての特徴が顕著で、御三家の一つ和歌山藩領地内にあり、近世の政
治・軍事を知る上で貴重なこと等が評価されました。国史跡は県内36件目
で、松阪市では7件目となります。

 松坂城は、蒲生氏郷(1556-1595)が1588年に築城したもので、現在は、
野面積みと呼ばれる豪壮な石垣が残っており、日本百名城にも選ばれてい
ます。敷地内には、本居宣長記念館、歴史民俗資料館、武家長屋敷の御城
番屋敷があり、桜と藤の名所としても知られ、多くの観光客が訪れていま
す。
 松阪市観光交流課 電話 0598-53-4406

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<全国餃子サミット来秋開催>
 
 今年はじめて浜松市で開催された「全国餃子サミット」が、来秋、津市
で開かれることが決まりました。

 ご当地グルメの「津ぎょうざ」をはじめ、ふくしま餃子(福島市)、み
やしろ餃子(埼玉県宮代市)、すそのギョーザ(静岡県裾野市)、浜松餃
子(浜松市)、金沢餃子(金沢市)、八幡ぎょうざ(北九州市)の、餃子
でまちおこしを実践している7地域の餃子自慢団体が集まり、まちづくり
について意見交換する予定です。

 今年開催されたサミットには、2日間で約10万人が来場し、各地のブー
スは行列ができる大盛況でした。来秋が楽しみです。

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□□□ 三重県観光連盟 発 こぼれ話 □□□ 
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<津ぎょうざゆるキャラ・つつみん>
  
 来秋の全国餃子サミットにも登場する津市のご当地グルメ「津ぎょう
ざ」。直径15センチの皮で包んだ揚げ餃子です。

 この度、マスコットキャラクターの名前が「つつみん」に決まりました。
餃子を「包む」と「津市民」の読みに似ている点が評価されたそうです。

 このつつみん、「津」にかけて、平成22年2月22日午前2時22分生まれ、
身長は津ぎょうざの皮の直径と同じ15センチです。これからいろんなとこ
ろにお目見えします。

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の公開はご遠慮くださいますようお願いします。

※このご案内は、「平成22年三重県観光・記者発表会及び交流会」で
参加された方等を中心に配信しています。今後配信を希望されない方は、
お手数ですが事務局までご連絡をお願いします。

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◇発行: 社団法人 三重県観光連盟
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