三重県観光連盟NEWS vol.62をお送りします♪
2009年04月01日 配信
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三重県観光連盟NEWS vol.62 2009.4.1
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「HPかんこうみえ」はこちら → http://www.kankomie.or.jp/
●プレスリリース新着情報
●29市町・三重の歴史探訪
●マンスリーレビュー・観光三重
●三重県観光連盟こぼれ話
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■□■プレスリリース新着情報■□■
こちらは、観光連盟会員のプレスリリースをお伝えするコーナーです。
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●紀勢本線全通50周年キャンペーン!
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紀勢本線は、平成21年7月15日(水)に全線開通50周年
を迎えます。これに伴い、JR東海では、JR西日本および地元自治
体などと連携し、”結ばれ愛され50年“をキャッチコピーに、
「紀勢本線全通50周年キャンペーン」を実施します。
4月1日(水)から9月30日(水)の期間中には、紀勢本線
全駅を対象に駅名によるしりとりラリーを実施、踏破駅数により
抽選で、ペア宿泊券・地元の特産品等があたります。
また、7月15日(水) には亀山駅~白浜駅間記念イベント列
車の運転や、8月29,30日の土・日には、紀伊半島を一周す
る団体記念列車の運転も計画されています。そのほかにも、
7月18日(土)には紀勢本線全通50周年記念ウォーキング、
9月には亀山駅で車両展示などのイベントなど、半年間に渡り楽
しい記念行事が目白押しです。
また、県内の指定の駅では記念入場券や記念乗車券が限定発売さ
れますので、この機会にぜひ紀勢本線を利用して、三重の旅をお
楽しみ下さい。
お問い合せ先: JR東海テレフォンセンター
電話:050-3772-3910 http://jr-central.co.jp/
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●“ミキモト真珠島2009年特別展&
ゴールデンウィークイベント(鳥羽市)
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「真珠宝飾五絃琵琶」は、株式会社ミキモト装身具が創業100周
年を記念して、2007年に制作した美術工芸品で、正倉院宝物の
中でも屈指の名宝と言われる「螺鈿紫檀五絃琵琶」をモチーフとし
ています。
全長108㎝の琵琶にはアコヤ貝真珠6,284個をはじめ、ダイ
アモンド4,408個(220カラット)がちりばめられるなど、
およそ2年半もの歳月をかけて制作された逸品です。
今回、特別展として、4月18日(土)から5月10日(日)まで、
ミキモト真珠島 真珠博物館1階の企画展示室でご覧いただけます。
荘厳な美しさと、高度な装身具製作の技をぜひご堪能下さい。
また、ゴールデンウイークイベントとして、4月25日から5月6
日の期間中「真珠のティアラで華麗に変身」「白い磯着であなたも
海女さん」「なりきり養殖場長」など、ミキモト真珠島ならではの
コスプレにチャレンジできます。参加料は無料、思い出づくりにい
かがでしょうか。
お問い合せ先:ミキモト真珠島 電話0599-25-2028
http://www.mikimoto-pearl-museum.co.jp
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●絢爛豪華な牡丹の競演!いなべぼたんまつり(いなべ市)
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いなべ市藤原町にあるいなべ市農業公園では、エコ福祉広場内のぼ
たん園で4月29日(祝)から5月6日(振替休日)の間、牡丹まつ
りを開催します。
東海地区最大5千本の牡丹の花をご覧頂くとともに、5月3日(祝)
は特別イベント、楽しい催し物を実施予定です。
入園料:大人500円(中学生以上)、小学生以下は無料、駐車場代無料。
お問い合せ先:いなべ市農業公園 電話 0594-46-8377 http://www.city.inabe.mie.jp/
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■□■三重の歴史探訪~わがまち自慢~■□■
三重県内29市町の様々な「歴史・文化」にスポットをあて、“わがま
ち”をご紹介していきます。今回は、桑名市です。
東海道42番目の宿場町として栄えた桑名市からは 諸戸家ゆかりの名
所にスポットをあてご紹介します。
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<川とともに発展した城下町>
桑名は木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)が伊勢湾に流れる河口に位
置し、商人や物資が集まる水運の拠点として古くから栄えていました。
関ヶ原の戦い後、徳川四天王の一人である本田忠勝が桑名城主となり、東
海道の七里の渡船場がある宿場として指定されると、旅籠屋、茶店が建ち
並び、木曽三川伊勢湾の港町として発展しました。江戸末期には、本陣2
軒のほか、旅籠屋が120軒を連ねたといわれ、行き交う旅人で桑名の城
下町は大いに賑わいました。
<桑名の青年実業家 諸戸氏 >
このように東海道の宿場町として、また港湾・商業都市として栄えた桑
名の地で、地の利を生かして事業を成功させた人物がいました。諸戸清九
郎は、今の三重県木曽岬町で代々庄屋をつとめていましたが、江戸末期、
清九郎の代に塩の売買で失敗し2000両もの負債を抱えてしまいます。
清九郎の長子清六は、一家で移住した桑名で、父の死後米穀業を営み、わ
ずか3年で負債を完済するほどの成功を収めました。明治維新の後も事業
を拡大しながら、次々と田畑を開墾し、山林を植林し、日本一の大地主と
なりました。
その一方で、当時飲料水事情が悪かった桑名に私財を投じて上水道を引き、
一般市民にも開放するなど、桑名のまちづくりにも貢献しました。
<諸戸家ゆかりの名所 >
また、数々の名所も残されています。国の重要文化財に登録され
ている六華苑は、二代目諸戸清六の新居として、大正2年(1913)に
竣工した洋館、和館、その他からなる邸宅です。鹿鳴館の設計で有
名なイギリス人建築家ジョサイア・コンドルが木造2階建スレート
葺の洋館の設計にあたりました。
「諸戸氏庭園」は、室町時代には「江の奥殿」と呼ばれ、江戸時代、
貞享三年(1686年)に桑名藩の御用商人であった山田彦左衛門が隠
居所として購入し、造園した庭園を清六が買い取り、新たに増築し
たものです。
庭園面積は8,000坪。諸戸精文の敷地内の一画に庭園があり、
この庭園は池水を利用してこの景観に妙趣をこらしています。建物
は国重要文化財であり、庭は国の名勝に指定されています。
<諸戸氏庭園 春の一般公開 >
諸戸氏庭園は普段は非公開ですが、春と秋に一般公開をしています。
この春の一般公開は、4月15日~6月30日です。
園内では、本邸・大門・御殿・玉突場と国の重要文化財をご覧いた
だけます。また、例年6月上旬には庭園は花菖蒲で埋め尽くされます。
お問い合わせ先:(財)諸戸会 電話0594-25-1004
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■□■マンスリーレビュー・観光三重■□■
このコーナーでは、先月(3月)におこった三重県の出来事をご紹介します
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○『ナガシマこども遊園地 キッズタウン』オープン!(桑名市)
3月19日(木)、桑名市長島町にある遊園地 ナガシマスパーランド内に
約23,000 ㎡の「ナガシマこども遊園地 キッズタウン」がオープンしました。
緑あふれるエリア内には、全部で18種類のキッズ向けのアトラクションが
揃い、授乳室や多目的トイレも新設され、三世代が楽しく快適に遊べる空間
となりました。
お問い合わせ先:長島観光開発株式会社 企画宣伝部
電話0594-45-1111(代表)
○藤堂高虎公入府400年記念事業が閉幕!(津市)
約1年に渡り繰り広げられた、藤堂高虎公の入府400年記念事業の最終イ
ベントが3月22日(日)に津市内で行われました。当日は、地域キャラクタ
ーも応援に駆けつけ、賑やかなフィナーレとなりました。このイベントは年間
を通じ95万人の参加があり、高虎公が築いた津城とそのお膝元である津のま
ちを情報発信するよい機会になったようです。
お問い合わせ先:藤堂高虎公入府400年記念事業実行委員会
電話059-229-3297 http://www.tsukanko.jp/takatora/
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□□□ 三重県観光連盟 発 こぼれ話 □□□
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○馬と猪名部(いなべ)神社 (東員町)
三重県の北勢地方に、東員町という町があります。町には三重県の無形民俗文
化財「流鏑馬」「上げ馬」で有名な猪名部神社があり、この「猪名部」はこの
地に住んでいた豪族の名前から来ています。その一人猪名部真根は建築技術に
優れた人でしたが、時の天皇(雄略天皇)に一度は死罪を言い渡されたところ
をギリギリのところでお許しをいただくことになり、その知らせを伝える者が
死刑場に「馬に鞍をつけずに走らせたので間に合った」と日本書記に記されて
おり、間一髪のところで命を救われたそうです。
そのような史実との関係は定かではないですが、不思議なことにこの地方では
馬のお祭りが盛んです。全国には230カ所以上に馬の祭事がありますが、
「上げ馬神事」はこの地方だけだそうです。
今年は4月4、5日に「流鏑馬」「上げ馬」の神事が開催されますので、ぜひ
お出かけ下さい。
お問い合せ先:東員町観光協会 電話0594-76-6989
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□□三重県観光連盟メディア専用ホームページがリニューアルしています!
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人気の高いフォトライブラリー等を中心にレイアウトを見直した他、
「かんこうみえ」トップページから、メディアのHP認証画面につなが
るリンクページをつけるなど、更に使いやすくしました!
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[kankomie2009]に変更されましたのでご注意ください)
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加された方等を中心に配信しています。希望されない方はお手数です
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