博物館登録50周年記念特別展 《蔦屋重三郎と珠玉の浮世絵―写楽・国芳・国貞・広重―》 ハクブツカントウロク50シュウネンキネントクベツテン ツタヤジュウザブロウとシュギョクノウキヨエ シャラク・クニヨシ・クニサダ・ヒロシゲ

博物館登録50周年記念特別展 《蔦屋重三郎と珠玉の浮世絵―写楽・国芳・国貞・広重―》
博物館登録50周年記念特別展 《蔦屋重三郎と珠玉の浮世絵―写楽・国芳・国貞・広重―》
博物館登録50周年記念特別展 《蔦屋重三郎と珠玉の浮世絵―写楽・国芳・国貞・広重―》
博物館登録50周年記念特別展 《蔦屋重三郎と珠玉の浮世絵―写楽・国芳・国貞・広重―》

開催日:2025年9月6日(土)~2025年11月9日(日)

新発見の写楽! 国内現存唯一!!

石水博物館の主な所蔵資料は、江戸時代初期から伊勢国屈指の豪商として知られた木綿問屋川喜田久太夫(かわきたきゅうだゆう)家の旧蔵品です。川喜田家は津に本拠を置き、寛永三年(1626)から江戸の日本橋大伝馬町(おおでんまちょう)一丁目(東京都中央区本町三丁目)に大店(おおだな)を構えて昭和十三年(1938)までの約300年間、木綿太物(ふともの)を商った江戸店(えどだな)持ちの伊勢商人でした。
 日本橋界隈は交通の要衝で、商業の中心地として発展するとともに、多くの書肆(しょし)(書物を出版、販売する店)が立ち並ぶ、出版文化の発信地でもありました。川喜田家の歴代当主は、津に住みながら江戸店と津の本家との間の定期便を利用し、江戸の出版物をリアルタイムに享受できた特殊な環境にありました。また、江戸の文化人たちとの交流も広く、彼らとの手紙のやり取りも頻繁に行っています。
 本展ではまず、今年の大河ドラマ「べらぼう」(NHK)の主人公蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう)(1750~97・以下「蔦重」)にスポットをあてます。蔦重は、江戸の遊郭吉原で育ち貸本業から身を起こすと、新たな業種のメディアを掛け合わせた業態を次々と開拓、ついには川喜田家の江戸店から徒歩数分の場所に位置する日本橋通油町(とおりあぶらちょう)(中央区日本橋大伝馬町13番地)に出て、歌麿や写楽の浮世絵をヒットさせるなど活躍した書肆の一つです。『新吉原細見(しんよしわらさいけん)』ほか蔦重が手掛けた書物や、このたび千歳文庫から発見された国内現存唯一の写楽の浮世絵二点を初公開します。加えて、江戸における出版物や浮世絵を中心に、伊勢商人が見た江戸の文化や娯楽をご紹介します。

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詳細情報

開催期間
2025年9月6日(土)~2025年11月9日(日)
会場
石水博物館
住所
〒514-0821 津市垂水3032番地18
電話番号
0592275677
平均滞在時間
30分~1時間程度
営業時間

午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)

休業日

月曜日(祝日の場合は翌日)、展示替期間、年末年始、冬期休館

利用料金

一般……500円
団体(20名以上)……400円
学生(高校生以上)……300円
中学生以下……無 料
障害者手帳お持ちの方及び付添者1名……300円

公共交通でのアクセス情報

●JR・近鉄津駅東口より三重交通バス(久居駅方面行)にて15分、「青谷口」下車徒歩8分
●近鉄久居駅西口より三重交通バス(津駅方面行)にて10分、「青谷口」下車徒歩8分
●JR阿漕駅より徒歩12分

車でのアクセス情報

■津市街から
国道23号線「大倉」の交差点を県道776号線(久居方面)へ。JRの踏切を越え、約200m先岩田池手前の細い道(角に看板あり)を左折、約300m先左側。
■久居方面から
国道165号線の交差点を県道776号線(四日市・三重県運転免許センター方面)へ。岩田池を越えて細い道(角に看板あり)を右折、約300m先左側。

駐車場

15台

トイレ

あり

※ 2025年8月時点の情報です。日程、料金等が変更されている場合がありますので、お出かけの際は問い合わせ先にご確認ください。

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