伊勢神宮の神嘗祭を祝う「初穂曳」とは?陸曳・川曳の見どころと2026年最新スケジュールをご紹介
掲載日:2026.10.05
初穂曳(はつほびき)とは、伊勢神宮で最も重要とされる年間行事「神嘗祭(かんなめさい)」にあわせて、その年に収穫された新穀(初穂)を伊勢神宮に奉納し、豊かな実りに感謝を捧げる三重県伊勢市の伝統的な民俗行事です。
20年に一度行われる伊勢神宮の「式年遷宮」では、ご神木を運ぶ「お木曳行事」や、境内に敷き詰める白い石を運ぶ「お白石持行事」という伝統行事があります。この歴史ある奉曳技術や市民の団結を途絶えさせないため、昭和47年(1972年)から毎年の神嘗祭に合わせて「初穂曳」として受け継がれ、令和8年の今年で第55回を迎えます。
2026年10月15日(木)、16日(金)に行われる初穂曳について、詳しいスケジュールなどを紹介します。
初穂曳 外宮領陸曳
外宮領 陸曳(げくうりょう おかびき)は、今年は3台の奉曳車を使用して、それぞれに稲束、俵を積んで、たわわに稔ったお初穂を飾り奉曳します。これは、お木曳・お白石持行事における荷締め等の技術を継承する意義も併せ持ちます。
また、曳き手は伊勢の町衆、皇學館大学生、そして次世代を担う伊勢の子どもたちが担当。木遣り唄が秋空に響く中、「エンヤ!」のかけ声で奉曳車を外宮北御門へと曳き入れます。そして、お初穂を手にして外宮へ奉納し、収穫への感謝を込めて一同で参拝します。
コラム
外宮領陸曳のスケジュール
▶日時
10月15日(木)
1番車・2番車 9時30分~12時30分頃
3番車 13時00分~15時00分頃
到着後 奉納・参拝
初穂曳 内宮領川曳
内宮領川曳(ないくうりょうかわびき)は、初穂船を曳き、五十鈴川をさかのぼってお初穂を奉納します。旧内宮領地域で伝統的に川曳を行う町が例年持ち回りで行います。2026年は四郷地区が担当します。
宇治橋の上から多くの参拝者が見守る中、米俵を積み込んだ初穂船が、浦田橋の下手から宇治橋まで、木遣り唄と法螺貝ほらがいの音を響かせながら川の中を曳き進みます。
皆が心を合わせ、川から神苑へと初穂船を一気に曳きこむ壮観な様子は、 内宮の秋の風物詩です。
コラム
内宮領川曳のスケジュール
▶日時
10月16日(金) 10時00分~15時00分頃
▶担当
四郷地区
到着後 奉納・参拝