特別展 《NIGO®と半泥子》
特別展 《NIGO®と半泥子》

特別展「 NIGO®と半泥子」が 石水博物館で開催されています!

掲載日:2025.11.17

三重県津市にある石水博物館では、世界的ファッションデザイナーのNIGO®(にごー)(1970~)と、石水博物館創設者の川喜田半泥子(かわきたはんでいし)(1878~1963)の2人のクリエーターの競演、特別展 《NIGO®と半泥子》が開催されます。

三重県の財界人として活躍する一方で、趣味の陶芸家としてもその名を轟かせた半泥子。その半泥子のことを敬慕し半泥子作品の大コレクターでもあるNIGO®は、今年作陶10周年を迎え、これを記念した特別展 《NIGO®と半泥子》が企画され、半泥子作品やNIGO®の自作茶碗などが披露されます。

ともに茶の湯文化に魅了された、天性のクリエーター2人の競演が堪能できる展覧会の詳細についてご紹介します。

特別展《NIGO®と半泥子》の開催期間・観覧料・アクセスなどの詳細情報

〇開催期間
 2025年11月15日(土)〜2026年1月12日(月・祝)
 ※月曜日(祝日の場合は翌日)、展示替期間、年末年始、冬期休館

〇開館時間
 10:00~17:00(最終入場は16:30まで)

〇入館料
 一般 500円・学生300円(中学生以下無料)※20名様以上の団体料金 400円

〇開催場所
 石水博物館(〒514-0821 津市垂水3032番地18)

〇アクセス
 公共交通機関
 ・JR・近鉄津駅東口より三重交通バス(久居駅方面行)にて15分、「青谷口」下車徒歩8分
 ・近鉄久居駅西口より三重交通バス(津駅方面行)にて10分、「青谷口」下車徒歩8分
 ・JR阿漕駅より徒歩12分
 ・近鉄南が丘駅より徒歩25分
 
 ・津市街から
  国道23号「大倉」の交差点を県道776号線(久居方面)へ。約200m先岩田池手前を左折
 ・久居方面から
  国道165号の交差点を県道776号線へ。岩田池を越えて細い道(角に看板あり)を右折

〇駐車場
 あり(無料)
 

石水博物館

石水博物館は、川喜田久太夫(号:半泥子)が昭和5年に地域文化の振興と社会福祉活動の拠点として設立した財団法人石水会館を母体とした博物館。

石水博物館の所蔵品は、江戸時代に伊勢商人の豪商であった川喜田家の旧蔵資料を中心とし、その分野は茶道具、日本画、洋画、古書典籍、錦絵、伊勢商人関係歴史資料など多岐にわたります。

また、同家十六代当主であり陶芸家としても知られる川喜田半泥子の作品や周辺資料も多数保存管理しています。

 

コラム

川喜田半泥子とは?

川喜田半泥子(かわきたはんでいし)は、歌川広重の浮世絵にも描かれている豪商「川喜田家」15代目の長男として誕生しました。生後まもなく父を亡くし、1歳で16代目当主となりました。
陶芸家や実業家などさまざまな顔を持ち、三重県津市に本店を構える百五銀行の6代目頭取も務めました。
絵画、俳句、写真など多彩な趣味を極め、型にとらわれない、自由でおおらかな作風は、半泥子の人柄に重ねて語られています。

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観光三重 編集部

世界的ファッションデザイナーのNIGO®(にごー)が魅せられた茶の湯文化。現在のストリートカルチャーの礎を築き上げたNIGO®の半泥子コレクションや、自作茶碗25点などが披露される、特別展《NIGO®と半泥子》。新旧のクリエーターの競演をぜひお楽しみください。

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