三重県南部の広い領域を占めるのが、吉野熊野国立公園です。北部から南西部にかけては山脈が走り、南部には北山川と熊野川、東部には熊野灘が広がります。変化に富んだ自然と景観を楽しめるエリアです。
北部の山岳地帯の大杉谷は日本三大峡谷の一つの呼び声高く、ユネスコエコパークにも登録されています。また、公園内の熊野古道”伊勢路”は世界でも有数の「道」の世界遺産。中でも南部の熊野川は、”川の参詣道”として知られています。かつてこの道をたどった旅人に思いを馳せる、このエリアではそんな楽しみ方もおすすめです。
そして巨岩や奇岩、断崖が続く"瀞峡（どろきょう）"も景勝地、アクティビティの人気スポットです。さらに、熊野灘の海岸線も見逃せません。絶壁そそり立つ楯ヶ崎の他、遥々と広がる七里御浜にはフォトジェニックな名所が続きます。自然が作り出した景観が楽しめるだけでなく、それにまつわる歴史にも興味をそそられるエリアです。
奥深い自然と歴史が結びついたこの地は、何度でも訪れたくなる魅力を持っています。
吉野熊野国立公園内の自然はアクティビティの舞台にもなります。大杉谷には多くの登山ファンが集います。また熊野川には三反帆をはじめ、川の流れと景観を楽しめるアクティビティがあります。そして新鹿海岸で海水浴を楽しめるだけでなく、楯ヶ崎の遊覧船も海を感じられる人気のアクティビティになっています。
温暖で多湿なこの地域の気候は、奥深い自然を作り上げてきました。見上げる樹々の力強さは、畏敬の念を覚えさせるほど。世界的にも珍しい「道」の世界遺産。熊野古道伊勢路と呼ばれ、何百年も昔から祈りの道として歩まれたこの道は、今も変わらず悠久の山々に見守られています。
黒潮の影響で温暖な気候の熊野灘沿岸はみかんの栽培に適しています。特に御浜町は「年中みかんがとれるまち」として有名です。程よい酸味のある品種や濃厚な香りと甘みが味わえる品種など、時期や好みに合わせて様々なみかんが味わえます。中にはこのエリアだけでしか栽培されていない品種もあります。あなた好みのみかんを探してみませんか？
日本一の清流「宮川」と日本三大峡谷の１つに数えられる「大杉谷」がある町「大台町」。吉野熊野国立公園に指定され、町土の約90％以上が森林を占めるこの地で、山と川のアクティビティを満喫する１泊2日のモデルコースをご紹介します♪
吉野熊野国立公園の中で、熊野市を中心とした名勝を巡る１泊２日のモデルコースをご紹介！海・山・川を網羅しているのはもちろん、世界遺産をアクティビティで満喫したり、丸山千枚田や青の洞窟など熊野が誇る絶景を巡りましょう♪
吉野熊野国立公園エリアの中で、熊野灘～熊野川流域をめぐるモデルコースをご紹介！町歩きや自然・文化体験、地元の方との交流でローカルな雰囲気を楽しもう♪心身ともにリフレッシュできる１泊２日のワーケーションステイプランです♪
三重県が誇る２つの国立公園「伊勢志摩」と「吉野熊野」を縦断しながらワーケーションステイを行う１泊２日のモデルコースをご紹介。かつて人々が巡礼した伊勢路の自然や文化に目を向け、このエリアならではのアクティビティや美味しい食材を満喫してください！
熊野灘エリアは目の前に広がる海と細く入り組んだ路地が特徴的でお散歩に最適です。アイディアが浮かばない時や気分転換が必要な時にはふらっと外へ。”異”日常の景色に湧き上がる探検心が、いつもと違った発想をもたらしてくれるかも。さらに、市街地にはコンビニやスーパーも点在しているから、生活面の便利さも両立！
このエリアはビジネスホテルと民宿が多いのが特徴。ビジネスホテルも全国展開のチェーン店ではなく、個人経営のホテルが多め。だからこそ画一化されておらず、どこか落ち着く、アットホームな雰囲気を感じさせてくれます。有名な紀州の干物を食べれば朝からエネルギー満タン！地域に溶けこみ、暮らすように旅する。長期的な滞在におすすめです。
鬼ヶ城や獅子岩など自然が作り出した景観を楽しむのがおすすめ！イザナミノミコトが葬られ、日本最古の神社とも言われる花の窟もぜひ訪れてほしいスポットです。七里御浜もあり、お散歩スポットがたくさんあるこのエリアなので、徒歩や自転車で気軽に回れるのが嬉しいところです。
興味がある方は、地元の方々と一緒に七里御浜での釣りにチャレンジしてみるのもおすすめ！思わぬ大物に出会えるかも。
