二見興玉神社「夏至祭」(旬体験!三重県おでかけ情報:2017年6月16日放送内容)
2017.06.16
夫婦岩で有名な伊勢市の二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)の「夏至祭」についてご紹介します。
※ぎふチャン(岐阜放送)ラジオ「旬体験!三重県おでかけ情報」<2017年6月16日(金)放送内容>
AM1431kHz(岐阜)/AM720kHz(高山)/AM1197kHz(下呂)
パソコン・スマホ: http://radiko.jp/#GBS
パーソナリティ:西金之助さん、竹内万理さん
夫婦岩で有名な二見興玉神社

竹内:三重県の旬の観光情報をお届けする番組「旬体験!三重県おでかけ情報」。今日は、伊勢市にあります、二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)の「夏至祭」についてご紹介します。
ご紹介頂くのは、二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)権禰宜(ごんねぎ)の岡 みどりさんです。岡さん、よろしくお願いします。
岡:よろしくお願いします。
西:まずは二見興玉神社について教えてください。
岡:猿田彦大神をお祀りする当社は、日の出の名所として知られ、更には古来より禊の聖地として、全国の皆様より御崇敬を賜って参りました。伊勢神宮参拝の前には、この清き渚、二見浦で心身を清めるのが慣わしとされて来ました。
竹内:2つの岩が寄り添うように見える夫婦岩は、大変有名ですね。
岡:夫婦岩は、沖合に鎮まります霊石・興玉神石と、日の出を遥拝する鳥居とされて居ります。縁結び、夫婦円満、交通安全、道開きの神として信仰されて居ります。
二見興玉神社の夏至祭

西:なるほど鳥居ですか。昇る朝日を拝むというのは何とも言えない感動がありますね。今日ご紹介頂く「夏至祭」も夏至の朝日を拝する祭りだそうですね。
岡:はい。6月21日(水)、午前3時30分より夏至祭が斉行されます。祭典終了後、夫婦岩の間より富士山を望み、その背から輝き昇る朝日を拝し、心身を浄化する禊 修法(みそぎ しゅほう)が執り行われます。夏至の朝日を拝する神厳さは、筆舌に尽くしがたい感動を覚えます。
竹内:夏の太陽、しかも朝日ということで、浄化と共に強いパワーがもらえそうですね。
岡:全国より約250名の皆様が参加されます。
西:毎年参加される方も多いでしょうね。
龍宮社

西:その他、二見興玉神社にいったら、おすすめの場所や過ごし方など、ありますか。
岡:夫婦岩を通り抜け、境内を進んで頂くと「龍宮社(りゅうぐうしゃ)」がございます。津波、災いなきよう海上安全、大漁満足等、海の守り神として信仰されています。是非こちらへもお参り頂ければと思います。
竹内:海を見ながら参道を歩くわけですよね。清々しい海風や波の音、磯の香りに包まれながら参拝するのは格別ですね。
猿田彦大神のお使いとされる二見蛙

竹内:また参道には、多くのカエルの石像が置かれているそうですね。
岡:はい。猿田彦大神のお使いとされる二見蛙が多数奉納されています。
西:無事にかえる、貸したものがかえるといわれますね。
岡:二見興玉神社の手水舎(ちょうずや)にも、カエルがいます。カエルに水をかけると、願いが叶うといわれる満願蛙(まんがんがえる)です。
竹内:「若返る」という願いも叶えてくれるでしょうか。
岡:信仰があつければ、叶えてくれると思いますよ。
伊勢夫婦岩ふれあい水族館 伊勢シーパラダイス

岡:境内をそのまま進んで頂くと、「伊勢夫婦岩ふれあい水族館 伊勢シーパラダイス」へたどり着きます。トドを始め、愉快な動物たちが待ち受けております。心の癒やしにご観賞下さい。
西:いいですね。
岡:お腹が空けば、伊勢シーパラダイスに隣接しているレストランで伊勢志摩の海産物、伊勢エビ、アワビ、大アサリ、サザエ、牡蠣等、味わって頂ければご満足されると思います。また、濃いタレの伊勢うどんも絶品ですよ。
竹内:食べ物も美味しいですよね。素敵な旅のコースをご紹介頂いて、ありがとうございます。6月21日、午前3時30分より行われる「夏至祭」で朝日を拝み、二見興玉神社をゆっくり参拝した後は、伊勢の旅を楽しみたいですね。最後に一言お願いします。
岡:皆様、この絶景の時期、素晴らしいこの感動を是非ご体験頂ければと思います。ご参加お待ちしております。
アクセス方法
西:夏至祭が行わる二見興玉神社までのアクセス方法です。
お車をご利用の場合は、伊勢二見鳥羽ライン「二見IC」下車、3分。
公共交通機関でお越しの場合は、JR参宮線「二見浦駅(ふたみのうらえき)」から徒歩で15分。
お問い合わせは、「二見興玉神社」電話番号 0596-43-2020
竹内、西:岡さん、今日はありがとうございました。
岡:ありがとうございました。
【関連情報】
○二見興玉神社スポット情報
○伊勢シーパラダイス取材レポート「伊勢神宮から車で15分!伊勢夫婦岩ふれあい水族館 伊勢シーパラダイスで海獣たちと交流」