高田本山専修寺 「お七夜」(旬体験!三重県おでかけ情報:2020年1月10日放送内容)
2020.01.10
今日は、津市にあります、高田本山専修寺の「お七夜」についてご紹介します。
※ぎふチャン(岐阜放送)ラジオ「旬体験!三重県おでかけ情報」<2020年1月10日(金)放送内容>
AM1431kHz(岐阜)/AM720kHz(高山)/AM1197kHz(下呂)
パソコン・スマホ: http://radiko.jp/#GBS
パーソナリティ:藤井裕生さん、竹内万理さん
※ぎふチャン(岐阜放送)ラジオ「旬体験!三重県おでかけ情報」<2020年1月10日(金)放送内容>
AM1431kHz(岐阜)/AM720kHz(高山)/AM1197kHz(下呂)
パソコン・スマホ: http://radiko.jp/#GBS
パーソナリティ:藤井裕生さん、竹内万理さん

竹内:三重県の旬の観光情報をお届けする番組「旬体験!三重県おでかけ情報」今日は、津市にあります、高田本山専修寺の「お七夜」についてご紹介します。
ご紹介頂くのは、高田本山専修寺の玉野 章法(さんです。玉野さん、よろしくお願いします。
玉野:おはようございます。高田本山専修寺の玉野です。よろしくお願いします。
藤井:まずは、高田本山専修寺の歴史からおうかがいします。
玉野:高田本山専修寺は、浄土真宗の宗祖であります親鸞聖人が54歳の時、下野国高田、現在の栃木県真岡市高田に、お寺を建立したことに始まります。
ご紹介頂くのは、高田本山専修寺の玉野 章法(さんです。玉野さん、よろしくお願いします。
玉野:おはようございます。高田本山専修寺の玉野です。よろしくお願いします。
藤井:まずは、高田本山専修寺の歴史からおうかがいします。
玉野:高田本山専修寺は、浄土真宗の宗祖であります親鸞聖人が54歳の時、下野国高田、現在の栃木県真岡市高田に、お寺を建立したことに始まります。

竹内:もともと、栃木県にあったということですか。
玉野:はい。そうです。
高田本山専修寺は、浄土真宗の十派のひとつであります真宗高田派の本山ですが、今から500年程前、現在の津市一身田町に、移転されました。
現在も、栃木県の寺は、本寺専修寺として残されています。
藤井:国宝のお堂があるそうですね。
玉野:はい。平成29年11月に、当寺の御影堂と、如来堂の二つのお堂が国宝指定されました。
竹内:どのような特徴が評価されたのですか。
玉野:はい。御影堂は、1666年に建立された建物で、親鸞聖人の木像を安置しており、国宝木造建築物でも5本の指に入る巨大なお堂です。内部は金箔がはりめぐらされていて、豪華絢爛な様子になっております。
藤井:御影堂は、存在感のある外観と、華麗な内観を併せ持つお堂なのですね。
玉野:はい。そして、如来堂は1748年に建立された建物で、私どものご本尊であります阿弥陀如来像が安置されておりますので、こちらが本堂となります。
こちらの阿弥陀如来像は、快慶作で重要文化財の指定を受けております。
華麗な彫刻が至る所に施されており、彫刻のお堂と言っても過言ではありません。
玉野:はい。そうです。
高田本山専修寺は、浄土真宗の十派のひとつであります真宗高田派の本山ですが、今から500年程前、現在の津市一身田町に、移転されました。
現在も、栃木県の寺は、本寺専修寺として残されています。
藤井:国宝のお堂があるそうですね。
玉野:はい。平成29年11月に、当寺の御影堂と、如来堂の二つのお堂が国宝指定されました。
竹内:どのような特徴が評価されたのですか。
玉野:はい。御影堂は、1666年に建立された建物で、親鸞聖人の木像を安置しており、国宝木造建築物でも5本の指に入る巨大なお堂です。内部は金箔がはりめぐらされていて、豪華絢爛な様子になっております。
藤井:御影堂は、存在感のある外観と、華麗な内観を併せ持つお堂なのですね。
玉野:はい。そして、如来堂は1748年に建立された建物で、私どものご本尊であります阿弥陀如来像が安置されておりますので、こちらが本堂となります。
こちらの阿弥陀如来像は、快慶作で重要文化財の指定を受けております。
華麗な彫刻が至る所に施されており、彫刻のお堂と言っても過言ではありません。

竹内:そういった点で、国宝としての価値を認められたのですね。
そんな、建築技術や芸術性の高いお堂がある高田本山専修寺で、毎年1月に、恒例行事が行われるのですね。
玉野:はい。「お七夜」、正式名称は、「報恩講」といい、浄土真宗の教えを開かれた宗祖親鸞聖人を偲んでお勤めされる法要です。
毎年1月9日から16日までの8日間行われ、七昼夜にわたってお勤めすることから、「お七夜さん」と呼ばれ、昔から大切に勤められてきました。
藤井:たくさんの参拝客で賑わう行事で、催しもいろいろあるそうですね。
玉野:はい。国宝御影堂での僧侶によるお勤め、お説教をはじめ、県指定名勝「雲幽園」の一般公開、精進料理のお非時を召し上がっていただいたり、若手僧侶の会による「こども広場」など、盛りだくさんの催しがございます。
そんな、建築技術や芸術性の高いお堂がある高田本山専修寺で、毎年1月に、恒例行事が行われるのですね。
玉野:はい。「お七夜」、正式名称は、「報恩講」といい、浄土真宗の教えを開かれた宗祖親鸞聖人を偲んでお勤めされる法要です。
毎年1月9日から16日までの8日間行われ、七昼夜にわたってお勤めすることから、「お七夜さん」と呼ばれ、昔から大切に勤められてきました。
藤井:たくさんの参拝客で賑わう行事で、催しもいろいろあるそうですね。
玉野:はい。国宝御影堂での僧侶によるお勤め、お説教をはじめ、県指定名勝「雲幽園」の一般公開、精進料理のお非時を召し上がっていただいたり、若手僧侶の会による「こども広場」など、盛りだくさんの催しがございます。

竹内:今回初めて行われる催しもあるそうですね。
玉野:はい、今回、観世流のご協力を得まして、1月13日、能楽ワ-クショップを開催します。場所は、重要文化財の対面所。重要文化財を活用して、皆様に日本の伝統文化に触れて頂こうと企画しました。
藤井:能楽のワ-クショップといいますと、どういった内容ですか。
玉野:謡や舞を鑑賞したり、実際に謡や所作などを体験していただけます。
竹内:能楽をより楽しむための貴重な機会になりますね。参加するにはどうしたらよろしいですか。
玉野:はい、1月13日当日12時半開始予定ですので、それまでに対面所へお越しください。
先着100名様、料金は無料です。
藤井:その他にも、玉野さんのおすすめがあるそうですね。
玉野:はい。1月15日の12時30分から13時30分には、国宝御影堂の中陣特別拝観を行います。
この時間にお越しいただければ、普段は入れない場所で内陣を御覧いただくことができます。こちらも料金は無料です。
竹内:1時間だけの特別拝観というわけですか。こちらも貴重な経験になりますね。
玉野:はい。その他、門前には、たくさんの屋台が立ち並びますし、境内には、寺カフェとして茶所「蓮心庵」があり、仏間で飲食をしたり、いろいろなお土産物をお求めいただけます。
また、1月15日は、お堂が深夜12時まであいております。
提灯でライトアップされた境内を観ることができ、絶好の撮影スポットになるかと思います。皆様でぜひお越しください。
玉野:はい、今回、観世流のご協力を得まして、1月13日、能楽ワ-クショップを開催します。場所は、重要文化財の対面所。重要文化財を活用して、皆様に日本の伝統文化に触れて頂こうと企画しました。
藤井:能楽のワ-クショップといいますと、どういった内容ですか。
玉野:謡や舞を鑑賞したり、実際に謡や所作などを体験していただけます。
竹内:能楽をより楽しむための貴重な機会になりますね。参加するにはどうしたらよろしいですか。
玉野:はい、1月13日当日12時半開始予定ですので、それまでに対面所へお越しください。
先着100名様、料金は無料です。
藤井:その他にも、玉野さんのおすすめがあるそうですね。
玉野:はい。1月15日の12時30分から13時30分には、国宝御影堂の中陣特別拝観を行います。
この時間にお越しいただければ、普段は入れない場所で内陣を御覧いただくことができます。こちらも料金は無料です。
竹内:1時間だけの特別拝観というわけですか。こちらも貴重な経験になりますね。
玉野:はい。その他、門前には、たくさんの屋台が立ち並びますし、境内には、寺カフェとして茶所「蓮心庵」があり、仏間で飲食をしたり、いろいろなお土産物をお求めいただけます。
また、1月15日は、お堂が深夜12時まであいております。
提灯でライトアップされた境内を観ることができ、絶好の撮影スポットになるかと思います。皆様でぜひお越しください。

藤井:高田本山専修寺までのアクセス方法です。
お車をご利用の場合は、伊勢自動車道「芸濃IC」、または「津IC」から、およそ15分。公共交通機関でお越しの場合は、JR紀勢本線「一身田駅」から徒歩5分。近鉄「高田本山駅」からは、徒歩20分。
お問い合わせは、高田本山専修寺 電話番号 059-232-4171。
ホームページがございますので「高田本山」で検索してみてください。
竹内、藤井:玉野さん、今日はありがとうございました。
玉野:こちらこそ、ありがとうございました!
お車をご利用の場合は、伊勢自動車道「芸濃IC」、または「津IC」から、およそ15分。公共交通機関でお越しの場合は、JR紀勢本線「一身田駅」から徒歩5分。近鉄「高田本山駅」からは、徒歩20分。
お問い合わせは、高田本山専修寺 電話番号 059-232-4171。
ホームページがございますので「高田本山」で検索してみてください。
竹内、藤井:玉野さん、今日はありがとうございました。
玉野:こちらこそ、ありがとうございました!