三重の文学

三重の文学一覧

三重県にゆかりのある文学は、取り上げた作品以外にもたくさんあります。
その一部を一覧としてまとめました。これを参考に、ちょっと知的で新しい、文学の旅を探してみてください。

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中原中也
桑名の駅
昭和10年、中也が妻子とともに故郷の山口から上京する際、関西線経由で現在のJR桑名駅に長時間停車したときの様子を記す「桑名の駅」。蛙が鳴く駅で、駅長と話を交わす中也の姿がそこにある。
橘守部
稜威道別(いつのちわき)
橘守部は伊勢国朝明郡小向村(現在の三重郡朝日町小向)の生まれで、天保の四大国学者のひとりと称される。日本書紀の注釈書『稜威道別』は、本居宣長とは違う立場を見せる。生誕地に橘守部誕生地遺跡がある。
丹羽文雄
青麦
『青麦』は僧侶である父をモデルとして書いた長編小説。四日市市浜田町、鵜森城跡の鵜森公園に丹羽の句碑がある。四日市市立図書館内には、丹羽の資料を収めた丹羽文雄記念室がある。
伊藤桂一
帰郷
7年ぶりに復員して帰った四日市が舞台の短編。母の疎開地だった川島、彼の生家である高角の大日寺などに触れている。川島が竹の名所であることから、作者には竹をとりあげた詩が多い。
山口誓子
七曜・青女(せいじょ)
句集『七曜』には、療養先の四日市市富田で詠まれた句が含まれている。その後は天ヶ須賀に移り、句集『青女』につながっていく。天ヶ須賀の旧居が近鉄富洲原駅の南東、名四国道の裏手にあり句碑も立つ。
和服・構橋(こうきょう)
誓子は、四日市市天ヶ須賀から鈴鹿市鼓ヶ浦へ移り、昭和28年の台風13号の後に関西に移り、句集『和服』『構橋』をまとめた。西方寺に句碑、子安観音寺に誓子の色紙や短冊が展示されている。
佐佐木信綱
ある老歌人の思ひ出
国文学者で歌人の佐佐木信綱は、鈴鹿市石薬師の生まれ。『ある老歌人の思ひ出』は彼の生涯を記した自伝。生家は「佐佐木信綱記念館」として現存し、隣に著書や遺品を展示する資料館がある。
石垣りん
あやまち
四日市公害を扱った連作詩。東海テレビのドキュメント「あやまち-1970年夏四日市」では、この石垣りんの詩が岸田今日子の朗読によって紹介された。
水上勉
桜守
『桜守』には、全編に各地の桜が登場する。有名な鈴鹿市白子・子安観音寺の不断桜も取り上げ、水上自らの取材による伊勢形紙はその虫食いの葉から生まれたという伝承も小説に使われている。
志賀直哉
暗夜行路
志賀直哉の『暗夜行路』で、主人公は伊勢参りの帰りに亀山へ立ち寄っている。亀山は直哉の生母の郷里。作中に亀山城跡が登場する。
谷川士清
和訓栞(わくんのしおり)
津の八町に生まれた国学者。医者でもあり、日本書紀の研究に携わり、画期的な国語辞典といわれる『和訓栞』の著者としても有名。津市八町に旧宅、谷川神社境内に自作の草稿を埋めた反古塚がある。
中山義秀
台上の月
中山義秀は津中学校(現・津高校)で英語教師を2年勤め、当時のことを自伝小説『台上の月』に記している。津城跡や遊廓など、大正期の津の様子がうかがえる。
中谷孝雄
梅の花
小説『梅の花』の前半は、戦争の復員で久居市森町に帰郷する作者の回想をモチーフにしている。 帰郷を扱った中谷の作品には他に、父の三十三回忌を題材にした『故郷』がある。
岡野弘彦
冬の家族
『冬の家族』は作者の処女歌集。一志郡美杉村川上の若宮八幡神社に生まれた。歌集には、彼の特徴でもある連作によって故郷を詠んだ作品が見られる。
松浦武四郎
蝦夷日誌
伊勢国一志郡須川村(現在の一志郡三雲町)に生まれた松浦武四郎は、蝦夷地探検家であり、北海道の名付け親。『蝦夷日誌』は初の詳細な蝦夷地誌。出身地の三雲町に松浦武四郎記念館がある。
本居春庭
詞八衢(ことばのやちまた)
江戸中・後期の国学者で宣長の長男。松阪の出身。『古事記伝』の版下を書いていたが途中で失明。鍼医をしながら、宣長の所説を受けて動詞の活用形とその体系を定めた『詞八衢』を著す。
西村寿行
痩牛鬼
『痩牛鬼』は『捜神鬼』の中の1編で、松阪牛を題材にした小説。松阪、大台町、飯高町を舞台に、姿を消した松阪牛と少年、その行方を追う人々の物語である。
荒木田守武
守武千句
室町時代末期の伊勢内宮神官。連歌に通じていたが、新しい文学である俳諧の祖として文学史に残る。『守武千句』により、言いすて(正式に書きとめない句)であった俳諧で初めて千句形式を完成させた。
尾崎一雄
父祖の地
短編『父祖の地』を読むと、尾崎一雄は伊勢の宇治浦田町に生まれ、岡本町に移って明倫小学校へ通ったことがわかる。残念ながら、彼の住んだ家は、岡本町の霊祭講社に隣接した駐車場になっている。
中里介山
大菩薩峠
中里介山は大正はじめ、二見から伊勢の内宮、古市を訪れ、長編『大菩薩峠』の中の「間の山の巻」を発表。参宮客や見世物、芸人でごったがえす当時の古市の様子がうかがえる。
坂口安吾
安吾・伊勢神宮にゆく
坂口安吾は昭和26年元旦に伊勢神宮に参拝。『安吾・伊勢神宮にゆく』では、お神楽に登場する猿田彦や猿田彦神社、伊勢市の民家の門飾りなどの謎に迫り、独自の切り口で伊勢を語っている。
竹内浩三
骨のうたう
竹内浩三は伊勢市吹上の生まれ。『骨のうたう』は、太平洋戦争中に戦死の哀れさをうたったもので、朝熊山・金剛証寺にその詩碑がある。
服部土芳
三冊子
松尾芭蕉の門弟のひとりで、上野の出身。『三冊子』は芭蕉の俳論などを記す3部により構成された書。土芳が建てた家で、芭蕉の句にちなんで名付けられた蓑虫庵が上野市西日南町にある。
北泉優子
忍ぶ糸
脚本家で作家の北泉優子は、上野高校の出身。「忍ぶ糸」は、伊賀組紐職人の千賀を主人公にした小説。伊賀の人々の気質、城跡周辺の様子、10月の天神祭など、伊賀のエッセンスが隅々に散りばめられている。
田山花袋
名張少女
舞台は東京都上野市の隣にある島ヶ原。名張生まれのお園という少女と夫のふれあいを、妻の回想という形で綴った叙情的な作品。
江戸川乱歩
わが夢と真実
自伝『わが夢と真実』には、名張生まれの乱歩が57年ぶりに帰郷した時のことが記されている。名張市新町の桝田医院の裏手に彼の生誕碑があり、名張市立図書館には江戸川乱歩コーナーがある。
宮柊二
独石馬(どくせきば)
松尾芭蕉の門弟のひとりで、上野の出身。『三冊子』は芭蕉の俳論などを記す3部により構成された書。土芳が建てた家で、芭蕉の句にちなんで名付けられた蓑虫庵が上野市西日南町にある。
佐藤春夫
望郷の賦
脚本家で作家の北泉優子は、上野高校の出身。「忍ぶ糸」は、伊賀組紐職人の千賀を主人公にした小説。伊賀の人々の気質、城跡周辺の様子、10月の天神祭など、伊賀のエッセンスが隅々に散りばめられている。

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